投稿記事の削除の依頼
先日、PPP(Pay Per Post)サービスを過去(数年前)に利用していた広告主が、それらの記事を削除して欲しいという依頼を出しているのを知りまして、そのサイトのランク推移を短い期間ながら追跡してみました。
数年前に書いてもらったものを、今になって削除して欲しいという事は、既にランクに何らかの悪影響が出ているか、あるいはGoogleから、検索エンジンのランク操作をしているという事でウェブマスターツール経由で警告が届くなどしたのではないか?と予想したわけです。
なお、先に書いておきますが、今回の記事は、偶然、知ることになったサイトの1事例でしかなく、全てに当てはまるものではないため、あくまで参考事例としてお読みください。
被リンク元のブログから、PPP記事内で指定したアンカーテキストはブランドキーワード(サイト名)を含めて4種類が確認できました。
キーワードのランク推移
私がこの話を知ったのは5月17日であり、その日からの追跡データというとても短いものですので、参考程度にご覧下さい。
<ブランドキーワードのランク推移>

こちらは問題なくずっと1位のままです。
<月間検索数約22,000の一般キーワードのランク推移>

こちらはGoogleでは5月19日に圏外(300位圏外)に落ちました。
<月間検索数約18,000の一般キーワードのランク推移>

こちらは圏外には飛んでいませんが、それまでの5位から27位程度付近にランクダウンしています。Bingの順位と近いのは、Bingの精度が良い?と感じてしまいます^^
<月間検索数約1,000の一般キーワードのランク推移>

こちらは前者に比べれば検索回数は少ないものの、よく使われる言葉ではあります。こちらは5月20日からGoogleで5位から300位圏外になっていました。
何があったのか?
今回の検索エンジンでの順位の動きの背景には何があったのかは、推測しかできないわけですが、少なくとも、数年前に書いてもらった記事を全部削除してほしいという依頼をしなくてはいけない理由があったのは確かだと思います。
なお、PPP記事をいくつか目視で確認しましたが、記事そのものは似たようなものであるとはいえ、いわゆるワードサラダからの粗悪なリンクよりは、かなりまともなものだと思います。アンカーテキストを除けば、オリジナル記事として通用するレベルのものが多くありました。
ただ、こういうものも含め、お金を出す事で検索エンジンでの順位操作に繋がる行為にメスが入っている事は間違いないと思います。
このサイトへの記事削除依頼を知った日から追跡していますので、現時点では削除の途中(とはいえ、全部は消せるわけもありませんが)のため、今後、どのような動きをするかに注目したいと思います。
ある程度の記事削除が進んだ時点での状況を待ってみたいと思います。
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