2012年07月24日

パンダアップデートに負けないアフィリエイト記事を考える

 今回のテーマは「パンダアップデートに負けないアフィリエイト記事を考える」です。


同一商品の扱いが多いアフィリエイトはパンダに弱い


 既にパンダアップデートがどのような内容なのかという事は様々なブログで書かれていますので、この揺さBrain!まで見て頂けるようなボランティア精神の持ち主であれば、そちらは見ているという前提の記事を書かせて頂きます。


 アフィリエイトの場合、手抜きをした記事を見かける事は多いと思います。まさに、広告主が用意した文章そのままで、コピペの世界で済ませているような場合、今回のGoogleのパンダアップデートではまさに甚大な被害を受ける可能性があるわけです。


 サイトそのものの質を問うパンダアップデートでは、他と同じような内容のものは評価されないわけです。そのため、とりあえず用意された文章を使えばいいぞとばかりに、何ページも記事(商品)を追加しても、それらは評価されにくい(Googleいわく評価されないはずの)ページを追加しているだけになり、時間の無駄になる可能性もあるわけです。

やる気満々のパンダ



同じ商品だからこその書き方を考える


 さて、アフィリエイトとして検索エンジンに評価されるためには、オリジナル要素の必要性が今まで以上に重要なポイントとなったわけですが(オリジナルというのを検索エンジン向けだけに考えるのはNGです。あくまでユーザー向けにオリジナル要素を考えてください。当然なががらユーザーに価値のある内容でなければ他サイトに離脱してしまうのは言うまでもありません。)、同じ商品で、特に商品知識が実はほとんどないものを紹介している場合には、それこそ何を書けば良いか迷う事でしょう。


 私自身はアフィリエイトは本業ではありませんし(長く実験サイトでやってますがあくまで実験です)、アフィリエイター本業者に「えらそうな事を書くな」と言われるかもしれませんが(この辺は優しくスルーしてください^^)、とりあえず、商品知識が全くないものは手を出さないようにしています。


 理由は簡単ですが、他よりも有用な記事を書ける自信がない事と、本業の傍らのため、そこまで調べる時間もないからです。そのため、アフィリエイトの実験サイトも私がある程度詳しい分野に絞っています。


 ある程度の知識があれば、「この情報はコアな部分でロングテールSEOにも向いている」などの予想も出来るため、Googleの好むオリジナル要素に近づける可能性が少なからずあるからです。

真剣に考えてます



人間心理を応用した記事作り


 実験目的が先にありますので、毎日アフィリエイトブログを更新しているわけではありませんが、それでも、更新の時に気をつけている事があります。


 扱う商材が結構高額な事、そしてその商材については、そもそもアフィリエイトリンクを踏みにくい方が多いのも分かっていますので、Googleの示すオリジナルコンテンツ、そして人間心理を考えた書き方をするようにしています。


 その方法は、まず、その商品で気に入らないところを探す所から始めるという事です。


 普通はアフィリエイトといえば、自分のサイト経由で買ってもらって利益が出るわけですので、褒めまくる記事が多いため、それを逆手に取るというわけです。


 また、今やPRのような記事には一般の方は慣れているため、その「色」を払拭するためにその情報探しから始めることにしています。


 どんな商品でも、「こうだったら、さらにいいのになぁ」というのはあるものです。


 私は他の記事との差別化をはかるために、まずはその「こうだったらいいなぁ」というマイナス要素(ある意味不安要素)を結構まともに書いていきます。広告主としては嬉しくはないでしょうが、正直な意見を書いている方が何気に最後まで読んでもらえますし、真実味も出てきます(というか真実を書くわけですが、良い部分だけを書かないと言う事です)。


 そして、その後で、その商品の良いと思われる所を書いていきます。もちろん、これも広告主が用意した言葉は気にせず(自然にかぶる時もあるかもしれませんが、コピペではありません)に、自分なりの評価したい部分を書いていきます。


 こうする事で、他にはないオリジナルのアフィリエイト記事が出来上がります。ご存知の通り、アフィリエイト目的の記事で、商品の問題点から書く方はほとんどいないはずですし、私も見た事はほとんどありません。

デメリットから入る心理作戦



 人間心理と書きましたが、いろいろな心理を逆手に取っています。


1.デメリットを最初に書く事で、他ブログ等と違う記事だと認識させ、最後まで読む可能性を高める


2.人間は最後に読んだ情報の方が記憶に残りやすいため、デメリット⇒メリットの流れで書くと、良い商品に見える(そのため、メリット⇒デメリットの順で書くのはお勧めできません)


3.デメリットを書いている事で、自分で確認したいと思うようになるという心理




 ・・・と、これは一部ですが、このように人間心理を逆手に取っています。


 とはいえ、元々ロングテール商材狙いのため、アクセスが多いわけではありませんが、クリックした方のコンバージョン率は、ただ単純に褒め称えている記事よりも圧倒的に高い数値が出ています。


 

 今回の手法は、実は私の専門の教育関連での個別相談でもよく使っていたものです。私は学校の個別相談などで話す時には、自分の学校に入った際のデメリット部分を必ず先に伝えるようにしています(つまり、本来は伝えにくい部分であり、相手も聞きたい部分)。


 その後、それを覆すメリットを伝える事で、よりインパクトを与えるようにしていました。



 こんなのは当たり前のテクニックだと思われるかもしれませんが、同じ商材を扱うアフィリエイト記事でこの考え方を活用すれば、他との差別化をつける事ができると思います。


 とはいえ、デメリットを書く際のやりすぎには注意して下さい^^;。私は責任は持てません!




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2012年07月10日

こんなキーワードでのアクセスなんてあるはずがない?

 今回のテーマは「こんなキーワードでのアクセスなんてあるはずがない?」です。


何を作るか、どのキーワードを狙うか?


 ブログやサイトを作る場合、何らかの目的に基づいて作成すると思いますが、予算がなく、ある程度の自然検索の流入を狙うのであれば、対象ユーザーとそのユーザーが使うであろうキーワードを精査する事はとても重要な作業です(予算があっても大事ですよ!)。この土台の部分には出来る限り時間を割くべきです。


 もし、自分が思いつくキーワードだけ、そして作りたいと思うコンテンツだけを作るのであれば、数ヵ月後には確実に後悔する事になるかもしれません。

知ってるキーワードだけでは足りない



 また、サイトを作成する上で、ターゲットとするキーワードがある場合、当然ながら、それらのキーワードでの上位サイトをチェックすると思います(チェックをしていない場合には、必ずチェックするようにして下さい)。


 上位にあるという事はいろいろな意味で学ぶところがあるわけであり、また、ニーズがあるから、それらのコンテンツが用意されていると言えます。


 とはいえ、ここで誤解してはいけないのは、それらと同じ土俵で戦っても仕方がないという事です。同じ土俵というのは、そっくりのメニュー構成という事ですね。


 人気があるコンテンツなので、そこにあると書きましたが、それを見て、真似をしても、それを超えることはなかなか難しいものです。


 人気コンテンツを含めるのは構いませんが、必ずオリジナルの視点に基づいたコンテンツを入れる必要があります。そうする事で、それらの上位サイトがカバーできていない層のユーザーを取り込める可能性がありますし、また、そもそもユーザーの満足度もあがりやすくなります。


「こんなキーワードでアクセスがあるはずはない」の思い込みに注意


 さて、実際、Googleのキーワードツールなども含め、いろいろなツールでコンテンツ作成の参考になるキーワードを調べると思います。


 しかし、そこにあるのはある意味、他のサイトでもよく語られているものである可能性が高いため、自分のサイト内に入れたとしても、上位で表示されるか分かりません。


 そして、何よりも良くない考え方は「こんなキーワードでアクセスがあるはずがない」という思い込みです。

思い込みはいけません



 これが正しくない事は数サイトのアクセス解析の流入キーワードを見るだけでも明白だと思います。どちらかと言えば、想定外のキーワードでのアクセスを発見し、「こんなキーワードで上位だったのか」と知る事も多いだろうと思います。



 SEOでは、狙ったキーワードでの上位表示を狙うわけですが(もちろん、その先の道のりも狙いますが)、実際には、本来狙っていなかったキーワードで上位表示しているものを見つけ、それらに関連するコンテンツを充実させる事も大切なのです。


 予想しなかったキーワードでの流入は一つひとつは多いものではないかもしれません。しかし、それらの想定外のキーワードから、ユーザーの気持ちを読み、仮説を立て、そしてコンテンツにフィードバックをするという工程を甘く考えてはいけないのです。


 これらの想定外キーワードのテコ入れが、貴方のコンテンツが他のサイトと比べてオリジナル性を発揮できるサイトになるための、一つの欠かせない道でもあるのです。


コンテンツは育てるもの


 ロングテールSEOを狙う場合、いろいろな関連ワードも含め、他にはない情報を具体的に入れる事でコンバージョンを増やす事が可能です。


 所詮、自分に思いつくキーワードなどというものは、ツールを使っても限界があります。ある意味、ツールを使う事で、他と差別化のできないコンテンツが出来てしまう事もあるかもしれないとまで思います(慣れている方は別として)。


 一度作ったコンテンツであっても、それは常に育てるものです。

コンテンツは育てましょう



 予想もしなかったキーワードにどんなものがあるかをこまめにチェックし、そしてそのキーワードに関連する情報を調べて、コンテンツにフィードバックしていく事で、より良いものが出来ると思います。


 そして、最終的には他にはない情報が多数つまったサイトが出来上がるはずです。


 こういうキーワードでアクセスが欲しいという希望があるのは自然です。しかし、ユーザーのニーズを細かく把握し、そこからヒントを得て、コンテンツを育てていく努力はとても大切です。


 *今回はかわいい画像シリーズでまとめてみました^^。かわいいと視聴率(アクセス)が増えるかもしれませんしw


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2012年07月03日

updowner.comからのリンク削除実験の経過報告

 先日、「updowner.comからのリンクを削除する方法」という記事が公開されましたが、ここからのリンクは私も気になっていましたので、早速依頼を出してみました。そして、このリンクをはずしたらどうなるのか?という事で、私の大事なサイトの一つである「学生募集広報戦略」を生贄サンプルにして、経過を見て行くことにしました。


実験前の状況紹介


 私のこのサイトはページ数も21と少なく、その関係もあり、updowner.comからのリンクは300しかありませんでした。ちなみに、このupdowner.comからリンクされているページを調べてみると1ページだけリンクされていませんでした(20ページ、各15リンクを受けていました)。

申請前の状況



 そのページが「スカイプミーティング」のページなのですが、なぜだろうと考えたところ、このページはトップのバナーからしかリンクをしていないからかもしれないという結論にたどり着きました。他のリンクを受けているページは全部、メニュー内に含まれています(とはいえ、これは予想にすぎませんし、ある意味どうでも良い話です^^;)。


 さて、前述の記事内にもありますように、私が削除依頼を出した当日の夜には下記のようなメールが来て当サイトへのリンクが削除されました。

削除完了のメール



経過観察状況


 ウェブマスターツール(WMT)への数値の反映はあまりはやくありませんが、私が調べた限りは問題なく、updowner.comからの300のリンクは消えていました(目視で抜き出し確認したものは全て)。下記は削除してから10日後のWMTでの状況です。

削除10日後の状況


 
 元の300から270へとWMT上でも減っていますので、少なくとも削除がなされている事は確認できると思います。


 さて、ここでおそらく、どんなページからリンクされているか気になっている方も多いと思います。下記は該当サイトのリンク集へのリンクです(ややこしいですね^^;)。

リンク集ページへのリンク



 ご覧の通り、意味不明な怪しいところからリンクされているのが分かると思います。Googleはこういうのは無視している…と言われていますが、心情的にははずしたいのが分かると思います。


 ちなみに、そのうちの一つを見てみると、こんなページです。

怪しいリンク元ページ



 これは一部だけですが、いろいろな言語が混在するリンク集のようなものになっています。フッター部分にはまことしやかに「Rankings updated daily.」と書かれていますので、形式上はランキングサイトのつもりなのかもしれませんが、自動で作成された意味不明サイトである事に間違いはないでしょう(ちなみにこのサイトで言うところのランキングの途中に広告があります)。


順位変動は起こったか?


 WMTでの数値の動きは遅いですが、実質上は一気に全てのリンクが削除されています。まあ、何の影響もないだろうと思っていましたが、とりあえず、いくつかのキーワードのランキング推移は以下の通りです。


<キーワード:SEMアドバイザー>

SEMアドバイザーでの推移


 ほぼ無風。しかし、Bingだけ反応しています。とはいえ、Bingにはよくある事ですので、関連性は微妙です。


<キーワード:学生募集>

学生募集での推移


 無風。


<キーワード:広報戦略>

広報戦略の推移


 なんと、2009年から推移を追い続けて、初めての2位へのランクアップ!これが理由か分かりませんが、3年間ではじめての2位を取得しました(ちなみにこの記事を予約投稿した後に3位になってましたが^^;。アップされる頃が何位かは・・・)。



 他のキーワードも見てみましたが、1位のものは全部1位のままで動きはありませんでした。



 今後もとりあえず追跡を行っていき、何らかの面白いデータが取得できましたら、ご報告させていただきます。まあ、所感としては、削除依頼してもしなくても、変わらないだろうというものですね。


 Googleがこの辺のは把握していると言うとおりだと思います。


 削除依頼で被リンクの数が減ってしまう!や、逆にこのリンクがある事で危険なのでは?などと心配しないでも良いでしょう。少なくとも、このupdowner.comについては^^



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2012年06月26日

子供向けニュースからSEO向け文章を学ぶ

 今回のテーマは「子供向けニュースからSEO向け文章を学ぶ」です。


良い文章は誰にでも伝わる文章を目指している


 私のブログの場合、専門的な固有名詞が入ってしまいがちではありますが、それでも、初心者でもある程度理解できるようには気をつけて書いているつもりです。


 しかし、よく考えてみますと、聞きなれない単語については、年齢は一切関係なく、分からないものは分からないのだと、ふと思ったわけです。


 よく、子どもにも理解できる文章を書きましょうという言葉を聞きますが、既に年齢がいっている(貴方とは言いません^^;)場合、自分が10代の時にどれくらいの言葉を理解できたかなどというのは、今となっては、よく分からないかと思います。


 そこでお勧めなものはないか?と思ったところ、文章構築の良いテキストがありました。関連ワードもふんだんにでてきて、そして、難しい言葉を上手に伝えている(伝えようとしている)ものです。


 自分には関係ないと思っていましたが、多くを読んでいくと、なかなか勉強になる言い回しなどがあるものです。


 そして、それは何かと言えば、「子ども向けニュース」です。

子ども向けニュースは分かりやすい



子ども向けニュースは伝えようという気持ちが見える


 子ども向けニュースを見て思ったのは、誰にでも分かるように伝えようとする文章構成だと言う事です。しかし、この点について考えてみると、そもそも、Webサイトというものは、誰が読むか分からないため、なるべく多くの方が理解できるように伝える必要があるわけです。


 また、ロングテールSEOの観点からも、私たちが使う専門用語に加え、それを言い換えた言葉を含んでいると、より検索されやすくなり、ひいては、アクセス数も増えるというわけです。


 その一般視点をもったものが、子ども向けニュースだと思ったわけです。以前、私が書いた「幼児式SEOキーワード発想法」という記事がありますが、それに通じるものがあると感じます。


 さて、そんな私が読んで面白いと思ったのは、これです。





 読んで見ると分かりますが、振り仮名がついているので、私たちには邪魔に見える部分もあるかもしれませんが、ニュース記事の説明文章はとても分かりやすく書いています。


 例えば、私の専門分野である教育関係の記事である「学生確保「世界基準」で」などを読んで頂けると、私の伝えたい事が理解できると思います。


 また、簡単な漫画もつける事で、さらに理解が促進できるような工夫もしています。これは物凄く勉強になりますね。


 おそらく、大人でもこのニュースについて、今ひとつぱっとしなかったという方でも、これを読むだけで、その背景や課題なども理解できると思います。ここまで書かれていると、間違いなく、有用なためになるコンテンツなのだなぁと感じずにはいられませんね。

理解しやすい工夫



子どもたちの書くニュース記事も参考になります


 先ほどのニュースは大人が子ども向けに書いたものですが、こちらはいわゆる子ども達が書いた新聞です。





 こちらの媒体では8才〜18才までの子どもたち(「児童福祉法」において、年齢が「満18歳に満たない者」を児童と言います)が書いたニュース記事で構成されています。


 各記事の上に何才の誰が書いたものかが記載されていますが、正直、その文章構成力に驚かされるものも多くあります。


 これを読むと、意味不明なワードサラダ記事をアップしているのがいい年した大人なのだなと思うと、やや切なくなりました。


 
 伝えようとしている文章を読む事で、検索されやすい文章の何たるかを学べるはずと感じました。一方通行な専門的文章ではなく、読む方が納得できる分かりやすい文章を子どもたちから学びましょう。

伝える努力



 と、自分にも言い聞かせつつ…。


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2012年06月19日

広報が意識するべきSEOとは?

 本日のテーマは「広報が意識するべきSEOとは?」です。


何でもかんでもやろうとするのは間違え


 広報担当者だからと言って、SEOを完璧にモノにしてやろうとばかりに、最新情報を集め続ける…というのはやや問題があります。というよりも、おそらく無理に近い話だと思います。


 SEOを専門で行っている人間でさえ、完璧に最新事情を入手するのは簡単ではないのに、広報担当者がそれをやろうとすれば、ほぼ間違いなく、本来のやらなくてはいけない「広報活動」に影響が出てきます。それでは本末転倒ですね。

広報活動



 だからと言って、その逆に何も勉強しないというのになると、それはそれで勿体無いと言えます。


 例えば、文字をパソコンで入力する仕事の方がWordの全機能を知らないと仕事にならないわけではないのと一緒です。この例で言えば、仕事で使う機能、そして、仕事を最大限効率的に進める事のできる知識をプラスして覚えておけば十分なレベルと言えるわけです。


 あえて言うならば、使わない機能まで覚えないで良いと言う事ですね。


 私は以前、パソコンスクールで講師をしていましたが、全てのメニューを覚えようとする生徒さんには、こう伝えていました。


 「何がどこにあるかを覚える必要はありません。何ができるかを覚えて下さい。それさえ覚えていれば、その機能を使いたい時に探せば良いだけですから。」


 当時の私は、「我ながら良い事を言うな…」などと思っていましたが(冗談ですよ^^)、広報担当者におけるSEOも似たようなものだと感じています。


自分で出来る範囲と外注に任せる範囲を理解する


 では、広報担当はどこまでのSEO知識を持っていれば良いか?と申しますと、これは広報活動に支障がなければ、もちろん、どこまで覚えても構いません。最低限のレベルで言えば、例として以下のような事は知っておいた方が良いと思います。ちなみに下記はSEOのみに関連するものではなく、広報として意識しておいた方が良いWeb関連のものをいくつかピックアップしています(順不同)。


・サイト全体の構成(コンテンツ)はどういうものが好ましいか?

・各ページコンテンツのテキストの考え方など

・各ページのタイトルや見出しなど

・ユーザビリティへの配慮

・対象者ごとの動線への配慮

・アクセス解析の基本的見方

・好ましいフォームについて

・業界内共通用語(対象者が共通して検索に使うキーワード)

・関連・複合キーワードの洗い出し

・簡単なバナーの作成スキル

・更新時(コラムやニュースなど)の記事タイトルのつけ方

・モバイルユーザーへの配慮について

・スパム要素について



 きりがないので、ここで止めますが、上記のものについても、細かいテクニックというよりも、その考え方を知っておく方が何かと良いという事です。

考え方いろいろ



広報の本業はアイデアの具現化


 広報担当者は細かい知識を入れるというよりも、任せられるところは外部に任せて、サービス・商品をいかにして、最大限にあるがままに伝える事ができるか?という点を考える方が良いと思っています。


 商品については社内の人間以上に知っている人は通常はいません(マニアは別としまして)。ですので、その商品やサービスをどういう見せ方や視点で私たち消費者に伝えたら最も心に響くか?というアイデアを練る事に時間を割くべきかと思います。


 これはキャッチコピー一つとっても言える事ですね。言葉一つで大ヒットしているものは数え切れないほどあります。

アイデアの具現化



 Webサイトを上位にしたいという気持ちは分かりますが、上位にした所で、それを伝える手法が間違えている(最良ではない)場合には、効果はあがりません。


 先ほどあげた広報担当者が覚えておくと良い内容例というのは、その考えたアイデアを消費者に適切に伝えるのに役立つと思うものです。そして、コンバージョンを最大限あげるのにも役立つ知識とも言えます。


 商品のコラムを書いたとしても、そのタイトルが適当で、中身の想像が一切つかないものであれば、効果的ではありません。SEOについても、そして、訴求力的にも弱いのです。



 まとめますが、広報が覚えるべきSEOというのは、細かいプログラムではありません。専門的な事は専門家に任せて、通常の広報活動の際にも役立つような部分を覚えるのが良いと思います。


 キーワードの洗い出しや、タイトルの考え方、コンテンツの構成などは、広報活動全てにかかってきます。また、スパム要素について知っておいた方が良い理由は、悪いと知らずに、マイナス要因を作ってしまわないように知識として持っておくべきだからです。


 というわけで、広報担当者はあまりにマニアックになりすぎないように、全体を見つつ、覚えるべきは覚えるという立場が好ましいかと思います。



★コメントが当方のfacebookへ反映されず、そのため私が気づかず返信をつけない事がありますが他意はございません。



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