2012年01月31日

Googleプレイスでの表示がYahoo!で普通に上位に見える

 本日のテーマは「Googleプレイスでの表示がYahoo!で普通に上位に見える」です。既に他でも書かれてるかもしれませんが、記録として記事に残しておきます。なお、記事は2012年1月27日現在の状態ですので、記事がアップされる31日が同じとは限りません。


GoogleでのプレイスページのYahoo!での見え方


 キーワード「エステサロン」で検索したところ、Googleの検索結果とYahoo!では大きな見栄えの違いが起きています。Googleではプレイスページとしての表示なのですが、Yahoo!では、あたかも自然検索上位に見えてしまうというものです。


<Googleでの見え方>

 まず、私は国分寺なので、国分寺近辺のが出るのはこの記事の意図するところとは関係ありません(とはいえ、スクリーンショットは念のため、シークレットモードで撮っています)。

Googleでのエステサロン上位



<Yahoo!での見え方>

 そして、同じキーワードでのYahoo!での見え方がこちらです。

Yahoo!でのエステサロン上位


 分かりやすく、Googleでの順位を記載しておきました。


 Yahoo!ロコがYahoo!独自のマップとして入り込み、Googleプレイスの部分が、まるで自然検索のようにYahoo!では表示されています。


 表示されている要約文はGoogleプレイスのが基本そのまま来ています。


表示に見える微妙な違い


 Yahoo!の検索結果を良く見ると、通常の自然検索とGoogleのプレイスページから持ってきたものでは、微妙に異なる所があります。それは、下図のようにキャッシュの有無のようです。

Yahoo!ではキャッシュがなし



 一般ユーザーはキャッシュの文字に気付く方はほとんどいないと思いますので(そもそも一般ユーザーでなくても、いちいち、この存在を確認する方は少ないですね)、まさに、自然検索の順位に見えてしまいます。


 そのため、Yahoo!では、自然検索の結果に見えるものが10件表示にしているこのサンプルでは、13件表示となっているわけです。


Yahoo!では上位に見えるのは間違いなし


 Yahoo!のアルゴリズムがGoogleのものを使っていようが、そんなことを気にしているのは我々の業界の中のものだけで、一般の方にはどうでも良いことです。


 そう考えれば、シェアそのものはまだ多いYahoo!なわけですから、Yahoo!の検索結果でこのように上位に見える状態というのは、かなり好ましいと言えます。


 もっと、分かりやすく言えば、この結果を見る限りは、現時点では(すぐに変わりそうな気もしないでもありませんが)、Googleプレイスで表示されるようになっていると、Yahoo!で有利に見えるため、Googleプレイス対策はより重要だと言えるわけです。


 検索エンジンはGoogleだけではありません。今のSEOではGoogleメインで考えてしまいがちですが、日本でのシェアそのものを考えれば、Googleプレイスでの露出は、Yahoo!でのアクセス対策に繋がるという事になります(書いていて、それなら尚更Googleメインで考えないといけないか・・・などと思ったのは内緒です)。


 最後に、この記事書きながら、他で既にこういう記事沢山ありそうだなぁと思っております。読まれた方はそんな私をそーっとしておいて下さい。もし、読んでいない方は「なるほどなぁ」と思っていただければと思います。最近、あまり、他のブログを読めていないので、今後もこういう事はありそうだなぁと・・・。


 まあ、誰がいつ何を書いてもいいですね。と、開き直ってみる揺さBrain!でした^^


<追記>

・他での記事情報をいくつか頂き、昨年の10月の記事を下記にご紹介いたします。

 「Google+ソーシャル&SEO」ブログからの記事です。

 「GoogleプレイスがYahoo!検索に与える不思議な現象!




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2012年01月24日

ページレイアウト分析アルゴリズム改善で思う事

 今回のテーマは「ページレイアウト分析アルゴリズム改善で思う事」です。久しぶりの時事ネタです。


ユーザーを考えれば至極当然の成り行きではあります


 先日、Googleがページレイアウト分析アルゴリズムの改善について言及しました。


参考記事:米Google、ページレイアウト分析アルゴリズムを改善 [詳細版]

参考記事:Googleが新年早々アルゴリズム更新、広告過多なページにペナルティ明言で何が変わる?


 考えてみれば、ユーザーの利便性を考えれば、調べたいキーワードで検索した結果、「期待」を持ってアクセスしたページでいきなり目についたものが「広告」だったりすると、やや、「がっかり」しますよね。


 大手ニュースサイトでも、ユーザーの気持ちを無視した、いきなり全画面広告などを出していますが(というか、これの扱いって・・・?)、ユーザーからすれば、「ウォーリーをさがせ!」ならぬ「スキップボタンをさがせ!」状態になるだけですね。


 少なくとも、検索ユーザーからしてみれば、広告はおまけ的な要素であり、求めている情報ではない事だけは確かです(一部のリスティング関係の方はそれが目的な場合はあると思いますが^^)。


 そう考えれば、ファーストビューで広告が幅をきかせていれば、検索エンジンではなくても、ユーザー自らが「好ましくない」「邪魔」と考えてもおかしくはないでしょう。


 その点が今後は大事なポイントになってくるというわけです。

ファーストビューは大切



思いおこせばこのブログも注意されました


 ご存知の方もいるかもしれませんが、実はこのブログ、「アドセンス」の広告配置で注意を受けた事がありました。1年くらい前だったと思いますが、私がはっているアドセンス広告の場所が悪いという指摘でした。


 もっと、具体的に言いますと、アドセンス広告が「このブログ記事のコンテンツと間違われる恐れがあるので、場所を変えないと、配信停止しますよ!」というようなものです。


 その広告は今、何処にあるかといえば、この記事の一番下にあるものです(最近の記事の上ですね)。これが元々はブログ記事の真上にあったので、言われてみれば、ノートPCなどでは、ファーストインプレッションはアドセンス広告しか見えなかった状態なわけです。

指摘された広告



 というわけで、配信停止されるのはまずいので、すぐに下に移動した結果、自動判定でOKとなりました。


 そういう意味では、今回のアルゴリズムの前からアドセンスとしては、ファーストインプレッションに占める広告の割合が大きいのは、好ましくないものとして考えていたわけです。


 なお、その位置には長らく置いていたのですが、忘れた頃に注意のメールが来て、すぐに修正して下さいと言われました。ですので、皆さんのブログ内の配置も、今は何も言われていなくても、急に注意される可能性がある事だけは伝えておきます。


ページレイアウト分析アルゴリズムで見えるもの


 ページレイアウトの前から、ページ読み込み速度など、Googleはユーザーの立場にたったアルゴリズムをどんどん追加してきています。


 SEOを意識する場合、やはり、このGoogleが次に考えるであろう修正を想像するという事はとても大事だと思います。


 いわゆるペナルティ(一般の方の中には、順位が落ちるもの全てをペナルティを言う方もいますが、それは間違いです。単純に今までの評価されていた部分の評価基準が変わり、改善されたアルゴリズムの評価基準に従って、自然に順位が落ちただけの場合は多くあります)や、評価低下の影響を受けにくいように、考える必要があります。


 そして、その基本は常にユーザー(人)となるわけです。


 自分自身が運営しているサイトですと、見えなくなってしまうものは多く、ついキーワードを詰め込んだりするわけですが、自分が何かを探している時に下記の事を意識していくと、より明確に今後の方向性が見えてくると思います。


・自分が検索結果でクリックした理由はなんですか?

・そのサイトにアクセスしたけど、すぐに離脱した理由はなんですか?

・アクセスしたサイトで最初に目についたものはなんですか?

・そのサイトをさらに深く読みたいと思った理由はなんですか?

・ブックマークした理由はなんですか?

・後で読むにした理由はなんですか?


 まあ、いくらでも出てきますので、この辺で止めますが、こういう行動の中に隠れている無意識の中の意識を探る事で、Googleの今後の考えも見えてくるわけです。


 今回、極端にコンテンツが薄いものも評価が下がるわけですが、それも当然の事ですね。アクセスして、1〜2行で終わっていた記事などを読むと、後悔するくらいです。そして、そのサイトは二度と行かないと、サイト名を覚えるようにしています(・・と、海外SEOの鈴木さんも言っています!)。


 この意識も一つの人間心理だと思います。


 はじめての出会い(サイトアクセス)で期待が持てそうになかったら、次にどんなに良い記事を書いても、アクセスの可能性が著しく減少する可能性があるという事なんですよね。

初対面はとにかく大事



 ですので、どのコンテンツにも全力投球ではありませんが、どこに来ても、納得してもらるようなものを作っていく姿勢が、益々大切になってくると考えます。



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2012年01月17日

SEOを料理店に当てはめてみた

 今回のテーマは「SEOを料理店に当てはめてみた」です。山下シリーズ(こちらはネタしかないですが)とあわせての大人気(すいません、新年早々嘘つきました)の瀬尾を主人校とする「当てはめてみたシリーズ」です。


 例え話になりますので、どこがどうSEOやWebと関係してくるのかは、想像して下さい。


 シリーズ記事参考:SEOを飲み会での会話に当てはめてみた


 今回の記事では「瀬尾(主人公)=料理店の主人」という位置づけです。それではご覧下さい。


Webサイトに効果がない原因は何か?


 瀬尾は悩んでいた。


 自分のお店(料理店)にお客がなかなか来ないのである。開店当初こそ、駅でチラシを配ったり、新聞広告にも入れるなどして宣伝をしたので、一ヶ月くらいはお客がそこそこ来ていたのだが、今はほとんど来ないのである。

瀬尾の料理店のメニュー



瀬尾「参ったな、こうお客が来ないと売上もあがるわけないなぁ」

従業員「そうですね・・・。」

瀬尾「最近思うんだけど、立地が悪いのが原因だと思うんだ。駅からすぐではないのが原因ではないかな?」

従業員「確かに駅からは少しだけありますね。人通りが全くないわけではないですが、駅前に比べれば少ないですよね。」

瀬尾「そこで思うんだけど、駅前に店を移してみようと思うんだ。そうすれば、売上は一気にあがるんじゃないかって思ってね。」


 売上が悪い原因は店の立地だけにあると考えていた瀬尾は、思い切って駅前でリニューアルオープンをする事にした。今までに比べ、はるかに人通りが多く、人の目にも触れる所である。


リニューアルオープンしたお店の動き


 満を持してお店の場所を変え、リニューアルオープンした。瀬尾の予想通り、人通りが多い地域だけあって、今までに比べてはるかに多くのお客が集まるようになった。

駅前の人通り



瀬尾「やっぱり、お金をかけてでも良い所にうつったのは正解だったよ。これで、この店も安泰だ!」

従業員「よかったですね!お客様も増えて。頑張りましょう!」


 瀬尾も従業員も今までの暇なお店が嘘のように賑やかになって喜んでいた。


 しかし・・・。


 喜んだのもつかの間で、1ヶ月もしないうちに、目に見えてお客の数が減っていき、売上も下がってきた。以前の場所に比べれば、売上は悪くはないが、駅前という事で期待していた以上のものではなかった。


瀬尾「どういう事だ?お客の数が一気に減ってきたな。こんなに場所がいいのに。」

従業員「本当ですね。目の前のお店にはあんなにお客がいるのに・・・。」


何故、お客は減ってきたのか?


 瀬尾は立地だけが悪いと思って、場所を変えてのリニューアルを開始したわけだが、それ以外のものは、全て今まで通りで問題ないと考えていた。


 しかし、考えてみれば、遠くの場所でも、リピーターがついているお店はいくらでもある。


瀬尾「場所さえ良くなれば良いってものでもないなぁ。」

従業員「確かに、人通りは多いし、人も多く通りますが、一度来店した方が、もう一度来てくれるというのがあまりないですね。」

瀬尾「こうなったら、メニューも全部見直して見ようかな。」

従業員「そうしましょう!もう一度この店に来てみたいと思うサービスなども盛り込みませんか?」

瀬尾「よし!やろう!」


 さて、この話のその後がどうなったのかは想像にお任せしますが、瀬尾は、場所だけが売上が上がらない原因と考え、立地さえ良ければ、売上は確実に上がると考えていました。


 しかし、考えてみれば、実際に、ほとんどの駅近店が繁盛しているわけではないのです。つまり、顧客のニーズを捉えていない、もう一度来てみたい、利用したいと思わせるものがなければ、最初はよくても、継続したリピーターにはなってくれないのです。


 ホームページでもビッグキーワードで上位に来れば、確実にアクセスは増えますし、売上も上がります。しかし、もっと別の視点での努力を加えれば、それをさらに上回る売上を上げる事も可能なのです。


 逆に場所が悪くても、今はクチコミというものが大きな力を持っている時代でもありますので、噂が噂を呼び、別のルートで集客が可能になっているのです。

場所が悪いのか?



 売上が上がらない理由を順位だけで考えるのではなく、順位はもちろんではありますが、それ以外にも問題があるはずと考え、いろいろなアイデアを出す事をお勧めいたします。



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2012年01月15日

書評:WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル

 今回は書評です。特別編ですので、ネタ画像も入れてませんし、火曜日更新でもありません。


良質なSEO指南書


 京都でSEOと言えば松尾さんを思い出しますが、その松尾さんがついにSEO書籍を出版しました(下記はアフィリエイトリンクですので、この記事が参考になり、私に報酬が入っても構わない方はクリックして購入して下さい^^)。




 読む方の仕事や立場で捉え方は大きく違うと思いますが、とりあえず、こういうブログをやっている私の感想をば正直に書いてみたいと思います。


 本書はまず、SEOについて6割弱程度のページを割いて丁寧に解説しています。私も仕事柄、SEO関係の本は結構読んでいますが、お世辞抜きで、今までで一番分かりやすい書籍のように感じます(必要な事がとてもよく網羅されています)。


 企業のWeb担当者の中でもSEOにはそれほど詳しくない方にも分かる具体的な事例、そして経験を踏まえた解説は、SEO中級者(どれをもって中級というかはご自身の判断で^^)にも、とても参考になるものかと思います。


 おそらく、SEOを仕事としている方にとっては、確認の部分、そして松尾さんのSEOについてのスタンス(考え方)と自分の考え方を良い意味で比べてみると良いのではないでしょうか?


特に参考になる経験談


 松尾さんが代表であるWEBライダーはソーシャルメディア戦略がとても得意なのはご存知な方も多いと思いますが、経験を含めた解説は特に参考になります。


 また、サイトのプランニングにおける、キーワードの洗い出しの手法は結構なページを割いて解説していますが、誰もが納得できる丁寧な内容にて、とても参考になると思います。この部分以外にも言えますが、SEOとかって話よりも、Webマーケティング全般に参考になると言えると思います。


 もちろん、既に同様の手法をしている会社も多いでしょうし、基本と考える方もいるかもしれませんが、同じ手法をとっているにしても、細かい部分では違いがあるものであり、その中に大きなヒントが多く隠れている本だと思いました。


 また、ここ最近の大事なSEO関連用語はほぼ網羅しており、それについての解説も、とても分かりやすいです。初心者でSEOを考えている方にはこの点でも、かなりお勧めできます。詳しい方は経験という知識を共有する事に意味があると思います。


WordPress部分の内容について


 WordPressについては後半になりますが、どちらかと言うと、WordPressに既に慣れ親しんだ方向けというよりも、今からWordPressを使ったサイトを構築したい方や、WordPressを使っているけど、知識が中途半端で、あるがままに使っている方に向いています。


 読めば分かりますが、さくらのレンタルサーバを利用の方には特に分かりやすいと思います。ですので、WordPressの導入を考えていて、さくらのレンタルサーバの方には特に鉄板な内容です。


 有用なプラグインの紹介を含め、読者向けのテンプレートのプレゼントなど、買ってすぐにWordPressを使ったサイトの構築ができると思います(もちろん、前段を読んで作る内容を固めてからです!)。




 書籍のタイトルにもありますが、「ソーシャルメディア時代」だからこそのSEO書籍だと感じます。SEOだけ、WordPressというツールだけ、というものではなく、読むことで、それ以外の部分にも通じると思います。


 SEOを意識する方であれば、必読の本ではないかと思います。以上、個人的な感想でした。






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2012年01月10日

SEOに詳しくなくても意識するべきポイント(超基本編)

 今回のテーマは「SEOに詳しくなくても意識するべきポイント」です。この季節(に限らずですが)、4月以降のリニューアルを考えている会社、そして、新規で作ろうとしている会社に、是非、最低限意識してほしいというポイントを紹介してみます。専門用語は少なめに書いています。


まずは、ダメなパターンの紹介


 最低限意識して欲しいポイントの前に、ダメなパターンを紹介します。


・とりあえず作ってから後で見直していこう

NG率100%。理由をあげればきりがありませんが、SEOも何も意識せずに作るのは時間の無駄です、とうか勿体無いです。見直すとなると、それこそ、「再リニューアルレベル」になる事もありますので、最初に考えてから作り始めましょう。

とりあえず作る



・写真は全部素材でいいや

→素材写真にも良いものは沢山ありますが(そういう私のネタ画像はほぼ全て素材ですけど、これはまあネタなんで^^;)、良い写真というのは他とかぶったりするものです。結構有名ところのキャンペーン写真が他社で使った事があるものというのも以前ありましたし、できれば、オリジナルの写真を用意しましょう。もちろん、綺麗に越した事はありません。


・写真は少しくらい修整しましょう

→デジカメは便利です。撮影してそのままアップができますが、暗い場合も結構あります。業種にもよりますが、写真が暗いのはイメージダウンにつながります。例えば、うちはこんなに元気です!というような集合写真なのに、写真が暗ければ、そのイメージも半減しますね。明るくするくらいの手間はかけましょう。


・競合のサイトを見るのは必要ですが、双子デザインは不要です。

→競合サイトはリサーチのためにみるもので、同じものを作るのが目的ではありません。たまに、ここと同じようなHPを作ろうと思いますと、堂々と競合サイトをサンプルに出す方を拝見しますが、それだけはやってはいけません。但し、その業界でのリーダー的サイトのメニューでの流れを研究し、ある程度似たようなものにするのは構いません(ユーザーがその動きに慣れているからです)。


これだけは意識したいポイント


 やってはいけない編だけで文字が多くなったので、この辺で本題に入ります。


ユーザーを呼び込みたいキーワードを固める(リサーチする)

→ニーズがなければいけません。もちろん、徹底してコアな世界に行くのは構いませんが、それでも、そのコアなキーワードを軸に検索されそうなキーワードをあわせて下さい。

キーワードのチェック



・それぞれのページがトップページになりうるという事を意識して手抜きなしで作る

→ランディングページは多様化しています。トップページのみお洒落でしっかりと作りこんでも、現実には「ランディングページ」が良くなければ先には進んでもらえません


・それぞれのページからのシナリオを考える

→とりあえずは大きくユーザーアクセスを狙う主要ページだけでも構いませんが、そのページにアクセスしてきた方がどういう気持ちでそれを探しているのか、そして次に何を探しているのかのシナリオを考えて下さい。


・使う写真はなるべく新しいもので

→やってはいけない編でも書きましたが、リニューアルの際に差し替えできるものは差し替えましょう。また、「季節感の必要のないページ」で季節感のある服装の写真はなるべく使うべきではありません。


・大きく見せすぎない

→ホームページはいくらでも良く見せようと思えば、デザインの話ですので可能なわけですが、見た目が良くても中身が悪ければ、結局は評判として流れてしまいます。物凄く洗練されたものを目指すよりも、十分に信頼できるデザイン、使いやすいデザインを目指してください(人にも検索エンジンにも)。

大きくみせすぎない



・各コンテンツページは読みやすい本の如く、見出しや写真をレイアウトする

→文字や説明が多くなるほど、最後まで読んでもらうのは難易度があがります。そのため、少しでも多く読んでもらうための工夫をして下さい。


・古いSEOに左右されない

→古本でSEOの本は買わない方が良いと思います。問題ない情報も沢山ありますが、その逆も多くあります。後、個人的には、一般の方が中途半端なSEOの知識をもってやると、大きなスパムを無意識にしている事もあるので、注意が必要だと思っています。


・情報に踊らされない

→SEOの情報は毎日のように沢山出てきますが、踊らされないで下さい。分からないものを無理にする必要はありません。やろうとしている事が、検索エンジンとして問題かな?ギリギリかな?と思ったら、一般の方はやらないに越した事はありません。少しでも怪しいものに手をだして後で痛い目を見るのは勿体無いです。


・ユーザーが動きやすい(かつ理解しやすい)構造を考えて、コンテンツを作り上げて下さい。

→このままです。特定のキーワードでは、次の期待されるキーワードというのは、ある程度は想像つきます。それらの主要な道筋は分かりやすくしておきましょう。


・各ページのタイトルは適切に

→今でも昔ながらの不自然極まりないタイトルをつけたブログ記事なども見かけますが、いくら上位に来たとしてもクリックされない事に気付かなくてはいけません。大事なのは、タイトルにキーワードが入っている事ではありますが、それを含めて、何が書かれているページか「伝わる」事です。


・そして、SEOを意識しすぎない

→これにつきます。SEOを意識しすぎると、文章は不自然になり、また、訳のわからない相互リンクをしあったりなど、おかしな事になってしまいます。そのWebサイトで目指すのはアクセスを増やす事以上に、アクセスしてきた方が一人でも多く満足して、また来たいと思わせる事なのです。その状態ができていなければ、アクセスをいくら増やそうとも、「数だけの満足」でしかないのです。



 本当は正規化とか書くべきなのですが、今回の記事はまさに作ろうとしている人などが対象なので、その前の大事な点を書かせて頂きました。きっと数年後も大丈夫なものです。


 超基本編と書きましたが、その先を書く予定など、全く予定はありません。気が向いたら書くかも・・・。



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