妄想好きは話を広げられる
まず、想像や妄想が好きな方というのは、いろいろな意味で一つの事象から、様々なシーンを想像するのが得意です。場合によっては、迷惑な想像をされる場合(^^;)もあるかと思いますが、その力はSEOやマーケティングには欠かせないものです。

それは、言うまでもなくユーザーの行動を「あーでもない、こーでもない」と想像出来るからです。普段、私達は他人の行動にはそれほど関心を示しません。電車内などでも、人と目を合わせないように、広告などを見ている方も多いのではないでしょうか?
しかし、もしかすると、この記事を読まれている方の中で、例えば遠くにいるカップルの会話を勝手に自分で想像して作るのを楽しんでいる方もいるのではないでしょうか?たいてい、ドラマチックな展開にしたりしていませんか?

SEOはユーザーの行動を想像する事が重要
SEOではユーザーの行動をどれだけ想像できるか?で、その対象とするキーワード量がそもそも変わってきます。
例えば、電気量販店で、自社サイトで扱っている商品を物色している方がいるとしましょう。その方の気持ちを想像してみて下さい。
いろいろな商品を見ているその方は今、何か自分の背中を押してくれる情報を商品に求めているのかもしれません。同じような商品でもメーカーが違えば、その売りのポイントは違います。また、ユーザーによって、求めている機能も違います。
iPod用のスピーカーを買いたいという方が全員、価格だけで商品を買うわけではないですね?人によって、ポイントとして考えている部分は異なるはずです。もちろん、複数のポイントのあわせ技という場合も多いでしょう。
想像力が豊かな方は、ユーザーの気持ちをあらゆる角度から考える事が得意な事もあり、普通では気づかないようなキーワードに気づき、それをコンテンツ内で表現できるかもしれません。
言い換えれば、想像力がない場合には、コンテンツの深みがどうしても薄くなりがちです。キーワードツールに出てくるものだけでは、まかないきれません。人間観察などをいつもやっている方などは、商品を選ばない理由にも敏感になっているはずです。

実践!妄想族
というわけで、ついうっかりこの記事を読んでしまった方は、今日数回だけでも構いませんので、ガンガンに妄想をしていただきたいと思います。
とはいえ、何かお題を出さないと決められないと思いますので、昼食のシーンにしたいと思います。
貴方が今日、昼食に入ったお店で後から入ったお客が何を考えて、何を迷ってその注文に至ったかなどを想像してみてください。
忙しくて外食できずに会社で食べると言う方は、近くにいる同僚が何故、それを食べるに至ったかを考えてみてください。
え?自宅で一人で仕事しているから、それも無理?というような方は外に出たときに何のお店でも構いません。書店でも何でも。人に怪しまれない程度に観察し(←これは大事です!)、意思決定までの仮定を妄想してください。不審な行動にはならないようにお願い致しますm(__)m。
さらに、妄想に慣れている方(^^;)は、その注文(購入)の手前のシーンをさらに考えてみてください。何故、そのお店をその人たちは選んだか?という点です。
ただし、一点。忘れてはいけないのが、その想像した内容を元に、SEOに向いたコンテンツとして、またキャッチコピーとしてどのような言葉を使うと良いか?という事まで考えるようにして下さい。
こんな事は馬鹿馬鹿しくてできない!とか、だいたい予想がつきます!とやる前から思っている方も、是非やってほしいものです。きっと実際にやってみると、今まで見えなかった部分に気づくと思いますよ。
そして、それが何らかの商売・サービスのヒントになるはずです。
さて、どんな妄想ができるか?頑張って下さい。
とはいえ、妄想の内容は全て自己責任でお願いいたしますm(__)m。
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