
リンクをしてくれるのはどんな学校か?
まず、最初に書いておくとしますと、物凄く学生数が多い人気校では、それほど外部リンクをはるという事はしていないと思います。特に大学からのリンクは難易度が高いと思います。
リンクをしてくれるとしたら、専門学校や中小規模の学校なのではないかと思います。理由は簡単です。私が後述するリンクをはっていた考え方を読んでいただければ、広報戦略上、自然とリンクをはる事になるからです。なお、ここで言うリンクは一方的にはるリンクで、相互ではありません(相互のケースもあるかもしれませんが、通常は勝手にリンクをはります)。
また、私もそうですが、学校関係者で発リンクの数を絞って・・・などと考えている方は学校広報にはほとんどいないと思います。そもそも学校名の指名キーワード検索が多いわけですので、そこまでSEOだけに力を入れているわけでもありません。
そのため、必要とあれば、必要な場所から(場合によってはトップページから)リンクをはる事もあります。そういう意味では、損得抜きで自然な、そして意味のあるリンクをはってもらえると思ってください。

学校広報がリンクしたくなる時
さて、お待ちかねの事例紹介です。学校広報が一般企業に自然とリンクをはるには、いろいろな条件がありますが、私の場合、下記のようなケースでは、ほぼ100%リンクを「速攻」でつけていました。とはいえ、私はかなりマメな方でしたので、全ての学校に当てはまるものではありません。
1.在学生や卒業生が企業イベントで何らかの賞を受賞した場合
→主催会社へのリンクをはります。
2.在学生がインターンシップで働いている会社から、仕事風景の写真データを頂いた場合
→これは学校としても有難いものですが、当然ながら、頑張っている学生を対外的に紹介したいのです。
3.卒業生が学校に遊びに来てくれた場合
→卒業学科に関係ある職種で働いている場合には特にですが、学生からNGがでなければ、どこで働いている○○さんが遊びに来てくれました…系の記事で紹介します。
4.何らかの形で提携(協力含む)する事が決まった場合
5.学内で企業から就職説明会(企業説明会)をやって頂いた時
他にも多くのケースがあるのですが、これは主要パターンと言えるものです(特に1〜3)。

学校も広報をしているのです
さて、前述のパターンをご覧頂ければ分かると思いますが、学校も広報を行っていますので、対外的に読んで欲しい事をニュースとして紹介をしているという事です。
中小規模の学校がリンクをはりやすいと言うのは、学生との距離の近さのアピールや、受賞関連での実績アピールをしたいというのもありますし、そういう事を紹介する学校ブログをマメにやっている所が多いからでもあります。
学校スタッフも何をブログに書こうかとネタを探しています。そのため、ネタになるような情報があれば、積極的に記事として紹介したいと思っているわけです。
また、SEOの細かい事を計算していない事がほとんどですので、よくありがちな、不自然さはまず生まれません。たいていは企業名でのリンクになる事がほとんどです。
おそらく、働いている方を母校にいかせる事は少ないと思いますが、学校としては、卒業生が遊びに来てくれるという事はこの上なく嬉しい事なのです(少なくとも私は大歓迎です。逆に歓迎しないような学校は・・・)。
卒業後も頑張ってくれているか、そして努力しているか、というのを母校のものとして知りたいですし(これは広報抜きで)、もし可能であれば、学校サイト内でその様子も伝えたいと思っている方が多いものなのです(但し、それほど情報発信をしていない学校もあります)。
自然なリンクはもらいにくいと言われる時代ではありますが、喜んでリンクをしたいと思えるケースも多くあると言う事を忘れないで下さい。
決してリンクは買うものではなく、リンクしたいと思える状況を作る方法はデジタルな手法以外にこそ、隠れているとも言えるわけです。
とは言いましても、この事例を読んで、悪い方法を考えないようにして下さいね^^;。
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