2013年12月20日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第9話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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闇のオチ島


 5人はオチ島入口の前にたどり着いた。


 ここに着くまでの道中でも敵に幾度となく行く手を邪魔されたが、10年前の大決戦を潜り抜けてきたセオン達にとって、彼らを倒すのはそれほどの問題ではなかった。


 しかし、今、目の前に広がるオチ島は今までの敵とは全てが変わってくるのだ。ブラックハッ党の本拠地がある島であり、また、グッグル城の怒りに触れて、この島まで飛ばされたものも数多くいるのだ。そのため、今までの敵とはそもそもが異なるのである。


 セオン「みんな、準備はいいか?オチ島に入るぞ。」


 そう言ってオチ島に踏み入れたセオンの後に4人は続いたのだった。たった一歩の違いにも関わらず、そこの空気は一歩前とは大きく違う陰鬱さが漂っていた。あたり一面は鬱蒼とした樹木に覆われ、光は遮られ、昼間にも関わらず漆黒の闇が支配していた。


 どんよりとした空気は5人の焦燥を引き出すかのようにさらに闇を深めていった。


 ボルト「さすが、オチ島だね。身体中に鳥肌が立ち始めたよ。」


 「獣戦士ボルト」の小さな身体一面が鳥肌で覆われていた。寒さからではなく、何者かが常に彼らを見張っているかのように感じるからだった。

獣戦士ボルト



 マサ「気を付けて下さい。視界が悪いため敵にとっては恰好の場所なのです。」


 「TLUのマサ」はそう言うと黙って殿(しんがり)を務めた。前に一歩でも進むと今までいた場所は暗闇に包まれるような場所だ。いつ背後から敵の奇襲を受けてもおかしくないのだ。オチ島での経験が多くあるだけに、敵への注意を怠らないようにしつつ、いつも以上に気持ちを集中していた。

TLUのマサ

 

 その時ボルトがピタッと止まって仲間の顔を見た。


 ボルト「みんな、何かが聞こえないか?」


 ボルトの耳は仲間の何倍も音を聞き分ける事が出来るのだ。


 セオン達はボルトのその言葉が幻ではない事にすぐに気づく事になった。


果てしない戦い


 その音は5人にもはっきりと聞こえていた。


 ???「ジュンイ・アーゲマセンカ〜?」


 モリーノ「この声は!」



 「行動分析士モリーノ」はその怪しげな声を聞くと仲間に止まれの合図を出した。

行動分析士モリーノ



 モリーノ「こいつは、ジュンイ・アーゲマセンカーだ!!気を付けるんだ。奴はトリッキーな攻撃を仕掛けてくる!こいつが相手では私の行動分析魔法は意味をなさん!」


 その声が終わらぬ内に敵の攻撃が「周辺暴走士タムー」に襲いかかってきた。不意を突かれたタムーは数メートル程後方へと飛ばされた。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 タムー「痛!この野郎、ワシを誰だと思っている!この攻撃を受けてみよ!」


 そう言うと、気配の感じる方へ渾身の肉球パンチを繰り出した。


 「ヒュッ」


 残されたものは、乾いた音を立てて空を切る音だけだった。


 タムー「くそ!逃げてないで正々堂々と勝負しろ!」


 周囲に神経を研ぎ澄ましたタムーは空気の動きの変化に集中した。


 タムー「そこだ!」


 敵が近づく気配を逃さずにタムーの鋭利な爪が闇に突き刺さった。狙い違わず敵の急所を捉えたのだ。


 モリーノ「やったか!」


 しかし、次の瞬間、5人はその耳を疑った。


 ジュンイ・アーゲマセンカー「ジュンイ・アーゲマセンカ〜?」


 タムー「何!?確かに敵の急所を・・・。ウグッ」



 戸惑っているタムーの脇腹に鈍痛が走った。


 セオン「スーニペット!」


 このままではまずいと、セオンはタムーの近くにいる敵に向かってスーニペットの呪文を唱えた。しかし、勝つための情報を得るつもりがかえってセオンを狼狽させたのだった。


 セオン「倒されても奴はすぐに復活してしまうみたいだ!一度狙いを付けた敵が倒れるまで攻撃をし続けるらしい!一体どうすれば・・・!?」


 その言葉を聞くと歴戦の勇者はすぐに立て直しをはかるべきと判断した。


 マサ「とにかくここは一旦離れましょう!前に向けて走ってください!」


 その声に呼応するようにセオン達が走り出そうとしたまさにその時。


 小さな光が闇に突然生まれた。いや、光が生まれたのではなく、ボルトの身体が光りだしたのだ。


 セオン「ボルト!」


 サカノミ村の大決戦の後、光る事がなかったボルトの身体が煌々と周囲を照らしたのだった。


 ボルト「何かが頭に・・・。」


 次の瞬間、ボルトは何者かによってつき動かされているかのように敵に飛びかかっていた。


 ボルト「必殺!シツ・モン攻め!


 その言葉が合図となり、ボルトの身体から無数の光の弾がジュンイ・アーゲマセンカーに向かって連続で放たれた。


 「ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!」


 何発当たったのか数える暇もないくらいの光弾が敵の身体に続々と打ち込まれた。


 そして・・・。


 ボルトの攻撃を受けた敵は復活する隙を与えられずにそのまま動かなくなった。あまりにもはやい連続攻撃に耐えきれなくなったのだ。


 「やった!」


 自分でも何が起こったかよく分からないボルトは疲れて座り込んでいた。身体が光に包まれる時、ボルトは全ての力を何者かに使われているように感じるのだった。


 ボルト「一体、これは何なのだろう?」


 しかし、今は考えている暇はなかった。5人は吊り橋を目指して進むしかなかったのだ。




 >>第10話へ続く


 >>SEON2 登場人物紹介はこちら
 


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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEON2






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