2011年02月22日

妄想族はSEOもマーケティングも得意

 本日のテーマは「妄想族はSEOもマーケティングも得意」です。妄想族って何?と思われた方もいるかもしれませんが、妄想が好きで想像力が豊かな方の事です。


妄想好きは話を広げられる


 まず、想像や妄想が好きな方というのは、いろいろな意味で一つの事象から、様々なシーンを想像するのが得意です。場合によっては、迷惑な想像をされる場合(^^;)もあるかと思いますが、その力はSEOやマーケティングには欠かせないものです。

妄想はSEOに役立つ



 それは、言うまでもなくユーザーの行動を「あーでもない、こーでもない」と想像出来るからです。普段、私達は他人の行動にはそれほど関心を示しません。電車内などでも、人と目を合わせないように、広告などを見ている方も多いのではないでしょうか?


 しかし、もしかすると、この記事を読まれている方の中で、例えば遠くにいるカップルの会話を勝手に自分で想像して作るのを楽しんでいる方もいるのではないでしょうか?たいてい、ドラマチックな展開にしたりしていませんか?

カップルの会話



SEOはユーザーの行動を想像する事が重要


 SEOではユーザーの行動をどれだけ想像できるか?で、その対象とするキーワード量がそもそも変わってきます。


 例えば、電気量販店で、自社サイトで扱っている商品を物色している方がいるとしましょう。その方の気持ちを想像してみて下さい。


 いろいろな商品を見ているその方は今、何か自分の背中を押してくれる情報を商品に求めているのかもしれません。同じような商品でもメーカーが違えば、その売りのポイントは違います。また、ユーザーによって、求めている機能も違います。


 iPod用のスピーカーを買いたいという方が全員、価格だけで商品を買うわけではないですね?人によって、ポイントとして考えている部分は異なるはずです。もちろん、複数のポイントのあわせ技という場合も多いでしょう。


 想像力が豊かな方は、ユーザーの気持ちをあらゆる角度から考える事が得意な事もあり、普通では気づかないようなキーワードに気づき、それをコンテンツ内で表現できるかもしれません。


 言い換えれば、想像力がない場合には、コンテンツの深みがどうしても薄くなりがちです。キーワードツールに出てくるものだけでは、まかないきれません。人間観察などをいつもやっている方などは、商品を選ばない理由にも敏感になっているはずです。

キーワードを想像



実践!妄想族


 というわけで、ついうっかりこの記事を読んでしまった方は、今日数回だけでも構いませんので、ガンガンに妄想をしていただきたいと思います。


 とはいえ、何かお題を出さないと決められないと思いますので、昼食のシーンにしたいと思います。


 貴方が今日、昼食に入ったお店で後から入ったお客が何を考えて、何を迷ってその注文に至ったかなどを想像してみてください。


 忙しくて外食できずに会社で食べると言う方は、近くにいる同僚が何故、それを食べるに至ったかを考えてみてください。


 え?自宅で一人で仕事しているから、それも無理?というような方は外に出たときに何のお店でも構いません。書店でも何でも。人に怪しまれない程度に観察し(←これは大事です!)、意思決定までの仮定を妄想してください。不審な行動にはならないようにお願い致しますm(__)m。


 さらに、妄想に慣れている方(^^;)は、その注文(購入)の手前のシーンをさらに考えてみてください。何故、そのお店をその人たちは選んだか?という点です。


 ただし、一点。忘れてはいけないのが、その想像した内容を元に、SEOに向いたコンテンツとして、またキャッチコピーとしてどのような言葉を使うと良いか?という事まで考えるようにして下さい。


 こんな事は馬鹿馬鹿しくてできない!とか、だいたい予想がつきます!とやる前から思っている方も、是非やってほしいものです。きっと実際にやってみると、今まで見えなかった部分に気づくと思いますよ。


 そして、それが何らかの商売・サービスのヒントになるはずです。


 さて、どんな妄想ができるか?頑張って下さい。


 とはいえ、妄想の内容は全て自己責任でお願いいたしますm(__)m。



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2011年02月21日

Googleに次に目指してほしい感情検索

 今回のテーマは「Googleに次に目指してほしい感情検索」です。感情検索については「SEMアドバイザーのSEO対策ブログ」時代に「検索エンジンの「感情キーワード検索」」という記事を書かせて頂きましたが、今回は少し視点を変えた記事にしています。


ユーザーは知らない言葉ばかり


 検索するという事は、その根底には「知らない事を知りたい」という気持ちが少なからずあります。もちろん、今知っている言葉についてさらに詳しく知りたいという時にも検索をしていると思います。


 「SEO」というキーワード一つをとっても、一般ユーザーには程遠いキーワードであり、知らない人の方が多い(少なくとも本当の意味を理解している人は少ない)と考えた方が良いと思っています。


SEOを知らない人はなんと探すか?


 キーワードを知らない方が使う言葉というのは、残念ながらアクセス解析では見つけにくいものです。SEOではビッグキーワードやその複合語を狙ってしかけるというのが、一つの手法ですが、これらは原則、軸となるメインキーワードを知っているユーザーに対して向けた対策でしかありません。


 前述しましたように、一般ユーザーのかなりの方が「SEO」という言葉を知らないと仮定すれば、SEO施策をする側から考えても、「SEO」というキーワードだけを追い続けるのは、かえって裾野を狭める事になるだけです。


 例えば、SEOを業務とする方は以下の二つのキーワード(文章)での検索ユーザーは同じく、対象としているユーザーだと言えます。


1.SEO対策

2.ホームページの順位を上げたい



 いかがでしょうか?ある意味、営業的な面で言えば、2の「SEO」というキーワードを知らない方の方が、SEOへの悪い意味での先入観も持っていないため、好ましいユーザーかもしれません。では、このキーワード(ここでは、あえて「SEO」ではなく「SEO対策」をサンプルにしています)でのGoogleでの検索結果を見てみましょう。各キーワードとも上位5サイトを表示しています。


★キーワード「SEO対策」

SEO対策での検索結果



★キーワード「ホームページの順位を上げたい」

ホームページの順位を上げたいでの検索結果



 上図がそれぞれの検索キーワードでの検索結果ですが、ほぼ同じような希望(意図)を持ったユーザーであるに関わらず、検索結果は全く異なるものとなっています(当然こうなりますね)。


言葉を未認知のユーザーの使う言葉はかなり多い


 前述の例では、おそらく似たような目的を持っているであろう言葉を選択して例とさせて頂きました。ここで問題となるのは、「SEO対策」「SEO」というのは一つの決まった単語ですが、その言葉を知らないユーザーが、それと同じ目的を果たすための言葉というのはとても多くあります。


 それは言うまでもなく、それぞれの方の知っている(あるいはよく使う)言葉に基づくからです。少し考えただけでも・・・


・ホームページにお客様が来ない

・Webがうまくいかない

・ホームページって作っても意味ないよね?(これはさらに深い文章ですが、SEOへの潜在的なニーズは、少なくともあるはずです)

・ホームページのアクセスを増やしたい

・ホームページが何位か見つけられない



 などなど、まあ、どの言葉も必ずしも「SEO」に直結するわけではありませんが、潜在的には、SEOを知ればもしかしたら興味を持ってくれるかもしれない方々の予備軍であるという事はいえるでしょう。


今は検索エンジンのルールに従っている


 現在、有り難いことに、ユーザーは検索エンジンの暗黙のルールに従う方が多くいます。まさに私もその見本のようなものです(^^;)。それはキーワードで検索をするというルールです。細かく知りたい場合には「SEO対策 無料」などのようにスペースを入れて言葉を追加するという形です。


 しかし本当は、知らない言葉を文章で検索する場合でも同じように検索エンジンがユーザーの感情をある程度察知して、結果をかえしてくれれば便利かも、と思う事もよくあります。


 知っている単語だと検索結果に近いものは出せるかもしれませんが、感情から発した言葉だと、どうしても、いくつかのサイトを訪ねまわらないと回答にたどりつけないと感じる事もあるからです。


 とはいえ、そこまで検索エンジンがユーザーの気持ちを読んで、検索結果を出してきたら、ますます人は考える事を放棄してしまうかもという思いもあります。


 少なからず、今後の検索エンジンの進化の過程で、よりユーザーの感情をくんだ結果をかえす時代になるのではないか?とは思っています。


 ユーザーが最短で望む結果を出すと言う、検索エンジンの今後を楽しみに、勝手に想像させて頂きました。


 まあ、今は下記のように「もしかして」を出してくれるだけでも良しとしましょう!(朝からこんなオチで申しわけありませんm(__)m)

SMアドバイザーでの検索結果



 ありがとうございます。Google!きちんと「SEMアドバイザー」での上位2位までの検索結果を出してくれるなんて最高です!


 そして、Yahoo!・・・。

SMアドバイザーでのYahoo!での検索結果



 やっぱりGoogleが好きです!


 最後が冗談で終わるのもなんですので、SEOを業態とする方を例に取りましたが、今は少なくとも、ユーザーが使う言葉に合わせた検索結果を出すのが当然の流れです。


 そう考えれば、「本当の意味でユーザー(しかも一般の)の立場にたった気持ち」を意識した言葉をサイト内に盛り込む事がどれだけ重要かが分かると思います。



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2011年02月18日

SEOはなんだかんだ競合を見てみるに限ります

 本日のテーマは「SEOはなんだかんだ競合を見てみるに限ります」です。


競合のSEOはいわば先生です


 最初にお断りをしておきますと、「先生」というのは、良い先生と悪い先生がおりますので、真似をして下さいというわけではありません。良い先生かどうかの判断基準は本記事では触れませんが、まずは、基本としてGoogleのウェブマスター向けガイドラインなどを見てみると良いでしょう。


 ただ、少なくとも、自社が目指しているキーワードでのSEOで抜くべきは、その上位にあるサイトなわけですので、競合の商品・サービスのチェックも兼ねて、SEOの状況(内部SEOや被リンクの状況など)は調べておくと参考になると思います。

競合サイトのチェック



 とはいえ、貴社サイトの現在の順位にもよります。例えば、300位などですと、1位や2位のサイトに学ぶ以前の話です。もちろん、キーワードによりますが、ほぼ中身に問題があると思われます。例えば、世界ランキング300位の方がいきなり1位の方の真似をしても、無理が出てきます。その差がありすぎて、おそらく、やる気を失くすかもしれません。


導線も一緒に学ぶ


 上位にあるサイトだからとはいえ、SEOとしては成功していても、コンバージョンでも成功と言える状況かは分からないものです。実際には、狙っているキーワードで1位をとっても、コンバージョンを生まないキーワードなどは嫌という程あります。


 とはいえ、検索ニーズのある人気キーワードで上位にあるにも関わらず、コンバージョンが極端に悪い場合には、導線設計をはじめとしたランディングページの問題が大きい可能性があると言えます。


 キャッチコピーや文章の流れ、ユーザーとして自分ならどう考えるかというのを素直に感じてみると良いでしょう。どうしても自社サイトについては、贔屓目に見てしまいます。問題点に気づいていないというよりも、無意識に問題点から逃げてしまっている部分もあると思います。


 そのため、上位サイトのSEOをチェックするついでに、導線チェックも確実にやっておきましょう。中身を見て、「負けている」と思ったら、それに勝つにはも考えましょう。ネットのユーザーは、比較を前提に情報を探す事が多いわけですから。

導線の確認



上位サイトもSEOはやっている


 ここで少し寄り道な話です。私が予備校で働いていた時の話です。受験の場合、どうしても、上位に入らないと希望の大学には入れません。基本は点の高い方から合格をさせるわけです。それは言うまでもありませんね。SEOも同じようなものでアルゴリズムを元に評価されて、それぞれのサイトがその結果としてのランクに落ち着くわけです。


 受験生が今、自分より上位にいる方より上位に行くためには、その方以上の努力が必要になります。自分が普通にやればではなく、上位の方以上にやらないといけないわけです(もちろん、そんな単純な話ではありませんが、あくまで例え話です)。


 受験生の場合とSEOもある意味同じような状況と言えます。商用サイトであれば、ビッグキーワードでの上位サイトがSEO施策をやっている事は十分あり得るわけです。


 つまり、その上位サイトに負けないSEO施策をしなければ、それを抜く事はなかなか難しいわけです。とはいえ、これはあくまで自然検索での話ではあります。

努力



今はSEOだけではないという事


 いつも書いていますのでしつこいくらいですが、今はもうSEOだけで何とかする時代ではありません。いわゆる団体戦のような状況です。


 あらゆるツールを自社の状況にあわせて、あわせ技で勝てば良いと言う事です。SEOで負けたからと言って必ずしも、結果としてアクセス数がSEOでの上位サイトよりも少なくなるわけでも、コンバージョン数が少なくなるわけでもありません。入口は今やいろいろとあるのです。


 考え方としては自然検索結果としては競合に負けても、他の媒体経由では勝てば良いだけです。そもそも、ほぼ抜くのが無理に近いサイトが上位に居座っている事もあるはずです。


 利用できるツールをどのような形で利活用するか考え、それらを有効に使い、総合パワーが最終的な結果に結びつくわけです。



 私のブログはご存知の通り、「これをやればこう出来る」と書くものではありません。あくまで、読まれた方が自由に想像して次につなげていただければと思って書いています。考える力と実行力が育たなければ、どんなに具体的な方法が書いている記事を読んでも意味はそれほどないと思っています。


 私自身はアイデアにまさる戦略はないと思っています(まあ、これは人それぞれの考えですので、あくまで私の個人的な考えですのでご了承下さい)。



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2011年02月15日

SEOは難しいテクニックより簡単な事を確実にこなす方が重要

 今回のテーマは「SEOは難しいテクニックより簡単な事を確実にこなす方が重要」です。


SEO情報は盛りだくさん!


 毎日、SEOの情報を収集している事と思われますが(これは私もです^^;)、本当に情報量が多いですよね。でも、実際にアクションを起す方が難しいと思われる方も多いのではないでしょうか?


 こんな実験好きの私でさえ(最近、その手の記事は書いていませんが、実験は相変わらずやっております)、多くの情報を見て、即座に実験できるものはと言えば、限られてきます。


 私でさえそうなのですから、既に企業サイトとして運営しているサイトでは、新しい情報が入っても、なかなか実行には移せないのではないでしょうか?

情報



難易度の高いテクニックはSEOに効果的か?


 最初に私なりの答えを書くならば「NO」です。今でも、キーワードによっては、驚くばかりの古いコードで書かれたものが上位にあるものを良く目にします。皆さんもおそらく気づいていると思います。


 最新のSEOテクニックには裏技に近いものも多くあります。難易度が高いというか、一般レベルには理解がしにくい方法だったりするものもあるわけですが、実際にSEOで大事なのは「王道のSEOテクニック」です。


 考えて見てください。今、上位にあるサイトは、基本にかなり忠実なものが多いのです。それは、昔から大事と言われている部分ですよね。


 10年前も今も、SEOの基本はなんら変わっていないと私は思っています。言い換えれば、検索エンジンの裏をかいたテクニックが通用しなくなっているだけなのです。

SEOは基本が大事



コンテンツの良し悪し?


 私も良く書きますが、コンテンツの充実については、普遍的なSEOです。もちろん、その作りこみの方法にはSEO向きのやり方とそうでないやり方というのはありますが、基本は将来も変わらずに自信を持って、大事だと言える部分です。


 検索エンジンにコンテンツの良し悪しが分かるか?と言えば、それは分かりません。だからこそ、内部に含まれるキーワードなどをはじめとして、外部からの評価(被リンクなど)などもランキングに加味しているわけです。例えば、どんな泣ける話を書いても、Googleが泣く事はないでしょう。泣くのはユーザーだけです。

検索エンジンは感情移入はできない



 検索エンジンの結果は、ユーザーが検索エンジンに伝える気持ち(検索キーワード)次第です。その気持ちを分かりやすく伝えれば(複合キーワードなど)、最短時間でユーザーの気持ちに応えられる(かもしれない)サイトを提案してくれるわけです。


 そして、その気持ちに応えるサイトがなければ、近いサイトを提案してくれるわけです。この時に競合が少ないと、大手でなくても、勝負できるわけです。ニッチな市場がまさにそこにあてはまるわけです。


SEOで見直すべきは基本的で簡単な事


 さて、本題に戻りますが、SEOで新しい情報を得ることはもちろん大事です。しかし、前述しましたように、ランクに大きく影響を与えるのは、どちらかと言うと、基本の積み重ねを着実にやっているか?という事に他なりません。


 更新頻度がどうかというのも、検索エンジンだけを考えるのであれば、そのサイトの歴史も含め、いろいろな要素が絡みますので(歴史が長いと言う事は対外的にもいろいろな意味で評価されていたりするので)、一概にどっちが良いとは言えませんが、ユーザーを考えれば、更新をきちんとしていれば、それをユーザーが認識してリピートしてくれるようになります。


 私のこのブログは、平日更新という事をご存知の方が多いため、平日と土日祝ではアクセス数が全く違います。


 しかし、平日は読もうと思ってくれている方も少なからずいらっしゃると思います。そういうユーザーがいるという事は更新を定期的にやっているからだと思っています。


 難しい裏技に走る前に、まずは簡単で基本的なSEOを確実に実践する事が重要だと思います。その事は常に頭に入れておきましょう。




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2011年02月10日

SEOではもうひと手間のコンテンツが効果を生む

 今回のテーマは「SEOではもうひと手間のコンテンツが効果を生む」についてご紹介いたします。


ありきたりで終わらせていませんか?


 既にサイトを持っている方に多いのですが、さらにサイトのブランディング力を高めるために、サイトを追加しようと思う場合など、どうしてもありがちなコンテンツを「とりあえず」考えてしまう事も多いのではないでしょうか?


 得てして、リンクの一つの供給元レベルで考えると、いわゆる普通のコンテンツになってしまいがちです。そんな私も数多くのブログやサイトを作成しましたが、その中では、今では、放置実験やドメイン削除実験などに移行させてしまった愛すべきサイト達もおります。


 決して適当に作ったつもりはないのですが、実際には、後一歩の努力という点で手を抜いていたサイトがある事も事実です(そういう実験もしていましたし^^;)。

とりあえずなホームページ



成功と失敗は紙一重


 実際、時間をかけて作りこんだサイトやブログはジワジワと効果を発揮します。その共通点は「自分で意識できるくらいの、ひと手間をかけている」という事ですね。

ほち手間かけてます



 このテーマのコンテンツで「これはかなりコアに感じる」や、「他で検索しても詳しいページが見つからなかった」(これを作っておくと、唯一になるので、アクセス数は少なくても、かなり濃いユーザーを呼び込みます)、「ここまで書けば自分が読んでも満足する」までの努力をしているものは、効果がでるタイミングはもちろん分かれますが、全く効果が出ないという事はないはずです。


 そして、既にあるテーマの後発サイトの場合、このひと手間をかけていないのが多く感じます。つまり、読んでも、既に上位サイトで見たことばかりの内容だったりするわけです。


SEOでこのキーワードを上げたいけど上がらないという声


 よく、「このキーワードでどうしても上げたいのです!」という話を聞きます。これはSEOを仕事にしている方であれば、毎日のような話ですよね。


 でも、よくよくみれば、そのサイトにたいしてそのキーワードに関係する事などが存在しない事が実に多いわけです。


 正直言えば、それで上位に来たら、検索エンジンの質が悪くなっている証拠ですとしか言い様がない情報量だったりします。


 上位表示したいキーワードがあるのは、分かります。誰しもネットで仕事をやっていれば、そうでしょう。しかし、ないものねだりはいけません。ひと手間もかけていない状況であげたいと言うのでは駄目です。


 そもそもユーザーを無視している事になります。そのキーワードで上がったとしても、直帰してしまう可能性が高いわけです。直帰予備軍のアクセスだけを増やしても何の意味もないという事を、特に現在のGoogle時代には意識しなくてはいけません。

直帰予備軍



コンテンツにひと手間をかける意味


 コンテンツにひと手間をかける必要がある理由をいくつかあげたいと思います。


・ロングテールSEOに強い!(しかもコアなユーザーを獲得可能)

・作った感が強い!(気持ち的にも、更新を含め頑張ろうと思えます)

・ユーザーが喜ぶ!(中途半端なコンテンツは今後は必要とされなくなります)



 大雑把に書きましたが、まさにこのままだと思っています。SEOは検索エンジンでの順位を上げる事だけを目的にしてはいけません。


 あくまで、なぜSEOをやるのかという目的を考え直さないといけないのです。中身のないコンテンツを作っておいて、順位をあげたいではいけません。


 SEO施策を施す

 ↓

 順位があがる

 ↓

 ユーザーが見つけてクリックする

 ↓

 満足してシェアする(かもしれない)



 この流れ(相当大雑把です^^;)を是非念頭に入れて、あと「ひと手間」を心がけましょう。


 経験上、ブログなどは、記事次第で一気にアクセスが増えていきます。順々に増えるではなく、一気にくるときはきます。


 それらは、どのような記事が必要とされているか、そして、自分ならではのコンテンツを用意できるかに大きく関わってきます。


 サイトは使い捨てではありません。育てるつもりで、じっくりとコンテンツを考えてから構築してください。ある程度の時間の差こそあれ、結果が伴ってくるものです(ただし、ニーズが少なくともあるもので・・・)。



◆コンサルタントのご相談、その他のご依頼はSEMアドバイザーまでご相談下さい。売上げアップのアイデアだしまで幅広くサポートします。
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