コンテンツが重要という言葉だけでは動けない
SEOではコンテンツ重視するという考えが一般的になってきましたが、ある意味これほど曖昧で昔の言葉で言うなればファジー(書いていてちょっと恥ずかしかったですw)な言葉もないなと感じます。

クライアントに「コンテンツが大事です」というのは簡単ですが、それを具体的にクライアントにあわせて説明できるかとなるとまた別の話でしょう。
さて、今回はそこの視点をちょっと変えてみます。
自分自身の検索行動を客観的に見て、どういう行動を起こしているかを考えてみたいと思ったのです。もちろん、こんな事は書かずとも、無意識で分かっていると思いますが、書くことで「明確に」認識できる事もあるわけです。
今や順位をあげるだけがSEOではない事は周知の事実です。順位上げだけを語ってしまうと、検索エンジンの裏をついたテクニックが注目されてしまったりするわけです。しかし、大事なのは設定するゴールまで導けるかどうかのはずです。
検索時の自分の行動を顧みてみる
さて、今回のテーマである検索時の行動パターンをいくつか書いてみたいと思います。あくまで自分調べですが、私と共通の動きをされる方も多いと思います。
なお、ここでの検索行動は検索結果をクリックした後の行動から紹介したいと思います。
★アクセス先が気に入らなかった場合の検索行動
・それほど時間をかけずにブラウザの戻るボタンで検索結果に戻る
⇒Googleの検索結果クリックから戻るまでの時間が短い
・数ページクリックしたとしても、どのページも滞在時間が短い
⇒探している情報がない(探せない)
・ブラウザをそのまま閉じる
・ブラウザのURL部分に検索文字列を入れなおして再検索(私はこれが何気に多いです)
★アクセス先が気に入った場合の検索行動
・該当サイト内の複数ページを時間をかけて読む
・時間をかけて読んだ後に検索結果に戻る
⇒Googleの検索結果クリックから戻るまでの時間が長い
・探していた情報が見つかり、検索結果には戻らない
⇒Googleなどの検索エンジンに戻らない
・情報に納得してブラウザを閉じる
・印刷などのアクションを取る
思いついたものをいくつか適当に並べてみましたが、今後のSEOも含めたユーザー対策はここに答えがあると考えています。
これらのユーザー行動(自分だけですが)から考えると、どういうコンテンツを目指せばより息の長いコンテンツになるか何となく分かるのではないでしょうか?

検索エンジンは進化していく
Googleなどの検索エンジンは今後も進化していくわけですが、その進化を先読みするにあたり、このようなユーザーの行動を意識してコンテンツを作るのと作らないのとでは、大きく結果が変わると私自身は考えています。
もちろん、ユーザーが探す目的によっては満足していても見てすぐに検索結果に戻る事もあるでしょうし、上記に掲げたのは私調べの一般的なケースに過ぎません。
しかし、このようなユーザーの行動パターンを頭に入れた上で作るコンテンツというのは強いと考えていますし、実際に私の実験結果でも安定した順位を取っているものも多くあります。

とはいえ、文章を長く書けばユーザーが長く滞在してくれるわけではありません。そこには視覚的要素、読んでもらうための工夫、その他様々なものが必要になってくると思います。もちろん、内容によってそれらの要素は可変的なものとして組み合わさるでしょう。
今後のWebマーケティングでは、それらの行動パターンを理解できるかが鍵になるような気がします。
という個人的な見解^^
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