2011年03月02日

追いかけるSEOから待ち伏せるSEOへ

 今回のテーマは「追いかけるSEOから待ち伏せるSEOへ」です。


SEOの基本はアルゴリズムの後追い


 SEOというのはご存知の通り、基本は検索エンジンのアルゴリズムを解析し、それをサイト運営に生かしていくものです。その上で売上アップなどを目指すわけですが、通常のSEOは、「追いかける」ものがほとんどだと思います。

追いかける



 情報も含め、「今」効果のあるアルゴリズムを追い続け、それを目指していくわけです。これは、ある意味仕方のない事でもあります。最も分かりやすい方法としては、今ある事象から検証・分析するしか方法がないからです。


 しかし、考えてもみてください。現在のアルゴリズムが分かったとして、それをサイトにあてはめて、結果が出るまでに、少なくともタイムラグが発生するのです。Googleは年間でアルゴリズムを何百といじっているわけです。特に怪しい部分については、今後もGoogleはスピーディーに解決に取り組んでいくでしょう。


 場合によっては、ランクに影響する頃には無駄な施策となっているものがあってもおかしくありませんね。実際、HP制作会社によっては、ここ最近作ったと思われるサイトでも、「これは今は危険では?」というのが普通に見受けられるわけです。


 おそらく、新しい情報を入手せずに、自分が聞いたときのままのSEO施策を、今も使い続けている方というのは、想像以上に多いと思います。


SEOは待ち伏せる時代へ


 となると、確実性はないものの、今後考えるべきは「待ち伏せるSEO」です。本来の検索エンジンのあるべき姿は分かっているわけです。それは常々Googleが言っている事です。

待ち伏せ



 しかし、私達に分からないのは、それをどのようにアルゴリズムとして実装していくかという中身なのです。


 例えば、コンテンツの質が求められると言っても、どのようなコンテンツを作れば、Googleが言うところの「質が良い」ものとして認められるか?というわけです。


 そして、ここで考えるべきは、デジタル情報のあり方の変化です。加えて、Googleがどこまで作為的なものを見抜けるようになるであろうか?という事も考えるべきなのです。


 例えば私達は購入したリンクについては、仕事柄慣れていますので、一目見ればそれと分かると思います。何故、見て分かるのか?というのは、言うまでもなく、それらしいリンクだからです。


 となると、考えるべきは、Googleがそれをどのように見抜くようになるか?という事を考えるべきなのです。そして、どのレベルまではOKとするであろうか?と言う事ですね。


 とすると、私達が本当の意味でのSEOとしてやるべき施策(もちろん安全な)ものが多少は見えてくるはずです。


今のままでは検索エンジンとのいたちごっこです


 現状は検索エンジンとの間のいたちごっこです。Googleにばれないうちは、有効だからという事で、なりふり構わず、どう考えても不自然な施策を繰り返す業者がいるのは確かです。


 そして、迷惑を受けるのは、最終的には業者ではなく、クライアントです。まあ、頼む方が悪いという意見もあるでしょうが(特にリスク説明を受けているのであればなおさら)、できれば、SEOを業務として、そしてクライアントの事を考えるのであれば、あくまで、自分がその会社(クライアントの会社)でずっと働くつもり(その会社のメンバーのつもり)で施策を考えるべきだと思っています。

共に働く



 今が問題ないのだからというのではなく、将来にわたっても、評価されるものを提供できるようにサービスを考えるべきだと思っています。


 どうしてもSEOも価格競争になると、とってつけたようなサービスも多くなって来てしまいましたが、クライアントの立場になって、「待ち伏せるSEO」の段階へと進む時期だと思います。


 SEO業界全体がクリーンなイメージになるように、頑張りましょう!


 とはいえ、Googleの目指すところに近付くたびに、SEO業者は淘汰され、本当の意味でクライアントを考えている所だけが残るようになると信じています。






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2011年03月01日

地域に密着したお店こそSEOは効果的

 今回のテーマは「地域に密着したお店こそSEOは効果的」です。


地域に根ざしているからHPは不要?


 地域密着型のお店の場合、「うちはHPなんかいらないよ!」という声を良く聞きます。もちろん、業種やお店の位置にもよりますので、地域密着を考えているのであれば、これで問題がないとも言えますが、例えば、病院や飲食関係(特に居酒屋)などは、地域に密着していても、HPを持っていたほうが良い場合は多くあります。

HPは不要です



 まず、皆さん自身もご自身の地元を考えてみてください。入った事がないお店、病院、その他、知ってはいるけど入った事がないお店があると思います。場合によっては、何年も住んでいるけど、気づかなかったお店(地下や2階以上のお店などによくあるパターン)も沢山あると思います。


 そして、ある程度住むと、自分に関係のないお店については(普段から使うお店でないものは)、無意識にスルーするようになります。


 そして、病院など、差し迫った問題が出たときに検索して、はじめて、すぐ近くに求めていたものがある事に気づいたりするわけです。これは本当に多いですよね。


「地元にこんなのあったのか〜!!」



 そんな時に地域密着型の場合、HPがあると少なくとも検索対象の一つに入るわけです。

気づかなかったもの



地域系はSEOとの相性が最も良いものの一つ


 このブログ読者に今さらこんな事を書いてもと思いますが(あくまで一般向けのブログのつもりなので、専門用語も極力使っていません)、地域系のSEOは短期間で上位表示が期待できるものの一つです。


 そのため、商店街のようなものでも、HPを持っていて損はありません。それ以上に、持っていない場合のリスク(というか損失)を考えた方が良いかもしれません。

損失を考える



 スマートフォンの人気が益々高くなる現在、「外出先での検索ニーズ」というのはさらに高くなっていくと思われます。外出先で何かを探す時は、急いでいる時が多いわけです。


 例えば、地図などはその最たるものです。どこかを探しているけど場所が分からないので、ネットで調べるというものですね。


 そう考えると、地域に根ざしているお店でも、その土地を知らない「顧客予備軍」は思いのほかいるものです。外出先で具合が悪くなれば、その地域で評判の良い病院(あるいはすぐに行ける場所にある病院)を探すはずです。


効果が早いからこそSEO施策は大事


 SEOをやっている方であればお分かりの通り、地域を含めたSEOというのは、それほど難易度が高くありません。もちろん、大きなターミナル駅などは別ですが、それ以外であれば、短期間での上位表示はビッグキーワードと比べれば、はるかに簡単です。


 もちろん、HPを持たないという選択肢もありますが、特にHPを否定する大きな理由がないのであれば、今後はHPありきで考えておいた方が、様々なビジネスチャンスにつながりますし、そもそも「必要としている方にとって」有益なものであるのは確かです。

needs



 とはいえ、私の地元もHPを持っているところは結構ありますが、地域密着型の強みを生かせていない作りだったりするのが、とても残念だったりします。


 ほんの少しSEOを意識すれば、効果がでるのになぁと思う次第です。駅名まで画像って・・・。




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2011年02月25日

SEOは外部だけで安心しないように!

 今回は「SEOは外部だけで安心しないように!」について書きたいと思います。


SEOは外部リンクをはればOKと思うのは間違い


 これは業界の生んだ問題とも言えるので仕方ない部分でもあるのですが、SEOと言うと、リンクをはってもらう事だと思っているクライアントというのは少なからずおります。社内では何もできないので、SEOは全てよろしく!みたいな感じですね。


 さらに困った場合には、「内部のプログラムは全く修正できません」という話までされてしまう事もあります。サイトの中身をSEO向きに修正する事などが出来ないとなると、SEOについてどう思っているのか疑問に思う事もあるわけです。

内部コンテンツは修正できない



SEOは内部と外部のバランスが重要


 SEOを少しでも実践すれば分かる事ですが、外部リンクだけをつけて、全てを済ませようとするのは間違いです。内部コンテンツと外部リンクのバランスがSEOではとても重要なポイントとなります。中身がないのに、外部リンクが無数についているのは、どう考えても不自然であり、検索エンジンとしても評価しにくいはずです。


 現在は、リアルタイムツールの利用者が増えた事もあり、検索エンジンはリアルタイムで話題となっているものを把握する事ができるため、リンクのつき方が自然なものであるか、そうではないかの整合性を取る事は比較的容易に判断できるようになっているはず(あくまで「はず」ですよ^^)です。


 つまり、SEOを外部リンクだけに頼ると、場合によっては、不自然さのアピールとなってしまうケースもあるわけです。という事は、求める目的とは全く逆の結果にもなりかねないわけです。

不自然さのアピール



SEOの情報はそのまま受け取ってはいけない


 ことSEOに関して言えば、言葉通りに受け取ると問題となるケースはよくあります。例えば、一気に1,000リンクをつけても問題がなかったという話があった場合、その言葉だけを聞いて、1,000個ならどんな形でつけてもOKと考えられてしまうと、それは問題です。


 同じ1,000のリンクをつけたとしても、リンクをつけるタイミングから、期間、つけかたを意識しているSEO業者と、ツールで一括でつけているSEO業者とでは全く意味合いが違うからです。


 当然の事ながら、数は同じでもその「質」は大きく異なるため、ある人が「1,000リンクを一括でつけても大丈夫だった」と言っても、何でもありだと思ってはいけないわけです。

場合によっては大きな問題



目的を考えるなら、内部SEOのアドバイスを受けるべき


 企業によっては、自社サイトの中身についての問題点の指摘を好ましく思わない場合もあります。しかし、企業がSEOを検討すると言う事は、少なくとも売上アップなどの目的があるわけですので、出来る限り、内部SEO(コンテンツ)についてのアドバイスも積極的に受けるべきだと思われます。


 ランディングページしかり、その他の細かい部分もしかり、アドバイスを受けておけば、その後にも活かす事ができます。


 コンテンツの充実と言うと、大雑把すぎると思われるかもしれませんが、少なくとも、検索エンジンはユーザーが求める(検索する)キーワードに対して抱負な情報を持っているサイトを好む事は確かです。


 そもそも、SEOを施してアクセスを増やそうと思っている貴方自身も、コンテンツが中途半端なサイトにアクセスしたとしても、そのサイトが求めるコンバージョンに達する事はないはずです。


 つまり、目的を考えれば、外部SEOだけに頼るのはそもそも間違いなのです。


 もっと、はっきり言うならば、中身を作りこんでいない状態で、アクセスを集めても、それは無駄にアクセスを集めているだけです。


 例えば、材料の仕入れが済んでいないのに、沢山のお客様を呼びこむようなものです。備えもないのに、集客しても効果は出るわけがありません。


 外部SEOの力はSEO業界では当たり前の話ではありますが、その前に安直に考えるのではなく、まずはサイトを見直してみてください。


 見ても面白くも何ともないサイトは、何人来ても、ほとんど効果はないのです。少なくとも、自分だけでも「うちのサイトは本当に役に立つなぁ」と思える状態にしておきましょう。そうですね、下の画像くらいに思えれば^^。

サイトに満足




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2011年02月24日

SEOを依頼する方、セルフSEOをする方の心構え

 今回のテーマは「SEOを依頼する方、セルフSEOをする方の心構え」というテーマについて書いてみたいと思います。

SEOの心構え



SEOを依頼しようとしている方へ


 まずは、SEOを依頼しようとしている方が満足の行く(納得の行くの方が正確かもしれません)結果を出すために、こういう心構えで行くと良いであろうという事を思いつくがままに書いていきたいと思います。正直、記事を書く前に何個書こう?などとは考えていませんので、思いつくがままな事、ご了承下さい。


SEO業者選定について


 SEOを依頼する側からすれば、何が正しいSEOで(ここで言う正しいSEOとは、検索エンジン側からの視点です)、何が好ましくないSEOかを完璧に把握しているケースはほとんどないと思います。


 順位があがるのであれば、お任せしますという会社も多いでしょう。それ以前にまさかブラックな手法を行なうはずはないと思っているのではないでしょうか?まさか、お金をとって、検索エンジンからペナルティを受ける可能性のある施策をやるとは誰も考えないでしょう(私が広報現場にいた時も、そんな事を考えた事は一切ありませんでした)。


 業者選定はWebサイトだけを見るのではなく、今ならTwitterなどでSEOをやっている方の声を直接覗く事ができますので、依頼前にフォローして人柄や考え方などを見てみるのも一つの手だと思います。とは言っても、そもそもSEOが分からないので、何を話しているかも分からないかもしれません。そういう場合には、総合的に見て、他の業界関係者からも人気がありそうな会社を選ぶというのもありだと思います。


 ちなみに自ら、「当社はブラックSEOです」という会社はないと思いますので、その辺は総合的に判断していただくのが良いと思います。

SEOの業者選択



その他の依頼前の確認事項


 業者選定以外については、確認事項というレベルでご紹介いたします。以下に思いつくままに書いていますが、同じSEO業者とは言っても、サービスが異なる事はよくありますので、以下のもの全てが必須という事ではありません。あくまで、予め確認しておいた方が良いという内容という事です。

・実際のSEO施策の内容をわかりやすく伝えてくれるか?(最重要)

・料金体系は分かりやすいか?(成果報酬か?定額なのか?)

・リスクについて説明してくれるか?

・営業の方も詳しいか(きちんと教育されているか)?

・1位を約束など順位をあたかも保証しているように話さないか?

・解約について分かりやすいか?

・途中でのキーワードの変更は可能か(とりあえずの確認事項)?

・コンテンツについてのアドバイスなども提供してくれるか?(内部SEOへのアドバイス)

・一度信用したSEO業者は最後まで信じる気持ちがあるか?(疑うくらいなら依頼しない)

・SEOはいきなり結果が出るようなものではないと理解しているか?



セルフSEOをする方へ


 セルフSEOをする場合、社内の広報予算の関係で仕方なくやる場合も多いと思います。また、SEOというものに、そもそもお金を払うという概念がない事もあるかと思います。今からセルフSEOをやろうという広報担当者のために、思いつく心構えを書いていきたいと思います。

セルフSEOの心構え



・SEOの重要性を上司に分かってもらうように努力する

・セルフSEOをやるからには、手抜きをしない

・早急な結果を求めない

・SEOの最新情報に踊らされすぎないようにする

・基本を忘れずに王道を守る(セルフSEOの場合、王道を守るのが第一です)

・サテライトサイトを作るとしても、中途半端な考えで作らない

・SEOだけに頼らず、常にPPC、その他施策なども視野に入れる

・第三者からのサイトの問題点などを素直に聞き入れるようにする

・結果がすぐに出なくてもへこたれない

・ランクをあげた努力が周囲の方に認められなくても我慢する(得てして上位表示の難しさがよく分かっていないものです。なので自画自賛で我慢する事)

・ブログなど担当者が異なる場合には、SEOの基礎知識を伝え、協力してもらうようにする

・SEOだけを意識せず、常にユーザーを意識する事

・できれば、セルフSEOの知識を共有できる人材を育てておく



 セルフSEOでは、担当者がどうしても周囲の人間に努力の結果が伝わらない事はよくあります。それでも、気にせず、自己研鑽を続けてください。自分で培った実践スキルは必ず、未来につながります。



 SEOを依頼する側、様々な理由でセルフSEOをしようという企業の担当者ともに言えることは、検索エンジンだけに頼った施策をしない事です。


 今までの広報活動、そしてWebの他のツールなど、上手くリスクを分散し、「良い意味での安定的な数値」を取る事を基本とし、それを底上げしていくための施策を考えるのが良いでしょう。

安定数値からの底上げ



 今後も検索エンジンがどのような対策を取るかは想像できず、そして、Webを仕切っている会社がどうなるかも誰にも予想は出来ません。また、どんな新たなツールがWeb広報そのものを変革するかも分かりません。


 使い古した言葉ですが、常にアンテナを広げ、リスクを分散し、事業継続が安定して出来るような体制を整えましょう。



 最後に一言。この記事、2回に分ければ良かった・・・。



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2011年02月23日

検索キーワードパターン別Web指針

 今回のテーマは「検索キーワードパターン別Web指針」について書きたいと思います。


検索キーワードは何が多い?


 まずは貴社サイトの検索キーワードにはどのようなキーワードが多いでしょうか?「かなり大雑把」にわけて以下のようなパターンがあると思います。


・企業名や商品名での検索はほとんどない

・企業名や商品名での検索が多い

・企業名と一般キーワードでのアクセスがバランスが良く分かれている

・そもそもアクセスがない!



 最後の4番目はSEOが悪いのか、サイトが悪いのか、そもそもニーズがないのか・・・、いろいろな意味で再検討をする必要があると思いますので、今回は省略します。

これくらいのアクセス



企業名や商品名での検索はほとんどない


 企業名や商品名での検索がない場合、中小企業規模にはよくあるパターンです。企業名でのブランディングが出来ていない、あるいは、そもそも他でも同じ商品を扱っているため、ブランディングに至らないなど、様々な理由があると思います。


 この状況ですと、「SEO」や「PPC」中心に戦略を立てるのが良いと思います。もちろん、オリジナル商品を扱っているのであれば、ブランディング化は可能ですが、少なくとも、顧客層の把握、キーワード選定などは徹底して行なうべきだと思われます。


 企業名での検索がないという事は、一般キーワードでの集客がメインとなりますので、Googleアルゴリズムの変更により大きな打撃を受ける可能性も否定できません。


 なるべく広いキーワードでアクセスを集められるようなコンテンツを作りこむ事とあわせ、同業と同じ商品を扱っている場合には、アクセス後の訴求(LPOなど)もとても重要な位置づけとなります。


企業名や商品名での検索が多い


 この場合、企業名・商品名でのブランディングがうまく言っている事になりますので、ある意味、「指名買い」と言えますので、ここまで持ってくれば有利だと言えます。

商品名での検索



 例えば、私の専門の教育関係でも、一般キーワードでのアクセスよりも、学校名でのアクセスの方が圧倒的にコンバージョン率は上がります。


 ただ、このパターンの場合、注意しないといけないのは、企業名などでのアクセスが多い事もあり、一般キーワードの増減に対して、鈍感になりがちです。


 上位の検索ワードを見ると、自社に関連しているキーワードという事もあり、意識してみないと、ユーザーが深層心理で期待しているキーワードを見逃してしまう可能性もあります。


 ここで大事なのは、企業名のでキーワードでの集客はそのままに、数が少ないかもしれませんが、一般キーワードにもたまには関心を払うようにして下さい。ブランディングされたキーワードではないキーワードは、将来的なニーズ、そして企業に求められるニーズが込められている場合も多々あります。


 それは、企業が永続していく上で必要な視点ですので、アクセスに大きな影響がない場合でも、見逃さないようにして下さい。


 また、商品名キーワードでの検索が多い場合、比較サイトでの評判などを確認してから、さらに商品の詳細情報を公式サイトで見るという流れもありますので、常に、顧客の声に耳を傾ける必要性があります。


企業名と一般キーワードでのアクセスがバランスが良く分かれている


 良い意味で企業名の認知もそこそこで、SEOも成功している企業の場合、さらにブランディング化を進めるために、積極的にエンドユーザーとのかかわりを持つと良いと思います。

バランスが良い



 SNSの利活用も含め、いわゆる消費者に寄り添う企業としてファン化戦略を進めると良いでしょう。企業名の認知というのは何よりも大事なポイントです。


 知っている会社の商品は購入する不安を払拭するのに十分な効果を発揮します。今以上に知ってもらうための方策を取る事をお勧めします。


まとめ


 記事と言う事もあり、無理やりパターンで分けましたが(^^;)、まとめますと、自社の予算・スタイル・状況にあった方策をとるのが大事です。


 最も好ましくないと思うのは、流行っているからという理由だけで、様々なツールに手を出すという事だと思います。手を広げすぎれば、それぞれに割ける時間というものは限られてきますし、どれもいい加減に終わってしまいます。


 その挙句に「あれは効果がないね」という意見を堂々と言われる方も良く見かけます。効果がないのではなく、効果を出すためにどうすれば良いかと「きちんと考えずに」見切り発車をしているケースもよく見受けられます。これは大手企業でも言えますね。


 状況に応じて、今、何を「確実に」するべきかを考えるようにしましょう。



◆コンサルタントのご相談、その他のご依頼はSEMアドバイザーまでご相談下さい。売上げアップのアイデアだしまで幅広くサポートします。
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posted by SEMアドバイザー at 09:00 | SEO






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