2011年03月22日

今は対症療法的SEO施策は向いていない

 今回のテーマは「今は対症療法的SEO施策は向いていない」です。


何かあってからのSEO施策?


 まず、SEO施策で代表的な外部施策は言うまでもなく、リンクをつけることです。実際に順位が思うようにいかずに、あせるばかりに、リンクを購入し(しかも数が無駄に多いもの)、結局は何の効果も出ていないサイトも多いと思います。


 特に今は、Yahoo!も含め、Googleアルゴリズム中心の世界ですので、Googleが評価しないようなリンクを順位が下がったからといって、とってつけても、それほどの効果は期待できません。


 言い換えれば、リンクをつけて、必ず、即座に効果がでるという甘い期待はしない方が良いでしょう。SEOは基本、長い目で育てていくものだと考えるようにしましょう。一つの施策で永続的に効果がでるものなどは、そうそうありません。


放置ブログのランク推移例


 まず、例として、あるブログのとあるキーワードでの推移グラフを紹介いたします。

あるキーワードの推移



 このブログですが、最後の更新日は昨年の7月末です。記事は70記事程度まで(開始から最終記事まで約1年間継続)オリジナルのものを書いております。


 更新をしなくなった後の方が順位が上がっている時期が長い気がするこのデータ。一つ言える事は、コピーサイトなどではないオリジナル記事のブログ(もちろん記事もある程度はしっかりと書いています)ので、見る方によっては、有益な情報が書いています。それが、現在のGoogleの方向性を表しているように感じます。


 このブログについては、偶然かもしれませんが、Yahoo!との提携後の方がランクが平均的には良い位置にあるように見受けられます(一切更新はしていない時期です)。


今のGoogleは気まぐれ


 前述のデータは放置ブログのものですが、同じく放置サイトでも、歴史のあるサイトの場合には安定感があるものが多く見受けられます。

あるキーワードの推移2



これは歴史のあるサイトの結構大きなキーワードでのランク推移ですが、Bingは別としまして、全く更新していないにも関わらず(これも1年くらいしていません)、Googleでは安定感のある事が感じられます。


 このサイトはいつ読んでも、参考になるコンテンツとなっています。歴史的な評価が強いという一つの例になると思います(10年以上のサイトです)。


Googleで落ちても、とりあえず待つ


 今回は一つの例として出しているものですので、全く違う動きをするサイトはいくらでもあります。ただ、お伝えしたいのは、Googleの場合、日々アルゴリズムに手を加えているため、こちらが何の更新もせずに放置をしているものであっても、急にランクが上がる事はよくあります。


 しかし、少なくとも、コピーサイトなどではない事が重要です。オリジナルの記事で、ユーザーが使う言葉(検索に使用する言葉)が効果的に使われているコンテンツは、他の実験サイトを見る限り、やはり強いと言えます。


 私は、全ての実験ブログで記事を結構な数書いた上で、放置実験にするもの、継続実験をするもの等に振り分けています。


 おそらく、いずれ来るであろう、パンダアップデートについては、落ちると対処をしないといけないと思われますが、少なくとも、それが導入されるまでであれば、急いでSEO施策(リンクをつける等)の手配をするよりも、1週間程度は様子を見る方が私は良いと思っています。


 とはいうものの、焦る気持ちは分かります。何でもそうですが、情報を日々見ない方が安心して本業に打ち込める事もあるものです。ランクだけに頼らないマーケティングを考える事がより重要な時代になってきていると考えるべきだと私自身は思っています。







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2011年03月18日

SEOに無関心なサイトが残るのか?

 今回のテーマは「SEOに無関心なサイトが残るのか?」です。


パンダアップデートを良く見ると・・・


 先日Googleが激しく動かしたパンダアップデート(ファーマーアップデート)ですが、よく考えると、商品点数の多いECサイトは別としまして、その他の中身を見る限り、影響を受けるのはSEOに関心のあるサイトばかりなのではないかな?と思ったわけです。

パンダアップデート



 アクセスを集めるために、他サイトからごそっと情報を抜き出したサイトだったり、中身がほとんどないサイトだったり、いわゆるSEOに詳しい方のサイトが大激震であったとも言えます。


残っているサイトはオリジナルなサイト


 全部が全部とはいえませんが、SEOを意識していない中小企業のサイトは会社名以外でのキーワードのアクセスの多寡は別としまして、自社の事をこれでもかと言うくらい書いているところが多い事もあり、そういう意味では良くも悪くも影響を受けにくいと考えられます。


 ただ、それが本当の意味でのSEOに成功しているかは別としまして、今回のパンダアップデートなどでの影響は少ないと言えるでしょう。


もう一度サイトのあり方を考える


 ここでもう一度、SEOを考えている方はサイトのあり方を考えて見ましょう。Googleが目指すものは言うまでもなく、ユーザーにとって、検索キーワードに対応したページです。人のサイトのコピーサイトでもなく、情報を集めただけのサイトでもありません。ましてや、機械的に文字を適当に並べ替えたようなサイトでもありません。


 それらを少なくともGoogleは今後、今以上に明確に見分けるようになる事は言うまでもありません。どんな巧妙な手法を考えたとしても、Googleはそれを見分ける手法を考え付くでしょう。常に記録は破られるではありませんが、常に小技は破られるのです。

小技は見破られる



そして、今、Webに必要なもの


 物事が話題にのぼることの重要性は言うまでもないと思います。SEOは検索エンジンでの特定のキーワードでのランク上昇を狙いますが、その場合でも、クリックされるかは別です。つまり、苦労をしても、アクセスまでたどり着くかは、いろいろな要素が絡んできます。順位はもちろん、スニペットもその要素の一つですね。


 しかし、クチコミの場合、nofollowがあろうがなかろうが、1クリックでアクセスしてもらえるのです。目標はアクセスしてもらい、コンバージョンをあげることです。


 今後、中小企業でもアイデア一つでクチコミに乗る事は可能です。大手だからこそ出来るわけではありません。但し、そのためには、常にどのような情報が今、流れているか?という事にアンテナをはる必要はあります。


 「これは話題になるぞ!」と思って、時間をかけてやっても、実は既に他社がやっていたのではニュースになりません。

話題作りが大事



 教育現場で身近な話題ですと、授業にiPad2を入れると最初に発表するとニュースになりましたが、その後のはニュースにはなりにくいのです。


 まあ、これはアイデアというよりも、あくまであるものを利用するだけではありますが、それでもニュースとなり、一定のアクセスを集める事となります(これが入学に結びつくかは別です^^;)。


 SEOを意識する事は大事だと思っています。本来の正当な評価も受けられないのでは意味はありません。しかし、それと同時に様々な事が必要だと言う事は忘れないで下さい。


 セルフSEOをやっている会社の場合、少なくとも広報予算は大手には勝てるわけはありません。対象者を明確にし、対象者にとって、話題となるような商品・サービスで話題作りをするように考えましょう。全員が納得する商品を目指すよりも話題になりやすいとも言えます。


 というわけで、久しぶりにこのブログらしい横道のそれ方をしてみました。






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2011年03月08日

セルフSEOは欲張らないルールを決める

 本日は「セルフSEOは欲張らないルールを決める」というテーマで書きたいと思います。


セルフSEOはアドバイスを求めるべき


 さて、こんなタイトルにしておきながら、いきなり脱線ですが(^^;)、大事なポイントなので、ついでに書かせて頂きます。


 セルフSEOというと、自社で黙々とSEO施策をするイメージがありますが、SEOで大事なのは最初の構築時点だと言えます。言い換えれば、最初が悪ければ、完成後にどんなに優れたSEO関連書籍や情報を入手しても、修正さえも難しいという状況に陥る可能性は否定できません。


 そういう意味でも、外注をしないとしても、可能な限り構築前に一般ユーザー(できれば顧客)にアンケートを取るなどするのが望ましいと思います。


 SEOの目的がそもそもコンバージョンのアップですので、SEOだけを考えるのではなく、会社の広報担当として、LPOも含め、常にユーザーの立場を意識することが重要だと思われます。会社の事をよく理解している担当者がセルフSEOをするメリットの一つと言えますね。

構築前の準備が大切



アクセス解析のチェックまで出来るか?


 私自身が見た会社が偶然そうなのかもしれませんが、セルフSEOを今からやろう!と思っている会社は、何気にアクセス解析コードそのものを入れていなかったり、あるいはデータは取得していても、全く見ていないというケースをよく見かけました(それなのに生ログまで取得していたりするもので・・・)。


 そもそも、セルフSEOをやる場合、予算の問題で必然的にそういう道を選ばざるを得ない事も多いかと思います(私の場合にはそうでした)。そうしますと、通常業務に加え、SEOを意識したサイト更新などの全てを担当者がやらないといけません。


 となると、つい、日々の業務の忙しさゆえに、アクセス解析まで手が回らない事も往々にしてあります。セルフSEOをやる場合、片手間でやってしまうと、どうしても周囲の方が認める効果を出す事が難しくなる場合もあります。


 アクセス解析をきちんとチェックし、状況を把握し、その上で修正を繰り返していく事を忘れないようにしなくてはいけません。

アクセス解析の分析



時間がない場合にはアクセス解析ルートを決めるだけでも意味がある


 何でもそうなのですが、全ての情報を活用しようとすると無理があります。


 例えば、私がパソコン講師をやっていた時代(そんな時代があったのをそもそも知らないと思いますが^^;)、ワードなどのメニューを見て、皆さん一様に「難しい」と感じるわけです。


 しかし、使う機能に絞ってしまえばそれほど覚えるのには時間はかかりません(もちろん資格を受けるのであれば、ほとんど使わない機能も覚える必要はあります)。そもそもワードの全機能を使う必要性のある方を私は見た事がありません。


 そして、私自身、ソフトを覚える時は細かいメニューの場所は基本的に覚えません。覚える事はただ一つ。「出来るか、出来ないか」という事だけです。特にビジネスソフトはその点だけを最低限覚えておけば、後は、探せば良いだけと言えます。


 と、少し話がそれましたが、アクセス解析データも、セルフSEOを行なっている会社の担当者から見れば、全てを日々チェックというのは無理があります。専属でそれだけをやっていれば良い方という方はほとんどいないと思います。


 そうであれば、重要な指標(会社にとって)だけは定点観測していくというルールを決めるのがベストです。

定点観測をする



 例えば、広報としては、様々な媒体に出稿していると思いますので、定点的に媒体別の効果測定をするなどは欠かせないものの一つでしょう。予算組みをする際に、効果の出ていない媒体は次年度に残す必要がありませんので(アシストとして機能している場合もありますので、データだけで決められない場合も、もちろんあります)、参照元などのチェックを蜜にやるというのもありでしょう。


 データを見ているつもりで、結局はどれもその先に活かしていないという事にならないように意識する事がセルフSEOでは重要です。


 私も経験していましたので、社内でセルフSEOをやる難しさというのは良く分かります。欲張りすぎるのではなく、確実に次に活かせるような体制を整えるようにするようにしましょう。







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2011年03月04日

Googleワンダーホイール活用法

 本日のテーマは「Googleワンダーホイール活用法」です。


ワンダーホイールとは?


 このブログを読まれている方でGoogleのワンダーホイールを知らない方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、簡単にワンダーホイールとは何かを紹介させて頂きます。Googleのヘルプを見ると、以下のように書かれています。

関連する検索と入力した検索キーワードの関係をインタラクティブな図で視覚的に表示します。図のそれぞれのノードをクリックすると、検索が分岐して展開していきます。


 多くの情報を得ることは出来ないのですが、情報が少ないがゆえに、私個人は結構利用しています。キーワードツールなどのように表で沢山のキーワードの組み合わせを一覧で見る場合に比べ、限定されたキーワードが視覚的に表示されるため、例えばブログなどのネタ探しなどでは特に有効なツールだと言えます。


ワンダーホイールの使い方基礎


 普通に検索するとサイドバーに出てきますが、表示されない場合には一番下の「もっとツールを見る」(下記画像では表示されていません)をクリックすると、表示されます。

ワンダーホイールのメニュー



 このサンプルの「英会話」キーワードの場合、ワンダーホイールは下記のように表示されます(記事執筆時点)。

英会話でのワンダーホイール結果


 さらに、この中から「英会話 比較」をクリックすると、以下のようにさらなる検索候補が出てきます。

「英会話 比較」でのワンダーホイール結果



ワンダーホイール活用法


 ここまでですと、ワンダーホイールの通常のマニュアルになってしまいますので、活用法(気楽に使える利用法)として、私は以下のような使い方をしています。私の場合、実験ブログ(全て別ジャンル)を複数運営していますが、どうしても記事を書く時にネタに困る事があります。


 そう言った時に私がこのワンダーホイールを使ってネタ探しをしている手法が以下の方法です。


1.記事を書くブログの直近数日の検索キーワードをチェックする。
→検索に使用されているという事は、そのキーワードでSEO上、強い可能性が少なくともあるため。

2.そのキーワードをワンダーホイールで検索する。
→この例では「英会話 比較」がそのキーワードだったとします。

3.ワンダーホイールで表示されたキーワードの中から、まだ自分が記事に書いていない組み合わせについての記事を書くようにする。
→少なくともニーズが今後もある可能性が強いため。


 簡単ではありますが、直近の検索キーワードであるというのは、もしかすると、どこかでその関連のキーワードが露出している可能性もあるため(ネットのクチコミやテレビなどの媒体)、さらなる将来の見込みユーザーを獲得するために、そのキーワード関連の人気の候補の記事をおさえるのが目的です。


 これを繰り返していくと、検索されるキーワードの後追いではあるのですが、後日、また話題となった時に役立つ場合も出てきます(キーワードによっては周期的に検索されるキーワードというものもありますので)。そして何より、ユーザーが検索するキーワードを元にして記事を追加していきますので、ある程度のボリュームとなれば、ブログそのものの力も強くなっていきます。


 但し、記事を書く際には、あくまでオリジナルにしなくてはいけません。自分が選択したキーワードで検索をして、そこで出てきた記事をコピーなどしていては、それこそ、今後のGoogleで検索結果の候補として上位に来る事はありえません。


 ただ、検索をするというアクションは必要です。その選択したキーワードで上位にあるサイトよりも、さらに詳しい情報を目標にして記事を書けば良いだけです。


 その中で、選択しなかったワンダーホイールの候補キーワードで利用できそうなものがあれば、自然な流れの中で使用するようにします。


 キーワードツールなどを利用して、細かくキーワードをチェックする事ができるのであれば、それに越した事はありませんが、時間的な問題などがある場合には、このような使い方も良いと思います。


 大事なのは、ユーザーが求めているキーワードについて、オリジナルの記事を書く事です。適当にテーマを選ぶくらいであれば、実際に自分のサイト(ブログ)に使われたキーワードを元に、派生させていくと良い結果につながる可能性が高くなります。





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2011年03月03日

SEOでは全てのキーワードをカバーできない

 今回のテーマは「SEOでは全てのキーワードをカバーできない」です。


SEOのカバーできる範囲には限界がある


 SEOで効果があるとされる基本形は「1ページ1テーマ」です。言うまでもなく、1つのページに異なるテーマ(特に異なるテーマのビッグキーワードのコラボレーションはNGです)を入れるとSEOとしても効果を発揮しにくいのは言うまでもありません。

ビッグキーワードのコラボ



 但し、それ以上に考えないといけないのはユーザーの視点ですね。同じページに様々なテーマについて触れている場合、ユーザーから見ても、何を伝えたいページか分かりにくくなってしまい、結果として離脱というアクションを取るかもしれないわけです。


 そういう事も含め、どんなにページを量産しても、SEOでカバーできる範囲というものには限界があります。そもそも量産するようでは、Wikiでもない限り全てのページがユーザーにとって有益なレベルにはならないでしょう。


 現在はSEOだけに頼るのではなく、様々な媒体を検討し、それらをあわせる事でより多くのキーワードをカバーするのが得策だと考えます。


それぞれの媒体には役割や得意分野がある


 より多くのキーワードをカバーするという意味では、リスティング広告にSEOが勝つことはできません。例え、リスティング広告で設定したキーワードと同じものをサイト内コンテンツに入れ込んだとしても、その全てのキーワード(潜在キーワードも含め)で「ユーザーの目に触れる順位」に入るというのは無理と言えるでしょう。

いつも1位



 そういう意味ではリスティング広告の併用というのは、いわゆる守備範囲が格段に広くなるため、予算面で余裕があれば積極的に利用をするべきです。


アフィリエイトも使い方次第


 さて、なるべく多くのキーワードをカバーするという意味では、アフィリエイトも使い勝手が良いと言えます。


 自社が広告主であると仮定した場合、提携パートナーは報酬目的ではありますが(アフィリエイトなので当たり前ですね)、積極的にブログなどで宣伝をしてくれます(但し、全てが常識の範囲内での宣伝かどうかは何とも言えません)。


 そして、アフィリエイターで本格的な方は、自分のアフィリエイトサイトに誘導するために、リスティング広告を出す方もいます。それこそ、かなりオーバーな表現をしているケースもありますが、提携パートナーが自発的にリスティング枠に自社関連の情報を表示してくれるというのは、クリックされないとしても、ユーザーの潜在意識に記憶として埋め込むのに効果があります


 つまり、自然検索の表示位置という事を絶対条件と考えなければ、ここでも様々なキーワード(提携アフィリエイターの設定したキーワード)がカバーされる事になります。


多くのキーワードをカバーする意味


 SEOでは過剰にキーワードを詰め込んでも、効果が倍増するわけではありません。適切な関連性や自然な文章の流れなどがあって、はじめて意味をなします(もちろんそれだけではありません^^)。


 今回の記事で伝えたいのは、SEOだけで守備をするのではなく、最終目的からどんな媒体が自社サイトへの誘導に向いているかを考えて欲しいという事なのです。

カバー範囲



 SEOの目的の第一は順位をあげる事ですが、そもそも順位を上げるのはアクセスを増やすためです。そして、その先のコンバージョンを増やすためとなるわけです。

 
 最終目的で言えば、SEOだろうがリスティング広告だろうが同じと言えます。


 その橋渡しをするのがキーワードなわけですが、実際には、検索とは関係ないところでも、特定キーワードとサイトを関連つけてもらう事は不可能ではありません。


 Twitterなどでつぶやく内容一つとっても、企業イメージ、ひいては企業を表すキーワードとして認識されたりします。例えば、「おそれいりこだし」と聞いて(あくまで例ですよ!)思い当たる会社があるはずです(知らない方はそれこそ検索!というか、書籍でているんですね^^;)。


 完全に自社に関連するキーワードを検索エンジン上でおさえる事は難しい話ではありますが、検索という範疇を超えて考えることで、より多くのキーワードや潜在的な思いをカバーする事が出来るはずです。


 SEOは万能ではありません。それ以外の媒体も、メリットもデメリットもあります。それらをどう使うかが、今求められている事であり、また中小企業でも戦う事が出来る場所なのです。


 本当に言いたい事は(物凄く回りまわっての考えで申しわけありませんが)、SEOは頼んでいるから安心などと思わずに、いろいろと考えましょうね!という事だったりします・・・。





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