2013年09月05日

すぐにアクセスに結び付くコンテンツの探し方

 今回は「すぐにアクセスに結び付くコンテンツの探し方」について私なりの方法をご紹介したいと思います。とはいっても、楽して物凄い数のアクセスというわけではありません。


どういうコンテンツなら検索上位に上がりやすいか?


 まず、何らかのコンテンツを作る際に、キーワードの洗い出しから始めると思います。その際に様々なキーワード掘り起しのためのツールを使うと思いますが、今回の手法はかなりアナログです。アナログであるがゆえに、すぐに上位に来るコンテンツのヒントを探しやすいとも言えます。


 また、今回の手法では基本的な内部SEOだけで、短期間で上位に上がる事も可能(可能性が高い)ですし、コンテンツを作って数日でアクセスにつながる事もあり得ます。


 ではまず、「どういうコンテンツなら検索上位に上がりやすいか?」という点について考えてみましょう。コンテンツの中身が充実しているというのは言うまでもありませんが、それ以前で言えば、「競合が少ないキーワード(あるいはキーワードの組み合わせ)」であれば上位に上がりやすいわけです。


 例えば、「SEO」についてのサイトを作ろうという場合、多くのサイトで「SEOとは?」というような類似コンテンツが作られると思います。これは至極当然ですし、「○○とは?」というものは検索者の基本的な動きでもありますので、このコンテンツを作るのは必然ともいえるものなわけです。


 しかし、「SEOとは?」で上位を取れと言われた場合、それが難しいのは言うまでもありません。


 ・Google検索「SEOとは?



 つまり、これらの誰もが思いつくコンテンツでの上位を狙う場合は必然的に難易度が高くなり、上位表示、そしてそれに伴うアクセスアップへ結び付けるのは簡単ではないという事を意味します。

誰もが考えるコンテンツの上位表示は至難



 主要な「稼げる」(集客に結び付く)キーワードというのはこのように競争が激しいために全く上位表示される事なく終わる事も珍しくないわけです。そして、結果として諦める事になる場合も多いのです。


ロングテールでもアクセスは稼げる


 ロングテールSEOを行う人がここ最近は多いわけですが、ビッグキーワードに比べてアクセス数はくらべものにならないかもしれませんが、ちりも積もれば何とやらではないですが、アクセス流入に結び付くコンテンツを複数もっていると馬鹿に出来ない集客が可能となります。


 例えば、1つのコンテンツでは5アクセスしか呼べないとしても、そういうコンテンツが100あるだけで500のアクセスに結び付くわけです。


 しかも、そういうコンテンツは競合もほとんど狙わないため、それほどのテコ入れをしなくても長い期間にわたってアクセスを集めたりするものなのです。ビッグキーワードについては、それこそ上位をとるのは難しいわけですが、最初からロングテール狙いであれば、コンテンツをアップしてからそれほど経たずにアクセスを集める事も可能なわけです。競合がないわけですから、Googleがいかに厳しくても上位に上がりやすくなるわけです。


 というわけで、今回の話も「なんだ、もう聞き飽きたロングテールの話か・・・」と思うかもしれませんが、待ってください。まだ、探し方を書いていません。


 基本的には以下の方法をやれば、誰でもすぐにアクセスに結び付くコンテンツを見つける事は可能です。しかし、努力と想像力、発想力は必要です。その辺の努力まで放棄されたら・・・。


すぐにアクセスに結び付くコンテンツの探し方


 さて、それでは実践編です。その手順は以下の通りです。


1.まずはお好きなキーワード探しのツールを使ってキーワード候補を出してください。

2.さらにQ&Aサイトなどで関連のFAQを探してください。

3.リアルタイム検索でキーワードを探してください。

4.他にもいろいろやっても構わないのですが、そのキーワード(および組み合わせ)や質問を眺めながら、ふとあなたの頭に浮かんだ疑問をメモして下さい。こんな事なんで急に思いついたのだろうでも構いません。バカバカしい疑問だと思うものでも構いません。なお、この作業は1日で完結させようと思わないで下さい。何日かかけて沢山の疑問を出してください(疑問が出てもこの時点では書きだすだけにします)。

5.自分が思いついた疑問を「自分が思うキーワード列」で検索して下さい。キーワードで表せないものは文章でも構いません。

6.5で出てきた検索結果の上位の中身を確認して下さい。

7.自分が納得できる内容が存在するなら今回の狙い目ではありません。もし、上位にあるコンテンツでもっと詳しいのはないのかな?と思えば、それは今回の作成コンテンツ候補であると言えます。


どんな疑問もとにかくメモれ!



複数ワードで検索する時代だからこそ使える手法


 単一キーワードでの検索が多いのは間違いないですが、複合キーワード(または文章)での検索も多くなっているのは言うまでもないと思います。


 その中には結構コアな疑問を抱えているユーザーも多くいるわけです。おそらく、貴方自身も自分で検索して納得行く結果に出会えなかったと思う事は今でも日々あると思います。


 実際にはそれらの「満足行く結果に出会えなかった」キーワードの組み合わせというのは、基本的に狙い目コンテンツの可能性が高いと言えますので(競合で良いのがないわけですから)、そういうサイトを作る作らないは別として毎日メモを取っておくと何かの役に立つ日が来るかもしれません。


 私たちが1日に検索する数というのは日々物凄い数だと思います。その中で納得いかなかったキーワードの組み合わせをカテゴリ別にメモをしておくだけでも、いつの日か何かの役に立つかもしれないというわけです。


 また、実際に作るサイトテーマが決まっている場合(普通は決まっていると思いますが)は、もっとやりやすいと思います。


 まずは競合の多いコンテンツを基本としておさえると思いますが、そのコンテンツの本文を書いている間に疑問に思う点というのは実は結構あるはずなのです。


 自分がそのコンテンツの100%スペシャリストであるという事もないと思いますし、詳しくても分からない事はもちろんあるでしょう。あるいは知識が曖昧なものなどです。


 そういうものなどを疑問に感じた時になんでも良いので別枠でメモしておきます。その上で検索し、上位に満足の行く結果がないようであれば、貴方が作ればよいだけです。

狙い目は解決しないキーワード



「そんなコンテンツ、ニーズがあるのかな?」



 と思う方もいるかもしれませんが、少なくとも「貴方」にはニーズがあったわけです。私はどんなにマニアックな疑問でも、自分が思うようなものであれば、少数ではあっても他にも同じような人がいると考えています。


 かゆいところに手が届くような競合サイトを見つけられなければ、自分が作れば良いというわけです。


 ロングテール関連のキーワードはアクセス数こそ少ないですが、ニーズが明確な分、コンバージョンには近い組み合わせも多数あります。また、時としてアクセスに結び付かないと思っていたコンテンツが良い意味での期待を裏切ってアクセスを集める場合もあります。


 長くなりましたが、まとめますと、自分で疑問に思った事はメモする癖をつけ、それについて詳しいサイトがあるかを探し、なければ自分で作るという事を地道に続けていけば、上位表示は比較的簡単ですしアクセスにもつながり易いと言えるでしょう。


 ブレストなどで複数人で疑問を出し合えば、尚良いコンテンツ案が出てくると思います。是非、お試しください。


 なお、やったつもりでは一切効果は出ません。実際にやってもらえればきっと面白いコンテンツ案が出てくるはずです。あまり詳しくない社外の人もブレストに加わってもらうと結構意外な疑問にも出会えると思います。







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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEO

2013年08月19日

消えた競合サイトが301リダイレクトで帰ってきたその結末

 先日このブログで書きました「競合サイトがなくなるとコンバージョンデータはどうなるか?」の競合サイトが再度上がってきたので、その追跡結果をご紹介いたします。なお、特定されたくないので(特に競合に)、順位推移のグラフなどは出しません。


不自然リンクで落とされていた競合サイト


 まず、その競合サイトについての情報を書いておきますと、単一キーワードで上位をとっていたサイトでした(おそらく結構なアクセスを稼いでいたと思います)。そのサイトが急激に長らくいた上位から消えたわけですが、調べた範囲ではほぼ確実にSEO目的の「不自然な自演リンク」が問題であると感じました。

作られたリンクはリスクあり



 自分で作ったであろう(あるいはSEO会社による)ブログからのリンクが多数あり、そのアンカーテキストはいかにもとってつけたような強引で「不自然な」ものでした。以前なら通用したレベルのものですが、今なら通用しないだろうというものです。


 とはいえ、ちょっと前までは通用したリンクのつけ方であったのは確かですので、だからこそ、そのパワーは流石のものであり、私の実験サイトと上位争いを繰り広げていたわけです。


消えたサイトが戻ってきた


 さて、ここからが本題です。


 Googleの怒りに(^^)触れて急激にランクを落とされたサイトといえば、昔は新ドメインをとって301リダイレクトで旧ドメインの評価を新ドメインにもっていくというのが常套手段でした(ペナルティだけは引き継がないと言われていたため)。しかし、今ではペナルティ部分も引き継ぐと各所で言われており、その手法をとってよいものか悩んでいる方も多いと思います。


 私自身はそういうサイトを持ってないので、自らがその技を試す事はしていませんでしたが、その競合サイトが私の予想通り新ドメインをとって(中身は全く変えず)、301リダイレクトをして戻ってきました。

301リダイレクト



 旧ドメインの情報を確認すると、自演リンクはそのままでした。


 結果、いきなり私の実験サイトよりも上位に飛び込んできました。それこそ消える前にいた上位にいきなり飛び込んできたという感じで、リダイレクトによる評価の目減りなどは一切ないような動きでした。


 自演リンクなどの対処をしていないのは確認済みでしたので、それほど待たずに落ちるだろう(落ちてほしい^^)とGoogleに期待を持ちつつ待っていました(その間、私のアクセスは結構減少しました)。


Googleは見逃さない


 結果としてその競合サイトはどうなったか?


 流石にGoogle!だという結果になりました。


 上位表示した期間は5日間。6日目には一気に200位台近くまで落ちました。ほぼアクセスはないであろう場所です(現在も日々順位を下げています)。

上位表示は5日のみ



 既に他のSEOブログなどでも書かれていますが、きちんと問題のある部分を解決しない状態で301リダイレクトで新ドメインに逃げようとしてもGoogleは見逃さないというのを目の当たりに確認できました。


 アクセスがとれる複合キーワードも全滅といった状態です。


 上位にあがっていた理由も、そしてランクを急激に落とした理由も自演リンクだったという事になりました。


 おそらく、今後も301リダイレクトで新ドメインに逃げよう(ごまかそう)とする方は後を絶たないと思います。しかし、結果としてはこの記事で書いたような状態になる可能性が高いと考えます。


 もし自分が運営しているサイトが大事なものであれば、その場しのぎに逃げるのではなく、根本の問題を解消するように心がけるのが一番だと思います。使い捨てサイトの時代はもう終わっています。


 私は順位をあげるためにリンクをつけるという考えはやめるべき時だと考えています。薬にもなるかもしれませんが、毒になる可能性もかなり高い、そのようなリスクのあるものに時間をかけるならば、中身が本当に良いものかを検討した方が何倍も有意義だと思います。


 自然なリンクをもらえるようなコンテンツを作るなんて、綺麗ごとだと考えるのも無理はありません。しかし、リンクの数だけを見るからそう思うのではないでしょうか?


 本当に意味のある自然なリンクであれば「1つでも」効果を発揮したりすると私は強く感じています。数だけで勝負しようとするからうまくいかないのだと思います。






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posted by SEMアドバイザー at 08:38 | SEO

2013年08月02日

SEOに向いているリンクを考えると迷走する

 今日はリンクの考え方について書いていきたいと思います。


Googleの発表に踊らされる理由は何か?


 Googleがリンクプログラムに関するヘルプを更新しましたが、それを読んでいろいろと修正をしないといけないと感じた方もいると思います。


 ここで考えていただきたいのは、物凄く無駄な動きをしているのではないか?という事です。


 SEOをどう考えるかによるのですが、例えば、Googleにギリギリばれずに評価される微妙なリンクのつけ方を目指しているのであれば、それはそもそも間違いなのではないか?という事なのです。


 リンクはそもそも、読んでいるユーザーの利便性を図るためのものであり、決してその文章を作った人のためのものではありません。この情報は関連があり、ユーザーに読んでもらうとさらに参考になるからという事でリンクをつけるのが本筋というわけです。


 この点を理解せずに、「SEOだけを目的としたリンク」をつける事に躍起になっていると、こういうGoogleの方針ごとに一喜一憂する羽目になるかもしれないのです。


 場合によってはそれまで上位にあったサイトが一気に人の目に触れないところまで落ちる可能性もあるわけです。


質の良いリンクは一つでも効果があります


 私は多くの実験サイトを持っていますが、そのほとんどは自演リンクも含めてつけていません。つける時も、偶然他のサイトで関連の記事を書いている場合に、リンクをつける事でユーザーが読みたいと思うかも?と思う時にだけ本文中からリンクをつけるようにしています。

ユーザーに求められるリンク



 そういうユーザーを主体としたリンクにしている事もあり、実際にそのリンク経由でのアクセスも結構あります。つまり、この時点でこのリンクは意味のある自然なリンクという事になるわけです。


 SEOのためにリンクをつけてしまうと、どうしても無理やりな面が出て来るケースも多いため、数を多めにつける事も多いと思います。


 しかし、実際にはそれこそコンテンツをきちんと作っていれば、自然についたリンク1〜2でも十分に上位に上がる事もありますし(内部SEOはある程度きちんと構築しているという前提です)、そういう信頼できる(本来のリンクの意味のある)リンク元はさらなるリンクを生む可能性さえあります。


 Googleに見つからないような施策を考えるという時点で既にSEOの本筋ではないと思うのです。


ユーザーを考えるは綺麗事でも何でもない


 「ユーザーの事を考えて作る」と言うと、すぐに「綺麗事だ」という一部SEO関係者もおりますが、そもそもその言葉は間違えています。


 今回のリンクの例にあるように、ユーザーを考えたリンクはそもそもアクセスを生みますし、リンクとしての評価も受けやすいものである事は間違いありません。


 とってつけたようなキーワードでの無理やりなリンクなどは、ユーザーが読みにくいだけではなく、その文章を読んだ本人が「かえって怪しい」とさえ思うリスクまであるのです。

 
 つまり、検索エンジン対策のために、ユーザーからの不信感を買うかもしれないという、何ともいえない矛盾が生じている事を意識しなくてはいけません。


 私はこのブログでリンクをつけてない記事での上位成功例をいくつも紹介していますが、別にリンクを無視しているわけではありません。自然につくのを待っているだけでリンクは意味がないと書いているわけでもありません。


 ユーザーが読みたいコンテンツを意識して作り(正直言えば、自分が読みたかったコンテンツを作るというのが私の場合には根本にあります)、そして動向を見つつ改善をしていけば、少ないとしてもリンクは地味についてきます。


 そして、少数であっても、それらのリンクは自演の数百ものリンク以上に価値を持ちます。


 そして、最大のメリットはGoogleの方針で一喜一憂する事もなく、一度上位にあがればかなりの確率で安定上位にいられるという事です。


 例えば、これはその一例ですが、リンク付けなしで業務をしつつ改善していったため時間はかかっていますが、現在は上位に安定しております(その業界で一番集客できるビッグキーワード)。

ランク推移



 グラフの前半部分は私が一切関係していない段階だったわけですが、日々少しずつ中身を見直して細かい改善を入れていく事でこういう結果にもっていったわけです。


 これはすべて、ユーザーの事を考えて作っていった結果だと考えます。


 「どんなリンクがGoogleで評価されるか?」から始めるのではなく、「どんなコンテンツがユーザーに喜ばれるか?(求められるか?)」から始めるべきではないでしょうか?


 リンクはそこにある事で「このリンクが欲しかった!」と思われるかどうかで判断するのが一番簡単だと思います。



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posted by SEMアドバイザー at 10:03 | SEO

2013年07月27日

SEOの目的意識は段階別に変化させる

 SEOの目的と言えば、最終的にはコンバージョンに寄与するなどですが、例えば、SEO施策を施す段階では明確なものとしては「順位をあげる」事になると思います。


 なお、下記に示す段階は一つの例であり、これに拘る必要はありません。いくら細分化しても構いません。ここでは誰にでも当てはまるものしか書いていません。


第一段階は順位を上げる事


 なんだかんだいっても、人に見てもらわなければWebサイトそのものはただのデータの塊になってしまいますので、順位を希望のキーワードで上げたいというのは自然な考えだと思います。


 私もコンテンツを作る際には、どんなキーワードでの上位表示を狙うかを検討し、それに応えるコンテンツの作成を進めていきます。


 ここで経験としてお話しますと、いわゆる競合の多い、集客に繋がるキーワードというのは即座に上位を取れるものでもありませんので、最初の時点でそういうキーワードばかりを狙っていると、自らがやっている効果が見えにくくなり、モチベーションが下がってしまう可能性があります


 もっと分かりやすく書きますと、1ヶ月真面目に取り組んでも、自分が狙っている競合の多いキーワードで全く動きが出なければ(しかもこれは、かなりの割合で起こりうる話ですね)、誰しもモチベーションの低下の可能性があるという事です。


 そのため、順位を比較的上げやすい複合ワードなども最初から視野に入れて、取り組んだ施策の効果が少しでも見える状況を作っておくとその後のやる気継続にもつながると言えます。

順位アップ!



 私自身、制作当初はアクセスにはほとんどつながらないものでも、モチベーションを上げるための対象キーワードをいくつかあえて設定するようにしています(かなりコアな層だけに見られるでも良し。そんなキーワード何の意味があるの?と言われるものでも良し)。


 また、想定外のキーワードでのアクセスが1ヶ月もするとボチボチ出てきているはずです。それらのキーワードは見込みキーワードとして大きくなる事もありますので、それらのキーワードに絡むコンテンツのテコ入れを行うようにします。


第二段階はランディングページ経由の効果を確認する事


 本来は順位があがる前から最大限効果を出せるコンテンツを用意できれば良いのですが、人の心や動きはそんなに想像通りにはなりません。


 実際に順位が上がり、集客できるようになったら、順位上げ以上にユーザーの気持ちに入りこむくらいの意気込みでその動きを想像し仮説を立てる必要があります。


 例えば、本来は次に見て欲しいページがあるが、その数が少ない場合には何らかの問題があると考えるという事です。


 最初のページだけで満足させてしまってもう十分と思われているのか、あるいは道案内が不十分なのではないか?そもそも案内する道が間違えているのではないか?少し強引な導線ではないか?など第三者の立場に立って考えなくてはいけません。


 その上で些細な改善点でも対策を出す事をおろそかにしてはいけません。

導線次第で綺麗に流れる



第三段階はすばやく行動に移す事


 実はこの点が一番伝えたい点です。最近は勉強会などで様々な「学ぶ」機会があると思いますが、そこで学んだ事をどれだけの方が「すぐに実践している」のかは微妙だと考えています。


 話を聞いて分かったような気になるのはとても簡単な事ではあるのですが、いざ自分の会社に戻ってやろうとすると、やる事が多すぎて手がつけられないという事も多いのではないでしょうか?


 あるいは、やりたくても上司の許可が出ずに何もできなかったという事もあるでしょう。私自身、アドバイスをした点が3週間くらい変化がないので確認したところ、上司の許可待ちというのが何回もありました。ちなみに作業的には3分で終わるレベルのものでした。


 私自身も数多くのサイトで実験をしておりますが、考えた仮説は即座に実行に移すようにしています。これをやったら落ちるかどうか?というのは正直あまり考えません(もちろん悪くなる仮説は立てませんが)。


 特に上位に上がった後の仮説、そしてアクションへの流れは時間がかかるものであっても即座にやるようにしています。上位に上がった後のコンテンツ内部への施策はユーザーの動きに大きく影響を与えますので、即座に数値(=成果)に反映してきます(重要!)。


 また、ほんの2〜3行追加するだけで数値が大きく変わる事もあります。ただ、一般的には大きな変化を生むにはある程度の変更や改善を加えないと出来ないと考えている方も多いと思います。


 しかし、実際には数行の変化、あるいは画像を一つ加えるだけでユーザーの心理に大きな変化を与える事も可能です。問題なのはやるかどうか悩んで何もやらない事なのです。

すばやく行動に移す



 今やWebで成功するためのノウハウなどはいろいろな場所で語られています。それこそ物凄い数のヒントが毎日のように公開されています。しかし、大事なのはそれを元に仮説を立て(自サイトに合った仮説)、スピーディーに行動に移す事なのです。


 数値がもし仮説と違って悪くなれば、すぐに別の仮説を立ててアクションを取ればよいだけです。


 サイトに集客する理由は様々だと思いますが、順位が上がってからの行動の実施の有無が本当の意味での成果に影響を与えるという事を常に意識しておきましょう。



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posted by SEMアドバイザー at 14:13 | SEO

2013年07月26日

対象キーワードのコンテンツを徐々に戻すSEO実験

 前回の記事からいつのまにか時間が経っていましたが、その後もSEMアドバイザー公式サイトで実験をいろいろとやってました。まず、本記事を読まれる前に「コンテンツをなくすとSEO対象キーワードの順位はどう推移するか?」と、「さらにキーワードを削ったらSEO対象キーワードはどう動くか?」を読まれてない方は先にお読み下さい。


コンテンツを戻すSEO実験 − 第一段階


 まずは今回のコンテンツを戻すSEO実験としまして前述の2つの記事でやった事をそのまま戻しました(これで読んでないと意味不明なのが分かりましたよね?さあ、読んでない方は先に読んでくださいw)。


 その結果、キーワード「セルフSEO」の順位推移は以下の通りでした。以下、変更後には毎回Fetch as Googleを使用しています。

順位推移1


 赤い部分がコンテンツがない時期です。その右が戻した後の動きとなります。ほぼ前と同じような位置に戻っています。


 まあ、たいした順位ではないですね。この程度ならtitleタグレベルでいけたというわけです(もちろん、たいしたキーワードではないからです。ビッグキーワードでは言うまでもなく無理です)。


コンテンツを戻すSEO実験 − 第二段階


 さて、最初の戻す実験ではそれまでの状態に戻しただけです。それまでの状態は以前の記事で確認いただきたいのですが、簡単に言えば、「セルフSEO」キーワードでランクインしているページ(トップページです)のtitleタグ(及びmeta description)にしか「セルフSEO」というキーワードは入れてませんでした。


 ここから追加実験をしてみました。少しずつジワジワと増やしたらどうなるか?という事です。追加の第一弾としましては、サイト内コンテンツ(別ページ)として「セルフSEOの重要性」を追加してみました。これはリニューアル前にあったコンテンツとほぼ同じです(やや異なります)。


 それに加え、トップページのTopicsから簡単なリンクを設定しました。

セルフSEOの重要性追加


 
 その結果の順位の動きはこちらです。

順位推移2



 まあ、ほとんど動きなしです。トップページがこのキーワードで認識されているままですのでこの程度では動かないという事でしょう。


 *実は一瞬だけ追加したページが「セルフSEO」での認識ページに変わったのですが、その時は一時的に順位が10程度落ちました(但し、すぐに認識ページはトップへと戻りました)。


コンテンツを戻すSEO実験 − 第三段階


 別のコンテンツを用意したはいいものの、この時点で動きがあれば記事にしようと思っていたのですが、全く面白くないので、さらに進めてみました。


 ずばり、認識ページにもう少しだけ文章増やそう実験です。結果、Topics欄をこのように変更しました。

追加実験



 小さくて文字読めないよ!と言う方はSEMアドバイザー公式をご覧下さい。この文言は今も残っています。


 まあ、こんな感じで認識ページに「セルフSEO」に関しての文章を増やしたわけですが、その結果の順位の動きがこちらです。

順位推移



 ここで少し動きが出ました。20位台だったものが、16位までやってきました。微妙ではありますが、追加の結果としての動きなのは間違いないでしょう。


コンテンツを戻すSEO実験 − 第四段階


 第三実験までで記事にしようかと思ったのですが、他の方は公式サイトで遊ばないと思いますので、気になっていた実験を追加でやってみました(今もこの実験のままになっていますが、実験中なので気にしないで下さい)。


 その実験はずばり!titleにいろいろなキーワードを突っ込んだら「セルフSEO」キーワードに影響を与えるか?実験です。


 具体的には以下のような変更を加えています。


元:セルフSEO・SEO対策コンサルタント − SEMアドバイザー

新:セルフSEO・SEO対策コンサルタント − SEMアドバイザー(Webマーケティング・アイデア提供・Webサイトチェック・Web戦略・メールサポート・インハウスSEO支援)



 うん!我ながらしつこいtitleにしたものだと思える内容です。


 そして、肝心の順位推移はというと・・・

順位推移



 何とも説得力のない動きをしてしまいました。気持ちとしては・・・となってほしかった(自分で埋めてください)のですが、まあ仕方ないですね。


 しかし、やっぱり検索結果がこうなるのは大嫌いですので、間もなく戻します。

セルフSEOでの検索結果



 やっぱり検索結果での文章は説得役であるという点は意識するべきです!


以前のトップページはどうだったか?


 さて、リニューアル前のページは実際には「セルフSEO」でもっと上位(最高位2位)でした。なぜなのか?


 リニューアル前のトップページの画像(一部)をご紹介いたします。後はご自身で仮説を立ててください。

以前のトップページ



 *なお、「セルフSEO」で上位になってもほとんどアクセスはありませんm(__)m



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posted by SEMアドバイザー at 10:18 | SEO






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