2012年06月12日

学校から自然なリンクをもらう方法

 今回のテーマは「学校から自然なリンクをもらう方法」です。タイトルは長さの関係もあり、このようにしましたが、実際には学校広報にいて、学校サイトの制作・更新を全てやっていた私が、自然なリンクをはっていたのは(もちろんnofollowなどはつけません)はどんな時だったかという事をご紹介いたします。

学校からリンクをもらうには



リンクをしてくれるのはどんな学校か?


 まず、最初に書いておくとしますと、物凄く学生数が多い人気校では、それほど外部リンクをはるという事はしていないと思います。特に大学からのリンクは難易度が高いと思います。


 リンクをしてくれるとしたら、専門学校や中小規模の学校なのではないかと思います。理由は簡単です。私が後述するリンクをはっていた考え方を読んでいただければ、広報戦略上、自然とリンクをはる事になるからです。なお、ここで言うリンクは一方的にはるリンクで、相互ではありません(相互のケースもあるかもしれませんが、通常は勝手にリンクをはります)。


 また、私もそうですが、学校関係者で発リンクの数を絞って・・・などと考えている方は学校広報にはほとんどいないと思います。そもそも学校名の指名キーワード検索が多いわけですので、そこまでSEOだけに力を入れているわけでもありません。


 そのため、必要とあれば、必要な場所から(場合によってはトップページから)リンクをはる事もあります。そういう意味では、損得抜きで自然な、そして意味のあるリンクをはってもらえると思ってください。

専門学校はリンクをしてくれるかも?



学校広報がリンクしたくなる時


 さて、お待ちかねの事例紹介です。学校広報が一般企業に自然とリンクをはるには、いろいろな条件がありますが、私の場合、下記のようなケースでは、ほぼ100%リンクを「速攻」でつけていました。とはいえ、私はかなりマメな方でしたので、全ての学校に当てはまるものではありません。


1.在学生や卒業生が企業イベントで何らかの賞を受賞した場合
→主催会社へのリンクをはります。


2.在学生がインターンシップで働いている会社から、仕事風景の写真データを頂いた場合
→これは学校としても有難いものですが、当然ながら、頑張っている学生を対外的に紹介したいのです。


3.卒業生が学校に遊びに来てくれた場合
→卒業学科に関係ある職種で働いている場合には特にですが、学生からNGがでなければ、どこで働いている○○さんが遊びに来てくれました…系の記事で紹介します。


4.何らかの形で提携(協力含む)する事が決まった場合


5.学内で企業から就職説明会(企業説明会)をやって頂いた時



 他にも多くのケースがあるのですが、これは主要パターンと言えるものです(特に1〜3)。

遊びにきたよ!に弱いもの



学校も広報をしているのです


 さて、前述のパターンをご覧頂ければ分かると思いますが、学校も広報を行っていますので、対外的に読んで欲しい事をニュースとして紹介をしているという事です。


 中小規模の学校がリンクをはりやすいと言うのは、学生との距離の近さのアピールや、受賞関連での実績アピールをしたいというのもありますし、そういう事を紹介する学校ブログをマメにやっている所が多いからでもあります。


 学校スタッフも何をブログに書こうかとネタを探しています。そのため、ネタになるような情報があれば、積極的に記事として紹介したいと思っているわけです。


 また、SEOの細かい事を計算していない事がほとんどですので、よくありがちな、不自然さはまず生まれません。たいていは企業名でのリンクになる事がほとんどです。


 
 おそらく、働いている方を母校にいかせる事は少ないと思いますが、学校としては、卒業生が遊びに来てくれるという事はこの上なく嬉しい事なのです(少なくとも私は大歓迎です。逆に歓迎しないような学校は・・・)。


 卒業後も頑張ってくれているか、そして努力しているか、というのを母校のものとして知りたいですし(これは広報抜きで)、もし可能であれば、学校サイト内でその様子も伝えたいと思っている方が多いものなのです(但し、それほど情報発信をしていない学校もあります)。



 自然なリンクはもらいにくいと言われる時代ではありますが、喜んでリンクをしたいと思えるケースも多くあると言う事を忘れないで下さい。



 決してリンクは買うものではなく、リンクしたいと思える状況を作る方法はデジタルな手法以外にこそ、隠れているとも言えるわけです。


 とは言いましても、この事例を読んで、悪い方法を考えないようにして下さいね^^;。



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2012年06月05日

もしも外部リンクが評価なしになったら

 今回のテーマは「もしも外部リンクが評価なしになったら」です。現実的には今も外部リンクのSEO上の評価はとても高く、こんな事はそもそも考えられないと思われるかもしれませんが、とりあえず先を読んでみてください。SEO会社にとっては、新しいサービスを思いつくかもしれません。


まずは有用なリンクを考える


 現在、ランキングを決める要素として外部リンクは大きな力を持っています。もちろん、ここで言う外部サイトからのリンクは、数の勝負という事ではなく、言うなれば、ユーザーにとって、「そこにある事に意味があるリンク」と解釈して頂いた方が良いでしょう。

そこにある事に意味があるリンク



 つまり、ユーザーにとって有益な、「理解を助けるリンク」だとお考え下さい。


 例えば、アンカーテキストが指し示す事に興味を持ったユーザーが、より詳しく知りたいと思うような所につけられた自然なリンクであれば、言う事なしです。逆に言えば(実はこのパターンも多いのですが)、「ユーザーが詳しく知りたい」と思う用語などに、本来はあるべきリンクを設定していないのは、不親切だと言えますし、勿体無いの一言なのです。


 なぜなら、誰しも経験があると思いますが、あるサイト内を回っていて、そこに分からない言葉があった時に詳しい説明がなければ、他サイトをさらに検索しなおす事があると思います。


 専門的な用語が多いサイト(SEO関連などもそうですが)は特に、サイト内である程度完結できるように工夫しておかないと、用語が分からないという理由で他サイトへ離脱してしまい、最悪の場合、その流れた先でコンバージョンされてしまうかもしれないわけです。


リンクが評価される分、悪用もされやすい


 現在のSEOの状況は、このリンクが評価される分、検索エンジンのアルゴリズムの裏をついて、悪用する所も多いのが問題だと言えます。


 もちろん、誠実なSEO会社も多くありますが、質の相当悪いリンクだけを売っている会社もあるのは残念な事です。何が残念かと言えば、そのつけは回りまわって、SEO会社の言う事を信頼したクライアントに返ってきてしまう事も多いからです(とはいえ、お金で順位を何とかしようというクライアントにも責任はあると思っています)。

つけがクライアントに返ってくる



 検索順位に影響を与えるリンクだからこそ、悪用される可能性があるのは仕方ない事だと思いますし、ある意味、自然な事だと思います。そういう土壌を作っているのは、皮肉にも検索エンジンでもあるわけです。


外部リンクの評価がなくなったと仮定します


 さて、本題です。


 そんな外部リンクがもし評価されなくなったら・・・と言う事を考えてみましょう。


 例えば、Google(検索エンジン)がサイトの新旧に関係なく、外部サイトからの推薦(リンク)なしに、サイトの中身を物凄く正確に判断できるようになったという仮定です。


 そうなった場合には、今、かなりのSEO会社がやっている施策はほぼ意味がなくなります。もちろん、今すぐにこんな事態というのは考えられないと思いますが、Googleが目指す、ユーザーの望むものを結果として出すという観点から言えば、個人的には(あくまで個人的にはです)、古くからある信頼を集めたサイトである必要はないと思っています。


 実際、新しいサイトでリンクがほとんどついていないものでも、物凄くよく出来ていて、参考になるものを見かける事も少なくありません。

生まれたてのサイトでも良いものはある



 それらを正当にGoogleが判別できるようになって、それがアルゴリズムの基本となって順位が決まる事になったと仮定したら、皆さんは何をするでしょうか?


 今回の記事は、実はここがポイントです。


 今はコンテンツ重視と言われていても、現実的には外部リンクの力が強いため、SEO会社が上手につけたものは効果的なわけです。それもあってか、コンテンツをきっちりと作りこむという事を後回しにしているサイトもあると感じています。


 しかし、この仮定の状態になったら、それこそサイトの中身をどう作りこむかについて、必死にアイデアを絞り出すと思うのです。


 どうすれば、ユーザーにとって分かりやすく、そして、自社サイト内だけで満足(納得)してくれるか?という事を考えると思うのです。


 何度も言いますが、この仮定は現時点では現実味はないかもしれません。しかし、今の時点で、こういう仮定に基づいて、サイト構築をしていけば、それこそ、満足度が高く、検索エンジンからも評価されるサイトが出来上がると考えています。


 
 狙っているキーワードがあるなら尚更です。その一般キーワード(ビッグキーワード)にふさわしい内容を含んでいるのか?を企業サイトはもう一度考えてみましょう。


 たいていの場合、企業サイトは、一般キーワードに見合うコンテンツではないと思っています。企業サイトの立ち位置がそもそも違うのです。その状態で、もし、それらのキーワードでの上位を狙うのであれば、ユーザーも納得するような関連情報も含めて、多用な要望に応えられるサイトを目指すしかないのです。


 とはいえ、ビッグキーワードでの勝負は古くからあるところが有利なのは否めないため、効果的なロングテールキーワードの模索、そしてそのキーワード(あるいは複合キーワード)でのSEO施策が大事だと思っています。



 人は切羽詰るといろいろとアイデアが出るものです。是非、この仮定があるとした場合に、自社サイトには何が足りないか、そして何を入れるべきかなどを考えてみると良いでしょう。



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2012年05月29日

PPP記事削除依頼サイトのランク推移

 本日のテーマは「PPP記事削除依頼サイトのランク推移」です。PPPとはPay Per Postの事で、報酬を払って自社製品についてブログなどで取り上げてもらうものです。なお、本記事においてはPPP記事の是非を問うものではありませんので、ご了承ください。


投稿記事の削除の依頼


 先日、PPP(Pay Per Post)サービスを過去(数年前)に利用していた広告主が、それらの記事を削除して欲しいという依頼を出しているのを知りまして、そのサイトのランク推移を短い期間ながら追跡してみました。


 数年前に書いてもらったものを、今になって削除して欲しいという事は、既にランクに何らかの悪影響が出ているか、あるいはGoogleから、検索エンジンのランク操作をしているという事でウェブマスターツール経由で警告が届くなどしたのではないか?と予想したわけです。


 なお、先に書いておきますが、今回の記事は、偶然、知ることになったサイトの1事例でしかなく、全てに当てはまるものではないため、あくまで参考事例としてお読みください。


 被リンク元のブログから、PPP記事内で指定したアンカーテキストはブランドキーワード(サイト名)を含めて4種類が確認できました。


キーワードのランク推移


 私がこの話を知ったのは5月17日であり、その日からの追跡データというとても短いものですので、参考程度にご覧下さい。


<ブランドキーワードのランク推移>

ブランドキーワードの推移



 こちらは問題なくずっと1位のままです。


<月間検索数約22,000の一般キーワードのランク推移>

ビッグキーワード1


 こちらはGoogleでは5月19日に圏外(300位圏外)に落ちました。


<月間検索数約18,000の一般キーワードのランク推移>

ビッグキーワード2


 こちらは圏外には飛んでいませんが、それまでの5位から27位程度付近にランクダウンしています。Bingの順位と近いのは、Bingの精度が良い?と感じてしまいます^^


<月間検索数約1,000の一般キーワードのランク推移>

スモールキーワード1



 こちらは前者に比べれば検索回数は少ないものの、よく使われる言葉ではあります。こちらは5月20日からGoogleで5位から300位圏外になっていました。


何があったのか?


 今回の検索エンジンでの順位の動きの背景には何があったのかは、推測しかできないわけですが、少なくとも、数年前に書いてもらった記事を全部削除してほしいという依頼をしなくてはいけない理由があったのは確かだと思います。


 なお、PPP記事をいくつか目視で確認しましたが、記事そのものは似たようなものであるとはいえ、いわゆるワードサラダからの粗悪なリンクよりは、かなりまともなものだと思います。アンカーテキストを除けば、オリジナル記事として通用するレベルのものが多くありました。


 ただ、こういうものも含め、お金を出す事で検索エンジンでの順位操作に繋がる行為にメスが入っている事は間違いないと思います。


 
 このサイトへの記事削除依頼を知った日から追跡していますので、現時点では削除の途中(とはいえ、全部は消せるわけもありませんが)のため、今後、どのような動きをするかに注目したいと思います。


 ある程度の記事削除が進んだ時点での状況を待ってみたいと思います。


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2012年05月22日

こんなSEOの営業は…

 今回のテーマは「こんなSEOの営業は…」です。さて、SEOをサービスとして提供している貴社は問題ないでしょうか?


営業電話は毎日のようにかかってきます


 今回のテーマは私の広報時代での話を元に思い出しつつ書かせて頂きます。


 まず、私たち広報にとって、営業の電話、そして突然の飛び込み営業というのは、一日単位で見ても、結構な数入ってきます。私の場合、一人広報という事もあってか、それらしいのがくると、すぐに私に電話などをまわしてきますので、それこそ、連続の営業電話の対応というのはよくある事です。


 まずは、営業である方は、その事を認識しておくべきかと思います。相手は貴社の電話だけを受けているのではなく、貴方が電話をかけている当日に、既に何本もの「似たような」営業を受けて疲れている可能性があるという事です(ちなみに営業電話そのものを否定しているわけではありません)。


 また、たまに断ると逆切れ気味になる営業の方もいますが、イメージが悪くなるだけですので、やめておいた方が良いでしょう。貴方の逆切れはすなわち、貴方の会社とイコールになるという事を忘れないで下さい。

こんな営業していませんか?



絶対に話を聞きたくないSEO営業事例


 まずは、私が絶対に話を聞きたくない(あるいは聞く気が失せる)タイプの営業電話(一部飛び込み営業)のパターンをご紹介します。なお、SEOの営業に関わらず、営業全般に当てはまるものもあります。


1.開口一番、会社名も名乗らずに広報担当を呼び出す方
→問題外です。会社名くらい名乗って下さい。この時点で契約はありえません。


2.「ただいま、お時間よろしいでしょうか?」も言えない
→営業するのは自由ですが、電話を受ける担当者にも都合があります。時間に余裕があるか確認せずに、いきなり営業トークを話始めた場合、その時点で、時間の無駄になる事を認識して下さい。


3.うまい話しか言わない
→実際に多いパターンですが、デメリットは語らずにメリット(のように聞こえる話)しか語らない方は信用できません。

メリットしか言わない営業



4.資料をPDFで送らせて欲しいという
→こちらに印刷するなどの手間をかけさせようと言う時点で手抜きだと感じます。読んでもらいたいなら郵送して下さい(これは個人的な考えですが、営業関係の資料についてはPDFだとほとんど読みません)。


5.資料送付後、すぐに確認の電話を入れてくる
→そんなに暇じゃありません。時間的余裕を与えないような連続電話は嫌われます。


6.質問すると、いちいち「お待ちください」と保留にする
→何気に多いのがこのパターン。新人にやらせているのか、アポイントをとることしか考えていない。質問に答えられない時点でアウトだと思ってください。そもそも、サービスの説明が出来てないわけです。普通に考えて買いません。


7.「入社したばかりで、研修のため名刺交換をさせて頂いています」とアポなしでやってくる
→なぜ、貴方の研修に付き合わないといけないのか?と思ってしまいます。研修とかどうでも良い話で、名刺交換をしたいなら、きちんとした話を持ってきて下さい。なお、アポを取ろうとしても普通は受け付けないので、私はノーアポでも気にしていませんでした。これは担当次第でしょう。


8.同じ会社から何度も担当を変えて電話攻撃
→どことは言いませんが、やたらと担当を変えてSEOの営業をしてくる会社があります。まさに、「営業による営業妨害」という洒落に見える事態です。一度断っているのにも関わらず、会社内部での情報共有もされずに、複数回の営業電話をかけるのは、迷惑を通り越していると思います。会社のモラルのなさを感じます。私の中では100%信用しない会社に認定しますし、グループ会社にも、そことは契約するなと連絡する事も多々あります。

電話の波状攻撃



9.「Yahoo!公認です」とか嘘をつく
→これは最悪です。よくよく調べてみるとYahoo!カテゴリに登録をされている事を「Yahoo!公認」とかいう絶妙な嘘をついている、無理やりな会社もありました(どこかは忘れました)。ここまでくるとひどいですね。


10.タメ口で営業
→「なぜ、タメ口?」とつい思ってしまうタイプ。友達でもないし、どうして貴方と会ってまで話を聞かないといけないのか?とつい思ってしまいます。


今は電話口でもググられています


 書き出したら止まらなくなりましたので、10くらいでおさえておきますが、前述のSEO営業は特に珍しい事でもありませんでした。


 特にSEO系はSEO知識のない営業電話が多いのも特徴でしたので、とりあえず電話させるとかいうのは、やめさせた方が良いでしょう。


 そして、気付いて欲しい点が一つあります。


 電話を受ける時、私などは目の前にあるパソコンで、その電話の相手のSEO会社の事を検索しています。つまり、検索しつつ電話を受けていますので、サイトに書いている事と、電話での中身が違うともうアウト決定です。


 また、面白いように自社サイトをきちんと読んでいない方も多く、話にならない事もよくありました。


 評判検索をはじめ、電話口に出て、数分後には、既に会社の事を調べている可能性があると認識して、営業電話をされた方が良いと思います。


 また、上記の内容に少しでも思い当たる節がある営業の方は、「営業成績をあげたい」のであれば、注意をするべきかと思います。


 電話をかけた数だけの勝負をしているのであれば、好きなように電話をかければよいでしょう。何の結果にも結びつかないだけです。



 さて、今回の記事ではいろいろと書きましたが、SEOの営業に限ったことではありません。営業電話をかける場合には、相手の立場に立って電話をかけるようにして下さい。


 少なくともモラルのない、営業電話(営業)は、成果に結びつかないどころか、会社の悪評を広げるだけだとお考え下さい。


 節度を持って営業する事で、SEO業界全体のイメージも少しはよくなるでしょう。



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2012年05月15日

SEO転換期

 今回のテーマは「SEO転換期」です。先日のペンギン・アップデートを見てもわかるように、ますます従来型のSEOからの転換が必要な時期になったと言えます。


今までのSEOの反省点


 従来型のSEOについては、SEO業界全体としても反省点があると思っています。例えば、リンク重視のSEOが喧伝されたがゆえに、お金でなんとかなるものとクライアント側にも認識させてしまった点であるという事です。


 考えてみれば、お金を払いリンクをつけてもらうことで検索上位に上がるということは、決してユーザーが望んでいることではありません。ユーザーが望んでいるのは、言うまでもなく、自分が探している情報になるべく近い検索結果でしかありません。つまり、人為的に操作されたものではないわけです。


 とはいえ、ここで前持って書いておきますが、Googleが決めたアルゴリズムが、即ちユーザーの求める結果になるか?といえば、それも違います。検索エンジンがユーザーの入力するキーワードから、心の中を読むことができない以上、求めているものに近いと思われる候補を出すことしかできません。そして、日々、それを精度の高いものにしようと努力しているわけです。

SEOの反省点



兎にも角にもSEO転換期


 不自然なリンクをはじめとした、検索エンジンのアルゴリズムの隙をついたSEOは既にGoogleアルゴリズムの改善によって、まさにグレーな施策そのものが包囲網の中にあるという状態になりました。


 そんな事はない!と思われる方はこの先も、信じる道を進めば良いと思いますが、少なくとも、ユーザーのためにあるものではない、不自然な順位操作テクニックが益々窮地に陥ってきているのは確かです。


 そう考えますと、SEOを職務とする会社・人は、少なくとも、今後の方向性を考えなおすべき転換期に来ている事を素直に認めないといけないと考えます。

SEOの転換期



 今はまだばれていない(アルゴリズムを何とかかいくぐっている)手法であっても、Googleは確実に、そういうものに対しての手をうってきます。


 もちろん、リンク提供型「のみ」のSEO会社は、より自然に見えるような施策を考えるところもあると思いますが、それは既に、後がない事を露呈していると感じます。


 SEOに関わるもの全員で、業界全体に良いイメージがつくように、いわゆる、検索エンジンをだます様な事で順位を上げるというものを極めるのではなく、ユーザー満足度、言い換えれば、コンバージョンにより近くなるようなコンテンツの提案をしつつ、Googleのアルゴリズムなどに「マイナスの評価のつけられない」SEOを施すべきかと思っています。


マイナス点を減らす施策の重要性


 私自身、SEOはマイナス評価がされないように、改善するものだと考えています。どんなサイトにもマイナスな部分というのは存在するわけですが、SEO面では正規化をはじめとした、本来あるべきサイト価値を正確に判断してもらうための施策、そしてユーザー面では、ユーザビリティ(使い勝手)をはじめとした、いわば、興味を持ち続けてもらうための施策をするべきかと思っています。

マイナス点を減らしていく



 フォーム一つとっても、もう少し改善できるのではないか?あるいは、文章一つとっても、より分かりやすく、具体的に書くことで伝わるのではないか?という事などを考えるという事です。


 「マイナス部分を減らすなんて限界がある」と思われるかもしれませんが、サイトが運営、更新されている以上、常に存在するものだと考えてよいと思っています。


 また、過去にも何度か書いていますが、自然にリンクがつきやすい時代ではないのは確かですが、全くつかない時代でもないのは言うまでもありません。


 私が特に恐れるのは、口コミなども含めて操作する事で(リンク購入も含め)、本来あるべき「アイデアを考えて伝える」という企業の力がどんどん弱くなっていくような気がします。


 いろいろな形でSEOに携わっている方は多いと思いますが、あくまで、様々な面で発展的なSEOへの転換期にあるという事を認識した方が良いように思います。




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