2014年03月07日

SEON2のPDF版が完成いたしました!

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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SEON2のPDF版が完成いたしました


 先日最終回を迎えましたSEONシーズン2ですが、待望の(?)PDF版が完成いたしました。


 ブログではオチ島の戦いまでを描きましたが、その後のストーリーも加え、分量としましてはブログに掲載したストーリーの1.5倍と大幅に加筆しています。


 また、本PDF作成にあたり第一話から細かい修正を加えまして本当のSEON2の最終回を読む事が出来ます。


 PDF版ならではのスペシャルコンテンツも追加した豪華スペシャルパッケージとなっています。SEON、そしてSEON2のファンの方は是非ダウンロードしてお読みください。もちろん無料です!


 ★SEON2 PDF版をダウンロードする(同じページでSEONシーズン1のPDF版もダウンロードできます)。




 >>SEON2 登場人物紹介はこちら
 


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2014年02月25日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第21話(最終回)

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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完全包囲


 破壊釜付近に集まったセオン達はとめどなく現れる敵に囲まれていた。「獣戦士ボルト」を抱きかかえるセオンを守ろうとセオンを中心に円状の陣形が自然とそこには生まれていた。

獣戦士ボルト



 マサ「これではいつまでたってもここから逃げ出せません!」


 迫りくる敵を大剣で葬りながら「TLUのマサ」は逃げ道を探っていたが、想像以上の数の敵が繰り返し攻めたててくるため打開策を見つけられないでいた。

TLUのマサ



 マサ「私が道を切り開きますので、皆さんは後に続いてください!」


 マサがそうは言うものの、敵も戦略的に攻めてくるため最初の一歩がなかなか踏み出せないでいた。


 タムー「ワシはお前たちとならここで朽ち果てても構わん。最後に死に花を咲かせるぞ。」


 「周辺暴走士タムー」は既に危機である事を楽しんでいるようにも思えた。彼にとっては久しぶりの激しい戦いであったため、かえって心が奮い立っていたのだろう。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 そんな会話が交わされる中、「魔道士イマジン」が敵を倒しつつ円陣の一角にたどり着いたのだった。

魔道士イマジン



 セオン「イマジン!いろいろとありがとう!少しでもイマジンを疑った事を申し訳ないと思う。」


 セオンからの言葉を聞いてイマジンは笑顔で頷くと気にしていないとばかりに顔の前で手を横に振った。


 イマジン「いえ、とにかくメッセージを取り戻せてよかったです。メッセージの場所が分かる前は私も身動きが取れずにいました。今日、皆さんの力を借りて何とか取り戻す事ができて本当に良かったです。」


 敵に囲まれている事を忘れたかのような会話が続いた後、「行動分析士モリーノ」が口を開いた。会話の間もそれぞれ目の前の敵に向かって休む間もなく攻撃を続けていた。

行動分析士モリーノ



 モリーノ「そのメッセージもオチ島から抜け出せねば意味はない。何とかここを切り抜けるぞ。」


 タムー「その通りだ。イマジンよ、ワシに放った魔法の説明は後できっちりしてもらうぞ。」



 冗談か本気か分からないタムーの言葉を最後に、また沈黙が訪れた。ボルトはセオンの腕の中で今もピクリとも動かなかった。


死地脱出


 いくら歴戦の勇者達とは言え、限界がないわけはなかった。


 イマジンは究極魔法のために体力を使い切っていたため奥義レベルの魔法が使える状態ではなく、また他の仲間もそれぞれ手傷が絶えなかった。


 セオンの回復魔法も効果がかなり下がっていたのも事実だ。このままでは敵に囲まれたまま全滅となる事は目に見えていた。


 何とか手はないか・・・。


 そう誰もが思った矢先、法螺貝の音がけたたましく上空で鳴り響いた。


 モリーノ「なんだ、あれは!」


 セオン達が見上げるとそこには無数の鳥のようなものが破壊釜付近へと直進してくるのが見受けられた。


 松村丸「おお!間に合ったようでござる!」


 沈黙を守っていた「忍者松村丸」が歓喜の声を上げた。

忍者松村丸



 松村丸「あれは忍者部隊の仲間ですぞ。最悪の状況を想定して伝書鳩を飛ばしておいたでござる。」


 セオンにはどういうカラクリで空を飛んでいるのかは分からなかったが、近くになるにつれ、それが忍者の装束をした者だという事がはっきりとわかった。


 モリーノ「松村丸よ、またもお前に助けられた。感謝する。」


 松村丸「礼には及びませんぞ。皆さん、準備は良いでござるか?」



 セオン達が頷くのを見ると、松村丸は空にいる仲間に合図を送った。それを確認した上空の仲間は敵の集団に向かって煙幕を投げつけると、セオン達の元へと一気に下降し、2人で1人を掴むとそのまま上空へと間髪入れずに舞い戻った。


 タムー「おおお、空だ!空だ!高いぞ!高いぞ〜!ワシは飛んでるのか!」


 上空に飛び立ったセオン達ははるか遠く小さくなった敵の姿を、空からいつまでも追い続けたのだった。


 そして、いつのまに目を覚ましたのかボルトは空を飛んでいる事に気づくと、セオンの腕の中でバタバタと慌てていたのだった。




 ・・・・・・・・




 オチ島での戦いの後、WMTのメッセージを解読したセオン達はその試練を戦い抜き、サカノミ村を無事に救出する事に成功した。


 その後、彼らの活躍がいつまでも語り継がれたのは言うまでもない。


SEON2 エンディングムービー


 ■エンディングテーマ曲
  「キミガセカイヲカエテユク」by 浅岡雄也(ex.FIELD OF VIEW)

 ・浅岡雄也公式サイト





SEON2 PDF版につきまして


 おそらく今回の話を読まれた方はWMTのメッセージの内容、そしてその後の戦いなどが描かれていない事が気になった方ももしかするといらっしゃると思います。


 現在、SEONシーズン1同様、SEON2も一冊のPDF版として作成中ですが、そちらにその部分のストーリーは全て収録予定です。本来は30話程度まで続けるつもりでしたので、かなりのストーリーがPDF版では追加されると思います。また、今回の21話も最終回に合わせまして本来のストーリーとは内容を変えています。


 配布可能になりましたらこちらの「SEON完全版PDF」のページからダウンロードできるようにしますので、この後の話はPDF版が完成するまでしばらくお待ちください(SEONシーズン1のPDFダウンロードと同じページです)。

 
 今までSEON2を楽しみにして読んで頂いた方ありがとうございました。是非、エンディングムービーも楽しんでください。




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2014年02月21日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第20話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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ボルトの奇跡


 誰もが「終わった」と思った瞬間、目もくらむような光が物凄いスピードで闇夜を突っ切っていき、破壊釜とWMTのメッセージの間に瞬間的に向かっていた。


 あまりの眩しさに目を覆ったセオン達が目を開けると、そこには光に包まれた「獣戦士ボルト」がWMTのメッセージを口にくわえて宙に浮かんでいたのだった。

獣戦士ボルト



 セオン「ボルト!!」


 ボルトの名を呼ぶのが精一杯でその先の言葉がセオンには出てこなかった。今までも多くの不思議な能力を見せてきたボルトだったが、瞬間移動のような能力を見るのは初めてだった。


 オートパクラー「おのれ!お前などひねりつぶしてくれる!」


 驚きのあまり茫然としていたオートパクラーは我に返るとボルトに向けて腰の剣を抜き放った。


 「ガシッ!」


 宙に浮いていたボルトは避けきれずにオートパクラーの攻撃をまともに受けてしまった。


 マサ「ボルトさん!」


 「TLUのマサ」は渾身の力を漲らせると、目の前を塞ぐ敵を鬼の形相で叩き伏せていった。マサの凄まじさは敵をしてつい道を開けさせていた。

TLUのマサ



 マサ「どけ!道を開けねば後悔するぞ!」


 常人ならば1人ではとても持てない大剣を振り回しつつ進むマサは、まさに無敵の剣士だと言えた。


 タムー「ワシらも行くぞ!」


 「周辺暴走士タムー」はそこで起こったいくつもの奇跡に驚いて茫然としていたが、すぐに、続けとばかりに破壊釜へと向かっていった。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



ボルトを救え


 モリーノ「あれを見ろ!」


 「行動分析士モリーノ」は光に包まれたボルトの異変に気付いた。そこでは斬り伏せられたはずのボルトが何事もなかったように宙に浮いたままだったのである。

行動分析士モリーノ



 モリーノ「何が起こっているんだ!松村丸よ!すぐに加勢するのだ!」


 隣にいた「忍者松村丸」に指示を出すと、モリーノ自身も前方の敵へと行動分析魔法を連続で打ち込んでいた。モリーノに向かってくる敵の行動はほぼ直線であり、モリーノの魔法は面白いように敵を殲滅していった。

忍者松村丸



 モリーノの安全を確認した松村丸は懐からありったけの手裏剣を掴むと、人間業とは思えぬ速さで敵の合間を駆け抜けていった。彼が通り過ぎた後には眉間に手裏剣が突き立った敵の亡骸が次々と横たわっていった。


 そしてそのまま破壊釜の近くに達した松村丸は目の前にいた敵の肩を踏み台としてオートパクラーを下方に見下ろせる高さまで舞い上がった。


 松村丸「拙者の攻撃を受け切れるか?」


 松村丸の手から数えきれない程の手裏剣が投げ込まれた。


 「シュッ」


 手ごたえを感じた松村丸だったが、噂に高いブラックハッ党のオートパクラーはそう簡単には倒せなかった。いつのまにか自分の幻影と入れ替わり、自らはこの場から姿を消していた。


 松村丸「うぬ!幻か!」


 地面に足をついた松村丸はすぐさまボルトの元へと飛びつき、そのまま体ごとセオン達のいる側へと転がりこんだ。


 セオンは目の前に落ちてきたボルトと松村丸に近寄ると、自分の魔力の限界を無視して強力な回復魔法を放った。


 セオン「ボルト!大丈夫か!」


 ボルトの身体に傷らしい傷は見当たらなかったが、目を閉じたままピクリとも動かなかった。


 その口には決して離すまいとWMTのメッセージをくわえたままだった。


 タムー「セオン、とにかくここから逃げるのだ!敵が次から次へとやってきてこのままでは耐えきれん!」


 タムーの言葉を聞いて我に返ったセオンはボルトを左腕で抱えると逃げ道を求めて周囲を見渡したのだった。
 

 
 >>第21話へ続く


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2014年02月17日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第19話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


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友の帰還


 突如として空を埋め尽くした紫の雲は、只でさえ闇の支配地であったエリアをさらに怪しく包んでいった。破壊釜を照らす炎がなければ、それこそ目の前にいる味方の顔さえもしっかりとは判別できない所だったろう。


 セオン「一体全体どうなっているんだ!?」


 セオンは回復魔法を唱えるのも忘れて、ただ茫然と天を覆いつつある巨大な雲を見つめていた。


 仲間たちも動きを止めて何が起こるのかを見守るしかなかった。行動を起こすにはあまりにも情報がなさすぎたのだ。


 そして・・・。


 ほんの数妙間、完全なる静寂が生まれた。


 まるで音を伝える空気が完全になくなったかと思われる程の静寂だった。


 しかしそれも長くは続かなかった。その静寂は次なる「声」によって終焉を迎える事となった。


 イマジン「その姿、許可なく使うは天の許さざるものなり!」


 オチ島に響きわたるその声の主はオートパクラーの横にいた「魔道士イマジン」その人だった。天を覆う雲は究極魔法の過程で呼び出されたものだった。

魔道士イマジン



 イマジンは大きく息を吸うと究極魔法の最終段階へと入った。


 イマジン「消え去る運命の者たちよ!究極魔法!ディーエム・シーーーエーーー!」


 その言葉がイマジンの口から叫ばれると、天の光を遮っていた紫の雲は大鎌を構えた巨人の姿に形を変え、物凄いスピードでその腕を何度も振り下ろしていった。


 大鎌はその度に「シュッ」という音を立てて、オートパクラーが作り出したセオン達の模造品にとどめをさしていったのだ。


 タムー「おおおお!イマジンやるではないか!やれば出来る子だとワシは思っていたぞ!」


 「周辺暴走士タムー」はイマジンへの怒りも忘れて狂喜した。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 仲間が歓喜する中、オートパクラーによって作られた「自分たち」は次々と消え去っていった。そのチャンスをセオン達が見逃すはずはなかった。


メッセージを守れ


 仲間だと思っていたイマジンに裏切られたオートパクラーの怒りは凄まじいものだった。


 オートパクラー「おのれ!今まで可愛がっておったのに恩を仇で返すとは!」


 一瞬イマジンを睨み付けたが、さすがに軍団を束ねるだけの事はあった。すぐに冷静になると思いついたように破壊釜に向き直った。


 オートパクラー「お前たちの目的はこのWMTのメッセージだろう!これがなければお前たちは戦う意味さえも失うはずだ!さらば、サカノミ村よ、永遠に地の底へ沈んでしまえ!」


 そう言うと右手に握りしめていたWMTのメッセージを破壊釜に投げつけた。


 モリーノ「いかん!あれを破壊されてはサカノミ村を元に戻す事は絶望的となってしまう!」


 「行動分析士モリーノ」は目の前に展開される光景が夢であってほしいと願うばかりだった。

行動分析士モリーノ



 咄嗟にイマジンはメッセージを守るために飛び込んで手を伸ばしたが、WMTのメッセージはイマジンの指先を優しく撫でるだけですり抜けていった。


 ボルト「ああ!WMTのメッセージが!」


 「獣戦士ボルト」は自分の無力さを感じていた。「何もできなかった!」とその瞬間に何度も心で叫んでいた。

獣戦士ボルト



 そのつぶらな瞳にはオートパクラーの手を離れたWMTのメッセージが映画のスローモーションのように破壊釜へと吸い寄せられていくシーンだけが映し出されていた。
 

 
 >>第20話へ続く


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2014年02月12日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第18話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


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集団戦開始


 オートパクラーの目の前には巨大な窯が大きな炎を吹き上げながらその存在感を誇示していた。WMTのメッセージそのものは片手で持っても余りあるものであったが、グッグル城が作ったこのメッセージは特殊な素材でできており、完全なる破壊には儀式を行う必要がある。


 モリーノ「うーむ、あの窯の中にメッセージを入れられたら全てが水泡に帰してしまう。さりとて、何も考えずに飛び出しても万が一にも勝ち目はない。何か行動分析の指標になるものが見つかれば・・・。」


 「行動分析士モリーノ」は自分の攻撃開始のタイミングに全てがかかっていると感じると、身体全体に汗がとめどなく湧き出るのを感じずにはいられなかった。魔法を繰り出す両手もいつのまにか震えていた。

行動分析士モリーノ



 ボルト「モリーノ、みんながついています。自分の行動分析能力を信じてタイミングを見極めて下さい。」


 勇気づける「獣戦士ボルト」の小さい身体も恐怖で震えていた。今までにない緊張感が全体に漂っていた。

獣戦士ボルト



 松村丸「モリーノ様、ご自身を信じて下さいませ。どこまでもついていきますぞ。」


 「忍者松村丸」はモリーノの事を疑った事はかつて一度もない。今も、そしてこれからも信じ続けるだろう。忍者の特性とも言うべきか、1人落ち着き払い、懐の手裏剣の感触を何度も確認していた。

忍者松村丸



 モリーノが逡巡していたその時、オートパクラーが大声で号令を発した。


 オートパクラー「皆のもの、破壊窯の前に整列せよ!お前たちの気持ちをこの窯に集中させるのだ!」


 右手にWMTのメッセージを掴んだまま、手下に命令した。その号令を受けて、敵の大群が窯の前へと移動を始めると、その瞬間を待ち構えていた行動分析のプロは一気に集中力を高めた。


 モリーノ「ここだ!行動先が分かった今こそ攻める時だ!」


 モリーノは敵が窯の前に整列しだすのを見ると、いつも以上のパワーを身体に集めるとやおら立ち上がって呪文を唱えた。


 モリーノ「お前たちの動きは読めておる!メイン・ストリーーーム!」


 モリーノの両手から放たれた魔法はいつもの何倍もの光の柱をいくつも作りだし、敵の集団を大きな複数の牢屋に閉じ込めた。


 「ガシャン、ガシャン、ガシャン!」


 鉄が不規則にぶつかる音を鳴り響かせつつ、光の柱は次々と地上に突き刺さった。そして、モリーノの「離脱!」の合図でその内部にいた敵をことごとく殲滅していった。爆破の光があちこちで花火のように光り輝いている。


 セオン「今こそ攻め時だ!みんな行くぞ!」


 反対側にいたセオン達はモリーノの強烈な魔法を認めると、物陰から飛び出して光の牢に入りきらなかった敵の個別撃破を開始した。


脅威!オートパクラー


 オートパクラー「む!あいつらは!お前たち、奴らを倒すのだ!」


 異変を察したオートパクラーと手下たちはすぐさま反撃を開始した。モリーノが魔法で敵の多くを殲滅したとは言え、そもそもの数が多すぎる。


 また、要塞本体の護衛についていた敵はモリーノの魔法から逃れている。それらが大挙して両側面から攻撃を開始したセオン達を迎えうってきたのである。混乱という言葉では生温い地獄がそこに生み出された。


 マサ「タムーさんは右手の敵をお願いします!私は左を倒します!」


 「TLUのマサ」は背中の大剣を軽々と右手で抜くと、さながら木の枝を持つかのように旋回させながら次々と近づく敵を倒していった。マサの進む所、敵の死体の山が築かれていった。

TLUのマサ
 


 タムー「ござんなれ!いくらでもかかってこい!」


 怒りのやり場にこまっていた「周辺暴走士タムー」はここぞとばかりにパワー全開で攻撃を開始していた。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 小ぶりながらもスピードと技の正確性ではマサにも引けを取らない。鉄の爪を右に左に器用に繰り出しながら、敵の急所を的確に突いていった。


 タムーの進む道にもまた、敵の屍が積まれていった。


 しかし、そんな2人でも山のように攻めたてる敵を相手にして無傷というわけにはいかなかった。セオンは回復魔法で仲間を癒しつつ、1歩ずつ前へ進んでいった。


 反対側からはモリーノ、ボルト、松村丸が窯のある方を目指して進んでくる。


 ここに及び、数においては圧倒的優位ではあったが、流れの悪さを感じたオートパクラーもついにしびれをきらした。


 オートパクラー「お前たちなど敵ではない!私の技を食らえ!オートパクリング!」


 中心部を目指していたセオン達の前に大きな光が生まれたかと思うと、セオン達と瓜二つの「敵」が無数に現れたのだった。その数1人2人ではない。


 セオン「これは!」


 流石のセオン達もオートパクラーの技に驚きを隠し切れなかった。


 ボルト「こんなに大量に!」


 それまでは”勝利”の手ごたえを僅かながらも感じていたセオン達は一瞬にして奈落の底へと突き落とされた気分だった。魔法も技も全てが自分たちと完全に同じ敵がそこに立ちふさがっていたからだ。


 もう駄目なのか・・・と思った瞬間、空に紫の雲が作り出された。


 タムー「この雲はなんだ!?」


 原因不明の雲がオチ島の上空を覆い尽くしていた。
 

 
 >>第19話へ続く


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