私自身は、SEOの情報集めなら「どのブログを読むべき!」とか、「これだけ読めばOK!」などと言うほど、他の方の記事全てを読んではいませんし、そこまで言い切る自信もありません。
今や発信者は多く、どの情報を選択するのも、ユーザーの自由ですし、偶然見つけたのも何かの縁でしょう(それこそSEOが効果を発揮して、貴方のクリックを誘ったわけです)。
ただ、気をつけた方が良い情報はあります。
それは、ブログを例にしますと、記事が古いものです。つまり、書かれた時期が古いものという事です。
書店にある本でもそうですが、古い出版日付であっても、色あせないものと、情報そのものの信憑性が変わってしまうものに分かれます。
SEO関連の書籍で言えば、数年前に出版されたものの内容を丸ごと信じるのは危険だと思っています(普遍の部分が多いとは思いますが、一部の情報は古くならざるを得ません)。
そういう私の記事も、以前書いたものを、完全に信じられても正直、困ります。当時はほぼ正しい(と思われた)内容でも、今では「不正解」の内容もあるはずだからです。

また、ブログ形式の情報と通常サイト形式の情報でも、大きな違いがあると思います。その大きな違いは、時系列の影響の部分だと言えるでしょう。
ブログ形式はどうしても、その時の最新の情報を書く事が多く、古い情報(=記事)を削除しないのが前提です。検索エンジンでもユーザーの検索キーワードに合致すれば、書いた時期に関係なく表示される可能性があるわけです(時として、意図的に古い情報を探す場合もありますね)。
慣れているユーザーであれば、期間指定をする事で、出来る限り新鮮な情報を入手するかもしれませんが、正直、期間指定をする方は、相当慣れている方だけとも言えます(慣れている方でもそんなに使わないかもしれませんね。私はかなり使います)。

通常サイトの場合には、管理人がきちんと更新しているものであれば、「ほぼ最新」の情報が多いはずです(これはSEOに限りませんが・・・)。
SEOの情報というのは、それこそ様々な情報があるため、書籍も含めて、どれが正しいというのを「断定する」のは難しいかもしれません。
私自身、長らくいろいろなSEOの実験を行なっていますが、長く検証をすればするほど、断定的な書き方が出来なくなっていると自分で感じます。
そのため、実験データを皆さんに見ていただき、自由に想像・判断していただくという形を取るものを多くしています。そう考えると、ブログ開始当初は怖いもの知らずだったと、恐縮しきりです。
実際には、ブログなどの情報の信憑性を確かめるには、その方の他の記事も読んでみると良いでしょう。
そのあたりは実際の人と人との出会いと同じですね。信用できる友人の情報は即座に信じるかもしれませんが、信用するに至っていない人の情報は、他の追加情報を無意識に探しているはずです。
私自身は誰の記事はどうだ、こうだ等と言う気はありません。盗用せずに書いている記事は全て、一様に参考にさせて頂いています(もちろん、全部は読めませんが)。
・・・と、いろいろ書きましたが、一つの情報に対して、複数の記事を読まれて、その上で判断されている方が多いと思います。

最近で言えば、日Yahoo!と米Googleの提携情報については、それこそいろいろなブログやニュースの記事を読み、自分なりの解釈をもったのではないでしょうか?私自身、このニュースには曖昧さがあったため、いろいろな記事を拝見しましたし、参考にさせて頂きました。
まとめますと、SEOについては、一つの情報だけで判断をせずに、多くの情報から自分なりの判断をするのが良いかと思っています。
まずは、信用の出来るソース(自分に合うブロガーと書いた方が分かりやすいですかね)を見つけてみましょう。
最後に誤解されないように書いておきますが、このブログはセルフSEOを目指す広報担当者向けのものです(今回の記事はSEO関係の方には至極当たり前ものですので、改めてその点を明確に^^)。
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