2011年07月15日

数値を改善するためのWebでの見せ方のポイント

 Webでは今ある状態からどうすれば、さらに良くなるか?と考える事が常に重要です。


 もちろん、実際のサイトや商材などによって、以下のポイントが必ずしも正しいとは言えませんが、一般的なユーザーの感覚で書かせて頂きます。貴社商材にあった形で、Webサイトの見直しを検討して頂ければと思います。


 なお、以下に紹介するものは、そのポイントのうちの一部ですので、全てではありません(そもそも全てというのはあり得ません)事をご了承下さい。


基本は比較です


 Webサイトは基本、何かの商材を扱っているのであれば、それが目に見えるものであろうと、目に見えないサービスであろうと、比較される事を前提に考えなくてはいけません。


 自社しか扱いがない製品(あるいは競合にならないくらい強い)場合には別ですが、通常はそんな事はないでしょう。


 SEO業界で言えば、SEOを扱う会社の数は、その中身の良し悪しは別としましても、相当な数あると思います。また、液晶テレビ一つとっても、取扱店は物凄い数ですね。


 というわけで、第一のポイントは、


・比較されている事を前提に考える


 という事です。この点を忘れて、自社サイトだけで考えると、サイトの向上は望めなくなりますし、売上も上がりません。

比較ありきです



わかりやすい方が良い


 次に前述のように同じようなモノを扱っている場合には、そこにどれだけの情報があるか?というのは大事なポイントです。


 例えば、ドロップシッピングなどでは、商品の説明も含めたパーツがソースコード一つで持って来れますが、もし、本気で考えるのであれば、そのまま使うのではなく、それ以上のものがあるに越した事はないでしょう。もちろん、ただ書けば良いのではなく、分かりやすく、求められている疑問への解決も含めた内容で、プラスの情報を加える事が大事です。


 通常、同じ商品には同じような説明しかつきません。アフィリエイトしかりですが、公式サイトなり、アフィリエイト広告主の情報しか読まずに紹介をするからです。


 しかし、ほんの少しでも、読んでもらう工夫、興味を持ってもらう工夫をするだけで、他サイトとの比較に勝つ事が出来ます。


 第二のポイントは、


・オリジナルの情報(求められている回答を想定)を「工夫して」見せる


 という事です。「工夫して」がポイントです。使い方を4コマ漫画にしてみせるのもよし、商品を俳句にして紹介するもよし、興味をもって頂ける様なアイデアを出しましょう。


画像などを手抜きしない


 これは特に多いと感じるポイントですが、使用する画像は手抜きをしない事が重要です。画像が暗い、テキストとイメージにギャップがある、訴求力が弱い、などです。


 そもそも、テキストだけで画像がない場合も多くあります。テキストだけで、ユーザーのイメージを膨らませる事ができるスキルがあれば別ですが、そうでなければ、画像の持つ力を最大限に利用しなくてはいけません。


 「おいしいケーキ」と書いているのに写真がなければ、誰もそれ「おいしそう」とは思わないわけです。ケーキに限らず、画像を入れる事で、ユーザーの欲求を刺激する事は可能です。


 第三のポイントは、


・使える素材は最大限に使い、ユーザーの想像力を刺激する


 という事です。尚、画像だけに頼るのもいけません。適度な読み物と画像のコラボが良い結果を生むのです。

素材を活かす



人が見える


 これは今の時代ならではですが、デジタル時代だからこそ、人の気配を消してはいけません。良く言われるように、同じ商品なら、知らない人からよりも、知っている人から買うものです。


 そのためには、サイト内に「人の気配」を感じさせなくてはいけません。人の顔が見えないものは、いわゆる「愛着」も生みませんので、もし、購入したとしても、リピーターにはなりにくいものです。


 第4のポイントは、


・実社会にある「人との関わりの感情」はデジタル世界でも有効である


 という事です。デジタルでいろいろと出来るようになりましたが、成功している会社を見ると、やはり人間的なつながりを大事にしている会社が多いと思います(個人的見解です^^)。

大事なのは人としての関わり



ユーザーの認識レベルの思い込みをしない


 どのサイトにも言えることですが、サイト運営者と同じレベルの知識をユーザーに求めてはいけません。ともすれば、専門用語のオンパレードになりがちですが、実のところ、理解してもらえない言葉を使う事は、マイナスしかないと思っても良いでしょう。


 例えば、現実に専門店に入った時に、お店の方が専門用語ばかりを使って、その半分も理解できなければ、おそらく、その商品を買う事はないと思います。


 大事なのは、どの顧客にも分かる言葉に変換して伝える技術ではないでしょうか?


 第5のポイントは、


・自己満足な言葉を使う事で、顧客の理解度を下げないようにする


 という事です。特に専門用語が多い業界の方(SEO業界はまさにそうですね)は、その点は気をつけられた方が良いと思います。


 私の経験でも、電話営業を受けた際に、言っている本人も分かっているのか分かっていないのかというような単語のオンパレードでは、その商品(サービス)に興味はもてないものです。


 顧客の現状に合わせた言葉を使う事が出来る方こそ、本当の意味で「出来る方」なのです。



 以上、これを意識して検討すれば数値はあがるであろうというものを5つほど紹介させて頂きました。書いている内容は当たり前の事ですが、当たり前すぎて忘れてしまっている可能性があります。


 最初に書きましたように、これは一部でしかありません。文章が長くなったので5つしか書いていませんが、他にもまた機会があればご紹介したいと思います。



★コメントが当方のfacebookへ反映されず、そのため私が気づかず返信をつけない事がありますが他意はございません。



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2011年05月19日

揺さBrain!(揺さぶれ)式頭の体操

 本日のテーマは「揺さBrain!(揺さぶれ)式頭の体操」です。今回の記事は考える事を目的としている参加型記事です。思いついたアイデアは貴方の心の中にしまっておいて構いませんが、少なくとも一つの課題は考えてみてください。


アイデアは考えれば必ずしも出るというわけではありませんが、考える癖がついていない方は、考えても出てきません(そもそも考えません^^;)。この記事ではその癖をつけるものとして書かせて頂きます。


 なお、頭の体操ですので、一部縛り条件という固定条件を指定しています。最初から不利な状態であってこそ、より良い発想は生まれるものです。


 なお、問題は出していますが、私も考える立場です。完璧な答えなどあるわけもありません。頭の体操ですから^^。


揺さBrain!体操1−牛丼チェーン編


 貴方はある牛丼チェーン店の責任者だと仮定します。今は価格競争メインで戦っている業界ですが、貴方ならどんな戦略を考えますか?


<縛り条件>

・競合よりも100円プラスの価格帯である


<ポイント>

 価格での勝負が出来ない点を縛り条件に入れさせていただきました。貴方ならどのような差別化をして集客をしますか?

牛丼チェーンの広報



揺さBrain!体操2−音楽業界編


 貴方は業界の方向性を決める力を持っていると仮定します。今や売れなくなったCD、DVD、違法コピーは続き、アーティストにとっても死活問題です。貴方ならどんな戦略を考えますか?


<縛り条件>

・現状の通り。


<ポイント>

 現時点で問題の多い音楽業界です。違法コピーはデジタルデータが簡単に作る事ができるようになってからますます増えています。そんな中、いわゆる正規のCDを購入してもらうなら、貴方ならどんな戦略を考えますか?できれば、今はどこもやっていないような方法を考えてください(おまけDVDをつけるなどはなしです)。

音楽業界



揺さBrain!体操3−書店編


 貴方は町の書店のオーナーです。しかし、駅ナカに大きな書店が開店するようです。貴方なら、どのような対策を立てますか?


<縛り条件>

・問題の通り。


<ポイント>

 書籍の場合、販売価格は同じになりますが、在庫量などでどうしても大型店舗に勝つ事は出来ません。だからと言って、何も対策をせずにいれば、お客はどんどん大型店に取られてしまいます。さて、貴方ならどんな戦略を立てますか?

書店オーナー



揺さBrain!体操4−美容室編


 貴方は町の美容室のオーナーです。いまやどの駅にも美容室が乱立し、競合との戦いも熾烈になってきています。貴方はどのような差別化を考えますか?


<縛り条件>

・価格帯・駅からの利便性・スキルは競合の美容室と同じとする。対象は新規顧客。


<ポイント>

 価格競争は体力勝負にならざるを得ないので、ここでは同じ価格・立地条件・スキルでの勝負と設定をさせて頂きました(実際にはありえませんし、そもそも美容師にお客はつくので、スキルというのは同じにはなりませんが、あくまで設定です)。新規顧客を呼び込み、またリピートしてもらうにはどのような戦略を考えますか?

美容室オーナー




 以上、頭の体操までに。気になったものを一つくらい考えてみてください。いざ、その業界の仕事を任された時に、さっとアイデアを出せると格好よいかもしれませんよ!もう一度、書きますが、私自身、答えがあるわけではありません。これを機会に考えてみます。






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2011年05月16日

売る気のない商品は売れない

 今回のテーマは「売る気のない商品は売れない」です。今回の記事はいろいろなサイトを毎日見ている私があるサイト(SEO関連ではありませんので、このブログ読者様は関係ない・・・と思いたいです^^;)を見ていて強く思ったことです。


Web担当はWeb業務だけで完結しない


 Webの更新を自社でやっている所はどうしても、担当者に負荷がかかる事がよくあります。他の業界でも中小企業の場合はだいたい似たようなものだとは思いますが、担当者がWebサイトだけに専念できる環境というのはなかなか作れないものです。


 それこそ、どんなにSEOやら、他のWeb戦略がうまくいって売上をあげても、Webサイトの業務だけで完結する事はそうはないかと思います(あくまで中小企業の話です)。もし専属であれば、それだけ恵まれている環境ともいえるかもしれません。


 とはいえ、Web以外の現場業務があるからこそ、良いWebサイトが出来るのも事実(逆に言えば、現場業務がなければ、見えないものが多く出てくるでしょう)です。


手抜き更新は意味がない


 さて、前述のくだりを書いたのは、この部分を書きたいがためです。現場業務をやっていると、どうしても更新作業が面倒になってくるものです。特に人相手の仕事がメインの業種などは、Web担当者の成果というのが認められにくい事はよくあるものです。


 ただ、それはそれで私も正しいと思っています。そもそも資料請求やらのコンバージョンが出せるのは、リアル店舗がある場合などには、ネームバリューなども手伝っての事だと思うからです。何もない状態でWebの成果を出すのは、現実の店舗があるのと、ないのとでは、難易度は変わってくるものです。いわば、安心感の違いが成果に影響してくるというわけです。

安心感が違います



 話が少しそれましたが、なかなか認めてもらえないからと言っても、更新作業を片手間にやって良いものではありません。更新するという事には様々な意味がありますが、この記事でお伝えしたいのは検索エンジンではなく、ユーザーの立場に立って欲しいという事です。


 手抜きな更新には意味がないどころかマイナスイメージさえも生んでしまうかもしれないのです。


まさか、そのリンクをクリックしてもらえると思っていませんか?


 私がクライアントに良くお伝えする言葉があるのですが、それは、「リンクをクリックしてもらえる事を大前提にして考えてはいけません」というものです。


 HTMLというのはとても便利でリンクをはれば、簡単に別ページ(内部・外部問わず)に誘導する事が出来るわけです。その手軽さゆえに、たいした説明もなくリンクをはって、「これをクリックして自由に先を見なさい」的な更新をしているサイトを見かけると、残念でなりません。


 1〜2行の説明文(しかも、メッセージ性も何もなしで、義務的な文章)を用意するだけで、その先に進んでもらおうという考えがそもそも間違えです(もちろん、内容によっては、短い方が良いものもあります)。


 例えばこれは、「ドリンクバーはどこですか?」と聞かれて、指を指すだけのようなものと変わりません。それくらい、いい加減で丁寧さのかけらもないものだと思います。

クリック前提で考えない



普通に考えれば、必要な要素は見えてくる


 SEOなどは集客には役立ちますが、コンバージョンに役立つのはサイトの中身です。どんなにSEOやPPCをうまくこなして集客しても、ユーザーの通り道に手抜きな要素を置いてしまえば、それまでなのです。


 普通に考えて必要な要素というものは見えてきます。例えば、「新商品を出しました」という記事であればその商品の画像を見たいと思うのが普通ですし、さらに言えば、その商品の特徴も知りたいと思うでしょう。


 また、サービスであれば、それを使うシーンの提案や、イメージ画像があるだけでも、訴えかける力は大きく変わってくるものです。




 最後にもう一度書きます。


 「そのリンク、まさかクリックされる事を大前提に考えていませんか?」


 という事で、「手抜きな更新」=「売る気がない」という事は、著しく効果を下げてしまう可能性があると考えた方が良いでしょう。




 え?この記事の長さでネタ画像2枚って手抜きって思いましたか^^;







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2011年05月13日

クレーム発想法のススメ

 今回のテーマは「クレーム発想法のススメ」(勝手にネーミングしています^^;)です。


クレームはアイデアの宝庫


 有名な企業のトップの話を聞くと、クレームをとても大事にしている企業に出会う事があります。確かに、企業はクレームがある事で、それを何とかしようと取り組めるわけです。そもそも、そこにはお客が不満に感じる何かが存在するため、企業の将来の方向性を考える上でも大きなヒントが隠れているものです。


 そうは言いましても、クレームというものは、入る企業には結構入るものですが、入らない企業にはそんなに入らないものです(業態的に)。


 また、正直な話、全ての方がクレームを言われて、「嬉しい!」とか「最高!」とか感じるわけではないでしょう。出来るならば、クレームは受けないでいたいと思う方がいるのも事実です(これはこれで当然ですね)。


クレーム発想法を考える


 さて、最初に書きましたように、「クレーム発想法」は私が勝手にネーミングしていますので、特に聞いたことはないと思います。私自身、そんなに口にしない言葉です^^;。


 このクレーム発想法のやり方はとても簡単です。クレームを考えるだけです。しかし、何に対してクレームを考えるかと言えば、自社商品ではありません。自社商品の場合、問題に気づいていても、いつのまにか、問題と思わなくなっていたり、あるいは、気づかないふりをしたりするためです。また、立場上、問題点をあげつらうのはやりにくいと思う方もいるでしょう。


 そこで、このクレーム発想法は、競合他社の商品や店を対象に行ないます。競合であれば、気兼ねなく問題点を思いつくのではないでしょうか?

クレーム発想法



サンプル問題をやってみよう


 ここではサンプルとして、実店舗のある喫茶店を例に取りたいと思います。今回の記事はSEOとかインターネットだけの話ではありませんので、誰にでも身近なテーマにしてみました。


 このクレーム発想法の手順は以下の通りです。

・見える部分あらゆる所に文句をつける

・文句をつけた部分を自社にあてはめてみる(振り返ってみる)

・改善する



 上記のような手順になります。自社だと文句はつけにくくても、競合であればいくらでも問題点を考えることが出来ると思います。それをカテゴリ別など、自社の該当する部分にあてはめて、同じような問題点を抱えていないかを考えます。その上で問題があれば、どうするべきかを考え、改善していきます。


とにかく何でもかんでもクレームを考える


 さて、練習として外観から見ていくとしましょう。頭に喫茶店を思い浮かべてください。実際に行なう場合には、本物を見て、リアルに考えるようにして下さい。但し「決して」本当にクレームをぶつけないで下さい!トラブルになるだけですし、責任は取りません!あくまで想像して、メモして、持ち帰るだけです。


・店の前は綺麗か?

・入りやすい雰囲気を出しているか?

・メニューは分かりやすいか?

・サービスポイントは目立つか?

・商品は綺麗に並んでいるか?

・メニューはおいしそうなデザインか?

・店内の雰囲気はどうか?

・アルバイトの動きはどうか?

・お客への気配りはどうか?

・お金の受け渡しはどうか?

・目を見て会話しているか?




 正直、きりがなく無制限で出てきますので、この辺で止めますが、あらゆる所の問題点を探して回ってください。

例題は喫茶店



 できれば、この発想法はクレームを考える事が大事ですので、問題がないように思えても、無理やり問題を発見してください。例えば、「店の前は綺麗だ」と感じたら、さらに細かい点を見て問題を発見して下さい。扉のガラス、外から見える窓の淵、看板のライト・・・、など何でも構いません。


 とにかく細かく見る事で、自社に持ち帰った時に、細かいチェック事項となるわけです。


 実際にやってみると分かりますが、「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが、似たような環境の競合からヒントを得るように、無理やり問題点を探してみる練習をしてみましょう。


 そこから差別化のポイントを発見できるかもしれません。


 なお、揺さBrain!のネタ画像にクレームを言うのはご遠慮下さい^^;







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2011年04月21日

濃いユーザー層をどれくらい集められるかが大事

 今回のテーマは「濃いユーザー層をどれくらい集められるかが大事」です。


いつの間にかアクセス数で満足していませんか?


 SEOやらPPCやら、いろんな仕掛けをしているうちに、アクセス数が増える事に大きな満足感を感じてしまい、ついつい、当初の目的を忘れてしまう事というのは誰しもあるものです。


 実際に私が過去にいたある学校では、上司がアクセス数だけを見ているという事があったため(その時のWeb担当は私ではありません)、当時のWeb担当の方はとにかく「アクセス数」だけを増やす事を目的としていた節がありました。冷静に考えてアクセス数だけが基準というのも、それは恐ろしい話です。


 とはいえ、この感覚ってもしかすると、普通なのかもと感じる時もあります。コンバージョンという言葉以上に分かりやすいのは確かです。

アクセス数を追う



アクセスを増やすといういろいろな媒体に手を出すが・・・


 というわけで、アクセスが物凄く増えるという媒体の営業が来た事もあり、早速申し込んだようでした。陰ながら状況を見守っていましたが、実に多くのアクセスを獲得しました。


 それはもう結構な数でいきなり増えました。そして、見事資料請求も増えて万々歳!・・・と言いたい所でしたが、そうは行きませんでした。


 資料請求が増えたのには理由がありました。


対象者の目的がそもそも違う媒体


 教育関係では資料請求数を増やそうと、メディア側でキャンペーンを張ることがよくあります。例えば、5校以上一括で申し込むと図書カードをプレゼントなどのようなものです。これは当然ながら次年度の営業トーク時の実績としてクライアントに声高に言えますし、チェックを入れるだけの簡単作業なので、申し込む側としてもメリットが大きいわけです。学校側も一校につき、平均何件の資料請求がありましたと言われれば、魅力的に映るものです。


 こういうキャンペーンで申し込む方というのは、お分かりの通り、別にうちの学校に入学希望という事にはなりません。せっかくなら図書カードも欲しいという事で、強引に5校を選択していきます。興味のある学校が3校でも5校分です。1校でもほぼ5校でしょう。


 学校に限らずこれほど無駄な資料請求はないと言っても過言ではありませんね。当然のことながら、資料請求の質が低い(入学意欲が低い)ものが集まります。

キャンペーン



数は少なくても濃い対象者を集めるように考える


 SEOでもPPCでも数だけを考えれば、その投下したコストに応じてある程度の集客は見込む事ができます。しかし、どれだけ効率的に濃いユーザー層を呼び込むかが重要なわけです。


 1,000アクセスがあっても、10アクセスでも、入学者が1なら結果は同じです。しかし、コストは全く異なります。


 どうしても目の前の「数」に目が行ってしまい、本質を忘れてしまうと結果を出せない事も多くあります。また、数を追った挙句に失敗という例もここ最近は多いですね。


 例えば、クーポンサイトでとりあえず数を集客したいと考えたはいいが、あまりに多くのお客を呼び込んだために、満足なサービスが出来なかったなどですね。


 場合によっては、そのことで既存客にさえもマイナスなイメージを植え込むかもしれないわけです。資料請求でも数が多すぎれば、発送業務そのものに影響して配送が遅れてしまい、本来は入学意欲が高い方にまでも、悪いイメージを与える可能性さえもあるのです。


数が悪いわけではありません


 さて、いろいろと書きましたが、アクセスが増える事そのものが悪いわけではありません。母集団を増やせば、通常はそれまでの経験で歩留まりでの成果を期待したりするものです。


 お伝えしたいのは、数だけを集める事に意識を向けるのであれば、どれだけ濃いユーザー層を集められるかの工夫に意識を向けるべきという事です。


 ロングテールが根強く人気があるのは、最初から濃いユーザーに対象を絞っているため、規模が小さい会社でも勝負が出来るからです。


 最初から対象者の考えや行動を意識して、計画的な広報戦略を立てていけば、少ない予算でも結果は出せるものです。


 数の魔力に取り付かれずに、本来の目的を忘れずにいきましょう。

工夫をしましょう







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