2010年12月08日

SEOの専門ではない方の質問は自分を成長させる

 今回のテーマは「SEOの専門ではない方の質問は自分を成長させる」です。


自分の成長を促進するもの


 私のように個人で仕事をやっていますと、どんなに実験を繰り返しても、常に知識に対する不安があります。特にTwitterなどで、多くのプロの方のつぶやきを聞いていると、もっと頑張らなければと思うわけです(皆さんの立場は同じようで違うのは分かっていてもそう思うものです)。


 しかし、そんな中、自分の成長を止めているのは、自分自身が専門の話の輪の中に入る事が多いからではないか?と思う事もしばしばあるのも事実です。共通の話題を持った方との会話は、話が合いますし、理解の出来る話が多いわけですが、いわゆる同じ業界の方同士の話ですので、いわゆるユーザーの持っている知識とは大きく異なるわけです。そして、自分がマニアックになればなるほど、ユーザーから離れていくように感じるわけです。

私の専門分野



完全な専門外の方からの質問は新鮮です


 先日、全く私の専門外の方から(その方はインターネットなどもほとんどやらない方です)、様々な偶然が重なり、HPについての相談を受けました(この偶然な話は長くなるので割愛します^^)。


 その質問内容は私には新鮮であり、こういう事が求められているのだなと気持ち新たに納得できるものでした。ホームページにも詳しくなく、いわゆる、地域密着型の店を長らくやっている方だけに、教育業界をメインにやっている私にとっては、質問内容はどれも新鮮でした。


知らない事が自分を育てる


 Twitterの場合、自分が興味あるつぶやきに注目しがちですが、実際には、興味のある話題というのは、自分の知識の確認や補填、追加などがメインとなると感じます。SEOの方はSEOの最新情報を常に探して、自分なりの正しい情報を構築しようとするわけです(それは私自身もです)。


 そういう意味で言えば、全く異業種の方の視点というのは、自分にはない視点をストレートにぶつけてきますので、とても参考になります。そして、想定外の質問などが多いため、自分自身、別の角度で考える事となり、自分が成長するのを感じます。

未知との遭遇



 そして、私の中にある、広報の視点が揺さぶられるわけです。


自分の知らない知識を人は持っている


 ここ最近、いろいろな方と積極的に(しかし、急なご連絡でお会いしている方にはお詫び申し上げます)会うようにしています。そして、会話の中から、新しい視点などを勉強させていただいています。


 今後も、いろいろな方とお会いしたいという(気持ち)はありますので、いつか会うかもしれない皆様よろしくお願いいたします(って、おかしな日本語ですね^^;)。

よろしくお願いします



 という、お願いで終わるのもたまには良いかなという事で・・・。お会いして話をする時はこんなネタではなく、真面目に面白いネタをお話しています!



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2010年12月07日

アクセス解析が制限されたら貴方はどうするか?

 今回のテーマは「アクセス解析が制限されたら貴方はどうするか?」です。私たちの業務において、アクセス解析をする事は必須とも言える事項ですが、もしそれらに制限が入ったら貴方はどうしますか?


今あるものが当たり前と思ってはいけない


 個人的にはこの情報化社会が進めば進むほど、規制に進むものもあると思っています。最近の日Yahoo!と米Googleの提携についても、独占禁止法にあたるかどうかが争点になったりしたわけですが、このアクセス解析とて、いつ、NGになっても、今の世の中おかしくはないわけです。

制限される?



 そういう意味では、今あるものが、将来にかけても、当たり前に使えると思ってはいけないなと思う今日この頃です。


もしアクセス解析可能なものが3つに制限されたらどうするか?


 さて、そんな今日は、皆さんに想像してもらいたいと思います。アクセス解析で取得できる内容が、もし3つまでに制限されたら、貴方は何を選びますか?

Google Analyticsメニュー



 日々のアクセス数でしょうか?

 参照元サイトでしょうか?

 検索キーワードでしょうか?

 コンバージョンまでの動線でしょうか?

 上位のコンテンツでしょうか?

 上位リンク先ページ(閲覧開始ページ)でしょうか?

 離脱ページでしょうか?

 ユーザーの傾向でしょうか?



数が多いからこそ、毎日チェックできない事もある


 現在のアクセス解析ツールは分析項目が多い事もあり、かえってどれも何となくチェックされているケースもあると思います。沢山あるから、どれもあまり見ないという事ですね。


 見方を変えまして、もし、最初に指定した3つの項目しかチェックできないとしたら、おそらく、今以上にその3項目について見るはずです。


 そして、貴方が選ぶ3つの項目は、貴方がSEOを含めた広報戦略を立てる上で現在、重視している項目に他ならないとも言えます。


 おそらく、この3項目は人によって異なるでしょう。全員が全員、同じ回答とは思えません。それぞれの得意分野、考え方によって、選択する項目は変わると思います。


 このように考える事で、今まで以上に、大事なアクセス解析の要素は何かの気づきになるのではないでしょうか?例えば、この項目がもし存在しなければ、別のどのような方法で、それをはかる事ができるか?などです。


そして、アクセス解析が使えなくなったら


 まさしく、「たられば」の話なのですが、アクセス解析が急に法律で認められなくなったら、貴方はどのような戦略を立てるでしょうか?


 今は当然のようにあるものが、明日からなくなる事は今の世の中、不思議ではありません。なんと言っても、先日まであったブログサービスがいきなり終了などという事もある時代です(つい先日も。いつも読んでいたものが無くなっていました)。


 大事なのは、これらのツールさえも使えなくなった時に、どのようなアイデアを出せるかです。ユーザーの動向をデジタルデータで見る事が出来なくなった場合に、貴方は何を頼りに戦略を立てるでしょうか?

アイデア



 とはいえ、もちろん、この話は「たられば」です。ですが、常にそういう意識は持っていたほうが良いと思っています。Google Analyticsについて言えば、無料で誰もが使える便利なツールです。無料だからこそ、いつ終了してもおかしくはありませんし、誰も文句は言えません。


 現在、世の中には善意で提供されている無料のツールがあふれています。これらがどういう状況になっても、良い施策を出せるように、日々、アイデアを練る練習をしておくと良いでしょう。


 最後に、もう一度。


「アクセス解析の3項目、貴方なら何を選びますか?」




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2010年12月06日

SEO向けのキーワード探しは一文字に注目

 今回のテーマは「SEO向けのキーワード探しは一文字に注目」です。


オートコンプリートを活用する


 ユーザーの使うキーワードを知る事はSEOを行う上で必須の事です。キーワードの下調べにはGoogleのキーワードツールなどを使う場合も多いと思いますが、オートコンプリート機能の使い方の視点を少し変えるだけで、沢山のヒントを得る事が出来ます。


 オートコンプリートの仕組みを改めてみてみると、このように説明されています。

表示される検索キーワードは、複数の完全に客観的な要素(検索キーワードの人気度など)に基づき、人により操作されることなく、アルゴリズムによって決まります。予測キーワードは、すべて他の Google ユーザーが以前に入力したものです。オートコンプリートのデータセットは頻繁に更新されるため、現在注目されている新しい検索キーワードが表示されます。さらに、Google アカウントにログインしてウェブ履歴を有効にしている場合は、過去に自分が行った関連性の高い検索に基づく検索キーワードが表示されることがあります。


一文字変える事でユーザーのニーズの角度が変わる



 オートコンプリートを利用する時に、一文字変えるだけでユーザーの意識の変化を知る事ができるようになります。その結果を見ることで、コンテンツ作りやSEOのヒントになります。


 ここでは「英語」というキーワードを例にして紹介してみたいと思います。


「英語」のオートコンプリート


 「英語」一文字の場合、最も分かりやすい複合キーワードの候補が表示されます。ここに一文字追加して変化を見てみましょう。まずは「英語の」です。


「英語の」のオートコンプリート



 いかがでしょうか?一文字追加するだけで具体的なヒントが見えてきたと思います。次はこの一文字を「英語は」に変えてみましょう。

「英語は」のオートコンプリート



 「英語は」にすると、書籍のタイトルのようなものが沢山出てきましたね。「英語は〜」というのは書籍のタイトルに向いているものが多いのかもしれませんね。それでは、「英語が」にしてみましょう。

「英語が」のオートコンプリート



 「英語が」にすると、いわゆるユーザーの悩みや欲求が見えてくるようになりました。ブログでも何でもそうですが、ユーザーの悩みや欲求に答えるコンテンツというのはニーズがあるものです。


 最後に「英語を」にしてみましょう。

「英語を」のオートコンプリート



 これもまた、違った角度でユーザーの気持ちを見ることが出来ますね。


SEO向けのコンテンツのヒントはいくつもある


 サイトやブログを作る場合、いつもやっている方法だけが、コンテンツ作成のヒントになるわけではありません。今回のように、オートコンプリート機能で一文字変えるという、とても簡単な方法でも、いろいろなユーザーの気持ちを汲み取る事ができるようになります。


 まだまだ追加する文字はいくらでも出てきます。どんなものが作るべきコンテンツなのか、あるいは、作りたいコンテンツなのかを考える時の参考にすると良いでしょう。


 少しだけ時間がある時などにも、簡単な頭の体操になると思います。



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2010年12月03日

結局必要なのは検索エンジンへの最適化

 今回のテーマは「結局必要なのは検索エンジンへの最適化」です。


目指すのはGoogle最適化なのか?


 日Yahoo!が米Googleのアルゴリズムを採用し、既に完全移行が済んだのではと囁かれている現在、私たちが忘れてはいけない事があります。


 それは、私たちが目指すのはGoogle最適化なのだろうか?と言う事です。最近のネット上のニュースを見ると、思っても見なかったような大手が買収されたり、提携したりというものが数多く流れます。

検索エンジン最適化?



 実際、私たち自身、まさかYahoo!がこのような形になるとは思ってもいなかったわけです。そもそもBingのアルゴリズムが採用されると誰もが考えていたのが、2010年の12月現在、このような状況なわけです。


結局は検索エンジン最適化が必要なのです


 SEOのコンサルティングを業務にいれている身として考えなくてはいけないのは、どのような提携があっても、最小限の被害に食い止めるような施策やアドバイスをする事だと思っています(もちろん、どんな事があってもプラスでいければそれに越した事はありませんが、それを確実に分かる方はいないでしょう)。


 今が大丈夫ならOKではなく、長い目で考えて、常に検索エンジンの最終形を想像して施策をするべきだと思っています。綺麗事かもしれませんが、何かあった時に影響を受けるのは、アドバイスや施策を代行した側ではなく、依頼したクライアントのサイトだと言う事を忘れてはいけないのです。

ひどいSEO施策の被害



リンクひとつでも施策会社の考え方が見える


 そう考えると、同じリンク販売をやっているSEO会社であっても、全くその方向性が違うのも見て取れます。「リンク」をまるで飴かジュースのように同じ形で提供しているところから、一つひとつ考えて提供しているところまで様々なわけです。これが、特定の検索エンジンだけを考えているのか、それとも、「検索エンジン」を全体的に意識して施策をしているかの違いだと思っています。

リンク販売



 リンク販売そのものの善悪は別としまして(そもそも私は販売していません)、ニーズがあるからこれだけ多くの会社が存在しているわけですので、そのニーズの中でどれだけ誠実に対応しているかが重要だと思います。


もちろんGoogleのSEOは重要です


 もちろん、現時点で言えば、Google SEOの重要性は欠かせませんし(というか、必須^^)、私もそれについての記事を書くと思います。ただ、もっと広い視点で見ないといけないのだという事を、今回の記事では伝えたかっただけです。


 検索エンジンへの最適化というものは、いつまでも終わらない課題のようなものです。だからこそ、私たちも、そしてクライアントも、即効性を求めるのではなく、永続性を考えた視点が必要だと思います。



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2010年12月02日

求められているのはSEOというよりも・・・

 SEOのコンサルタントという仕事をしていながら、最近はその仕事内容も幅広く(と言うと聞こえは良いのですが、実際は「何でも屋」^^)なってきました。


 実際、一般の方に聞かれて困るのは、どんなお仕事ですか?って言われる事ですね。ほぼ間違いなくSEOなどというのは知らない単語なので、かなり噛み砕いて説明しています。で、結局、できる事は何でも受けていますと答えたり・・・。


最近の傾向


 私のところに来る案件でも、実はSEOについてだけというものは少なくなって来ています。どちらかと言えば、トータルなお話が多くなっています。服で言えば、上着を見立ててもらうというのではなく、全体的に服をコーディネートしてもらうようなイメージかもしれません。

トータルで見立てる



 多くの媒体が毎日のように生まれている中で、現場にいる方としては、どれを選択すれば良いのかわかりにくいのでしょう。そもそも、毎日パソコンとにらめっこしている私でさえ、迷う事が多々あるわけですので当然と言えば当然ですね。


求めているものは具体的に分かりやすい効果


 いつの時代になっても変わらないのは、クライアントが求めるのは、分かりやすく効果が見えるものかもしれません。例えば、先日のブログ記事でセミナーについて書きましたが、アンケートでこういうものがありました。


「次回はTwitterなどの学校広報での使い方のセミナーを!」



 というようなものです(実際にはやった事あるのですが、その時は参加されていなかったようです)。Twitterは人気もあり、成功事例などもテレビで盛んに放映されているため、「効果が見えるツール」(実際には失敗事例も多いような気がしますが・・・。)と見えるのでしょう。

効果が見える



気になるのはデメリット?


 SEOよりも、認知度が高いTwitterは、やはり学校広報としても気になるようで、facebookも含めて、どうやって有効活用しようか悩んでいる所が多いようです。


 しかし、実際に始めていない所が多いのも事実です。教育関係について言えばどうしても、トラブルを先に考えてしまう所があり(これは信用が大きく関係する業種なので仕方のない話なのですが)、デメリットばかりが気になるようです。そのため、とりあえずはじめようという気持ちがなかなか起こりにくい業界ではあります。成功事例を見て、それを見てから検討しようというスタンスですね。

成功事例



 もし今、私が学校広報の現場にいたら、おそらくいろいろな方からデメリットをあげられて、学校でのTwitter開始はストップがかかるかもしれません。いわゆる広報がOKでも、先生方からのNGがある事も多いのです。


そして、求められるもの


 長々と書いてきましたが、結局の所、求められるのは単純明快な話です。


「それって、コストや手間に見合う効果があるのか?」



 実際にはこれが判断基準の根底にある事は多いでしょう。限られた時間、予算の中で、コストや手間に見合う効果が見込めるのであれば、やるという事です。そういう意味で、SEOだけではクライアントも満足しない時代になってきたわけです。


 何らかの目新しい提案や分かりやすいメリットがないと、どうしても手を出しにくいと思われるのでしょう。SEOも分かりやすい結果が出るようなものであれば良いのですが、こればかりは保証が出来ない世界です。


 クライアントにとってはSEOでもSEMでも、チラシでも、Twitterでも、目に見える効果が出るものが欲しいのは変わらないわけです。そういう意味では、SEOは曖昧な部分も大きいため、なかなか言葉が浸透しないのも無理はないかもしれませんね。




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