titleタグは何文字が良いのか?
最近は「titleタグは何文字が良い」かの記事は見る事もなくなりましたが、揺さBrain!でもまさかそれが何文字だなどと言うつもりはありません。
そもそもこの視点がややずれているのです。
現在は何でもかんでも一瞬で検索エンジンに質問する事で答えがかえってきます。検索すれば分かりますが、20文字だったり、30文字だったりの答えが出てきます。
慣れている方であれば、このどっちが正しいのか?などという事で悩む事はないと思いますが、もし自分がまさに今日からSEOを意識した場合には、このどちらがより正しいのかをさらに検索して調べるかもしれないわけです。
しかし、少し待ってほしいのです。何文字が正しいのか?と何度も検索するなら、物凄く簡単な方法があります。
それは、検索結果を見て「少なくとも自分が読みやすい」と思うtitleは何文字なのかを数えれば良いだけです。物凄くアナログですが、これ以上でもこれ以下でもないと私は思っています。
検索結果に表示される文字には上限があるわけですが、その上限が良いのか?と言えばそうとも言えません。さらに意識して欲しいのは、そのキーワードによって最適な文字数というのも変わってきます。正確に言えば、最適なではなく、その検索結果で目立つ、あるいはクリックしたくなる文字数と言っても良いでしょう。
そして、検索結果をきちんと見れば、自分のサイトだけを見たtitleの内容ではなく、比較の上でのtitleの文章を考えられるわけです。つまり文字数もさることながら、内容も独自性を持たせる事ができるわけです。

実際の店で考えてみる
同じキーワードで上位にあるサイトを例として同じ商品を売るお店と考えてみましょう。現実の店で近くに同じ商品を扱っている店というのは沢山あるわけですが、もし自分の店にもっと来てほしいという場合、他店を意識して文言を変えると思うのです。
例えば「ジャガイモ」に対し「コロッケにぴったりのジャガイモ」と書いたりなどです。どちらが良いかは別として書き方一つで消費者に与える印象は変わるわけです。
もちろん、モノによっては同じにした方がベストな場合もあるかもしれませんが、ネットの世界では違いを見せる事(明確に訴える事)が大事になってきます。
手間をかける事で見えてくる大事な事
今回の事例で言えば、文字数だけの話ではありますが、他の部分でも同じです。今は何でも答えがすぐにかえってくる反面、想像力や記憶力が以前に比べてなくなっています。記憶について言えば、記憶する必要性が確実に減っているからです。
想像力もそうでしょう。もちろん、検索キーワードは「考えている」という方もいるとは思いますが、それでも検索エンジンの出す答えに依存している割合は大きいわけです。
下図は「SEO メリット」の検索結果ですが、titleの内容を「数」だけで考えてつけた場合と、この検索結果を見てから考えるのでは大きな違いがあるのは一目瞭然でしょう。

日々公開されるSEOの情報には「こうしたら良い」「これが最適」というものが多いと思いますが、そこで理解を止めてしまいますと、見ている先はGoogleだけでユーザーを見ていない事になります。
どんなに上位に来たとしても、ユーザーを意識していないものは、本来得られるはずの効果を得られない可能性さえも生んでしまいます。
titleタグに限らず、その他のSEO上重要と言われている部分についても、検索結果で出てくる答えだけで判断せずに、「何のためにこれはあるのか?」という所まで意識すると良いと思います。
もちろんこの話はSEOだけに限った事ではありません。すべてにおいて言える事です。
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