地域性のあるものの要は言及される事
2011年は検索エンジン対策においては、一つの進化をする時代だと考えています。SEOは当然の事ながら、地域性のある商売については、サイテーション戦略が欠かせない時代となると考えています。
サイテーションとは、他サイトなどで言及される事を指しますが、住所や電話番号、お店の名前など、特定できる要素がいかにして他のサイトやブログで言及されるかが鍵となってきます。

今まではリンクというものを重要な物差しにしてきた検索エンジンでしたが、今後はリンクのあるなしに関わらず(もちろん、リンクされればさらに良いですが^^)、特定できる情報が記述される事さえも意味を持つようになってきます。
そういう意味では地域性のある商売については、どうやったら自分のお店なりについて書いてもらえるかというのが大事な視点となると言えるでしょう。
最近、メキメキ頭角を現してきた話題のMEO(マップエンジン最適化)などは、さらに2011年はニーズが出てくると思われます。
リンク+言及の時代へ?
普通に考えれば、話題になるものが必ずしもリンクという形で表現されるわけではないわけです。そう考えると、このGoogleアルゴリズムの進化は歓迎するべきものだと言えます。
今までの特定キーワードでのリンクという形から、評価の考え方が変わってきた(というか、進化した)という事です。

とはいえ、リンクを受ける事の価値はもちろんなくならないわけです。人が他人に知らせたいものは、やはり、リンクという手法を使うのがWebでは一般的ですし、ユーザーにとっても利便性の高い方法だからです。
そのため、外部的なSEO要素を物凄く簡単に言うならば、「良質なリンク+良質な言及」(←これが言いたかったのです)が検索エンジン対策として有効になってくると思います。
もちろん、この言及要素も操作できないわけではありませんが、少なくとも今までよりも複雑な評価基準になるであろう事は間違いありません。
サイテーション戦略?
前述した通り、2011年はサイテーション戦略という風潮や言葉が出てくると思います(そんなに派手には出てこないかもしれませんが^^;)。
とはいえ、結局は「SMO」という事なんですよね。ソーシャルメディアに自然と話題がのるような形が出来れば、ブログなどでも言及される可能性が高くなるわけです。
となると、いつもの記事のような形でまとまってしまうわけです(申しわけありません)。
そう考えると、基本は全く変わらないわけです。
企業がアイデアをしっかりと考えて、アイデアの着地点を多くの視点から想定し、口コミとなるようにするという事です。いくら予算を割いても、かけたコスト通りの効果が期待できるとはいえない時代です。
広告要素(宣伝要素)が多ければ、ユーザーはそれを敏感に感じとり、その情報と距離を持とうとする可能性も高くなるわけです。
今後は検索エンジンの順位も、より多くの、そして複雑な評価基準が入ってくると思います。それはGoogleが考える検索エンジン像に近付くための自然な形と言えるでしょう。
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