2011年08月19日

オリジナルコンテンツって何だろう?

 今回のテーマは「オリジナルコンテンツって何だろう?」です。いつも、オリジナルのコンテンツを書きましょう!なんて言っている私が何を言うか!と思うかもしれませんが、少々お付き合い下さい。


よくあるキーワードのコンテンツは飽和状態


 現実問題、SEOでビッグキーワードと呼ばれるものについてのサイトやブログは、既に物凄い数にのぼり、飽和状態と言っても良い状態です。SEOだけで毎日、どれだけブログが量産されているのか?と思うくらい増えていますね。


 とはいえ、それを止めましょうと言いたいのではありません。人気があるキーワードについてのブログが増えるのは自然であり、また、人気があるからこそ、アフィリエイトやアドセンス(そして諸々)にも向いているわけです。


 そんな中でオリジナルコンテンツって、もっと分かりやすく言えば何だろう?って思ったのです。

オリジナルって何だろう?



求められるオリジナルは視点の変化?


 テキストベースで言えば、このSEOについて説明しても、似たり寄ったりだと思います。それこそ、今までの記事全部ではなく、今日一日に生まれるSEOのブログ記事だけを見ても、似たような記事はいくらでもあると思っています。私のブログ内の記事だけ見ても、同じような事を書いているのはいくつもあると思っています。


 となると、「オリジナルというのは、視点を変えて工夫をしているもの」とも言えるのかな?と言う事です。ちなみにここで言うオリジナルの解釈も一つの考え方ですので、これだけと誤解しないようにお願いいたします。


 例えば、皆さんお馴染みの京都の松尾さん(WEBライダー)のコンテンツはまさにその好例だと思います。





 エクセルの関数を学ぶのに、まさかドラマ仕立てとは誰も想像がつかないわけです。この辺がオリジナルたる所以だと思います。しかも、テーマ曲まで作るというのは、普通の発想では出てこないですよね(せっかくの良い曲なので映像もここに入れておきますので、この先は聴きながらお読み下さい^^)。




 エクセルの関数というテーマだけを見れば、その関連書籍は山のようにあり、説明したサイトなどはそれこそ沢山あります。しかし、これだけ多数の情報があるのにも関わらず、別の視点を私達に提案してくれるというのはさすがの一言です。そして、その発想がどれも、ほっこりさせてくれる所がまた素晴らしいですね。


揺さBrain!の人気記事を見てみた


 そういえばと思い、この揺さBrain!ブログで今まで人気のあった記事というのは何だろう?と、ふと考えました。不人気ブログで「人気記事」という表現が、そもそもネタになってしまうのですが、それは、寛容な気持ちでスルーして頂ければと思います。


★第一位・・・「Yahoo!「キーワードアドバイスツール」マニュアル


 これはその時の人気というよりも、息が長い記事なのです。今でも検索されるようです。


★第二位・・・「Googleウェブマスターツールで久しぶりにURL削除ツールを利用してみました


 これも息の長い記事ですね。毎日のようにアクセスがあるようです。ここまで見るとノウハウ系(しかも困った系)は記事を書いた時に、それほど伸びなくても、その後、必要になった時に随時、検索されると感じます。


★第三位・・・「SEOの考え方を転校生の例でご紹介〜その1


 ここに山下君が出てくるわけですね。この記事はシリーズ中にもリンクをはっている事もあり、その都度アクセスがあるのと、後は初回で海外SEOの鈴木さんに紹介されたのも大きかったですね。


★第四位・・・「Googleインスタント プレビューで思う事あれこれ


 新しい機能についての記事は第一位の記事もそうですが、ニーズがあるようです。


★第五位・・・山下君シリーズの第二話ですので割愛


★第六位・・・「Googleワンダーホイール活用法


 これも人気があるようですが、今はなくなったので・・・。復活するかもという噂もあるようですので、復活後にはまた人気がでるのではないでしょうか?



 その他人気記事を見ると、「特定サイトが見られない不具合からの脱出」など、やはり困った系の記事が強いのがデータから読み取れます。


困った系記事は長持ち記事


 データから見ると、困った系(悩み系)のトラブルを抱えているものへの解決法の記事は、記事投稿以降も引き続き長いアクセスを獲得します。細かく状態を書いていれば書いているほど(検索キーワードがそもそもマニアックな症状だったりしますので)、実際に役立ちますし(そう願いたいです^^)、SEOでも強い効果を発揮します。


 私の場合、実際に困って、そしていろいろなサイトを見て助けられてというものがありましたので、この後困る方のために、情報を共有しておきたいという気持ちから書きました。


 現在、ブログを書かれている方は、そういう意味でも、トラブルに見舞われて、そしてそれが解決するような記事は積極的に書かれると、「長く愛される記事」になるのではないでしょうか?

困った系の記事は強い



オリジナルの視点で書いた山下君シリーズ


 山下君シリーズは冗談の分からない人にはウケが悪いですが、この揺さBrain!では人気があり、調子にのってシリーズ化してしまっています。


 本当は記事ネタに困ったので、ちょっと何かと掛け合わせて書いてしまえと思ったのがきっかけなのですが、それが今ではシリーズとして(無理やりですけど)続いています。


 まあ、これを松尾さんのシリーズとは恐れ多くて比べられませんが、少なくとも、少し視点を変えたという意味ではオリジナルなものだと思っています。そういう意味では「SEOを飲み会での会話に当てはめてみた」も、今後、「当てはめてみたシリーズ」として続くかもしれません。要望があれば、Googleのもしかしてシリーズ(Googleがやりそうな”もしかして”)も又やるかもしれません(週一でネタばかりってならない程度に^^)。


 さて、どうまとめるか悩むところですが、要は、「読み手が飽きないように、工夫をして書く」。これがオリジナルと言えるのではないかと思うわけです。

工夫が大事!



 ・・・と、こんな締め方でよろしいでしょうか?


 P.S.きちんと記事の指示通り、BGM機能をオンにされた方は、自信を持ってつぶやいてください!(かなり強引な手法・・・)



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2011年08月12日

レアデータ!ドメイン更新忘れサイトの追跡データ

 今回のサイトは追跡しているサイトで、「ドメインの更新忘れ」という事態が起こりまして、その後のGoogleのランキングやインデックスの動き、そして別ドメインでの復活後の動きが珍しいものでしたので、一つの事実情報として共有させて頂きます。


 おそらく、ドメインの更新忘れをしてしまう経験がある方は意外と多いのかもしれませんが(私は自動更新なので、止める!といわない限りは更新されてしまいます)、実際にドメインの更新を忘れ、そのまま放置しているとどうなるかというデータが取得できましたので紹介いたします。


追跡データ基本情報


 まず、追跡データの基本情報、そして、今回の記事ではどのような流れとなっているかのご紹介をさせて頂きます。


<基本データ>

・個人事業サイト(独自ドメイン)

・サイト開設は2009年5月ごろ

・ページ数は全部で7ページ(静的ページ)

・当サイトとは別に無料ブログを別で更新

・2011年4月にドメイン更新忘れによりアクセス不能になる

・2011年7月に諸事情により別ドメインで再開(同じデータですが、リダイレクトなし。同一サーバー。)

・ウェブマスターツールでの登録はなし

・sitemap.xmlの作成・送信なし



 上記の通りとなりますが、個人事業の紹介サイトとお考え下さい。


 今回の記事での肝は諸事情により、ドメインをこの機会に別のものにしている点です。そして、リダイレクトを行なわずに同じサーバに全く同じデータをアップしているという点です。


 つまり、時期を少しずらして、同じデータのサイトが、別ドメインで生まれたという状況です。


 この状態でGoogleがどのような動きを見せたでしょうか?


インデックス数の変化


 まず、インデックス数の状況です。

インデックス数の推移



 実際は、ドメインが別になっていますので、後半部分と前半部分では異なるドメイン(リダイレクトなし)とお考え下さい。但し、前のドメイン名と新ドメイン名はほぼ同じです。


 7月16日あたりに新ドメインで以前と同じデータをアップしたのですが、最初にGoogleにインデックスされたのは8月1日と、今のGoogleには珍しく2週間もの「間」があります。ウェブマスターツールに登録していないとは言え、これは珍しい事と感じます。


 さらに、現時点でもインデックスされているのは「1」のままで、しかもそのインデックスされているページは「お問合せフォーム」という不思議な状況です。


サイト名でのランク推移


 それではサイト名でのランク推移はどうなっているでしょうか?以下がそのグラフです。

サイト名でのランク推移



 元々、ブログをメインに更新していた事もあり、ブログが1位を取っています。そして、新ドメインでアップしたサイトは、Googleからの評価を映すように、現在のところ、あまり芳しい状態ではありません。


 その他の一般キーワード(地区+業種)では、上位にあったのですが、現在は300位圏外にあります。


考えられる原因


 今回の例では、2年近く運営していたサイトと同じ内容が、他のドメインでアップされているという事があり、Googleがこのような状況にしている事も理由の一つとしては考えられなくもありませんが、実際にはもう少し様子を見てみないと、この後のGoogleの判断が分かりかねます。


 ウェブマスターツールでの登録やsitemap.xmlファイルの送信をすれば、変化は出てくるかもしれませんが(オーナーアピールではないですが)、現時点での状況と言う事で、ご紹介させて頂きました。



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2011年08月05日

ユーザー視点から考えるリンク評価

 今回のテーマは「ユーザー視点から考えるリンク評価」です。


リンク評価を自然な気持ちで想像する


 昔から、どういうリンクは評価が低いとか高いとかという議論がされていますが、Google自身が常にアルゴリズムの見直しを行っている事もあり、評価が下がったリンク形態が、再度、力を持ち直すという事も、特に目新しい事ではありません。


 そもそも、今までの歴史を振り返っても、今後にわたり、Googleが好ましいと思っていない有料リンクを100%の確率で見抜く事は事実上難しいと考えます。精度は上がるかもしれませんが、見抜けないものも多く残るはずです。それくらい、有料リンクは多種多様になり、また、広告との境目もなくなってきているという事もあるでしょう。


 さて、そんな話が多く語られる中、こういうリンクはSEOに効果的だ、もう、意味はないなどという事が毎日のよう推論され、Twitterなどでも議論されているわけですが、そのほとんどはSEO上の意味だけで語られています。


 この視点を「ユーザー視点」で考えてみましょう。とは言っても、リンクを普通にはるユーザーの視点です。

どんなリンクが評価される?



テーマが異なる記事のリンクに意味はないのか?


 ここで、まず一般的な日記などを考えてみましょう。日記などを見ると、いろいろな商品やサイトを紹介しているものも多く見かけますが、そもそも、日記の場合、ブログ全体でテーマが確立しているものが多いか?と考えれば、そうとも言えないと思っています。記事内でのテーマの統一性はあると思いますが、ブログ全体では、テーマが絞れていない事はよくありますね。


 それこそが日記のパターンだからです。では、一つの記事内ではテーマが絞れているか?と言えば、これもそうとは言えないでしょう。もちろん、一つの事だけを書いているものもよく見かけますが、一つの日記内で、話がいろいろと飛ぶのは、ある意味自然な話です。

日記はテーマがずれる?



 例えば、今日はある商品を買ったという話から、その後行ったレストランの話も出て来るかもしれません。それこそ、テーマに一貫性がないからと言っても、そこからはられるリンクは100%純粋な「紹介するための自然な」リンクであると言えます。


 これを考えれば、記事のテーマが統一されてないリンクの評価が全くないという事はまずないでしょう。


 とはいえ、SEOを知らない一般ユーザーが、例えば、ピザの話の途中で、何の関連もなく、「SEO」と書く事は考えにくいわけですから(本当は考えられないのですが、少し弱めに書いています^^)、そういうリンクが評価されにくくなってくるであろう事は、多少は想像ができるわけです。


 また、最近(というか昔から)流行の、記事の最後にいろいろなリンクをつけるのも、あり得ない話ではありませんね。


 最後にお薦めサイトを紹介します・・・のような記事があっても不自然とは言えません。


ROSリンクはどう考えるか?


 ROSリンク(Run Of Site リンク=サイト内の全てのページからはられるリンク)などはユーザー視点で考えればどうでしょうか?


 ROSリンクの場合、現実的には一度に大量のリンクをつけることになります。お分かりの通り、全ページからのリンクがつけられるため、検索エンジン上は一日で大量の数のリンクが一つのブログ(サイト)からつく事になるわけです。


 とは言っても、これも一般の方からすれば、そんな意識は全くないでしょう。なぜなら、作業は一つだけだからです。単純にシステム的にリンクが大量につくだけで、そんな事を意識して、サイドバーのリンク集にリンクをしている「一般人」はいないはずです。


 そして、カテゴリーが異なるサイトへのリンクははらないか?と言えば、これもNOでしょう。知り合いがやっているブログなどへリンクをはる事は至極普通の事です。


 このように考えると、ROSリンクも極端に大量につかなければ、リスクは少ないと考えられると思っています。


 一つだけ不自然だとすれば、一日に多くのドメインから同じサイトに大量のROSリンクがはられれば、怪しい候補にはなるかもしれません。


 それでも、現在のようにソーシャルシグナルを捉えていれば、それが自然なものか、不自然なものかは、検索エンジンにも理解できるであろうと思っています。

ROSリンク?



結局はマイナスというよりも評価下げ?


 私の中での考えですので、これが全てではありません。それに内容によっては、以下に書く内容ではないと私自身が答える場合もあるでしょう。


 この記事の流れを考えれば、有料リンクの有無を確実に把握するのが難しい以上、検索エンジンはリンクに対し、ペナルティを与えるというのはしにくいと考えています。


 どちらかと言えば、リンクそれぞれの評価ポイントの違いが存在するという風に考えています(こういう意見の方は多いと思いますので今さらでもありますが)。その中には限りなく0に近い(あるいは0)もあるかもしれません(つまり、リンク価値がほとんどないもの)。


 それに加えて、そのリンクを受けるサイトの体力が鍵となると考えます。体力のあるサイトなら(例えば絶対的な信頼がある等)、一気に大量にリンクがついても不思議ではありません。


 体力のないサイトの場合には、ソーシャルシグナルとの関係で不自然だと判断される可能性は、少なからずある(かも^^)と思っています。


 出来立てのサイトにリンクが集まる場合、話題に上っていなければ、不自然にはなる「可能性」はあるわけです。話題に上っているかどうかは、それこそ検索エンジンには分かるわけです。


 
 長々と書きましたが、実際にはリンクのつき方によっては、ペナルティ(に見える)状態になる事もあると思いますし、実際にそういうケースも見ています。しかし、ペナルティとは無縁の理由で、ランクが良い意味で定まらない事も多くあります。


 あくまで、多くの条件に左右されるのがランキングです。一つの事だけが原因というよりも、複数の要素を鑑みて、評価が変わってくると考えるのが自然だと思います。


 Google(検索エンジン)が何を考えて進化するであろう?と言う事は、今のアルゴリズムを想像する上でも重要な視点だと言えます。


 なお、通報という形でリンク購入がGoogleに把握され、ペナルティを受けるというのは普通によくある話でしょう。


 最後に、リンク評価はさておき、読み手からすれば、興味のあるテーマの記事を読んでいて、そこに関連テーマへのリンクが、ユーザーに分かりやすい感じで紹介されていれば、それは有り難いことでしょうし、クリックをしたくなるわけです。


 そういう事が評価されるであろう事は、言うまでもないかと思います。それが、ROSリンクよりも、記事内のリンクの方が評価が高いと多くの方が言っている理由でもありますね。


 ユーザーのための情報提供(=リンク)に価値があるのはそれこそ、当然だと考えます。



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2011年07月01日

上位表示したい気持ちと、上位にあって欲しいサイトの内容は違うもの

 今回のテーマは「上位表示したい気持ちと、上位にあって欲しいサイトの内容は違う」です。


貴方の思う上位にあって欲しいサイトの中身は何ですか?


 まず、質問です。


「貴方が検索する時に上位にあって欲しいものはどのようなサイトですか?」



 こう質問されれば、ほぼ皆さんが等しく、「自分にとって探している内容を含んでいるサイト」だと言うと思います。さらに言えば、サイトの構造が分かりやすく、サイトアクセス後に理解しやすい流れが出来ているサイトであれば、申し分ないでしょう。


 SEOの考え方の基本はここにある(べき)と私は思っています。

貴方が考える上位にあって欲しいサイト?



上位表示したいサイトの中身は十分ですか?


 さて、では立場を変えてみましょう。


「貴サイトは、第三者視点で見て、貴方の目指すキーワードで上位にあるべきサイトですか?」



 実は、ここが難しいわけです。おそらく、自分が運営者でなければ、「NO」と言われる方も多いのではないでしょうか?あくまでフラットに考えればの話です。ともすれば、冷静な目で見れば、競合サイトの方が、上位されるに相応しいとも感じる事も多いのではないでしょうか?(気づいている場合には、より良いものを目指して努力をしましょう^^;)

競合サイトも悪くない



 ビッグキーワードでの上位表示を狙う場合、ユーザーの目的は様々です。キーワードが大雑把な分、その求める内容というのは、大きく分かれます。そのため、ビッグキーワードよりも、よりユーザーニーズの反映された複合キーワードの方がコンバージョン率としては高いわけです。


 これは言うまでもありませんが、「おいしいもの」だけでは、何を食べたいか(それ以前に食べたいのか、それとも知りたいのかさえも)分からないものですが、「おいしい中華料理が食べたい」であれば、よりニーズが明確なわけです。


 もし、貴方がビッグキーワードでの上位表示を狙う場合には、その曖昧なニーズの中で、「一番近いサイト」と思われたいと思っている事に他なりません。


SEOの意味を履き違えると、方向性を間違えてしまう


 じっくり、考えてみると、物凄く難しい話になってしまいますが、サイト運営側も忘れてはいけない事があります。


 検索エンジンの出す、特定キーワードでの1位という事は、そのキーワードを表すに「最も相応しい」という事を意味しているわけです(あくまでアルゴリズムの上でですが・・・)。


 その点を忘れないで頂きたいのです。


 サイトを作成する時には、何らかのターゲットとなるキーワードがいくつかあると思いますが、それぞれのキーワードに相応しい内容であるかどうかが、SEO成功への鍵(特に今後は)となります。

キーワードに相応しい



 とはいえ、通常はサイト名やサイトタイトル、URLでのリンクが「自然」なわけです。そんな中でビッグキーワードに相応しいと思われるには、それ相応の質も努力も、そして、何よりもユーザーの満足感が必要であるという点は忘れないようにしましょう。


 その視点を忘れなければ、きっと、狙っているキーワードに対し、どのようなコンテンツがあれば満足度を高める事が出来るかがわかるはずです。


 ・・・と、そういうコンテンツを作ろうと自戒した記事でした。


 一般キーワードに相応しいサイトって、何だかんだ難しい話だと感じた次第。



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マーケティングを鍛える疑問意識力で現実的なお題に挑戦!

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2011年06月24日

想像の先に本当のSEOの戦いがある

 今回のテーマは「想像の先に本当のSEOの戦いがある」です。


コンバージョンに結びつくキーワードは多種多様


 SEOを施策するものとして、常に、どのキーワードが効果的か?という事を意識しない方はいないと思います。そして、アクセス解析を長く見れば見るほど、想像もつかないキーワードでコンバージョンしているのを多く見かけていると思います。


 私自身、そういう時は、ことさら「なぜこのキーワードでコンバージョンを果たしたのか?」と考えるようにしています。人間の行動ではありませんが、想像もつかないキーワードの先にあるものを自分なりに導き出そうとしているわけです。


 しかし、想像しても皆目見当のつかないキーワードがあるのも事実ですね。そういう時は、かえって想像の楽しさを味わえる良い機会だと思っています。


例えば私自身の行動で考えてみる


 さて、先日私はある買い物をしました。しかし、買う当日まで、買う気持ちはさらさらなかったものです。


 何を購入したかと申しますと、アーロンチェアです。この商品を聞いて、「ああ、あの時、Twitterでつぶやいていたなぁ」と思った方も多いかもしれません。アーロンチェアと言えば、人気の高い椅子ですが、通常は考えて買うレベルの価格だという事はご存知だと思います(そうではない方もいると思いますが^^)。

アーロンチェア



 そして、私自身、この価格帯のものを衝動買いする事は基本的にありません。


 その時の私は実は新しいメインパソコンを買いたいなぁと思っていたわけで、椅子などは毛頭買う気はありませんでした。しかし、その日のうちに買ってしまったのです。


 その、アーロンチェアを買うまでの私の行動は以下のような流れでした。

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1.当時は滅多にチェックもしないfacebookに何となくアクセス。

2.私と友達関係にある方がfacebookページの「これ買ってまじ良かったよ!」について「いいね!」と言っています。・・・を偶然発見。

3.気になったのでそのページをクリックしてアクセス。

4.一番上にあった情報が「アーロンチェア」についてだった。

5.つい、リンク先を読んで、その中の動画までも見てしまった。

6.気になって現物を見たくなった。

7.ネットでアーロンチェアを検索してみた。

8.高いけど、記念に座ってみたいなぁと思ったら、すぐ近くの立川駅にある事を発見。

9.立川のお店に電話して、とりあえず座れるか質問。

10.電話に出た方がとても感じの良い方で(当たり前ですが)、「もし来られるのでしたら私をお呼び下さい」との事。

11.では昼食も兼ねて、立川へ行く事に。通常は現金で買う方なのですが、高いものですし、買わないようにするために、お金はおろさずに現地へ。

12.店員さんを呼び出して、実際に座ってみる。

13.3分後には「買います!」と言って、結局カードで買っていました(つい先日、無事に引き落とされました><)。

***********************************


 きっかけは全て、偶然のタイミングです。当時は滅多にアクセスしていないfacebook、そこに出ていたスポンサー記事(実はスポンサー記事だった)、それ以降の行動、全てが想定外でした(下記スポンサー記事の説明)。

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 こんなの想像できませんよね?そもそも興味のなかった所に1日で興味を生み出されたわけです。


なぜ、この例を出したか?


 実はこの私自身の例を出したのは他でもありません。人というものは短時間にいくつもの決定をしているというのを、自分自身でも書き出す事で再認識できるものです。

細かい決定の積み重ね



 実際には私たちがSEOをしかけるのは、かなり明確なものなものに対してなのですが、自分が大きな買い物をした時の行動を振り返ると、実はそこには、様々な要素が密接に関係している事も見えてくるわけです。


 今後のSEOを考える上で、今回の話は極端としても、ユーザーをサイトの目的である場所(コンバージョン)に導くためのストーリーメイキングというのは、より以上に重要な位置づけになってくると感じています。


 ファーストアクセスを勝ち取るのがSEOの最初の目的なわけですが(順位を上げるだけなんて言ってはいけません)、そこにアクセスしてくれたユーザーに、どれだけ「リアルな想像」をさせて、最終ボタンまで連れて行くかも考える事が出来れば、まさに最強だと感じます(つまりは、ランディングページ最適化=LPOなわけですが・・・)。


 正直、私のメインPC買換えの野望は少しだけお預けになりましたが、ストーリーメイキングの重要性を実感できる体験だったと思っています。


 この記事をご覧の貴方も、是非、自分が買い物をしたものについて、「なぜ買ったのか?」というものを細かく書き出して見る事をお勧めします。


 先日の「SEO向けキーワード発想法」(久しぶりに人気がありました^^)ではありませんが、やってみると何かが見えてくると思います。


 最後に、皆さんに伝えたい事があります。


 「これ買ってまじ良かったよ!」は、かなり魅力的なページなので見ない方が財布には優しいです。今さらですいませんが・・・(そう言って2回もリンクをはるなって思いますよね^^;)。


 そして、やはり言えることは、知っている人が「いいね!」って言っていると気になるものです。facebook恐るべしを体感した一日でした。


 ・・・というか、SEOの話じゃなくて、LPOの話じゃない?なんて小さい事は言わないで下さい。SEOもLPOもSMOも全部同じくらい大事なのです。



★コメントが当方のfacebookへ反映されず、そのため私が気づかず返信をつけない事がありますが他意はございません。



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