著者情報の設定はしていますか?
「著者情報」と聞いて「何のことだ?」と思われる方がいるかもしれません。Googleの検索結果でこのようなものを見た事がないでしょうか?

このように顔写真付きでそのサイトやブログの「著者」が表示されますが、これの事を指します。この機能はGoogle検索だけで出てくるものですので、Yahoo!などでは見る事はできません。
この著者情報の出し方につきましては、既に数多くの記事が書かれていますので、今回の記事では触れませんが、記事が多すぎてどれを読めば良いか悩んだ場合には、なるべく最近の記事を見ると良いでしょう。
理由は簡単で、この著者情報の出し方は以前は結構面倒な手順を踏まなければいけなかったのですが(私もこの時に設定したので手探りに近かったですが)、今はかなり簡単になっています。
そのため、最近書かれた記事であれば、最新の手順に触れているはずですので、最近の記事に絞って(Googleの検索結果の左一番下にある「もっとツールを見る」をクリックで期間指定ができます)、「著者情報」と入れて検索すれば良いでしょう。
なお、設定がきちんと出来ている場合には、「Structured Data Testing Tool」にて確認できます。

上図のURLを入れる場所に設定したものを入れてプレビューを押すと、きちんと設定が出来ていれば下図のような状態になります(検索結果に出るのは、それよりも後になりますので数日待ってください)。

というわけで、設定方法は他のブログなどでご確認くださいw
著者情報の表示で実感した事
ここからが本日の本題です。私は実際に著者情報を名前を出している複数のブログ、サイトで設定していますが、確実にこれがある事で得をしていると感じます。
その最たるものがブランディングができると言う点です。この著者情報の設定においては、基本的に実写の顔写真をGoogle+で設定していないといけません。言い換えれば、イラストなどですと、他の設定がきちんと出来ていてもGoogleがはじいてしまうのです。
人によっては、それらしいイラストなどを使う事で実写写真ではなくても検索結果に出す事に成功している方もいますが、「セルフブランディング」を希望するのであれば、実写を出す事に躊躇する事はないかと思います。
前述の例では、「SEMアドバイザー」という検索結果でのものですので、正直、私の顔が出ていようが出ていまいが、お得度というのは感じません。
この著者情報が効果を発揮するのは「一般キーワード」での検索に他ならないという事です。
例えば、下記は「学生募集」で検索した結果になります。

この一般キーワードで顔が出るという事は「教育関係のコンサルタント」を業務としている私からすれば、大きなブランディング効果があると言えます。1位である上に顔まで出ているのですから、一般の方からは「学生募集に詳しい人なのではないか?」と言う印象を与えられるわけです(決して誤解ではありません^^)。
教育現場でよく使われるキーワードの「高校訪問」(このキーワードで毎日検索があるなんて、このブログ読者は想像つかないと思いますが、それくらい一般的なキーワードなのです)でも同じように出るため、複数の教育関係キーワードで顔を出しているという事になります。
さらにこの著者情報が効果を出すのは、ある意味1位ではない時かもしれません。SEOで上位を狙えればそれが一番ですが、例えば以下のように1位でない場合にも、かなり目立つ事になり、顔が出てない普通の7位よりも確実にクリック率が高い事を実感しています(「広報戦略」で検索。検索時は7位)。

なお、ウェブマスターツールの「著者の統計情報」メニューでオーナー確認が完了したページの検索統計情報を確認できます。これも他のブログで書いていますし、見れば分かると思いますのでこの記事では割愛します。
著者情報は順位以上の補完効果がある
私自身、最初は実験のつもりで著者情報の設定をしたわけですが、本来ならこの順位ではここまでクリックは出ないだろうという場合でも有利になっている事を実感しています。
検索結果で顔が出ている数がそれほど多くないキーワードであれば特に目立ちますし、ファーストインプレッションの範囲内に表示されていれば、1位でなくてもクリックされる確率はぐんとあがように思います。
実際、私が使う時を考えても、検索時に顔写真が出ているものに真っ先に目が行っていると思います。そこに知っている顔があり、その方の記事内容に信頼を寄せていれば何位であろうと優先的に押している事もあります。
そう考えると、著者情報が出ていると同時に、その方が「信頼している知人」というのは物凄く価値のある組み合わせだと思います。
SEOで上位を取れればもちろんアクセス数アップに貢献しますし、それが理想でしょう。しかし、アルゴリズムの変化で順位は不動ではないものです。
その時にブランディングなどをやられている方は、顔写真付きの著者情報が出る事で本来の順位以上のクリックと信頼を得る事ができるでしょう。
というわけで、著者情報について私がついGoogle+で書き込んだのがこちらです。この言葉に嘘はありません。

まあ、1位で著者情報ありが一番良いですけどね^^
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