2013年05月14日

同規模サイトから学ぶSEO

 本日のテーマは「同規模サイトから学ぶSEO」です。


それ本当に真似のできる施策ですか?


 世の中には数多くのSEOテクニックが出回っていますが、正直言えば、どこまでやるか、できるか?という事につきると思います。


 何も考えずにサイトを作り上げるよりも、最低限のSEO施策は意識してやる方が結果としては確実によくなるのは言うまでもありませんが、問題は自社サイトのレベルでどこまでやるべきなのか?という事だと思います。


 SEOのセミナーなど活況を得ていますし、複数回参加されている方もいると思いますが、個人的には最も重要な部分というのはほとんど変わらないと思っています。


 おそらく、それぞれのセミナーでさらに細かい独自のテクニックなども聞けるのではと期待されているのだと思いますが、そこで紹介されるものが、自社サイトにも活用できるものと出来ないレベルのものがある事も気付いていると思います。

自社サイトのレベルでやれるSEO



 例えば物凄い大規模サイトだからこそ効果を発揮するSEOテクニックというものはあるわけで、中小規模の企業サイトであれば、そもそもそこまでやる必要もない(それをやるなら他をやるべき)ものもあるわけです。


 自分が関係するサイトに応用できるテクニックであれば良いですが、細かいテクニックばかりを聞くことが目的になってしまってはいつまでたっても良い結果には結びつきません。


学ぶべきは同規模サイトのSEO


 私自身は同じジャンル内で同規模のサイトをはじめにチェックするべきだと考えています。おそらくそこには自社でも活用できるSEOテクニックがあるはずだからです。


 ターゲットキーワードで上位表示されているサイトの内、大規模サイト(広報予算・SEO予算たっぷり)から学ぶのには限界がありますので(もちろん学ぶ所がないわけではありません。真似できないような凄い施策を見ても何もアクションが取れないのでそれならばという話です)、同規模サイトから自社がすぐにでも出来そうなSEO施策を学んで応用するのが、それこそすぐに実行に移せる(=つまりは結果につながる可能性が出て来る)SEOだと考えます。


 セミナーは短時間で実際に経験をした方の具体的事例を聞ける素晴らしい場だとは思いますが、残念ながら参加者の心持次第では全くの無意味な時間にもなるものだと思っています。


 とにかく成功事例と具体的施策を聞けば何とかなると思っているのではうまくいきません。そもそもその事例と同じ規模のサイトを運営している可能性の方が低いわけですので、実行しようにもなかなか前に進めない(やろうにも真似できないレベルの労力を要するなど)事も多々あります。


 もちろん、セミナーが悪いわけではありません。聞いただけで出来る気になってしまうのが問題なのです。


 どんな基本的なSEO施策であっても(それこそタイトルタグはどういうものがベストかなど)、実際に自分で様々なケースで試す以上の良い具体事例は存在しないと私は考えています。


 自分で実際に施策をし、データを取り、ユーザーの行動を想像し、仮説を立てる。これは簡単なようでなかなかできない事でもあります。


 同規模サイトをベースにしてどんなSEOをしているか、ソースコードなども見ながら学ぶ事はとても参考になる事が多いと思います。もちろん、SEOだけでなく、どんな素晴らしいコンテンツをユーザーに提供しているのかという点も学ばなくてはいけません(こっちの方が大事ですね)。

同規模サイトから学ぶSEO



出来る事を確実にしていくのがSEOで効果を出す道


 私自身、最近はテクニカルな記事や実験記事をあまりここでは紹介していませんが、常に実際にサイトを運営しつつ改善検証などを行っています(細かいPDCAサイクルを回しているということですね)。


 そんな私の経験でしかありませんが、長らく重要だと言われている基本のSEOをやるだけでも上位表示は可能です。

確実にできるSEOを



 もし現在、基本のSEOはきちんとやっているけどなかなかうまく行かないという理由で難易度の高いSEOテクニックを模索している方がいるのであれば、考えを改めた方が良いかもしれません。


 おそらくはその出来ているつもりの基本のSEOが中途半端なのです。もちろんこれはコンテンツの中身も含みます。


 基本(=最重要)のSEOが出来ていない状態で、小難しいテクニックをかぶせたところでそれほどの効果を上げられるとは限りません。もし、さらなる底上げを狙うのであれば、現在やっているSEOが本当にもう改善の余地がないのかを考え、そしてよりベターな状態に持っていくように意識するべきだと思います。


 もちろん、ブラックな手法を使わなくても上位は狙えます。時間がかかる場合もありますが、何よりも上位に上がった時に安定してその順位を確保しやすくなるメリットがあります。


 結果のでるSEOを求める方には、私はこう言いたいです。


「誰もが知っている基本のSEOテクニックをとことんまでやって下さい」



 これが何よりも良い結果を生むための「誰にでもできるはず」の方法だと思います。



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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEO

2013年04月30日

SEOが成功して順位が上がりきったと考えるとうまく行く

 多くのサイトを見てみると、まずは順位を上げて・・・と考えているサイトがなかなかに多い事に気付きます。その基本姿勢を改める方がSEOではうまく行きます。


記事数に頼るのはやめましょう


 新しいサイトなどですと検索エンジンにはやく見つけてもらいたい、そして上位になるべくはやく上がりたいという気持ちが強いばかりに、記事数を優先的に考えているのでは?と思われるものをよく見かけます。


 確かに記事が多い場合、それぞれが別の記事なわけですから、広い意味で言えば検索に引っかかりやすくなっているとは言えます。1記事で勝負するよりも10記事で勝負する方が10倍有利に見えるからでしょう。


 しかし、検索の世界は甘くはありません。他でも見られるようなレベルの情報を送ればせながらと言う感じで量産してもそれほどの上位表示は期待できません。つまり、10記事書いたからと言って、1記事の何倍も有利であるとは言えないのです。

無駄に記事数を増やしている悪いブログの例



 また、そこそこの文章量の記事でどこにでもあるような内容の場合、もしアクセスが来ても満足度を上げる事はできません。そう考えれば、量産レベルの記事を多数書くよりも渾身の1記事を書いた方が結果的には確実に良くなるものです。


中身を精査したコンテンツを作る必要性


 アクセス解析などを見て既にあるコンテンツを改善していくのは当然の流れではありますが、それありきというのも考えものです。最初からこれが与えたテーマに対するベストのコンテンツだと自負できるものを作っておいた方がSEO上もユーザーの受け止め方も確実に良いものになります。


 順位があがってから人気ページをチェックし、そのコンテンツを重点的に改善していくというのを否定しているわけではありません。それはそれで必要なアクションです。


 とはいえ、今はどこにでもあるようなレベルのコンテンツで上位に来る事は難しいくらい、人気テーマでは激戦となっており、それはもう本当に素晴らしい内容のものが増えています。そういう所に参戦するなら尚更最初から手抜きなしの勝負コンテンツを作らなくてはいけません。


 時間はかかるかもしれませんが、急いで上位表示させたいという気持ちをおさえつつ、中身の濃いものを時間をかけてでもじっくり作りこんだ方が長い目で見た時に確実によくなります。


 中身が薄いものは100記事を超えようがたいしたアクセスには結びつかないものです。


 そもそも皆さんも経験があるのではないでしょうか?


 例えばSEO界隈では「晴練雨読」を読まれている方も多いと思いますが、そこにある記事で気になったものを読んでみたら数行しか書いていないようなブログだったというような事です。


 おそらく、そのブログタイトルを見て、次からは読まないと心に決める事もあるのではないかと思うのです(私はそちらのタイプです)。つまり、適当な記事を書いているとほんの1記事でブログ全体の評価を下される可能性があるという事なのです。

二度と読まん!



順位が上がったら何を考えますか?


 ここが本日の本題です。順位が1位になったとしましょう。これはもう希望のランクですよね?しかし、1位になっても売り上げもアクセスもそれほど増えなかったというのはよくある話です。それはそもそもの検索ニーズがないのもあるでしょうが(対象キーワードの設定ミス)、売り上げに関して言えば中身(シナリオ)が良くないからに他なりません。


 他の記事でも書いていますが、順位がずっと1位とした場合に、中身の改善だけで同じ順位でも売り上げを倍にする等も可能な事です。


 ただ、これを甘く考えてコンテンツを見直さない方も多いのも事実です。おかげで後発にとってはやりやすいわけです。


 1位にこだわるのではなく、成果にこだわる事こそ商売に重要な視点なのです。

1位にこだわるのではなく、成果にこだわる



 そのため、常に今が1位ならと考えて戦略を練ると良いと考えています。1位であれば順位面でのSEOは成功しているわけですので、他にできる改善部分はコンテンツそのものになるわけです。


 意識次第で成果はどんどんあがってきます。順位がよくて成果が変わらない場合には特にこの辺の意識改革をしてみると良いでしょう。


 これは理想論ではなく、現実にやるべき事なのです。


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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEO

2013年04月23日

SEOはコンテンツが重要と言わなくてはいけないなんてナンセンス

 今日のテーマは「SEOはコンテンツが重要と言わなくてはいけないなんてナンセンス」です。

そもそも何故コンテンツが重要などと言うようになったのか?


 今日のテーマはここ最近よく感じる事を書きたいと思います。


 私のブログでもそうですが、SEO界隈のブログでは最近「コンテンツが重要」という言葉が頻繁に語られるようになっています。


 これは言うまでもなく正しい事ですし、ユーザーの最終目的・・・以前に、サイト運営者の本来の目的を考えれば、そう言う気持ちで作らなくてはそもそも効果などあがるわけもないのです。


 この言葉がナンセンスだと思うのは、「青信号の時に横断歩道を渡りましょう!」と言うくらい当然の話だとずっと感じているからです。コンテンツが重要なんてそもそも当たり前の話で、それを私のブログも含め、多くのブログで大の大人が言わなくてはいけない状況になってしまった事がそもそもおかしな話だなと感じずにはいられません。

大人って不思議



 「良い商品を作りましょう!」と言うのは当たり前で「悪い商品を作ろう!」などと言う方はいないわけです。


 こんな子どもでも分かる常識レベルの話なわけですが、多くの方が言わざるを得ない状況になったのは、まさに「だまし討ちで儲けよう」、あるいはユーザーが欲しがる情報など提供していない癖に「特定のキーワード」で上位になりたいというわがままな方が増えている(企業含む)からだと感じています。


そのキーワードで上位表示したい理由はなんですか?


 企業にとって会社名での検索で1位になるのは特に難しい事ではありませんが、一般キーワードでの上位は簡単な話ではありません。


 そもそも、そのキーワードに特化した(かつ充実している)サイトが日々増えているわけで、そんな中、それらの一般キーワードの代名詞的な扱いを受けたいと思うなら、それなりの努力が必要だというわけです。


 このような事は冷静に考えればわかる話だと思うのですが、それでも「サイトに変更を加えずに上位にあげたい」というような意識の企業担当者がいるのは残念な話です。


 一般キーワードの場合、ユーザーはその会社の公式サイトを探しているのではなく、そのキーワードに関係する情報を知りたいわけです。企業サイトにそのキーワードに関する役に立つ情報があるのであれば別ですが、そうでなければ、そう感じてもらうような努力(=コンテンツの充実)が必要なのです。


 もっと身近な言葉で言えば、「Aと言えばあの会社だよね」と言われるくらいに認識されているなら別ですが、そうでなければ、もし上位に来てアクセスを増やしたとしても思った以上の効果が出るとは思えません。


 リスティング広告でランディングページを一律トップページにしている所もありますが、そういう所が予算だけかかって、効果がほとんど出ていないのと同じ理由です。


 「派手な病院」と言えば、「ああ、あの病院だ!」と言われるくらいになれば問題ないでしょう(ここは笑うところですw)。

伝説の病院サイト



SEOにはもっと高いレベルの合言葉を求めたい


 なんだかんだと言いながらも今後も「コンテンツが重要です」と言い続けますが、そうは言っても、もっと高いレベルの合言葉がSEOで語られるようになると良いなと思っています。


 当然の事を言わなくてはいけないような悪い状況になっているのが今の時代なわけですが、数年後はもっとハイレベルな戦いでの上位表示合戦が繰り広げられていると思います。


 質が悪いのは上位に来ないのは当たり前の時代になり、多くのサイトがユーザーを見据えてサイト運営をする時代です。


 間違えてもGoogleを意識するのではなく、あくまでユーザーを意識です。Googleはユーザーを意識しているわけですから、ユーザーを意識するという事はおのずとGoogleも意識している事になるのです。

意識するべきはユーザー



 とはいえ、こう言う事を書きますと、Googleの裏をつくのがSEOという方もおられるでしょう。それはそれで構わないと思いますが、私は商売としてクライアントにサービス提供するのであれば、やはり長く効果のある道を選びたいと思います。


 これは綺麗事でも何でもなく、クライアントのお手伝いをするものとして当たり前の考えだと思っています。



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2013年04月16日

SEOの基本を繰り返す事で自然とSEO力はあがる

 本日のテーマは「SEOの基本を繰り返す事で自然とSEO力はあがる」です。

SEOの基本はそんなに多くはない


 長らくSEO関係の事をやっていますと、新規実験サイトなどを作る時に自然と重要なSEOについては全自動のような感じで取り組んでしまうようになってきます。職業病と言えばそのままですが、特に苦というわけでもなんでもなく、例えば風呂に入る時は服を脱ぐようなのと同じくらい当たり前の事としてやっています。

慣れると自然にやってしまう事



 SEOの情報というのは日々新しいものが入ってくるわけですが、ほとんどの情報は枝の部分であり必要に応じて取り組むと良いものであり、いわゆる必須の部分というのは10年前と比べてもそんなに変わっていません。もちろん、使うツールのプラグインなどはツールに依存するもののため話は別ですが、titleタグなど共通部分などは今も昔も基本は変わっていません。


 それらの本質的に重要な部分というのは、実際には分かっているようであっても慣れてくると(あるいはページが増えてくると)手を抜きがちな部分でもありますので、そういう時でも自然と考えられる状況になる事が理想的だと言えます。


SEOは繰り返す事で大事なものは身についていく


 SEOをやってもうまく行かないと言う場合、まだまだ数をこなしていない可能性もあるのかなとは思います。別に数をこなせば良いといいたいわけではありません。


 「意識して数をこなす」事が大切だという事です。分かりやすい例では、それぞれのコンテンツページにつけているtitleタグは本当に適切なものか?を考えていますか?という事です。

意識して流し目



 トップページこそ考えているものの、それ以外は適当だったりする事はありませんか?


 titleタグで意識するべきは例えば以下のようなものがあるわけです。


・文章の長さ(大事なページは検索結果で途中で切れないような長さにまとめる)

・キーワードの位置(検索ユーザーが使うキーワード、対象キーワードの配置)

・文章の訴求力(タイトルを読んだだけでコンテンツを読みたいという欲求を呼び起こす)



 例として3つほどあげましたが、自分で作る場合には特に人気の出そうなページ(アクセスがあって欲しいページ)については推敲する必要があります。


 私は実際に作った後に検索して出てきたものを見てtitleタグを変える事は今でもよくあります。とはいえ、どれくらいの頻度で変更するかというのは順位の動きや、他サイトとの見え方の比較(他の順位のサイトよりも魅力的か?など)、その他を考えています。


基本と呼ばれるには意味がある


 SEOに限らず何でもそうですが、どの世界でも基本が重要視されるのは応用というものがそれをベースにしてだけ存在できるものだからです。


 SEOの情報を毎日追っかけていると、確かに細かいマニアックな情報に出会う事も多いでしょうが、それらの全てが劇的な効果を出すわけではありません。物凄く面倒な事をやるよりも、前述のtitle一つを見直すだけでも大きな変化が期待できるわけです。


 意識してそれらの基本事項(SEOの本に必ず書いているような事)をこなしていく事で、自然とSEO脳ではありませんが、スタート地点から良い状態で始められるようになると思います。もちろん、それらはユーザーという「人」が見るというものを前提にしていなくてはいけないわけです。


・titleタグの内容

・meta descriptionの内容

・階層構造

・ランディングページで最初に何を訴えるか?

・様々なユーザー層の疑問に答えるコンテンツは入っているか?

・それぞれのユーザーのランディングページからの導線は分かりやすいか?

・メニューは分かりやすいか?

・分かり難い専門用語で誤魔化していないか?

・オリジナルの文章か?

・画像だけではないか?

・テキストが多い場合には読みやすくする工夫はしてあるか?

・alt属性はきちんと必要なものにはつけているか?




 とまあ、きりがありませんが、こういう内容は何度も意識して繰り返していけば自然と身体に染み付いてきます。応用に手を出すのはその後でも良いのではないかな?と思うのが私の考えです。

やるべき事は基本の繰り返し




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2013年04月02日

検索者の立場に徹するとSEOのあるべき姿を実感する

 本日のテーマは「検索者の立場に徹するとSEOのあるべき姿を実感する」です。


SEO施策に慣れた日々は感覚を鈍らせる


 SEO関連の仕事をしていると自然と検索脳というものが一般ユーザーとはどんどん離れていきます。検索結果の見方だったり、順位への執着だったり、少なくとも一般人ではないところに行ってしまいます。

一般ユーザー



 もちろん、これは仕事として行っているので全く問題ないのですが、いざ、自分が「完全に純粋な」検索者の立場になってみると改めて「こういうサイトに上位に来て欲しい」というものに気付くものです。


 ここ最近、諸事情によりあるテーマについてそれこそいろいろな角度から検索している(実際には検索せざるを得ない)状況にありまして、その中で強く実感した事です。


 いろいろな角度から検索している理由を申しますと、実は自分が思いついたキーワードでは希望の結果を導きだせなかったからです。このテーマは私の専門とはほど遠いところにあるものであり、そのために自分が分かる単語・動詞・状態を適当に組み合わせて検索しなくてはならず、検索結果に求めるものがないのを見ては別の角度から検索しているという有様です(ちなみに純粋な検索者ですのでキーワードツールなどで調べたり・・・などはしていません)。


しつこいくらいの検索から気付くユーザーの求めるもの


 その業界で知られた言い回しは言うまでもなく大事ですが、知らない世界の事を調べようとするとどうしても知っている範囲で検索をせざるを得なくなってしまいます。

調べる



 どのキーワードとは書きませんが、実際には十分にニーズのある内容のはずで同じような疑問を持つ人は特に今の時代は多いだろうなと思った次第です。


 結果として私の思いついた検索キーワードが悪いのかもしれませんが、私が求めるような明確な答えは丸二日調べても見つかりませんでした。


 その中で一番惜しかったものと言えばYahoo!知恵袋でした。同じ質問をしている方が結構多かった事もあります。つまり、多くの方が関連サイトを作っているにも関わらず、惜しいと思ったのはQ&Aサイトだったわけです。


 それでも私が明確な回答に至らなかったのは、それらの質問の回答が一様ではなかったというのがあります。つまり、質問者によって回答者が異なるわけですが、ベストアンサーを受けている人の回答が正反対のものまであったからです。


改めて感じた気になる事を入れる必要性


 今回、1検索ユーザーとしてしつこいくらいに検索して改めて思ったのは「気になるであろう話題を盛り込む」事の重要性です。


 そして、それを専門家目線で届けると同時に、素人目線で届ける事がいかに大切かと感じました。テーマがコアであればあるほど、一般ユーザーは知っている範囲でしか検索ができないわけです。それこそ、私の今回の事例では、動作や状況・状態です。


 ユーザー目線になってコンテンツを作り上げるとは良く言われますが、本当の意味で「知らないユーザー向けのコンテンツ」を意識するのであれば、「知らない」を前提にしたコンテンツがあっても良いのではないかと思ったわけです。

知らない



 以前、このブログでは「幼児式SEOキーワード発想法」という記事を書きましたが(結構人気でした)、本当にこの状態でのブレストはやるべきではないかと思ったわけです。大人であっても知らない事については知っている言葉だけで検索するしかないわけです。


 どこを見ても分かりきった事だけを掲載するのでは、いろいろな状況におかれたユーザーの検索ニーズをとらえる事はできません。


 本当に知らない人が検索した時にでも見つけられるようなコンテンツが出来ていれば良いなと思った次第です。


「全く言葉を知らない人でも探すことができるWebサイト」



 これを目標にしたいものだと強く感じた次第です。


 
 *イラストは全てワードのクリップアートでの検索です^^


 *本記事は2013/3/18に書いておりますが、私が必死で調べている事は記事が公開される頃には解決していなければいけない事です。全てが丸く収まっている事を祈りつつ・・・。



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