
本物語は完全にネタですが、順番に読んでいくと不思議と勉強になる成分が含まれていますが、冗談の分からない方には非推奨です。第1話を読まれていない方は「ファンタジーSEO冒険物語 SEON」からお読み下さい。
真面目な記事は火曜日更新、「SEON」シリーズは主に月曜日にアップしますが、月曜日が祝日の場合には少しでも読者を減らさないために平日に更新すると思います^^
*この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。
それでは、どうぞお楽しみ下さい!
*SEONを読むと私がゲーマーに見えますが、PS3やWiiなど所持すらしておらず、古い記憶を頼りに書いています。
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5人の追跡
自分達の残像を見張っていた事に気付いていないリマケンを見張るという滑稽な状況になっていた。リマケンにとっては対象以外は興味がなく実物が近くにいても既に気付かないようで、報告に向っているだろう道を急ぐリマケンをセオン達は追跡していたのだった。
それでも5人はリマケンの後ろを少しの距離を保ちつつ、慎重に追跡していった。どんな敵が待っているか分からないからだ。
先頭を行く「リス戦士コニタン」はすぐにでも攻撃に入れるように武器を構えたまま進んでいる。コニタンの戦闘力は素晴らしいものであり、ここ最近の自分達の快進撃があるのは彼の協力による所が大きいのは確かだった。そういう事もあり、安心して先頭を任せる事が出来たのだった。

しかし、自分の予想が考えすぎであって欲しいと思いつつも心配を隠しきれぬ「周辺暴走士タムー」は1人、一行から少し遅れて進んでいたのだった。セオン達は何か考えがあるのだろうと、特にその理由をタムーには聞かなかった。既に信頼関係が出来ている分、理由など聞く必要はないのだろう。

1昼夜ほど歩いただろうか?
リマケンがある丘を超えた所で身体を回転させて到着の合図を送っていた。
それと見るや、真っ先にコニタンは丘に向って走っていき、それにセオンが続いたのだった。その際セオンは後ろの3人に逆方向から近づくように目配せをした。敵を挟み撃ちにする作戦だ。
この時メタルンのギターがあれば、弦の切れる数を見て彼らはもっと慎重になっていただろう。敵の強さを知らないが故の無謀な行動である事をこの時点では知る由もなかった。
丘の上の攻防
丘の上にいるリマケンに近づいたコニタンは近くに巨大な敵がいるのを見つけると、いきなり必殺技の精神攻撃を繰り出したのだった。
その時、後ろにいたセオンは敵の情報を知るために「スーニペット」の呪文を唱えていたのだが、敵の情報を知るやコニタンの攻撃が無謀なものである事に気付かされたのだった。
セオンの目の前に映し出された敵の情報には「サーギテキ・マルゴト・コピサイトー」の名が表示されていたのだ。この敵は全ての魔法という魔法が効かない上に、吸収して敵にそのまま返すというコピコンテンツよりはるかに凶悪な敵だったのだ。
セオン「コニタン、待つんだ!」
しかし、セオンが止める声はコニタンには届かなかった。
既にコニタンの指先からは必殺の精神攻撃の閃光が繰り出されていたのだった。勝利というものの連続が彼らの中に油断を生んだとしか言いようがない。
コニタンはリス戦士の中でも扱えるものは数える程と言われる強力なスキルを敵に向ってはなったのだった。
コニタン「途方にくれてしまえ! CVタグ全ページ・ニ・アル・ジャーン!」
この技を受けた敵は一瞬の歓喜を感じた直後に、奈落の迷宮に落とされるという究極技の一つだった。
サーギテキ・マルゴト・コピサイトーはコニタンの技を避けるでもなく、大きな身体で正面からまともに捉えた。その身体が一瞬縮まったと思われた瞬間、目もくらむほどの光を放ちながら、その技をコニタンにそのまま返してきたのだ。
セオン「危ない!」
セオンはコニタンの前に飛び込んで、返されたコニタンの必殺技をまともに受けてしまった。一瞬、呻き声を上げたかと思うと、セオンの身体はそのまま地面に力なく倒れ伏したのだった。
コニタン「セオン!!」
逆方向から挟み撃ちにする予定だった「獣戦士ボルト」は異変に気付くと猛スピードで敵に向って鋭い蹴りを繰り出した。

ボルト「食らえ!!」
しかし、ボルトの攻撃はむなしくも空を切るだけだった。
それもそのはず、敵は不敵な微笑みを浮かべつつ、その場から一瞬で消えてしまったのだ。
イマジン「や、奴は一体・・・」
「魔道士イマジン」は敵のいた付近を呆然と見つめながら、ただ佇む事しかできなかった自分に苛立ちを感じていた。

遅かったかとばかりに少し遅れてきたタムーはピクリとも動かなくなったセオンを見て首を横に振った。
タムー「やはりあいつだったか・・・。あいつには今の我らでは絶対に勝てないのだ・・・。」
タムーは自分の杞憂がまさに現実となった事を後悔した。こんな事ならみんなに話しておくべきだったと思わざるを得なかった。
4人は動かなくなったセオンに声をかけ続けたが、セオンの心は闇の中をさまよい起き上がる事はなかったのだった。
>>第15話へ続く(2013年2月8日 9時更新)
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・獣戦士ボルト・・・SEO対策 e-search
・周辺暴走士タムー・・・SEOとその周辺
・魔道士イマジン・・・SEO Imagination!ブログ
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