2014年02月17日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第19話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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友の帰還


 突如として空を埋め尽くした紫の雲は、只でさえ闇の支配地であったエリアをさらに怪しく包んでいった。破壊釜を照らす炎がなければ、それこそ目の前にいる味方の顔さえもしっかりとは判別できない所だったろう。


 セオン「一体全体どうなっているんだ!?」


 セオンは回復魔法を唱えるのも忘れて、ただ茫然と天を覆いつつある巨大な雲を見つめていた。


 仲間たちも動きを止めて何が起こるのかを見守るしかなかった。行動を起こすにはあまりにも情報がなさすぎたのだ。


 そして・・・。


 ほんの数妙間、完全なる静寂が生まれた。


 まるで音を伝える空気が完全になくなったかと思われる程の静寂だった。


 しかしそれも長くは続かなかった。その静寂は次なる「声」によって終焉を迎える事となった。


 イマジン「その姿、許可なく使うは天の許さざるものなり!」


 オチ島に響きわたるその声の主はオートパクラーの横にいた「魔道士イマジン」その人だった。天を覆う雲は究極魔法の過程で呼び出されたものだった。

魔道士イマジン



 イマジンは大きく息を吸うと究極魔法の最終段階へと入った。


 イマジン「消え去る運命の者たちよ!究極魔法!ディーエム・シーーーエーーー!」


 その言葉がイマジンの口から叫ばれると、天の光を遮っていた紫の雲は大鎌を構えた巨人の姿に形を変え、物凄いスピードでその腕を何度も振り下ろしていった。


 大鎌はその度に「シュッ」という音を立てて、オートパクラーが作り出したセオン達の模造品にとどめをさしていったのだ。


 タムー「おおおお!イマジンやるではないか!やれば出来る子だとワシは思っていたぞ!」


 「周辺暴走士タムー」はイマジンへの怒りも忘れて狂喜した。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 仲間が歓喜する中、オートパクラーによって作られた「自分たち」は次々と消え去っていった。そのチャンスをセオン達が見逃すはずはなかった。


メッセージを守れ


 仲間だと思っていたイマジンに裏切られたオートパクラーの怒りは凄まじいものだった。


 オートパクラー「おのれ!今まで可愛がっておったのに恩を仇で返すとは!」


 一瞬イマジンを睨み付けたが、さすがに軍団を束ねるだけの事はあった。すぐに冷静になると思いついたように破壊釜に向き直った。


 オートパクラー「お前たちの目的はこのWMTのメッセージだろう!これがなければお前たちは戦う意味さえも失うはずだ!さらば、サカノミ村よ、永遠に地の底へ沈んでしまえ!」


 そう言うと右手に握りしめていたWMTのメッセージを破壊釜に投げつけた。


 モリーノ「いかん!あれを破壊されてはサカノミ村を元に戻す事は絶望的となってしまう!」


 「行動分析士モリーノ」は目の前に展開される光景が夢であってほしいと願うばかりだった。

行動分析士モリーノ



 咄嗟にイマジンはメッセージを守るために飛び込んで手を伸ばしたが、WMTのメッセージはイマジンの指先を優しく撫でるだけですり抜けていった。


 ボルト「ああ!WMTのメッセージが!」


 「獣戦士ボルト」は自分の無力さを感じていた。「何もできなかった!」とその瞬間に何度も心で叫んでいた。

獣戦士ボルト



 そのつぶらな瞳にはオートパクラーの手を離れたWMTのメッセージが映画のスローモーションのように破壊釜へと吸い寄せられていくシーンだけが映し出されていた。
 

 
 >>第20話へ続く


 >>SEON2 登場人物紹介はこちら
 


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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEON2






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