2010年09月14日

ウェブマスターツールに登録しない実験

 新規サイトや新規ブログを作成したら、GoogleウェブマスターツールYahoo!サイトエクスプローラーなどのツールに登録するというのが、一連の流れと考えられています。


 今回は、それらのツールへの登録をしなかったブログのインデックスの状況と、通常通り、登録をしたブログと比較実験を行なってみました。


 登録をしない場合と登録をする場合とで、どれくらいの違いが出るのかを、ブログ開設1ヶ月で比較したデータをご紹介させて頂きます。



<実験ブログについて>

 二つのブログはいずれも、オリジナルの記事のもので、ツールに登録したブログは今年の2月初旬開設、そして、ツールに登録していないブログは今年の8月初旬開設となっています。


 期間が異なるのは、実験を思いついたのが遅かったからです(申し訳ありません^^;)。多少は参考になると思いますので、その点はご了承下さい。



<ブログの記事投稿状況>

 2月初旬開設のブログ(以降ブログA)は1ヶ月間で24記事(はじめの2週間で11記事)、8月初旬開設のブログ(以降ブログB)は1ヶ月間で17記事(はじめの2週間で11記事)を書いています。

 つまり、初期2週間は記事数も同じです。しかし、テーマは全く異なります。


 両方のブログとも、ノウハウブログで、原則アフィリエイトはなしのコンテンツ重視ブログとなっています(の、つもりです)。


 また、いずれのブログも初日の夜間にブログを公開しております。検証のため、別実験サイト(ブログ)からのリンク付けや、ブログランキングなどへの登録は一切行なっていません。



<インデックスの状況>

 ★ブログA

ブログAのインデックス数推移



 ★ブログB

ブログBのインデックス数推移




 ブログAとブログBのインデックス数の推移の最初の1ヶ月間グラフです。


 再度、書かせて頂きますが、ブログAはウェブマスターツール、サイトエクスプローラーに登録しているもの。ブログBは、それらのツールには一切登録していません。



<所感>

 Yahoo!はサイトエクスプローラーに登録しているとインデックスが早くなっているのが分かります。とはいえ、この検証サイトのみの話ですので、あくまで所感です。


 インデックス数が1になった後に0に一時的になっていますが、それでもブログBに比べてインデックスタイミングが早いのが分かると思います。何よりブログBは、いまだにYahoo!ではインデックスされていません。


 Googleではいずれもブログ開設後3日目でインデックスされています(実質上はいずれも初日の夜間アップ、かつデータ取得が朝9時のため、二日目の朝9時段階では、アップして間がないのでインデックスされていなかったとも言えます)が、ブログAの方は途中、やや不安定な状況になっています(すぐに持ち直しています)。


 なお、いずれのパターンでもYahoo!については、ブログのインデックスより先に、被リンクの方を認識しています。


 ブログBは現時点でも、Yahoo!にはインデックスされていませんが、「So-net キーワード」と「So-net ブログ検索」からの被リンクが認識されている状況です(ある意味So-netはやりますね)。


 この本体のインデックスよりも被リンクが先に認識される現象はYahoo!では比較的良くある事です。


 結論としては、「今回の実験に関して言えば」ツール登録の有無で、Googleではそれほどの差がなく、Yahoo!では差があるように感じました。とはいえ、この検証も意味がなくなる日がすぐに来そうですが・・・。



 なお、誤解されないように書いておきますと、Googleのインデックススピードはウェブマスターツールへの登録の有無には、それほど左右されないと感じましたが、ウェブマスターツールで得られる他の情報は何ものにも変えがたいものです。


 そのため、新規サイト(ブログ)を作成しましたら、何よりもまず先に登録する事をお勧めいたします。


 実際には、被リンクなどが普通につけば、Yahoo!でももっとインデックスは早くなりますので、そちらの対策を先にした方が良いとは思います。


 今回の実験は、あくまで検証用に「陸の孤島」ブログを比較してみたという話ですので、多少現実味がありません事、ご了承下さい。
 

 Bingは実験するまでもなく・・・。




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2010年09月08日

SEOの魔法を考えてみた

 完全にネタです。ネタ嫌いな方、冗談の分からない方はこの先は読まないようにお願いいたします。揺さBrain!好きな方は、楽しめると思います。


 SEOには都市伝説が沢山ありますが(都市伝説をあたかも本当の事のように話すSEO業者もいますけど)、今回はあったら怖い「SEO関連の魔法」というものを考えてみました。SEOと離れているものもありますが、ネタですので、その辺は笑って許してください。

SEOの魔法?



 せっかくなので、魔法にそれらしい名前もつけてみました。ちなみに私はその手の漫画とか読まないタチです(というか、漫画はほとんど読みません)。



<SEO魔法一覧>


1.Chance
 一週間、全ての検索エンジンで確実にトップ10に入る。順位はランダム。


2.Y-Chance、G-Chance、B-chance
 指定したキーワードで各頭文字の検索エンジンで、確実に一週間だけ1位になれるが、その他の検索エンジンが圏外となる。


3.Lucky
 Googleにおいて、指定したキーワードで「I'm Feeling Lucky」がクリックされると、必ず自社サイトが表示されるようになる。追加効果として、10分の1の確率で、ユーザーがキーワードを入れた瞬間に自社サイトにリダイレクトされるという、まさに運次第の魔法。

Feeling-Lucky



4.Before-After
 SEO施策を行なった後の効果を完璧に予測できる魔法。


5.All-Erase
 自社サイト以外のサイトを全てデッドリンクにする上位魔法。ただし、順位は自社のSEO施策次第なため、クリックされるかは対策次第。リスティング広告で自社以外の広告を消す「PPC-Erase」が類似魔法として存在する。

All-Erase



6.Guidance
 自社の仕掛けたスモールキーワードに無意識にユーザーを仕向ける。コンバージョン率が高い魔法。買う気満々のユーザーだけにかかるという素晴らしい魔法。


7.Fan
 PR7以上のサイトからのdofollowリンクをランダムで得られる。


8.Super Word of Mouth
 著名人からやたらと口コミされるようになる神魔法。

WOM



9.Be-ing
 全てのアルゴリズムをBingに変える魔法。Bingには強いサイトには効果抜群。


10.Ask SEO
 著名SEOブロガー30人からSEO施策のアドバイスメールが無料で届く(SEMなんちゃらからは届きませんのでご安心下さい)。


11.G-logo
 Googleのロゴが自社サイトに1日だけ変わる魔法。


12.No-Update
 Yahoo!のアップデートを一回だけ無視して、現在のランクに居座る事が出来る。


13.Reverse
 指定した競合サイトとランキングを入れ替える事が出来る。


14.Now Google
 今すぐにYahoo!をGoogle化させる魔法。思ったようにうまく行くとは限らない「かもしれない」魔法。


15.Content is King
 1ヶ月間、外部の被リンクやドメインエイジが100%無視されるようになり、コンテンツだけで勝負する男の魔法


16.All-Redirect
 どの検索結果をクリックしても、自社サイトにリダイレクトされる。しかし、キーワードを問わないため、評判劣化が激しいリスキーな魔法。


17.Penalty Break
 何をやっても、ペナルティを絶対に受けないブラックハットSEO専用魔法。


18.Ultimate Algorithm
 究極魔法。「究極のアルゴリズム」の通り、全てのアルゴリズムを操作する事が出来る。しかし、使うと嫌われるため、誰にも相手にされなくなる。別名「俺様がアルゴリズムだ」

Algorithm





 さて、貴方はどの魔法が使ってみたいですか?


 ・・・と、こんな魔法はどこにも存在しません。上手いSEO話にはのらずに、きちんとユーザーを考えたコンテンツを作り上げて下さい。急いで成功させようとすると、どこかで躓くものです。


 ちなみに、英語の間違えなどがあったら、適当に流してください。貴方のお気に入り魔法をTwitterでつぶやくと良いことあるかもしれません^^。



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2010年09月07日

2年間で353記事書いたブログの削除実験

 前もって書いておきます。真似しないで下さい^^;。


 今回の記事は物凄く無謀な実験です。約2年間にわたり、353記事書いたブログを丸ごと削除した場合、検索エンジンはどのような動きを見せるかというものを試してみました。一例までにご紹介いたします。


 今回この記事を書くのは、先日、記事にしましたnoindex実験(こちらは通常サイト)サイトのドメインが、削除過程にありまして、その比較データと致しまして、ブログでの同様のデータを記事に残す事と致しました。


 この記事が何の役に立つかは記事をご覧の方が自由に想像して頂ければと思います。


 まず、真似をする意味はないと思いますので、大丈夫だと思いますが、ブログをばっさり削除した後のデータをご覧頂きます(要はいきなりブログを削除し、アクセス不能にしたとお考え下さい)。



<ブログ運営期間>

 2007年7月〜2009年7月



<インデックス状況>

 下記のグラフは表示上の関係もあり、2009年3月から2010年9月までを表示とさせて頂いています。

100907blog-index.gif



 グラフだと分かりにくいかもしれませんが、7月初旬に削除した後に、Googleでのインデックス数が一時的に急増しています。


 そして、2009年11月30日に0となりました。


 353記事のブログがアクセスできなくなってから、Googleは約5ヶ月弱で全てのインデックスを削除しました。


 そして、Yahoo!とは言うと、2010年2月10日までは緩やかにインデックスを減らしていき、3月28日に0になりました。Yahoo!は約9ヶ月弱でインデックスを0にしたわけです。


 しかし、その後がYahoo!らしいというか、「1」と「0」を繰り返し、2010年9月5日現在はインデックス数が「1」となっています。


 さて、ここで質問です。


 Yahoo!が最後に残しているインデックスの「1」は何のページだと思いますか?


 今もたまに顔を出すインデックスの「1」はとても興味深いページです。





 それは・・・、こちらのページなのです。最後のキャッシュ日は2010年8月3日です。

インデックス1のページ



 RSSのページがインデックスされています。もちろん、今はアクセスできません。このページが今も消えたり、復活したりしています。なかなか、興味深い(最後のページとしては納得できる)結果ですね。


 ちなみにBingはというと、何と、最大で4ページしかインデックスしてくれませんでした。


 いくら何でも2年間も続けていたものが、ブログとはいえ、最大4ページとは何故?と思うかもしれませんね。


 実はこれには理由があるのです。


 ・・・が、今回の記事では謎のままで終わらせまして、いずれ機会があれば記事として書きたいと思います。皆さん、ご自由に想像してみて下さい。


 その代わりといっては何ですが、おまけとして、最後にYahoo!のキャッシュ日の推移をご紹介いたします。


<Yahoo!のキャッシュ日推移>

キャッシュデータ




 とりあえず、グラフの左の方を見ると、ブログを真面目に更新していたのではないか?という事は伝わるのではないでしょうか^^。


 今回は謎を残すという、私のブログでは珍しい形で終わらせたいと思います。


 是非、揺さBrain!(揺さぶれ)て下さい。最近、ブログ名の読みの周知を頑張っています!




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2010年08月27日

Back to the インターネット黎明期

 今回は金曜日特別企画!インターネット黎明期にタイムマシーンで戻ってみようではないかというものです。私世代の方であれば、「そうそうそうそう!」と頷いていただけると思いますし、そうでない方は「本当にこんな時代が!これ冗談じゃないのですか?」って話です。


 あくまで、内容は私の経験に基づく話ですので、異なる方もいるでしょうが、その辺は、ご容赦下さい。

インターネット黎明期の回顧録




 では、早速・・・。



 正直、インターネット黎明期の検索エンジンの提案する内容は本当にひどいものでした。


 そのため、ユーザーは相互リンクなどから、あたかも検索エンジンのクローラーのように、ネットサーフィンをしていたのです。とにかく、お気に入りのホームページを徹底的に読んでいましたし、ファンになるというのが、今以上に強い意味を持っていたと思います。


 検索して知らないサイトを見るくらいなら、好きなサイトの管理人がお勧めするサイトを見た方が確実に良い選択肢だったわけです。そもそも回線が遅すぎたので、検索するというアクションそのものにストレスがありましたので、リンク集から回遊をしていたわけです。

相互リンク



 多くの相互リンクが本来の意味である「推薦」の気持ちで行なわれていたので、そのような行動が普通だったわけですね。


 今考えると信じられませんが、勝手にリンクをはると怒られる時代でした(リンクを黙ってはった事が分かると(ばれると)、メールで「はずしてください!」って抗議されたりする時代だったわけです)。

リンク拒否します



 そのため、リンクフリーなどという言葉が当時は流行したわけです。そのサイトへのリンクは許可を取らずに自由にして良いという事ですね。良いサイトがあると、とにかく皆に紹介したくて、リンクを自分のサイトにはっていました。


 そういう意味では、当時はどのサイトもリンク集が充実していました。管理人のお勧めサイトをカテゴリ分けをして紹介をしていたわけです。それが管理人の役目でもあるかのようにです。SEOなんて言葉がない時代です。


 再度、この時代を知らない人は誤解するかもしれませんので念のために書いておきますが、今で言う、外部リンクをつけるのに、許可が必要だったわけです。つまり、「リンクをはらせて下さい」という許可を頂くという事ですね。


 今は引用するのに許可を取るのはまだ分かりますが、リンクをはるのに許可を取る方はいないでしょう。


 貴方のサイトにリンクをはらせて下さい!って言って、人気サイトから「どうぞ〜」って言われると、嬉しくて仕方がなかったわけです。さらに、「相互リンクしましょうか?」などと言われると、もう自慢話の域です!


 「あの有名なサイトから相互リンクしてもらっているんだぜ〜。」


 みたいな感じです(いつの話だよって思う方が多そうですけど・・・)。

嬉しい相互リンクの知らせ



 企業サイトはそれこそ、「リンクをされる方は、こちらまでご連絡下さい。審査させて頂きます」のような文言が普通に書かれていました。審査で許可が出ないとリンクは許されなかったわけです。


 ユーザーがリンクから次のサイトへ回遊する時代でしたので、好ましくないサイトから(当時の好ましくないは基本、アダルトサイトです)のリンクは迷惑だったわけです。会社の信用問題にもなるわけです。


 今はリンクフリーどころか、リンクして下さい!という時代ですよね。


 そういう私も、当時運営のサイトが雑誌に掲載されたり、有名メールマガジンで紹介されたりしていましたので(13年以上前からの運営サイトです)、相互リンク依頼のメールがよく来ていました。当時、ホームページは、その手のムック(書籍)で探すというのが普通に行なわれていました。


 また、お勧めのホームページを紹介するメールマガジンをやるだけで商売ができる時代でした。いわゆるメールマガジンの広告費で会社がなりたっていたわけです。


 参考までに、ムックにのって、さらに人気のメールマガジンでお勧めに入るとどれくらいのアクセスがあったかと言うと、私のサイトで1日で150前後くらいでした。インターネットが全く一般的でない時代の150前後というのは、今で言うと、どれくらいか検討がつきませんが、個人サイトでは多い方だったと思います。


 気になったので、調べましたところ、そもそも13年前の個人のインターネット普及率は情報通信白書によると、9.2%!こんなに少なかったなんて!





 なお、このアクセス数の集計は初期のアクセスカウンター時代(累計だけを表示する)でしたので、自分で寝る前に最終の数をメモしておいて、次の日の同じ時間の数値をメモして引き算していました(なんてアナログな!)。




 ・・・と、長々と回顧してまいりましたが、私はたまにこの時代を思い出すようにしています。


 それはホームページの本来あるべき姿を忘れないためにです。




 長い昔話をお読み頂きありがとうございます。良い週末を^^。



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2010年08月24日

Yahoo!とGoogleの提携、ユーザーの検索の癖から忘れてはいけない点

 Yahoo!とGoogleの提携で、Googleに強いから一安心と思っている方も、そうでない方も忘れてはいけない点があります。


 今回の記事は検索に使われるキーワードを元に考えてみたいと思います。


 下記は、20代から幅広い年齢層が利用しているサイトのある期間のキーワードの種類数のデータです。あくまで、サンプルですので、サイトのカテゴリによって状況は異なりますので、参考程度にご覧下さい。

 これが全て!などという見解ではありませんので誤解のないようにお願いいたします。



<Yahoo!での状況>

・検索キーワード種類・・・1,258種類
・スペースを含む複合検索の種類・・・731種類
・スペースを含む複合検索率・・・58.11%



<Googleでの状況>

・検索キーワード種類・・・938種類
・スペースを含む複合検索の種類・・・663種類
・スペースを含む複合検索率・・・70.68%



*実際には複合キーワードの指定で「・」や「、」などを入れている方も少数ながらおりますが、このデータは、参考データレベルのものですので、大多数を占める「スペース」のみのデータにて紹介させて頂いております。


Yahoo!とGoogleの複合キーワードの割合



 さて、このデータを見て、どう思われるでしょうか?このデータは、あくまで検索に使われたキーワードの種類を紹介していますが、実際のセッション数ではYahoo!はGoogleの約2.2倍あります。つまり、Yahoo!経由のアクセスがGoogleよりかなり多いサイトですね。


 Yahoo!とGoogleが提携しても、変わらない部分、それは以前の私の記事「Yahoo! JapanとGoogleの提携をユーザー視点で考える」でも書かせていただきましたが、ユーザーが利用する検索エンジンは、基本、変わらないという事です。


 つまり、Googleのアルゴリズムを使っていようがいまいが、Yahoo!を使っていた方が、即座に「検索の仕方を大きく変える事はない」と言う事です。

検索の仕方は変わらない



 このデータを見ればお分かりのように、Google経由の方は複合キーワードでの検索の割合がYahoo!経由の方に比べてかなり高いのが分かるはずです。


 そのため、ロングテールに有利なサイトだから自分のサイトはメリットが大きい!と思ってしまうと、少しばかり誤解であるという事になります(数年後は別としてです)。


 今現在、Yahoo!を使っている方が、いきなり、複合キーワードでの検索を使う割合が増えるわけではないのです。


 いずれ、Yahoo!利用者が、今以上に複合キーワードでの検索をするようになる事は想定できますが、いきなり、現在のGoogleユーザーのような検索をするわけではないと言う点は忘れてはいけません。


 つまり、Googleで検索に使われているようなキーワードの組み合わせが、そのまま使われるわけではないわけです。


 ということは、検索で使用されるキーワードの傾向も異なるため、ユーザーが目にするランキングも異なるわけです(使用するキーワードが異なれば、当然、ランキングは異なりますね)。


 とはいえ、今現在、Googleに弱いサイトであれば、早急にGoogle好みのSEO施策をする必要がある事は間違いありません。


 先日、Googleの公式ブログで発表されました、Googleの被リンクへの考え方が「良質なリンクを得るには」で紹介されています。これは必読の記事だと思います。


 最低限、この記事に書かれている事はきちんと読んで、Googleがどのようなものを評価し(あるいは評価したいと考え)、ユーザーに提案したいと考えているのかを、よく考えて下さい。


 もちろん、現実には、ここに書いている「好ましくない手法」で上位に来ているサイトがある事も事実です。


 しかし、SEOは今だけを目指すものではありません。出来る限り、長い期間にわたり、ユーザーの目に触れる事が大切なのです。


 安易な施策を提供するSEO業者もおりますが、いつもお伝えしていますように、長い目で見て、負の遺産を残すようなSEO施策をするべきではないのです。



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