2013年07月29日

競合サイトがなくなるとコンバージョンデータはどうなるか?

 今回は珍しいデータが「参考程度」に取れましたのでご紹介致します。ただし、具体的なサイト名などは出せません事ご了承下さい。


事前情報


 まず、今回の記事を書き進めるにあたり、事前情報を書かせていただきます。

1.あるキーワードにおいてトップ10内にアフィリエイトサイトが常に2サイト存在(一つは私のサイト)。

2.その2つのサイトの順位は日々デッドヒートで抜いたり抜かれたり。

3.私の競合サイトが突然大幅ランクダウンにより1ページ目に競合サイトがなくなった。



 上記3つの情報をおさえておいてください。


 アフィリエイトサイトの場合、コンバージョンに計測されるのは最後にクリックしたサイトになります。つまり、自分のサイトでリンクをクリックしてもらっても、その後に見た競合サイトでアフィリエイトリンクをクリックされた場合には、競合サイトにコンバージョンが発生します。


 今回はある意味珍しい状態なのですが、トップ10内にはアフィリエイトサイトは2つしかなかった事(2ページ目以降にはわんさかいます)、そしてそのうちの一つが急落して、結果として1ページ目のアフィリエイトサイトは1つだけになった事で、コンバージョンの数値はどうなったかというものです。


データ比較期間について


 今回はブログ記事でもあるという事で参考レベルのデータ抜き出しにてご了承下さい。


(A期間)競合サイトが落ちてからの1週間

(B期間)A期間の2週間前の1週間(競合サイトあり)

(C期間)A期間の前月同時期(後半)の1週間(競合サイトあり)



 ここで誤解されたくないのは、サンプルは多くありませんので参考にしかなりませんが、こういう状態での変化は気になる方が多いかもという事でご紹介するだけです。また、競合が落ちたとは申しましても2ページ目以降には多数おりますので(競合はそこにはおりません)、そちらでコンバージョンする方ももちろんいるはずです。

 
 比較対象の1週間はいずれも月曜日〜日曜日の期間で抜き出していますが、当然ながら環境要因や時期的要因での数値の変化もあると思います(そのため、参考程度でお願いします)。


コンバージョンデータ比較


 それぞれの期間のデータをご紹介致します。古い期間から最新の期間へと書いていきます。

(C期間)前月のほぼ同じ時期(後半)の1週間(競合サイトあり)

 クリック数 701、コンバージョン数 46、コンバージョン率6.56%


(B期間)A期間の2週間前の1週間(競合サイトあり)

 クリック数 701、コンバージョン数 52、コンバージョン率7.42%


(A期間)競合サイトが落ちてからの1週間

 クリック数 681、コンバージョン数 67、コンバージョン率9.84%


 競合が落ちてからの期間(A期間)は実際にはこのキーワードの検索ニーズが少し下がり、その関係で表示回数も減少しました。そのため、クリック数そのものは競合がいた時期よりも少ないのですが、コンバージョン数は見て分かる程度に増えています。


 コンバージョン率も他の期間に比べて2%以上あがっています。


 これらの数値の変化は、商材によっても大きく変わると思いますが、競合がいなくなってからのデータというのは個人的にも興味を持っていたので、目に見えた変化が多少なりとも出ていたので情報共有させて頂きました。


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2013年05月07日

デフォルトにあるアドバンス セグメントを活用しよう

 本日はGoogle Analyticsの「アドバンス セグメント」の話です。


Google Analyticsをそのまま見る癖がついていませんか?


 このブログを読まれている方の場合、マニアックな「カスタム セグメント」をガンガンと作っている方が多いとは思いますが、一般的ユーザーレベルであれば、そもそも「アドバンス セグメント」さえもいじってない方の方が多いと考えています。

アドバンス セグメント



 昨日の状況はどうだったかな?などという感じで日々の定点観測レベルでの確認が多いのではないのでしょうか?


 アクセス解析というのは導入しておしまいではありません。また、導入して日々眺めて終わりでもありません(実際にはここの割合が最も多いような気がします)。


 大事なのは取得したGoogle Analyticsのデータから仮説を立てて、サイトを改善していくPDCAサイクルを回す事なのです。まあ、どんなサイクルでも正直、その人に合っていれば良いですが、少なくとも何らかのアクションに繋がらないのであれば、アクセス解析などは見る事も含め意味はないでしょう。


 デフォルトで用意されているセグメントはクリック一つで選択できるにも関わらず有用な情報を与えてくれるものが多くあります。その1アクションを面倒臭がってやらないのは、まさに勿体ないの一言でしょう。


全体では見えない情報がある


 セグメント機能を使わない方の場合、通常は全体のデータで確認している事がほとんどだと思います。つまり、新規もリピーターもひっくるめた情報なわけです。


 これってよく考えるとおかしな話なのです。もちろん全体の数値を見て、「昨日は良かったな〜」と思うのは構いません。しかし、アクセス解析データが取得出来なかった時代には欲しかった情報が今では簡単に入るのに何のアクションも起こさないのは相当勿体ないわけです。


 ちょっとここでリアル店舗で考えてみましょう。


 お店でイベントをやると告知した時に朝から行列が出来ました。そこにはリピーターもいれば新規の方もいます。リピーターの方は店の中を良く知っているわけで、自ずと目的の場所に迷わずにたどり着けるわけです。でも、新規の方はそうは行きませんよね?並んではいますが、店内の様子などは分かりません。目的のものをどこから探せば良いかも悩むでしょう。


 そういう新規ユーザーの方のために(リピーターの方ももちろんですが)案内の人を増やしたりして混乱をなくそうと努力するわけです。


 これってWebでも同じ事が言えますよね?導線が悪ければその先になかなか進まなかったりするわけですし、案内が分かりにくければ、迷った挙句に不満が募り、結局は何も買っていかないという事もありえるのです。


 もちろん、リアル店舗と同じく、今日は様子見でという方もいるでしょう。いろいろな方がいるわけです。


 アクセス解析では実際の店舗では見分けがつきにくいものを、「アドバンス セグメント」で勝手に仕分けして傾向などを教えてくれるのですから使わない理由がないわけです。


デフォルトのセグメントだけでも改善案はいくらでも見えてくる


 以下はGoogle Analyticsに最初から用意されている「デフォルトのセグメント」です。

デフォルトのセグメント



 私は最初にこのセグメントを見た時に物凄くワクワクしました。アクセス解析がない時代にはまさに勘だけに頼っていたわけですが、それが、ここにチェックを入れるだけでその情報だけを抜き出して見る事が出来るのですから。


 例えば、いつもの「すべての訪問」で訪問別ページビューが少ないなと思っている方は「直帰以外の訪問」のみでデータを見てみると良いでしょう。当然ながら直帰が除かれますので訪問別ページビューの数値はあがります。


 ここで想像をして欲しいのです。


 少なくとも直帰していない方はそのサイトに興味を持ったために複数ページを読んだわけですので、何がユーザーをそうさせたのかの仮説がいろいろと立てられるはずです。


 どんなキーワードで来た人は直帰していないのか、それは何故なのか、ランディングページからどういう意識で次へ進んだかなどの想像がいろいろと出来ると思うのです。


 もちろん、直帰は直帰で理由を考える必要はありますが、何らかのコンバージョンを目指している場合には、複数ページを読んでもらう(=サイトに好印象を持ってもらう)事でのマイナスはほとんどありません。


 もう一度、ここでリアル店舗を想像して下さい。もし行列が新規の方とリピーターの方で分かれているとしたら同じ話を貴方はするでしょうか?


 おそらく、異なる話をすると思うのです。それぞれの状況にあった話をするはずなのです。


 そのため、いつも全体の数値だけを追っていてはそれぞれの方の状況にあったメッセージを伝えにくくなってしまうのです。


 デフォルトとは言え、かなり有用なセグメントが用意されています。たまにでも構いません。ユーザーを何らかのセグメントで分けた状態で情報を眺める癖をつけてみてください。


 きっと、今までとは違った案が思い浮かぶはずです。これはやってみれば分かります。


 とはいえ、昔と違い情報が見えすぎるが故の弊害というのもあると私は思っています。情報が多すぎて、かえって何も見ないという方もいるのではないでしょうか?


 データは使ってこそはじめて意味が出て来るのです。



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2013年03月12日

Google Analyticsの「ページ」データからの改善

 本日のテーマは「Google Analyticsの「ページ」データからの改善」です。Google Analyticsには見るところが沢山ありますが、ここ最近私は頻繁にチェックしているものをご紹介致します。


すべてのページから人気ページを知る


 Google Analyticsの「コンテンツ」メニュー内「サイトコンテンツ」−「すべてのページ」では個別のページ毎の人気度合いをはじめとして詳細データが確認できます。

すべてのページ



 デフォルトでは下図のようなURL単位で表示されるために記事数が多いブログなどでは何の記事が人気かどうか分かり難いと思います。そのため、人気ページを明確に把握しつつチェックする際にはプライマリディメンションにて「ページタイトル」をクリックする事でそのページのタイトル表示でのデータに変えられます。

URL表示



 「すべてのページ」を見る方は多いかもしれませんが、あまりGoogle Analyticsに慣れていない方の場合、こういう小さいところにあるものはそれほど重要ではないと認識する方も多いため、念のため上記について少し触れさせて頂きました。日本語タイトル(日本語で付けている場合)の方が特に現場担当者や何よりも上司などに報告する場合には分かりやすいでしょう(URLではブログの場合には伝わらない以前に目に入りにくいですね)。

ページタイトル



データを細かく見てみる


 データの見方などは10人いれば10人いると思っていますので、どれが良いかどうかは皆さんの実務での利用に応じてお任せしますが、私の場合、実感としてそのページがどう役立っているのかを見るためにここを見ています。もちろん、他の機能でも見られますが、私はこのページが好きと言うところでしょうか?


 さて、話を戻しますがここ最近の私は以下のような順番でデータを見ています。あくまで個人的にこれを見るといろいろなアイデアが沸いてくるというだけです。

データの見る順番



 上図の通り、「閲覧開始数」を見て「ページビュー数」を見て最後に「離脱率」を見るという順番です。


 ここでは仮説を立ててアクションを起こす事が目的ですので細かい事はおいておきます。「閲覧開始数」が多いという事はそのページが「このブログ閲覧のスタートとなったページ」になった回数が多い事を示すわけです。


 そもそも閲覧開始数が多いページは最重要ページと言って良いので、直帰率の改善(ページの内容を判断して改善の意味があるなら)などに取り組む必要があるわけです(なお直帰率が低くてもそこで完結しているページの場合にはそのページでの満足度をさらにあげるような改善をして下さい)。


 で、今回の記事ではそこではなく、「閲覧開始数」が少ないのに「ページビュー数」が多いページに注目しようと言う事です。


 それらのページは入口とは成りえてはいないが、多くのユーザーが興味を持っている(あるいは、ブログに来てから気になって仕方がなかった)ページだと言えます。


 これらの有望ページは野球で言えば中継ぎレベルの重要度があります。もし、そこでの離脱率が多い場合にはユーザーフローなどでの流れをチェックしてその前のページからのユーザーの意識の流れの仮説を立てて、次へのステップに繋がるように改善をはかるとコンバージョンなどに良い影響を与えるかもしれません。


 元々ランディングページではありませんので、最初から目的としていたページではない可能性もあるわけですが、ユーザーが「寄り道先」として満足できるものが用意されているかの再確認が必要です。


 ブログなどは1記事1テーマで書ききっている事も多いわけですが、このようにデータを見て、そしてユーザーフローなどもあわせて見る事で、中継ぎページに「追加するべき(紹介するべき)別のページへのリンクはないか?」などを検討できるわけです。


 もちろん記事の最後に関連記事などを出しているケースもあるでしょうが、所詮それは関連ページというくくりであり、本文の流れの中から生まれたリンクとは異なります。


 ユーザーにより満足してもらうために、過去の記事も含め、関連性を持たせるべきページがある場合には双方に「必要なリンク」を追加するなどして、より満足度を高めると良いでしょう。結果としてユーザーの満足度が高まり、運営側の求める目的に近づくかもしれません。


 過去も未来も関係なく必要に応じて既に書いたものも修正していく事でさらなる流れが生まれると思います。



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2013年01月29日

【文系向け】Googleタグマネージャー導入マニュアル

 サイトを運営していますと多くのタグを一つのサイト内に埋め込む事が増えてくると思います。そんなタグを一元管理するツールがGoogleタグマネージャーです。現在は日本語化されていますので、言葉が分からなくて困る事はほとんどないでしょう。


タグ管理ツールに苦手意識を持っていませんか?


 この見出し、実はそれまでの自分に言っています。正直、文系ばりばりの私が触るのは当分先だと思っていましたが、とある週末に時間があったので私のサイトのいくつかへの導入を試みてみました。結果から言えば、全ページ共通のタグであるサイトについてはすぐに導入できます。通常はそのパターンが多いと思いますので、おそらく多くの方が今回の記事を読むと導入が出来るのではと思います。私の悩んだ部分も含めてここで紹介したいと思います。なお、難易度の高い設定につきましては今回は紹介しません。


*タグマネージャーの最初の練習はどうでも良いサイトがあればそれで試す事を強くお勧め致します。


 さて、手順の前に私がこれを入れてみて感じたメリットを書いていきます。

1.Googleタグマネージャーを利用すればリニューアル時のタグ導入は半端なく楽です。

2.複数のタグを入れる場合でも全ページ共通なら10分以内に設定が可能。

3.全ページ共通タグなので迷わないで済む。

4.タグを入れ間違えてもすぐに一つ前の問題のない状態に戻せます。

5.条件によってページ単位でタグを入れるページを指定できます。



Googleタグマネージャーの導入〜アカウント・コンテナ作成


 ここからはタグマネージャーのアカウント開設から説明します。通常はGoogleアカウントがあると思いますので、そのアカウントで開設するのが普通だと思います。


1.Googleタグマネージャーにアクセス(ここだけ英語なので一瞬ひるみますが気にしないで下さい。赤枠内からサインアップ)。⇒(2/15時点では日本語になっていました)

Googleタグマネージャー


2.Googleアカウントのパスワードを入れてログイン(画像省きます)

3.アカウントの作成に入りますが、ここで概念を覚えておきましょう。おそらくこのブログを読んでいる方でGoogle Analyticsを知らない方はいないと思いますので、それとの比較で書くと分かりやすいと思います。


・アカウント・・・Google Analyticsとほぼ同じ

・コンテナ・・・Google Analyticsのプロファイルとほぼ同じ


 というわけでいかにもアカウントを作るような流れに入ったら以下の設定となります(迷わないところは書きませんw)

アカウント作成


 アカウント作成時には一つ目のコンテナも設定する事になります。アカウントは通常は一つで問題ありませんが、他の会社のものを作る場合には新規アカウントとして作ると良いでしょう(というか、分けないと後で苦労します)。今回、私は一つのアカウントで自分の実験サイトも混ぜようかと思ったのですが、よく考えますと、クライアントに説明する時に実験サイトを見られたくないためアカウントを二つ作りました。名前を出しているサイトをまとめたものと実験サイトをまとめたもので分けています。


 このアカウント作成で注意する点は特にはありませんが(日本語も使えます)、タイムゾーンを日本に変えるのを忘れない事と(日本以外はもちろんその国を選択)、ドメインを追加で一つ目のコンテナに使うドメインを入れる事です。オプションですが、入力しておく方が絶対に便利です(試し済み)。


 画像では「Google や他の人と匿名でデータを共有する」のチェックは入っていますが、これは任意です。私は入れています。


 そして、「アカウントを作成する」をクリックすると利用規約が「英語」で出てきますので、「同意する」をクリックして下さい(自己責任でw)。


コードの発行


 アカウントの作成が完了すると、いきなりコードが発行されます。これが最初に設定したコンテナ(プロファイル)用のコードになります。今入っているタグ(今回は例としてGoogle Analyticsで説明しますが管理するタグが複数であっても、サイトのソースに入れるのはこのコード一つだけで済みます)と差し替えるものです。


タグ発行



 なお、ぼかしている部分がコンテナのIDとなりますが、このIDはGoogle Analyticsのコードのようなものではなく、同じアカウント内のものでもルールのないものとなります(Google Analyticsの場合はUA-に続く数値がアカウントが同じ場合には同じになりますが、そういう事はありません)。


1.このコードを対象サイトの全ページの最初の<body>の開始タグの直後にコピペします。この時点ではこのコンテナには何も設定していないため計測はまだ出来ません。


2.Google Analyticsのコードをここではサンプルとして使います。赤枠内の「Google アナリティクス」をクリックして下さい。Google Analyticsをはじめとして一部のタグは簡単に設定が出来るようにフォーマットが用意されています。Google Analyticsでは以下のような画面が入力項目として出てきます。まずは画面上部から説明します。

Google Analyticsのタグ設定画面


 上図にあるタグ名は任意ですが私は短く「GA」としました。多くのタグを1サイトに入れる場合に短い方が使い勝手が良いと感じたからです。とはいえ、これは自分の好きなタグ名を付けて下さい。「タグの種類」は最初から選択されています。


 「ウェブプロパティID」は「UA」から始まるものです。これをGoogle Analyticsで調べて(サイトに入れているならそのコード内にあります)入力して下さい。なお、Google Analyticsを使ってない方はここで既に分からないと思います。その場合にはGoogle Analyticsを理解してからこの記事を読んでください。


 「トラッキングタイプ」は通常は「ページビュー」になると思います。この他に「イベント」と「トランザクション」がありますがここでは紹介しません(自分で勉強してください)。


 次に画面下部です。

ルールの追加



 絶対に忘れてはいけないのがこのルールの追加です。このルールがなければこのツールはうまく動きません。というわけで「+タグを配信するルールを追加」をクリックします。

ルールの追加2



 表示される画面で「すべてのページ」にチェックを入れて「保存」をします。この項目は最初から用意されていますのでとても簡単です。つまり、ここまでの設定で「Google Analyticsのコードを全ページに入れる」というルールを作った事になります。


 なお、一部のページだけに設定したいタグがある場合には「すべてのページ」ではなく「新しいルールを作成」をクリックしてルールを自分で作ります。

新しいルール



 例が画面上にありますのでこれに従って作成して下さい。ルール設定が終わったら「保存」です。

詳細設定



 ルールの設定がされているのを確認したら一番下の「保存」を押すとタグの完成です。詳細設定を上図では開いていますが、チェックはなしで良いでしょう。


バージョンの作成と公開


 おそらくここまでは悩まないはずです(Google Analyticsコードを入れるだけなら)。「バージョン」で悩むと思います。


 このツールは常に元に戻す事が出来るようにするためバージョンという設定情報の保存をする機能があります。この後、「バージョンの作成」と「公開」という作業をしなくてはいけません。


 で、問題なのは先ほど作成したものはまだバージョンとして作成されてないという事なのです。私はこれに気付くのに時間がかかりました。

バージョン1



 先ほどの保存の後、左にある「バージョン」メニューをクリックすると上図のように「サマリー」と「1」というのがあると思います。現在、バージョンとしては「1」というものが一つあるだけです。


 しかし、右の赤枠内を見ると「タグがありません」と書いているのが分かると思います。先ほど「GA」というタグを私は作ったはずですがバージョンとしてはまだ作成されてないのです。


 そのため、ここで気付かずに画面の上の方にある「公開」というものを押してもデータが取得できません。GAのタグが設定されたバージョンが作成されてないからです。


 ここで私が最初に書いた事を思い出してください。「いつでも前に戻れる仕組み」なのです。つまり何もタグを設定していないバージョンも当然ながら用意されるという事です。


 では、どうすれば良いかと申しますと、左メニューから「サマリー」を選択します。このサマリーは現時点で作られた全ての情報が入ったバージョンを作る事が出来るものです。つまり、作成したタグ「GA」の入ったバージョンを作るためにサマリーを表示します。

バージョン作成



 「サマリー」を選択した上で右上の「バージョンを作成」をクリックします。

公開


 バージョン作成後に左メニューに「2」というものが出来ます。そこを選択すると上図のように「1個のタグ」とタグが設定されているのが分かります。下の方を見ると、そのタグが「GA」という作った物である事がわかるでしょう。そして、ルールも「すべてのページ」になっていると思います。


 なお、このツールの本筋を考えるならば、1種類のタグを作ったらバージョンを作成し、その後、別のタグを追加したらそこでもバージョンを作成するという方が良いかもしれません。それぞれのバージョンに戻れるという利点があるからです。


 これで事前準備は全て完了です。最後に画面右上の「公開」を押すのを忘れないようにしましょう。


 この公開は自分が使いたいバージョンを選択した上で押さなくてはいけません。過去のバージョンで公開したい場合には、該当のバージョン番号(あるいは自分がつけた任意のバージョン名)をクリックして公開しなおせばすぐに変更されます。


 なお、「コンテナのバージョン」が「2」だと分かりにくいため「コンテナのバージョン名」という所の「編集」を押して分かりやすいものにしておく事をお勧めします。私は「GA」というものにしています。他のタグが入っている場合には、含まれているタグ名を全部含んだ名前を付けています。そうすれば分かりやすいかなと直感的に感じただけで皆さんは自由にどうぞ。


 下図は名称を変えた後のメニューです。これの方が「2」よりは分かりやすいのは間違いないですね。

バージョン名変更



 公開した後は、最初に作られた<body>開始タグの直後に入れなさいといわれたコンテナのコードが動作します。タグがきちんと読み込まれているかの確認方法はバージョンから「GA(元々は2というバージョン)」を選択した時に上部に出てくる「プレビュー」から「プレビューとデバッグ」を選択すると良いでしょう(ここで最初に設定したドメインが役立ちます。設定していれば下図のようにドメイン名が出てきますのでクリックするだけで確認できます)。

プレビューとデバッグ



プレビュー確認


 ここでURLをクリックすると・・・

プレビュー画面



 上図のように新規ウインドウで対象サイトが立ち上がり、そのページの下に設定したタグが動いているかどうかの確認が出来ます。


 ステータスが「配信:タグマネージャー読み込み」になっていればOKです。なお、複数のタグを一つのサイトに設定している場合にはここにその分だけ並びます(たまにうまく動作しない時があり、その際には下に何も出てきません。バグではないかなと・・・)。


 確認ができたらプレビューモードを終了して下さい(ブラウザを閉じれば終了させる方法は分かるはずです)。


タグの追加


 今回はGoogle Analyticsのタグだけを作りましたが、これ以外にもタグがサイトのソース内に入っている事はあると思います。


 上図のように「ドラフト コンテナ」メニューを選択すると上部に「新しいタグ」「新しいルール」というものが出てきますので(マクロなども出てきます)、「新しいタグ」を選択して追加したいものを設定します。

タグ追加



 「タグの種類」を希望のものにあわせて前述の方法で作成をして下さい。ここに用意されてないものであれば「カスタムHTMLタグ」というものを使う機会が多いと思います。というか、このカスタムHTMLは最強と言って良いほどです。おそらくタグが多い方はほとんどこれに頼る事になると思います。

カスタムHTML



 ある程度理解している方ならこれを見れば「ああ〜」と分かってくれるでしょう(長くなってきたので疲れてきたのは内緒ですw)。


 新しいタグを作ったらバージョンを作成して新しい状態で公開しなおしてください。


 なお、Google Analyticsだけで言えば、きちんと機能しているかは「リアルタイム解析」画面で数値が動きますので、すぐに確認できると思います。


 たぶん、読んでいるよりも作ってみる方が理解は圧倒的にはやいと思います(何回か失敗してアカウントを作り直すと尚更理解できます)。そして実際に使ってみるとその便利さが分かります。


 最後に、コンテナのコードをソースに入れたら、今回の例ではGoogle Analyticsのコードは不要ですのでソースから削除するのを忘れないようにして下さい。他のタグもこれで管理したらそれらも削除です。


 一つのコンテナタグで複数の設定したタグをまとめて代用できるというのはとても便利だと言えます。


 最初はうまく行くか怖いかもしれませんが頑張ってください(完全自己責任で!)。この記事だけで分からないこともあると思いますので、他のブログの記事も是非お読み下さい。


 おっと、ここで大事なページへのリンクを。迷ったらこれを読んでください!


 ・Googleタグマネージャーヘルプページ


 ・Google タグマネージャがサポートしていないタグはありますか。(ヘルプ内)


長々と文系の方向けに書いてきましたが、私も導入して間がないので間違えていたらすみません(先に謝っておきます)。とりあえず使っているうちにどうやれば良いかは理解すると思います。



<2012.2.4追記>

 偶然気付いた点を追記しておきます。Google Analyticsのコードをサイトに入れているとウェブマスターツールでのサイト確認に利用できますが、今回のGoogleタグマネージャー内にGoogle Analyticsのタグを入れてしまうと、Google Analyticsでの確認が出来なくなるようです。


 そのため、別の確認手法を使うか、あるいはとりあえずソースに通常のGoogle Analyticsコードを入れてWMTで確認してからタグマネージャーに取り込む事になります。


 今後変わるかは分かりませんが、現時点ではこのような状況となる事を追記させて頂きました。


<2012.6.17追記>

 タグマネージャー利用サイトもウェブマスターツールでサイトの確認が出来るようになったようです。


 参考:Google タグマネージャを使用してウェブマスター ツールでサイトを確認する


 いや〜、良かったです!



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2013年01月08日

訪問別ページビューから考えるテコ入れ

 本日のテーマは「訪問別ページビューから考えるテコ入れ」です。


訪問別ページビューが少ないキーワードに注目してみる


 Google Analyticsなどのアクセス解析ツールは取得できるデータが多すぎて、いざデータを紐解いて確認しようとしてもたいていは「いつもと同じ所を何となく見てしまう」という流れに陥りやすいのではないかと思います。


 特に現場の実務を兼任している場合など、大事だとは分かっていてもデータを深く見るというのはなかなか出来ないのも理解できます。


 Google Analyticsのオーガニックキーワードをざっと上から見ていく事は多いと思いますが、訪問数の多い上位のキーワードは意識をしている事が大きいため、いろいろと細かい分析をしている事も多いかもしれませんが、今回の記事では「訪問別ページビュー」が少ないキーワードにスポットをあてたいと思います。


 この「訪問別ページビュー」は「1訪問あたりの閲覧ページ数」を指し示しますが、その数値が一定基準以下の場合(これは担当者がどこで区切るか決めて頂ければと思います)、何らかの理由が考えられます。


1.そのキーワードでの検索において少ないページの閲覧で納得できる十分な情報を提供している

2.そのキーワードでの検索において閲覧したページが期待はずれで他のページにも期待できなかった

3.その他(時間がないから見られる範囲だけ見た等)



 まあ、難しく書いていますが、要は納得したかしてないかに大まかに言えば分かれます。納得した方にとっては、期待値が高ければ他のページも閲覧する可能性が少なくとも高くなるわけです。


 そこで、ここでは「参照元」−「検索」−「オーガニック検索」でキーワードを表示し、「訪問別ページビュー」の少ないものをまずは表示させます。「1.0」だけでも構いません。おそらくそこにあるキーワードは普段あまり真剣に見ていないはずですので、そこから何らかの施策へつながるかのヒントを得るためです。


カテゴリを分けて表にしてみる


 さて、それらのキーワードを眺めていてもいつもと同じ「見ただけ」で終わってしまいますのでたまにはアクションを起こしましょう。


 ここではサンプルに私のサイトである「学生募集広報戦略」のキーワードデータを一部抜粋してみました。私のこのサイトへの流入キーワードは大まかにわけて以下のような、

・ノウハウ

・解決策

・情報収集



 という3つのカテゴリに分けられるため、データを下に埋めていきます。

訪問別ページビューが少ないキーワード



 今回はこの記事のために作ったものですので、精査も何もしていませんが、サンプルとして上記のようにいくつか埋めてみました(なお、このデータは記事用のもので正確なものではありません)。左にカテゴリ、上に訪問数を大まかに区切った(つまり、大は訪問数が多いけど、訪問別ページビューが少ないものという事です)ものとしています。


 この表は会社で施策を打ちやすいものであれば何でも構いません。とりあえずはデータを生かすためのアクションを起こす一例としてこういう表にしているだけです。


表として見る事で見える事がある


 さて、こんな表であれば、それほど時間をかけずに作る事が出来ると思います。縦にずらっと並んだキーワードを見るよりも、ずっと具体的なアイデアが出てくると思いませんか?


 例えば、訪問数が多く(ニーズが大きい)、訪問別ページビューが少ないという事は、そのキーワードで用意しているページに問題があるか、あるいはそれだけで納得できるものが用意できているかになるわけです。


 とはいえ、満足をしたとしてもそれで満足していたらコンバージョンには結びつきません。その満足をさらに上のものにするために何ができるかを考えなくてはいけません。特にそのキーワードが関連するコンテンツページの先に企業が目指す目的があるなら尚更です。


 ランディングページのデータなど他のものも見ていく必要はありますが、まずはいつもはあまり気にかけないキーワードを分類する事で改善策を考える事は大切な事です。


 表の中の「小」にあたる部分は訪問数も少なく(ニーズが小さい)、訪問別ページビューも少ないわけですが、そこから何かヒントはないかと考える事ができると思います。


 例えばこの例では、「アメリカの学生募集対策」などはそもそもサイトにも記載はしていませんし、私の中では盲点でした(セミナーで紹介した事はあるのですがサイトには掲載していません)。考えてみれば、学生数が減っている事を考えれば、聞く機会のない海外の事例を知りたいという人がいても不思議ではありません。


 
 今回はアクセスに結びついたキーワードを訪問数だけで見るのではなく、訪問別ページビューもあわせて見る事で改善策のヒントを得るという点について書いてみました。


 同じデータでも視点を少し変えてみる、あるいは何かを足してみるだけで大きなサイト改善のヒントにつながる事もあります。たまにはこういう見方も良いのではないでしょうか?


 結局何が言いたいかと言えば、データは「意識して活用しよう」と思わなければただの数値コレクターで終わってしまうという事です。極端な話、いつもは全くアクセス解析を見ていない方に、一部のデータを印刷して渡して「何かこれを見て思うところがありますか?」と聞くだけでも面白い意見が聞けると思っています。


 
 なお、今回の例については、アドバンスセグメントで「新規訪問」に絞って出したキーワードを使う事をお勧めします。リピーターは既にいろいろなページを見ていると考えられますので、新規ユーザーだけに絞った方がより理解しやすいデータが出るからです。

新規ユーザー



 コンテンツを追加する事でアクセスを増やすのも一つの方法ですが、こういうデータを元に、コンテンツそのものを見直して改善する事で、そのキーワードでの順位などの上昇も考えられますし、そもそもの効果アップも期待できます。



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