2010年11月26日

アクセス解析の参照元サイトの導線をヒントにせよ

 自社サイトへの参照元経路は時間経過とともに、その種類や道筋は確実に増えていくものです。どのサイトからどれくらいの数のアクセスがあるか?を見るだけでは勿体ないものです。


広報担当者の時間は限られている


 日々のアクセス解析データの分析に時間をたっぷりかけられる方というのは、その道の本業の方しかいないはずです。余程の大きな会社であり、また、人材が多くいるところは別ですが、中小企業の広報担当者などは、通常、媒体の選考や原稿チェック(校正など)、取材の段取りなどに追われることが多く、アクセス解析だけを見て一日が終わるという事はないでしょう。

校正の時間



 しかし、時間に制限があるとは言いましても、広報全体に関わる大きなヒントや効果が隠れている参照元のチェックを疎かにするのはよくありません。


参照元に学ぶ導線術


 広報担当として長らく現場にいた私としても、そうは綺麗事は言えません。正直、日々の仕事に追われ、なかなか媒体の細かいチェックをする時間というものは取れないものです。しかし、現場という立場から離れた今、当時、もう少し時間をかけて、きちんと見ておけば良かったなというものがあります。


 それが参照元の導線術です。

導線術



 広報というのは、媒体の効果測定をするわけですが、どうしても費用対効果だけを見てしまいがちです。それはそれで、仕方がないことなのですが、必ずしも、費用対効果が低いものの「導線術」が悪いわけではないのです(いわゆるアクセスの元としての流れ部分には参考になる部分があるはずという事です)。


参照元というのは、上手な道を作ってくれている手本である


 普段何となく、上位の参照元だけを見る場合もあると思いますが、それぞれの参照元からアクセスがあったという事は、少なくとも、ユーザーがそのサイトを通じて、自社サイトに興味を持ったからに他なりません。

揺さBrain!の参照元



 例えば、これはSEMアドバイザーの揺さBrain!のある期間の参照元ですが、Google Analyticsでは、これらの参照元に関する細かい数値を見る事ができます(


 例えば、どこの参照元経由は平均滞在時間が長いとか、新規セッションが多いなどの情報をはじめ、多くのヒントを得る事が出来ます。


 ここで特に広報担当の方にはチェック漏れして欲しくないのが、それぞれの参照元ではどのように自社サイトが紹介されて、導線が作られているかという点です。

導線の手本



 数値データだけを見て、「どこそこの参照元が効果的だね」で終わらせてはいけないのです。


広報は他の出稿媒体へのヒントとして参照元をチェックするべき


 私が何を言いたいかと申しますと、広報担当の方は、ある程度の規模の企業であれば、通常はかなり多くの広報媒体に関わっているはずです。


 今回、参照元の導線を見ましょうというようにお伝えしているのは、それら他媒体で使用する原稿の参考にもなるからです。


 どうしても人的要因で、どの広告媒体であっても、同じような原稿を使いまわすという事も多々あると思いますが、ネットでの広報媒体が欠かせなくなっている現在、自社に誘導した参照元の「導線術」を具体的に見ると必ず参考になるはずです。


 例え、多くのアクセスがなくても、数値状のデータが良い参照元というのは沢山あるはずです。例えば、一個人のブログであっても、その紹介の仕方を見るだけで、参考になるはずです。


 アクセス解析の数値だけで判断するのではなく、広報物全般への参考になると考えて、定期的にチェックするようにしましょう。


 それらは「生きたテキスト」に他ならないのです。


 今回の記事では、サンプルの参照元は少ししか紹介していませんが、実際には自社サイトの参照元でチェックする場合には、よく把握していない参照元の情報を調べてみましょう。




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2010年10月27日

何故フラッシュのトップの切り替えは速いのか?

 今回はトップページでありがちなフラッシュアニメの話です。


フラッシュアニメの切り替えタイミングは適切か?


 iPhoneなどで見られる見られないは別としまして、トップページのメイン画像でフラッシュアニメーションが次々と切り変わるサイトは多くあります。

フラッシュアニメ



 パソコンで見る分には綺麗ですし、効果的な見せ方とも言えるでしょう。


 しかし、ちょっと待って下さい!というのが多すぎるのが現実。


 私から見ると、「対象ユーザーは速読が得意」な方なのか?と思われるくらいそのアニメーションの切り替わりが速いものが多いと感じませんか?


 イメージだけのアニメーションならスピードはまあ良いとして、それぞれページが切り替わり、ニュース(情報)を見てもらうフラッシュの場合、読んでもらう事が目的なわけです。

速すぎて読めない



フラッシュを使う事で目的を忘れてはいけない


 ここで考えないといけないのが、何を目的としているのかを思い出す事なのです。


 フラッシュとは言え、そこに表示されているものを全て読んで欲しいのか?それとも、アニメーションを素敵に体感してもらいたいのか?後者はまさに、3Dにする必要のない映画を3Dにするようなものに近い印象を抱きます。


 切り替えのベストなタイミングというのは、表示内容によるため、一概に何秒とは言えませんが、それぞれのページに含まれる文字情報にあわせて切り替え間隔を変則的に変えるのがベストだと私は思うのです。しかし、たいていは、同じ間隔で切り替えるため、どれもまともに読めないという事実がそこにはあるのです。


 つまり、読んで欲しいのに、読めないようにしているのは、まさしくサイト運営側であるという事です。


 昔であれば、フラッシュは珍しいものでしたので、そのようなものでも問題はなかったかもしれません。楽しくてじっくり見てくれる時代があったわけです。


 しかし、今は違います。


情報を知らない人にチェックしてもらう必要性


 情報として、ニュースを読んで欲しいのであれば、アニメーションの切り替え間隔(ニュースの切り替え間隔)は、実際に複数の方でテストをして決める必要があります。言い方を変えるならば、そうした方が効果が出るニュースとなりえるわけです。


 なお、チェックする人間が全員関係者の場合には、必要と思われる切り替え時間にいくらかプラスしないといけません。


 なぜなら、既に情報を知っているものが持っている知識と、全く情報を持っていないものとでは、読むスピードから理解度からまるで違うのです。フラッシュを見る前から情報を知っている人間は短時間であっても、違和感を感じないものです。それは内容を知っているからです。

一般ユーザーは何も知らない



 そこに気づかずに、「お洒落なフラッシュでのニュース切り替え」をするべきではないのです。


ポイントはニュースの目的に依存する


 ニュースの内容により、切り替わるそれぞれのページを、完璧に読んでもらう必要はない(その時間をユーザーに提供する必要はない)と思われる方もいるかもしれません。

 しかし、大事な事は「伝えたいニュースを伝わるようにする事」だという点だけは忘れないようにして下さい。自己満足的なデザインではなく、伝えるためのサイトである事に意味があるのです。



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2010年10月21日

究極のLPOはこれだ!

 私の好きではない釣りっぽいタイトルになってしまいましたが、他のタイトルが思いつきませんでしたので、お許し下さい。今回の記事はネタのようでネタではないような内容です。


多言語対応でより広いユーザー層にアピール


 ここ最近は良く見かけるようになりました多言語対応のホームページ。顧客層が海外の方も含まれているのであれば、当然用意するべきコンテンツと言えるでしょう。

東大



 上図は誰もが良く知っている東大のトップページの該当部分です。英語と、中国語、韓国語に対応しているというわけです。


 とはいえ、日本にあるほとんどのサイトは日本人向けのものが多いため、このようなコンテンツを用意している事は稀かもしれませんね。


 とすると、各言語にまたがったサイトを作ろうにもその意味はないわけです。


 しかし、話題性とネタとLPOを真面目に考えるとこんな考え方もできなくはないわけです。


アクセスマップを確認する


アクセスマップ



 Google Analyticsでこのデータを見ている方が、そもそも少ないと思いますが、「ユーザー」−「地図上のデータ表示」で表示される地図で「日本」をクリックするとこのようなデータを見る事ができますし、表としてのデータもこのマップデータの下に出てきます。


 ちなみに、マップ上のマークの上マウスカーソルを合わせると、その地域の数字が表示されます。

鹿児島のデータ



究極のLPOを試す


 もう、私が何を言いたいか分かった方も多いと思いますが、いわゆる方言の選択でページが変わると言う物はいかがでしょうか?

方言選択



 自分の愛着のある方言の方が、もしかするとコンバージョン率があがるかも(かもですよ^^)しれません!


 ネタのようでネタではないようでという意味が分かっていただけたでしょうか?


 これは一つの考え方ではありますが、自社サイトにアクセスする方の地域を知る事で、こういう対応もできないわけではないという事ですね。


ユーザー属性は数多く存在する


 今回の記事では、方言を元に、ユーザー専用LPOを考えてみましたが、ユーザー属性と言うものは、気づいていないだけで、いろいろとあるものです。


 誰もが分かるものでは、性別、年齢、職業などがあるでしょう。


 それらを踏まえて、面白いアイデアを考え、実行してみると、思わぬ効果があるかもしれません。


 というわけで、今回は揺さBrain!らしいネタにしてみました。



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タグ:lpo
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2010年07月23日

SEOやLPOは細かい視点も忘れずに

 SEOやLPOを施していくうちに、慣れとともに、基本を忘れてしまう事が多くあります。


 例えば、車の運転でもそうだと思いますが、免許を取った時の初々しくルールを守っている自分と、現在を比べてみて下さい。

ルールは守ります



 もちろん、交通法規は守っていると思いますが、教習所で習った通りの確認をしている方は、そんなにいないのではないでしょうか?


 経験値が増えているので、最初は必要だった動作が、やらなくても問題がないのでは?と思えるようになっているとも言えます。


 脱線しましたが、SEOやLPOも同じです。最初はおそらく、1ページずつ確認していたのではないでしょうか?セルフSEOをやっている方であれば、売れているSEO本を片手に、ソースコードをチェックしていたかもしれません。


 例えば、タイトルは大事という事を知った時に、一生懸命、どんなタイトルにするか考えた方もいるでしょう。


 そして・・・


 いつの間にか、知識が増えた事で、大雑把な確認になっているのではないでしょうか?知識が増えた事でかえって、問題を複雑にしているというパターンです。

知識が増えてから大雑把に



 日々の順位の変動だけに注意を払っていると、本当の意味で大切なポイントを忘れがちになります。


 場合によっては、コンバージョンが上がらないのはサイトデザインの問題だと決め付けて(そういう場合もありますけど)、何も考えずに完全リニューアル(しかも価格だけで、制作業者を決めてしまう等)をする所も見受けられます。


 この点については、SEO業者の選び方が価格だけの会社もあるように思います。そして、時に痛い目を見たりするわけです。


 サイトに求められるものは、業種によって変わります。デザインが良くないといけない業種もありますし、細かい情報が重視される業種もあると思います。


 大きな変更を行なわないでも、効果が上がる事はよくあります。


 ひとまず、大雑把に見るようになっているかも?と感じる方は、特定のページの情報だけを、初心に戻って徹底してチェックしてみるのも良いでしょう。

初心は大事です



 上位のコンテンツでランディングページになる割合が比較的高いページを徹底的に検証するのも良いでしょう。


 本業があると思いますので、1日1ページずつと目標を小さくして、そして、メンバーを集めて問題点や考えられるユーザーの気持ちを、見直してみると良いでしょう。


 アクセス解析データからは、多くのデータが読み取れます。そのページに導いたキーワードだけを見るだけで得られる情報よりも、それに加えて、その後に閲覧したページまで見る事、その他、そのページに関係する様々なデータを細かく調べ、仮説を立てることはかけた時間以上の意味があるものです。


 一つの事象に対するデータは多い方が、参考になるわけです。


 全体的に見る事も大事ですが、たまには初心に戻って、ページ単位で問題点などを模索してみる事をお勧めいたします。


 その上で、全体的な問題点を検討してみると、違った施策を思いつくかもしれません。




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2010年06月21日

SEOも大事ですが、ユーザーの利用ブラウザは常にチェック!

 今回は「SEOも大事ですが、ユーザーの利用ブラウザは常にチェック!」と言う事で、ユーザー層の異なるサイトのブラウザの状況をご紹介したいと思います。


 なお、このブラウザ企画は季節ごとに検証のため、繰り返し書くようにしています。


 今回はサンプルとして3つの異なるユーザー層のサイト(ブログ含む)を取り上げてみたいと思います。



<比較期間>

 期間A:2010年の3月〜5月の3ヶ月間
 期間B:2009年7月〜9月の3ヶ月間


*同じ月の比較でないのは、サイトの事情によるのでご容赦下さい。



<サンプル1−1:SEMアドバイザーのSEO対策ブログの期間A>

SEMアドバイザーのSEO対策ブログの期間Aのグラフ



 私の揺さBrain!前のブログのここ最近の利用ブラウザ状況です。流石にこの業界関係ではIEの利用率にFirefoxが追いつきそうな気配。


<サンプル1−2:SEMアドバイザーのSEO対策ブログの期間B>

SEMアドバイザーのSEO対策ブログの期間Bのグラフ



 Chromeが増えているのが顕著ですね。流石に、マニアな方ITリテラシーの高い方が多いだけに、IE利用率が低いですね。ちなみに悪名高きIE6について。期間BのIE6の利用率は27.51%。期間Aは18.13%と制作者には良い傾向。


<サンプル2−1:学生がユーザー層のサイトの期間A>

学生がユーザー層のサイトの期間Aのグラフ



 IEの強さが際立っていますね。学生の場合、自宅PCを利用するケースが多いため、その環境に依存しやすいとも言えます。


<サンプル2−2:学生がユーザー層のサイトの期間B>

学生がユーザー層のサイトの期間Bのグラフ



 期間Aと較べてもほとんど変わらない所を見ると、ブラウザはIEを中心に考えないといけないと言えるでしょう。この期間BのIE6率は36.12%、期間Aは24.29%という事でサイト制作者にとっては、こちらも少しだけ嬉しい数値の動きです。利用ブラウザは変わらなくても、バージョンだけはアップしてくれているようです。


<サンプル3−1:堅いユーザー層のサイトの期間A>

堅いユーザー層のサイトの期間Aのグラフ



 堅いユーザー層ですが、やはり、IE強しですね。


<サンプル3−2:堅いユーザー層のサイトの期間B>

堅いユーザー層のサイトの期間Bのグラフ



 IEが強かったと思いきや、期間Bを見ると、IEの利用率が減少しているのが一目瞭然ですね。この期間BのIE6率は42.49%、期間Aは25.57%という事で、IE6からの乗り換えが進んだのが最も大きな層です。

 見方を変えれば、ずっとPCなどを買い換えていなかったために、ブラウザが古かったとも考えられます。どこのサイトと言う事はお伝えできませんが、一度買うと、なかなか新しいPCに切り替えられないユーザー層であるだけは言えます。



 今回、サンプルとして出したのは、あくまで任意のサイトでしかありません。規模やジャンルが異なれば、年齢層が同じでも、利用ブラウザは変わると思います。


 大切なのは、自社サイトの利用者の利用ブラウザをチェックしておくこと、そして、利用ブラウザを意識してサイト制作をしていく事だという事を覚えておきましょう。


 それほどの検証期間に時期の差がないにも関わらず、想像以上に大きな変化が出ているブラウザのシェアです。


 スマートフォンも台頭し、今後は、より細かいチェックが必要だといえると思います。



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