2012年05月01日

記事内の発リンク場所によるインデックス状況実験

 今回のテーマは「記事内の発リンク場所によるインデックス状況実験」です。2012年2月9日から開始した実験ですが、詳細は以下の通りとなります。ゴールデンウィーク中ですが、是非、ご覧下さい^^


インデックス実験の詳細


 まず、この実験の主旨、その他詳細をご紹介いたします。


★主旨

 以前実験した「ブログの発リンク場所による効果の違い実験の結果〜その1」及び「ブログの発リンク場所による効果の違い実験の結果〜その2」の第二弾実験となります。


 前回の実験では、サイドバーやフッターなども含めたエリア別の発リンクでしたが、今回の実験では、前回の実験と同じく、静的サイト内にファイル名のみ異なる同じ内容のページを複数作成し(ミラーページ)、本文内からそれぞれ同じキーワードでリンクをはりました。


 以前より、本文からのリンクはソースコードの上から認識されるという噂もありますが、今も本当にそうなのだろうか?と気になりましたので、実験してみました。


 なお、本実験は私が行った一つの実験結果をお伝えするものであり、これがGoogleの現在のアルゴリズムの答えであるという事ではありません。あくまで、参考事例としてお考え下さい。


★実験詳細(ブログの特定を防ぐため、文章などはぼかしております。まだ実験するブログですので、ご了承下さい。)


1.下記のようにブログ記事を作成し、h1、h2、本文1〜3、PR後に同じキーワードで静的サイト内に作ったミラーページ(ファイル名のみ異なります)へ、それぞれリンクをはります。

ブログ記事構成



2.ミラーページの場合、インデックスをされるのはGoogleのアルゴリズムが選択する1ページである(はず)なので、インデックスされる順番をチェックし、インデックスされてから数日変化がない事を確認の上、ブログからの発リンク、及び静的サイト内のインデックスされたファイルを削除し、最終的なインデックスの順番を確認。


 なお、今回の記事では、SEO会社が発リンクをする時によく使う<PR>というテキストをあえて入れてみました(それらしくしようかと思っただけです^^)。


インデックス実験検証結果


 先に気になるかもしれない点を書いておきますと、仮説の通り、同時にミラーページがインデックスされる事はありませんでした。これは前回の実験結果と同じでした。そのため、ある程度、インデックスされる順番というのは、記事内から複数の発リンクをされる場合の参考にはなると思います(あくまで参考です)。


 分かりやすく、下記がインデックスされた日付と順番です。なお、最後から2番目のインデックスが行われた時点でこの記事は書いております。その時点で最後にインデックスされるページは確定するからです。その点はご了承ください。


 ※実験開始 2012年2月9日〜

インデックスされた順番



 上図のような結果となりました。確認のために、再度書かせていただきますが、インデックスされたのは、上図の発リンク先の別ドメイン内にある静的ページです。


 実験当初は、やはりソースコードの上から順番にインデックスされていくのかと思いましたが、4月5日においてソースコード上は先にある「本文2」をさしおいて、「本文3」がインデックスされる結果となりました。


 そして、一番最後になったのは、<PR>の後の発リンクでした。


 結果としては、やはり上にあるリンクからインデックスされる可能性が高いと思われるものの、そうならない場合もあるという結果でした。


 この結果はあくまで一つの参考実験でしかありませんが、ご参考までに。


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posted by SEMアドバイザー at 10:04 | SEO

2012年04月24日

いつまでも続くSEO綺麗事論争

 本日のテーマは「いつまでも続くSEO綺麗事論争」です。さて、貴方はどちら側でしょうか?


ホワイトハットSEOは綺麗事?


 昔からホワイトハットなSEOを(コンテンツ重視など)唱えると、「それは綺麗事でしかない」という人たちがいます。それは理解できなくもない意見です。おそらく、作為的なリンクをつける事によって、結果として順位が上がっている例を実感しているからでしょう。特にそのリンクを販売し、つけている本人であれば、結果を出しているのは実感として間違いないわけですので、そう言いたくなるのはわかります。


 私もいろいろなサイトを追跡していますが(様々なパターンの被リンクを受けているサイトを何年も追跡中)、実際問題、そのお陰(有料リンク)で順位が上がっているサイトが多数ある事は認めます。


 しかし、その逆に、本当に中身が良くて、いろいろな方から推薦の意味でのリンクをもらっている事で順位が上がっているサイトも多くあるのも事実です。しかも、そちらのサイトの方が確実にアルゴリズムの変更に強く、たいていの事では揺らがなかったりします。これもまた事実です。

ホワイトハットSEOは綺麗事?



雨が降ったから傘を買う?


 リンクを買う事でのランクアップを狙うのは、私にとっては、「雨が降ってきたから傘を買おう」という感覚に似ていると思っています。天気予報を見ずに出てきて、雨が降ったから対応策として傘を買うという事です。つまり、対処療法のようなものに感じます。


 これがいわゆる有料リンクの購入を意味します。コンテンツを意識して、そういう人為的なリンクに頼らないサイトは、常にその先を考えて行動するので、傘を念のため持って歩くような感覚と考えています。そのため、雨が降っても安心なわけ(たいして濡れない)です。


 つまり、何らかのトラブルに対して、常に意識して、上手に回避をしようとしているという事です。その上で着実に良いものに仕上げるように(満足度の高いサイトにする)努力をしているという事です。


支持されないものは、上位でも支持されないのです


 私は以前からこの考えですが、「支持されないものは、上位でも支持されない」と考えています。どんなにがんばってリンクを作為的につけても、そのリンク先が根本的にユーザーの満足を考えていないサイトであれば、支持はされないのです。


 支持されないサイトは上位にあるという事でアクセスは増えるかもしれませんが、所詮、コンテンツをよくしようという意識よりも、リンクを買ってでも上位にあげようという意識が強いため、ユーザーを完全に満足させる事が出来るものではないと私は思っています(もちろん、例外はあると思います)。


 料理店でもそうですが、本当においしい店は、宣伝をしなくても、いつのまにかお客様が増えていきます。それこそ、キーワードを入れることでいくらでも検索しなおすことが出来るインターネットでは、より満足度の高いサイトを探して回遊するなど、造作もない事なのです。


将来を見据えたSEOが何より大切


 さて、私たちは別に好き好んで綺麗事といわれるSEOを推奨しているわけではありません。経験も含め、そして最終的に利用されるサイトとはどのようなものか?を考えれば、自ずと目指すべき道が見えているからこそ、そういう「綺麗事」を言うのです。


 そもそも、Googleさえも、そういう方向性で進んでおり、スパムリンクは排除するように進化しているわけですので、その流れを無視する事もありませんし、将来的なリスクを負う施策を追い続けるのも無理があると思っています。


 ですので、綺麗事というよりも王道に過ぎないのです。

将来を見据えよう



 現時点で、全ての有料リンクをGoogleが見抜くのは無理だと思っていますし、将来的にも100%というのは無理だと思っています。正直、有料リンクとは言え、同じくくりに入れてはいけないようなレベルの、よく考えられている(誠実な有料リンクと言いましょうか^^)ものがあるからです。


 しかし、それが見抜かれた時の代償は大きなものになる可能性も秘めている事は確かです。


 コンテンツSEOのメリットは、検索エンジンも求め、ユーザーも求めているからこそ良いのです。また、トラブルの種を内包していないがために、アルゴリズムの変更に一喜一憂する頻度も確実に下がるのです。


 その逆に、いわゆるリンクを買うという行為では、それが最悪のケースになると、予想もしなかった悲劇に繋がることもあります。それはもう検索経由でアクセスを求めるのは無理になるほどのケースも、ここ最近ではよく見られるものです。


 もちろん、「私はそんなヘマはやらない」という自信のあるSEO関係者もいるでしょう。しかし、商売としてやる以上、リスクの可能性があるSEO施策を続ける事は、私の中では既に、クライアントの方を向いていないと考えます(SEO施策全部が悪いのではなくて、いわゆる質の悪いSEO施策の事です)。


 Googleは有難い事に、SEOを営むものに対して、警告を与えてくれています。一つには、全てのリンクを見抜くことが出来ないという面もあるでしょうが、一つには、本来のあるべきWebサイトの姿を見直して欲しいという願いだと思っています。


 
 私自身、綺麗事だという人の気持ちも、その逆に綺麗事を貫く人の気持ちも(ちなみに私はこちらです)分かります。


 しかし、将来的にもクライアントが安心できる施策をするのが、SEOがビジネスとして残るために、あるべき姿ではないでしょうか?私はそう考えています。



 最後に、どこのサイトとは書けませんが、ずっとビッグキーワードで上位にあった大手サイトが、質の悪いリンクを買い続けていたランク推移のグラフを参考までにご紹介します。正直、相当質の悪いリンクですので(提供している会社は何気に大手です)、落ちて当たり前かと個人的には思っております。というか、Googleにばれない訳がないくらいの、分かりやすいものです(これは有料リンク全般のサンプルではなく、粗悪な数だけを追い求めた有料リンクの例です)。


とあるビッグキーワードの推移



 ぼかしている部分が小さいので単一キーワードなのは分かると思います。2010年7月に質の悪いリンクを多数購入し、その後も購入し続けていたサイト(大手企業)です。ちなみに今の被リンク状況を見ると、別のSEO会社に変更したようです。とはいえ、過去の負の資産が多すぎて(消せないレベルのものです)、どうにもできないようです。


 なお、一つだけグラフを出していますが、他のビッグキーワード(当初は上位だった)でも、今では300位圏外です。このサイトは2012年2月29日の10位を最後に、次の日には300位圏外となりました。


 Googleは全ての有料リンクを見抜けるわけではありませんが、見抜かれるとこういう痛い目にも会う可能性があるというのは、常に意識していないといけません。


 自然なリンクをもらうのは簡単な事ではありません。しかし、皆無ではないのです。そして、人に伝えたいようなサイトなら、すぐに伝えられる時代でもあるのです。



 以上、長くなりましたがこの辺で。双方の意見が歩み寄る時代が来るかは分かりませんが、私は引き続き、コンテンツ重視のSEOを勧めていくつもりです。



 綺麗事で結構!


 *何が気になるって、このサンプルサイトにウェブマスターツールの警告は来たのかが知りたいです^^;



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2012年04月16日

SEO目的でブログをやると失敗する

 今回のテーマは「SEO目的でブログをやると失敗する」です。とはいえ、SEO会社の場合は別としまして、いわゆる一般企業がSEO「だけ」を意識してブログをやると失敗しやすいという話です。


魅力的なロングテールSEO


 企業がブログを始める場合、純粋に情報発信の一環という事で始める場合と、アクセス数を増やす事を目的にして始める場合があると思います(かなり大雑把ですが)。


 今回のテーマでは前者はおいておきまして、後者のロングテールSEO(アクセス数増加)ありきでブログを始める場合、失敗しやすいと感じる事が多くあります。

失敗



 私自身、前ブログである「SEMアドバイザーのSEO対策ブログ」から、この「SEMアドバイザーの揺さBrain!」まで、長らく続けておりますが、ブログを続けるという事は正直、楽なことではありません。SEO関連のブログでさえ、いつのまにか始まり、そして終わっていくものが多い中、続けるというモチベーションを持続するのは生半可な気持ちではできないと、身に染みて感じています。


 さて、話を戻しまして、大手企業の場合には、人も多く、ブログを書く人材には事欠かないかもしれませんが、個人や中小企業の場合、どうしても、マンパワー的に本業でもない限り(本職がブロガー)片手間になってしまう事はよくある事です。


 ロングテールSEOでアクセスアップを狙うために、ブログは効果的という話を聞けば、とりあえずやってみようか?と考えて、始めている会社をいくつも見ていますが、そもそも、このロングテールSEOを目的にしてブログを始めるとうまくいかない可能性が高いと思っています。


ブログが長続きしない理由


 では、なぜ、SEOを目的にしてブログを開始すると、続かない(結果として成功もしない)ケースが多いのかという点について触れてみたいと思います。というわけで、思いついた順でご紹介します(順不動)。


・効果が目に見えるまでに時間がかかるため、モチベーションが下がる。

・とりあえず始めてしまうため、テーマ設定などが適当な場合が多い。

・記事そのものの導線が無理やりな感じになりがちである(強引な導線確保や内部リンクの設定)。

・そもそも発信するニュースを考えていないため、面白くないから読者がつきにくい。

・目的がSEOなので、「伝えたい!」という気持ちよりも、「何か書かないと!」という気持ちで書いているから、記事そのものが薄い内容に陥りがち。

・片手間なので、検索ニーズをいつのまにか無視してしまい、日記レベルの内容になってしまう。

・書けば良いと思って書いてしまうため、読む方として面白いわけがない。そのため、反応もない。

・結果として早い段階で「ブログは意味がない」に行き着いて、さらに適当になってしまう。


情報発信が日記に?



ブログを続けるために必要な意識


 SEO目的としてブログを開始するのが悪いとは言いませんが、それよりも、大事な目的として(それ以前の目的として)、「お客様に情報を積極的に伝えたい」という気持ちがないと続かないと思っています。


 つまり、「伝えたい事があるから、その手段としてブログを使おう」という事ですね。アクセスアップを目的としてSEO目的の視点から始めますと、どうしても、この最重要ポイントが薄れてしまい、結果として更新もほとんどされないブログになってしまいます。


 そして、最悪な事に、たいていの場合には、そのブログはそのまま、公式サイトの分かりやすい所から導線が確保されており、アクセスしたお客様に「最悪のがっかり気分」をプレゼントしてしまう事になるわけです。


 つまり、ロングテールSEOを狙ってブログを書いた結果、かえって、イメージを悪くしてしまうケースがあるという事です。こういうブログはいくらでも見てきましたが、本当に切なくなります。


 ブログ・・・というよりも、情報発信をして、自社商品・サービスを知ってもらうためのものが、かえってイメージダウンの元になるというわけです。

ガッカリ



 現在、利用可能なデジタルツールには、数多くの便利な情報発信ツールが無料で利用できますが、その手軽さゆえに、利用する方も「人がどう考えるか?」という気持ちに気付かずに、「タダだから」という気持ちで使っている会社も多いようにも感じます。


 私は適当にやってしまう事ほど、広報的に逆効果なものはないと思っています。個人的には各種SNSの連動などもそうだと思っています。Twitterとfacebook、その他の連動をするのであれば、そもそも、どれか一つを見ればよいだけだと思っています。


 読む側としては、プラットフォームが異なれば、別の何かを期待するものです。同じ情報を流すのであれば、それは、ただの手抜きに見えてしまいます(あくまで企業の話で、個人は自由です。とはいえ、そもそも目的が違うものなので、100%同じ内容を流されるのは好きではありません)。



 ブログをはじめとして、気軽に無料から始められるものが多いからこそ、きちんとした計画性を持って始めなければ、効果が出ないのは当然だと思っています。


 時には「使わない」判断も大切だと思います。適当にやるのであれば、完全に利用しないくらいの方が企業イメージ確保のためには無難だと思います。


 いずれにしましても、きちんとした生身の人間を考えた目的を持っている事がブログの継続・成功には不可欠と言えるでしょう。要は続けるためには、明確な目的がないと続けられないという事です(と、自分に言い聞かせつつ・・・)。



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posted by SEMアドバイザー at 09:00 | SEO

2012年04月10日

幼児式SEOキーワード発想法

 今回のテーマは「幼児式SEOキーワード発想法」です。このブログでも過去にキーワード発想法については記事にしておりますが、新しい発想法です。


・参考記事:SEO向けキーワード発想法

幼児式SEOキーワード発想法



経験とともにキーワードの発想は貧困になる


 私たちは年齢とともに、知識がついてきます。しかし、知識がつくことで、幼児の時には簡単だと思えたようなナゾナゾなどについても、答えに気づくのに時間がかかるようになっていきます。


 これは至極当然な話なのですが、経験と共に、私たちは多くのものを知識として取り入れていき、いわゆる引き出しが多くなっていきます。時にその引き出しはアイデアを出す上で厄介なものになってしまいます。キーワードを発想する上でもそれは当てはまります。知識があるがゆえに、アイデアが出るのを邪魔するというわけです。


 私たちはある言葉を覚えると、それを使うわけですが、専門用語などもそのひとつにあたります。つまり、言葉を覚えると使いたくなるという事もあり、人には伝わるかという事を意識せずに、「新しく覚えた言葉」を使ってしまうわけです。そして、それが定着する事で、ひとつのものをひとつの言葉で済ませてしまうようになってしまいます。


 例えば、「SEO」というキーワードを私たちは普通に使いますが、一般的に考えてこのキーワードの認知率が低い(しかも極端に)事は、このブログを読まれている方ならばわかるでしょう。所詮、業界内専門用語のようなものでしかありません。

知識は時として邪魔をする



幼児式SEOキーワード発想法


 前置きが長くなりましたが、早速、「幼児式SEOキーワード発想法」について説明します。正直、説明も何もそのままなのですが、チームをまず作ります。二人以上であれば構いません。そして一人を「幼児役」にします。それ以外を「発想する方」とします。その上でこの発想法の流れは以下の通りとなります。


1.あるテーマにそって「発想する側」が幼児役に説明します。例えば、クライアントの商材について説明をしてもらいます。

2.幼児役は自分が幼児になったつもりで、説明役に質問攻撃をしてください。



<例>商材が英会話教室の場合

 説明役「当英会話教室は英語学習を実践的に学ぶことの出来るシステムを構築し・・・」

 幼児役「英語って何?実践的って何?システムって何?」



 などのように、「何もしらない事」を前提に質問をするのです。おそらく、何かの商品を説明するために説明側が使う単語で知らないものは多数出てくると思いますので、その質問攻撃回数は質問役をイラっとさせるに十分なものでしょう。


 この例では分かりやすい英会話教室について取り上げましたが、例えば、SEO関連の営業の方で言えば、相当な回数の質問を受けることになります。


 説明の中に、Googleというだけでも、それさえも質問されるのは確実です。Yahoo!も同様ですね。おそらく、幼児であれば、GoogleとYahoo!の説明をそれぞれ聞いた後に、ここぞとばかりに「GoogleとYahoo!の違いは何?」と聞いてくるに違いありません。

質問が多いのは・・・



幼児式SEOキーワード発想法が目指すもの


 まず、こんな発想法は役に立たないと思っているなら、大きな間違いです。そもそも、SEOの営業で言うならば、ほとんどSEOを知らない方に営業をするわけですから、質問が数多く来てもおかしくないのです。


 この発想法を練習する事で、「子どもにも伝わる説明力」が身につきます。難しい言葉(というか一般的でない言葉)がサービス内容に多く含まれる場合には、この部分は重要なポイントとなります。


 子どもは知らない言葉について質問してきます。大人の場合には、知らない言葉であれば、質問することを面倒と思い、そのまま拒否という態度につながってしまう事はよくあるものです。


 誰しも、わけのわからない説明をされたら、その話に興味を持てるわけがないのです。そのため、このキーワード発想法を練習する事で、どういう言葉を使う事で相手に伝わるのか?という事の練習になりますし、コンテンツに含むキーワードを考える上でも、関連ワードや想起語が自然と思いつくようになります。



 相手に伝えるという意識を本気で持った時に、人は初心に戻って、相手の立場に立って言葉を選ぶ事ができるのだと思います。


 様々なキーワードのツールを使うのも便利ではありますが、それだけでは見えないものも多くあります。


 幼児式SEOキーワード発想法を是非お試しください。


 とはいえ、やりすぎますと、幼児役の方は嫌われますので、ご注意ください^^。また、雰囲気を出したい方は、可愛らしく質問をしてください(一切の責任は持てませんが・・・)。



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2012年03月27日

検索キーワードは宝の山

 今回のテーマは「検索キーワードは宝の山」です。


キーワードの確認はどこまでやってますか?


 このブログを読まれている方であれば、まず間違いなく、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールで、自社サイトへの流入キーワードのチェックは抜かりないと思います。


 しかし、問題はそれが義務化してしまっていないか?という事です。毎日見ていると、どんな行動も、悪い意味での習慣になってしまい、何のために見ているのかを忘れてしまい 、ただの視点移動で終わってしまいます。これは担当が一人など、決まっている方がやると起こりやすい問題でもあります。

義務化してませんか?



 キーワードはそれこそ色々なユーザーのニーズの表れとも言えるわけですが、それをなぞるだけでは、次へのステップに進むことは難しいと言えるでしょう。ありがちかと思われるパターンは、デフォルトで表示された上位だけのチェックで終わってしまうというものです。正直いえば、分析をして、何かのアクションをとるためと考えるなら、これほど意味のない事はないでしょう。


 言うまでもなく、ほぼ毎月同じようなブランドキーワードが並んでおり、他の月との差がそれほど起こらない範囲と言えるからです。


曖昧なヒントより具体的なヒントが良い


 さて、このブログでも以前書いたことがありますが、上位のキーワードというのは、単語数が少ない場合が多く、ユーザーの気持ちを手に取るように把握できるか?と言えば、かなり困難だと言えます。つまり、そこだけを見て、チェックしているつもりになっていると言うことは、曖昧なキーワードだけで曖昧な仮説をたてて、大事な戦略を立てているとも言えます。まあ、戦略をたてているなら、まだ良いですが、毎月同じようなキーワードしか見ていなければ、特段のアイデアも出てこない方も多いでしょう。


 例を出しましょう。貴方が料理を作ったとします。それを知り合いに食べてもらった時に、「うまい」としかいわないかたと、それに加えて、細かくどの辺がどういう風に美味しかったかを伝えてくれる方の方が、次に作る時に参考になりますよね?それと同じなのです。


 ビッグキーワードなどでのアクセスはアクセス解析のデータ上では曖昧なニーズしか反映してくれません。もし、次のアクションへの参考にしたいなら、この例ではありませんが、沢山の具体的な情報をもたらしてくれる少数意見を中心にチェックした方が良いのです(ここではアクセスアップの話をしているわけではなく、何らかのヒントを見つけるための話です)。


 私はたまにアクセスが1しかないキーワードをチェックするようにしてくださいということがあります。これは、それぞれのキーワードの効果を見るためというよりも、自社で気づいていない、宝のキーワードを発見するためです。今は1のアクセスでも、そこから想起されるユーザーの気持ちを考える事で、新たなサービスや、コンテンツへの手がかりになるものです。数が少ないのは、そもそもその辺を掘り起こしてないからかもしれません。

ヒント



ロングテールSEOも狙える少数意見


 アンケートでもそうですが、細かく書いていただける方と、そうでない方がおります。無料セミナーなどの場合、正直いえば、アンケートくらいはきちんと書いて欲しいと思うものですが、そういうアンケートの中には、こういう話が聞きたかったなど、こちらが想像もしなかったような感想が書いている事があります。


 私たちはある意味、毎日のように同じテーマと向き合い専門性を高めていますが、それがゆえにかえって、ユーザーの気持ちから離れていっている事もありえると考えます。


 話がややそれましたが、日々のキーワードを全部チェックするなどは、大規模サイトには難しい話かもしれませんが、中小規模の会社であれば、通勤時間でもチェックできます。大多数の意見だけを見て、理解したつもりになるのではなく、具体的な気持ちが込められた少数意見を元にして、次なるサービスやコンテンツのヒントにすれば、きっと、新たな発見があると思います。


 当然ながら、それらから派生して想像されるコンテンツを作ることで、ロングテールSEOにも大活躍するでしょう。大きなウエイトを占めるものだけにとらわれずに、是非、少数意見に耳を傾けてください。

少数意見も大事です



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