2014年01月06日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第11話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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抜け道を探せ


 遠くにそびえる要塞を見ても「変化士のカズ」はそれほど驚いた様子を見せなかった。

変化士 カズ


 カズ「あんたらはあの要塞に行きたいって事だよね?」


 彼は「なぜこんなもので動揺しているのか」といわんばかりにサバサバしていたのだ。その様子を見たセオンはカズに問いを投げかけた。


 セオン「貴方ならあの要塞にたどり着けるというわけですか?」


 その言葉を待つ事もなく、カズは右手の道へと歩を進めた。そして後ろでセオン達が戸惑っているのを感じ取ると振り返って叫んだのだった。


 カズ「おいおい、行きたくないの?あの要塞に行くなら俺が連れていってあげるよ!」


 要塞にたどり着くにはこの得たいの知れない戦士についていくしかなかった。セオン達は顔を見合わせると静かにカズの後をついて行く事にした。


 しかし、「周辺暴走士タムー」はそんなカズを今も怪しんでいた。突然出てきて敵を倒し、自分達を誘いだすなんて話があまりに出来過ぎているからである。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 タムー「カズとやら。まだワシ達はお前を信用したわけじゃない。もし少しでもおかしな動きを見せようものならワシのこの鉄の爪が黙ってはいない事を覚悟しておけ!」


 そう言うとキラリと光る鉄の爪を身体の前でちらつかせたのだった。


 カズ「まあ、信用できないのも分かるよ。こんな風体だからね。でもね、きっと俺が必要だって事がすぐにわかるさ。それまではおとなしくついてきなよ。」


 カズが笑いながら答えるのを見てタムーも黙らざるを得なかった。


 ・・・深い森の中を歩く事、半時。


 彼らは要塞を囲む湖の側面に出ていた。吊り橋からは遠く離れているため、敵の姿は数えるほどしか見あたらなかった。


 カズ「まずはあいつらを倒そうか。話はそこからだ。」


 そう言うとセオン達の方をじっと見て何やら言いたそうにしていた。


 カズ「俺だってあんたらを信用したわけじゃないんだ。今度はあんたらが倒してくれよ。お手並み拝見だ。」


 カズは木陰にどっかりと腰をおろしてセオン達の戦いぶりを観戦すると決め込んだ。その声に応えて一歩踏み出したのは他でもない「TLUのマサ」とタムーだった。


TLUのマサ


 
 「ジュンイ・アーゲマセンカー」との戦いの疲れが「獣戦士ボルト」はまだ癒えてなかったため、それを気遣って2人が進み出たのだった。

獣戦士ボルト



 マサ「タムーさん、敵は広い範囲に分かれています。例のあれでいきましょう。久しぶりに。」


 ニコッと無邪気な笑顔を見せたマサの顔は次の瞬間には修羅のような険しい顔に変わっていた。


2人の奥義


 セオン「スーニペット!」


 セオンは援護すべく呪文を唱えて敵の情報を入手した。


 セオン「マサさん、タムー。奴らは”オチトー・スグ・アセール”です。まだオチ島に来て日が浅いようですから先手必勝で攻めて下さい!」


 マサは敵の方を向いたまま剣にかけた右手をあげて合図をすると、膝を曲げて姿勢を低くした。


 タムー「マサさん、行きますよ!」


 その掛け声と共にタムーは勢いよくマサの大剣に飛びついた。


 モリーノ「一体何をするつもりだ?」


 タムーの奇妙な行動を見てモリーノは驚きの言葉を発した。

行動分析士モリーノ



 マサはタムーの行動に少しも動じる事なく、そのままタムーを大剣につけたまま飛び出し、瞬時に広範囲にいる敵の中心あたりを計算してそこに陣取った。


 予想通り、侵入者に気づいた敵は2人をとり囲むように一気になだれ込んできた。


 その動きに呼応してマサの大剣はタムーをつけたまま大きな円を描くように大剣を振り回した。


 マサ「タムーさん、よろしくお願いします!」


 あまりの高速回転でセオン達からは残像しか見えなかったが、突如としてタムーらしき影が剣先から飛び出した。


 モリーノ「あれは!」


 物凄い高速回転であるにも関わらず、タムーはタラバガニの首輪と大剣をリードで結び付けていたのだ。そして、マサの剣から飛び出したタムーが敵に高速攻撃を開始したのである。


 タムー「必殺!ウェブ・タン・タ・タン!」


 ダンスを応用した技を過去の敵との戦いで会得していたタムーは、いつのまにかその技を昇華させていたのだった。


 振り回されているタムーは周りを囲む敵を次々に軽快なステップを踏みながら攻撃していたのだ。


 時に右足で、時に右手で。その目は爛々と輝いていた。


 マサが大剣を回すごとに面白いように周囲を囲む敵がうめき声をあげて倒れていった。


 その数、30程はあっただろう。


 ふと気が付けば、そこには累々と敵の屍がマサ達を取り囲むようにして倒れていた。


 ボルト「ふえー、これは凄い技だな〜。」


 ボルトのみならず、他の仲間も呆気にとられていた。


 そして、鮮やかな戦いぶりを見たカズも感心していた。


 カズ「噂に聞いていたあんたらの腕前、確かに見届けたぜ!これで安心して敵地まで送る事ができるぜ。」

 
 そう言うと服のポケットから一枚の木片を取り出したのだった。



 >>第12話へ続く


 >>SEON2 登場人物紹介はこちら
 


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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEON2






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