2014年01月15日

アフィリエイトサイトとの凌ぎ合いがSEOの勉強になる

 本日はアフィリエイトサイトとの凌ぎ合いはSEOの勉強になるという話です。


上位の要素が多くあるアフィリエイトサイト


 ともすればアフィリエイトサイトと言うだけで「嫌いだ」という方もいるようですが、私は全くそうは思っていません。


 もちろん好ましくないのもありますが、心底よく考えられたサイトも多くありますし、そもそもそういう話はアフィリエイトサイトに限った事ではないでしょう。

アフィリエイトサイトだからって嫌わない



 ユーザーの事を考えコンテンツを追加し、そして広告主のために売上を上げたいと本気で考えているアフィリエイトサイトが増えているという事も強く実感しています。良い意味での広告主の応援団であると感じるわけです。それに今の企業広報においてアフィリエイトはかなり重要な位置づけにある事も理解するべきでしょう。一部の悪質なアフィリエイトサイトのために、優良なアフィリエイトサイトも一緒くたにされて悪く言われるのは好ましい事ではないと考えています。


 SEOの世界もそうですが、悪いものもあれば良いものもあるという事を理解するべきだと考えています(もちろんこの良し悪しの基準は人によって異なります)。


 さて、そんなアフィリエイトサイトですが、検索結果にて上位に来ているサイトには上位にふさわしい役立つコンテンツが多く含まれています。それもそのはず、アフィリエイトサイトの場合、サイト内での説得をきちんとしなければ収益の基準となるバナークリックなどに繋がらないわけです。つまりコンテンツでユーザーに納得してもらう必要があるというわけであり、自ずとコンテンツの内容も充実せざるを得ないわけです。


コンテンツSEO実験は本気アフィリエイターとの戦い


 そういう私はコンテンツSEOの実験においてはこのようなアフィリエイトサイトの多いキーワードで行っています。


 収益に繋がりにくいキーワードでのSEO実験よりも、よりハードルが高いアフィリエイトサイト満載のキーワードで勝負した方が面白いですし、自分にとっても学びが多いためです。


 実際問題、私の実験サイトの周りには様々なSEOを施したアフィリエイトサイトがわんさかいます。そんな中、リンクづけなどの手法に頼らずにコンテンツメインで上位を目指すのはとてもやりがいがあります。


 結果を先に申すならば、本記事時点ではそのキーワード(月間平均検索ボリューム約37万)においては他の全てのアフィリエイトサイトに勝っています。


 公開から1年以上経過しているサイトですが、徹底的なニーズの調査、それを元にした詳しいオリジナルコンテンツの追加、リピーター向けコンテンツ、および新情報の追加(ソーシャル向け)をする事でコンテンツSEOを主軸とする手法でも難関キーワードで上位に行ける事を証明しています(優良コンテンツを作る事により自然リンクを獲得しています)。


 ただし、そのようなキーワードですので新規サイトなどが続々生まれているのでこちらも気を抜けないのが現状ですし抜かれる日もあります。新しい競合アフィリエイトサイトが出来るたびに、それを分析し少なくともコンテンツで負けないように細かい修正・改善を日々入れているという状態です。


アフィリエイトサイトは本気のSEOで攻めてくる


 いわゆる商用キーワードではない場合には、上位表示はそれほど難しくないものもあるわけですが(競合がそれほどSEOをきちんとやってないなど)、アフィリエイトが絡むキーワードの場合どのサイトも本気でかかってきていますので、実験をするにはそれこそ本気でかからなければ勝てません。

俺の本気をみろ!



 また、前述したように今のアフィリエイトサイトは数年前のものとはレベルが全く異なり、そもそもコンテンツが素晴らしいものも多くあります。毛嫌いされている方は今の上質なアフィリエイトサイトをきちんと見てみると良いでしょう。作者に会いたいくらいに素晴らしいものも多くあるものです。


 SEOも本気、コンテンツも本気のアフィリエイトサイトと勝負する事はSEOの勉強にはぴったりだと思います。


 時間はかかるかもしれませんが、コンテンツSEOでも様々な要素を味方につける事で勝てますので是非トライして見てください。

 
揺さBrain!マニアック



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2014年01月07日

パクリサイトを倒した記事が完全パクリされました

 昨年の5月に「実験サイトのパクリサイトを倒しました」という記事を書いたのですが、年末に調べたところ、この記事が完全にパクられていました(完全一致レベル)。というわけで、年末忙しい時期にDMCA(デジタル ミレニアム著作権法)侵害の申し立てを行いました。


見事なまでの完全パクリサイト


 実はこの手のは今までにも何度もやられていまして、今回が初めてではないのですが、申し立てをしても次から次へと出てくる始末で困っています。今回もオチがありました。

「SEMアドバイザー」での検索結果



 昨年の12月25日に何の気なしに「SEMアドバイザー」で検索したところ19位に上記のものを発見しました。実は最初、自分のサイトだと思ってしまいました。タイトルタグ、meta description共に私のものそのままだったからです。


 しかし、よく見ますとアドレスが異なるというわけでクリックして中身を見てみると・・・

パクリサイトを倒した記事の完全パクリ



 前述の私の記事が「完全コピー」されてました。まさに綺麗に同じものがそこに・・・というわけです。ちなみにこのサイトのタイトルをクリックすると、多くの他コンテンツの完全パクリが確認できます。


早速DMCA侵害の申し立てを実行


 正直、年末なのでいつ審査してくれるかと思いましたが、気づいたからには申し立てをしないのもなんですので著作権侵害による削除の申し立てを実行する事にしました。


 ★参考:著作権侵害による削除
 
 
 書き方は今回は書きませんが、上記フォームの例のままに書けば誰でも申請できます。難しいものではありません。

DMCA申立て



 結果、12月28日の午前8時半には承認されて、無事にこのパクリサイトは検索結果に表示されないようになりました。しかし・・・


次なる刺客登場


 年末に削除できてよかったと喜んだのもつかの間、これに変わって別のページがランクインしてくれました。

別のページがランクイン


パクリサイト再び



 正直、「またか・・・」と思いましたが、とりあえずはじめてしまったので終わらせないとというわけで、これも即座に著作権侵害の申し立てをしました(12月28日)。


 なお、ここで私の本当の揺さBrain!はどこにあるの?と思った方もあると思いますので書いておきますと、下の図を見れば分かります。

SEMアドバイザーのサイトリンク



 ご存じの方もいると思いますが、私はサブドメインでの検証をしていますので、この「揺さBrain!」や「学生募集の宝箱」といったブログはサブドメインで運用しています。


 上記の図をよく見ると、そのサブドメインがサイトリンクの中に入ってしまっているのが分かると思います。


 このGoogleの仕組みのおかげで、かえって私のブログが目立たなくなり、パクリサイトの方が目立つというおかしな結果になっていました。


 これはこれで困りますよね^^;


新年早い段階で削除されました


 2回目の申し立てが12月28日というまさに年末でしたので、2013年内は当然の事ながら削除されませんでした。


 しかし、1月4日の22時ごろには無事に削除されました。そして次なるページはでてきませんでした。この点は良かったですね。


 ちなみに!

 
 何気に知らずに著作権侵害の申し立てをしている方もいると思いますので追記させて頂きます。

別のページがランクイン



 この画像を見ると、検索結果から削除されたページがある事が分かるわけですが、よく見ると「除外するに至ったクレームを確認できます。」という文言とリンクがある事が分かると思います。このリンクをクリックしますと・・・

全部見えてしまいます



 小さい画像で申し訳ありませんが(実物は検索すれば見つかります)、抜粋しますと上図のように申し立てをした人の名前、侵害内容(自分が書いたもの)、該当URLなどが全てわかるようになっています。


 つまり、誰がどういう事を申し立てて削除してほしいと言ったかが全て見えてしまうのです。この仕様はどうかなと思うのですが(名前を出したくない人もいるでしょうし)、これからDMCA申し立てをする場合にはこの点はご注意ください。


こんなサイトもありました(おまけ)


 今回の流れの中で見つけたつい笑ってしまったサイトをおまけで紹介いたします。同じく「SEMアドバイザー」での検索で出てきたものです。

気になるサイト



 このようなものが結果の中にあったので気になってクリックしてみました。


 すると・・・

SEMアドバイザー対策って何?



 SEMアドバイザーを対策する「らしい」方法が書かれてました。いやはや面白い・・・。


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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEO

2013年12月16日

meta descriptionにしか存在しないキーワードは検索でひっかかるか実験

 今回は何となく分かっているようで、「曖昧」に納得している点について実験してみました。


実験開始は突然に


 先日、Google+で海外SEO情報ブログの鈴木謙一さんが以下のような発言をされました。

鈴木さんの発言



 これを読んで私は「あれ?出ないんじゃないかな?」と思ったのですが、実際のところ、試していませんし、「曖昧な予想」でしかない事に気づかされました。


 鈴木さんが言われるようにmeta descriptionの内容はインデックスはされているわけですので、言われてみれば、あれ、どうなのだろう?と思ったわけです。


 加えて、こういう意見もよく聞きます。コンテンツにそのキーワードを一切入れてなくても、meta descriptionに記述したものが認識されたという話です。


 確かに私もこれは経験はあるのですが、通常は、そのキーワードは含まないとしても、どこかのページにあるかもしれませんし、そもそも、そのdescriptionはそのコンテンツに関連するキーワードだという事です。


 そのため、サイト全体ともコンテンツページとも全く関係のないキーワードでやってみないと本当の所は分からないなと思った次第です。


meta descriptionにしかないキーワードは検索でひっかかるか実験の概要


 上記の鈴木さんのコメントを受けまして、実験野郎の私としましては、すぐにやる事にしました。


 以下がその日に行った実験内容です。実験開始は12月9日です。


 対象は私の実験サイト(静的サイト)の内、物凄く真面目な就職関係のサイトです。更新はほぼもうない状態でそのまま放置系のものです。


1.とある適当な造語で検索し、検索総数が0のものを使用
⇒別に0でなくても良いのですが、0なら余計なノイズもないので分かりやすさからそうしただけです。

2.meta descriptionにその造語キーワードを追加してアップ

3.クローラーが頻繁でないサイトなのでFetch as Googleで送信




 そして、今回使用したキーワードは「ブブンガビンデン」というものです。


実験結果報告


・12月11日

 URL検索で無事にmeta descriptionの表記が変わっている事を確認(就職関連の文章の最後にこのキーワードはかなり強烈です^^;)。

URL検索



 言うまでもなく、こんなキーワードはこのコンテンツのどこにもないですし、世間一般のサイトのどこにもないキーワードですので、コンテンツとの関連性など全くありません。そのため、このキーワードで出るかどうかが今回のキーとなるわけです。


 結果・・・。

ブブンガビンデンキーワードでの検索



 「ブブンガビンデン」キーワードでの検索ではヒットしませんでした。


 今回の実験結果では、meta descriptionに書いたキーワードは検索にはひっかからないのが分かりました。念のため記事公開日である12月16日にも検索して確認しました。


 そのため、本文にはないが、結果に出てきた場合には、関連性などその他の要素が理由で出てきたのではないかという仮説が立てられます。


 皆さんもこの結果を踏まえていろいろな仮説を立ててみてください。


 今回の実験はこれにて終了です。


*鈴木さんの画像使用許可はご本人から頂いております。



<追記 2013.12.17>

 この記事結果は今回のキーワードでの実験結果であって、全てのケースで当てはまるかは分かりません(そもそもいつ何が起こってもおかしくないのが検索の世界ですので)。実験結果に関わらず、meta descriptionにはコンテンツを分かりやすくまとめた文章を入れるのが望ましい事に何ら変わりはありません。



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2013年12月09日

アクセスアップにはリピーター向けコンテンツを用意するべし

 サイトへのユーザーを増やすためにロングテールSEOなどを駆使してアクセスアップをはかるわけですが、サイトを育成するためには、リピーター対策は欠かせません。


新規ユーザー向けコンテンツだけでは限界がある


 SEOが成功すると新規ユーザーが多く流入するわけですが、新規でアクセスした方が二度と訪れないような環境よりも、リピーターとして何度も足を運んでもらえる方がサイト価値というのはあがります。


 特にECサイトなどはそうですが、ファンとなって何度も来てもらわないと、新規ユーザーだけを相手に商売をする事になるため、売上も不安定になってしまいます(SEOがうまくいかず順位が下がった場合にはリピーター対策をしていなければ危機的状況になる可能性さえあります)。


 そのため、コンテンツを作る際は単体でアクセスを集める事ができるものだけを用意するよりも、継続して繰り返して足を運んでもらえるコンテンツを用意しておく事が重要だと考えます。


 ここでサンプルとして私の実験サイトの一つの状況をご覧いただきます。


<新規向けコンテンツのユーザー割合>

新規向けコンテンツ



 こちらは意図的に新規ユーザー向けに作っているコンテンツですが、その目論見通り、圧倒的に新規ユーザーが多いのが分かると思います。87.5%が新規でリピーターは12.5%しかいません。


<同じサイト内のリピーター向けコンテンツのユーザー割合>

リピーター向けコンテンツ



 こちらは新規ユーザーもリピーターも使えるコンテンツにしていますが、内容的にはそれこそ毎日見に来ても問題のないものを作っています。そのため、先ほどのコンテンツが圧倒的に新規が多かったのに対し、リピーターの方が多くなっています。


リピーターを呼び込むためのコンテンツはどういうものか?


 リピーターとしてユーザーがサイトに足を運ぶにはいろいろなパターンがあります。例えば様々な意見などを書くブログの場合、自分が読んだブログが役に立つと思えば、次回以降の記事も読む可能性が出てきます。


 つまり、記事そのものへの期待からリピーターになるというケースです。


 しかし、実際にはそういう記事ばかりが書けるわけでもないですし、そもそも企業サイトではそういう記事が難しい場合があります。


 となりますと、「継続してアクセスする事に意味があるコンテンツ」を検討する事になります。


 私の場合は何かと言いますと、誰でも作れるものではありますが、他の方がやりたがらない「物凄く面倒なコンテンツ」を作っています。多くの方が面倒だからという事で敬遠している事をコンテンツとして用意する事で、この情報なら「このサイト」という認識を抱いてくれていると思います。


 サイトの性格によって、このリピートに値するコンテンツと言うのはまちまちだと思いますが、「うちの業種には無理だよ」と思うものであっても、考えれば意外と出来るものです。


 自社サイトにアクセスするユーザーにとって「どんな情報なら再度アクセスしてまで知りたいか?」というのを考えると良いでしょう。


 リピーターは言い換えればファンとも言えますので、まだ自社サイトを知らない第三者への口コミをしてくれる可能性も高い方でもあります。そのため、リピーター向けコンテンツを用意する事は、ひいては新規ユーザー向けのコンテンツにもなりうるという事なわけです。


 Webだけに限らず言えますが、まだ見ぬユーザー(新規ユーザー)の獲得だけに力を入れるのは広報的には間違いと言えます。


 リピーターにもきちんと目を向ける事で結果として良い流れが生まれるという事を忘れないでください。



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2013年12月03日

検索エンジン最適化はするな

 本日のテーマは「検索エンジン最適化はするな」です。


Googleの言いなりではありません


 こんな事を私が申しますと矛盾に感じると思いますが、今の私の方向性はまさにこの言葉の通りです。

 
 私たちがWebサイトを使って成功したいなら、検索エンジン最適化を目指してはいけないという事です。もう、聞き飽きた方もいるとは思いますが、ユーザー最適化を考えるのが一番だという事です。

目指せ!ユーザー最適化!



 こう書きますと、「Googleのいいなりになって」とか感じる方もいるかもしれませんが、いやいや違います。SEO(検索エンジン最適化)が目的になるのが良くないと言っているわけです。この目的が常に頭にあると、SEO会社からの電話営業のうまい言葉にころっといってしまうわけです。


 上位を目指しませんか?というのは既に少しずれた発想だと思わなくてはいけません。私たちが目指すのは売上アップが先であって、上位が先ではないのです。


 SEOでよくある事例として上位になっても、一向に売上が上がらないケースというのはあると思います。いや、日常茶飯事だとも言えます。


 その理由は簡単です。


1.ユーザーを見ていないからユーザーの求めるキーワードが分かってない

2.ユーザーを見ていないからユーザーが求めるコンテンツが揃ってない

3.ユーザーを見ていないから上手にサイト内で道案内ができていない



 わけです。


 私はよくこう言います。


 「限られたアクセス数ならコンバージョン率を上げるための施策に取り組むべき」という事です。アクセス数がそもそも多くないキーワードというのも存在するわけですが、売上をあげる一番の近道は上位に上げる事よりも、コンバージョン率を上げる事だと思っています。


 普段が1%のコンバージョン率の場合、その数値を倍にするにはどうしたら良いかというのを考えるわけです。その施策をするには、それこそユーザー最適化をしていなければ難しいわけです。そして、もしこの施策がうまくいけば、上位になった際にも、その効果をもったままの結果に結び付ける事が可能になるわけです。


SEOももちろん大事です


 SEOをするなと書いておいて、今度は大事だと言うのか?と思われるかもしれませんが、まあ、落ち着いてください。


 今回、極端なタイトルをつけた理由は、こうでも言わないとなかなかSEOの本当の目的を思い出せない方もいるからです。


 あまりに上位表示だけにこだわって、お客様の気持ちを考えないでいると、ろくな結果にならないからです。そういう人にははっきりと、一度SEOは考えずに、ユーザーを考えてはいかがですか?と言いたいわけです。


・本当にサイト上にあるその「メッセージ」は伝わるものなのか?


・多くのバナーがある事で道に迷わないか?


・不必要な情報(得てしてわざわざ入れたくないもの)までフォームに入力を求めてないか?


・その商品の説明は本当に適切か?知らない人に伝わる言葉なのか?


・コンバージョンしても良いと思えるくらいの安心感を与えているか?



 きりがないので一部だけにとどめますが、上位表示以前に上記の事は重要な事なわけです。これらを見直すだけで、アクセスは変わらないにしても、結果は変わる可能性があるわけです。


 しかも、これらの事はSEO施策をして、順位があがるのをじっと待つ間にいくらでもできる事なわけです。やらない理由がそもそもないと思いませんか?


ユーザー最適化があって、はじめて検索エンジン最適化が生きてくる

 
 もう一度言いますが、SEOは当然ながら重要です。しかし、ユーザー最適化があってはじめて最大の効果を出すのがSEOなのです。

SEOももちろん大事です



 単純に上位だけを目指して、サイトコンテンツを顧みないというケースの場合、残念ながら支払ったお金に対する期待するほどの結果がついてこない事はざらです。


 それでも人は上位に来れば、売上は必ず上がると信じているわけです。もちろん、上位に上がるだけで売り上げが飛躍的にあがるタイプの商材もあるでしょう。


 そういう商材は既に商品に信頼感がある場合が多く、それがもし未知数の場合には、サイトコンテンツがユーザーに向けて最適化されてなければ、思うような結果にはなりにくいのです。


 ユーザー最適化って、何をすれば良いのか?という話になるかもしれませんが、それも商材によって見せ方は変わりますので、「こうです」とは一概には言えません。


 ただ、まずはサイトを単純に「伝える」という役目から「伝わる」という状態に持っていく事が肝心なのです。伝えるのは簡単ですが、きちんとユーザーに伝わるかというのはそれ程簡単ではありません。


 これらのユーザー最適化が土台にあってこそ、SEOは効果を最大限に発揮します。


 というわけで、まずは順位云々は忘れて、サイトと向き合ってください。足りないもの、直すべき部分などいくらでも出てくるはずです。その上で検索エンジン最適化を考えれば、良い結果に結び付くと思います。



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