2012年01月10日

SEOに詳しくなくても意識するべきポイント(超基本編)

 今回のテーマは「SEOに詳しくなくても意識するべきポイント」です。この季節(に限らずですが)、4月以降のリニューアルを考えている会社、そして、新規で作ろうとしている会社に、是非、最低限意識してほしいというポイントを紹介してみます。専門用語は少なめに書いています。


まずは、ダメなパターンの紹介


 最低限意識して欲しいポイントの前に、ダメなパターンを紹介します。


・とりあえず作ってから後で見直していこう

NG率100%。理由をあげればきりがありませんが、SEOも何も意識せずに作るのは時間の無駄です、とうか勿体無いです。見直すとなると、それこそ、「再リニューアルレベル」になる事もありますので、最初に考えてから作り始めましょう。

とりあえず作る



・写真は全部素材でいいや

→素材写真にも良いものは沢山ありますが(そういう私のネタ画像はほぼ全て素材ですけど、これはまあネタなんで^^;)、良い写真というのは他とかぶったりするものです。結構有名ところのキャンペーン写真が他社で使った事があるものというのも以前ありましたし、できれば、オリジナルの写真を用意しましょう。もちろん、綺麗に越した事はありません。


・写真は少しくらい修整しましょう

→デジカメは便利です。撮影してそのままアップができますが、暗い場合も結構あります。業種にもよりますが、写真が暗いのはイメージダウンにつながります。例えば、うちはこんなに元気です!というような集合写真なのに、写真が暗ければ、そのイメージも半減しますね。明るくするくらいの手間はかけましょう。


・競合のサイトを見るのは必要ですが、双子デザインは不要です。

→競合サイトはリサーチのためにみるもので、同じものを作るのが目的ではありません。たまに、ここと同じようなHPを作ろうと思いますと、堂々と競合サイトをサンプルに出す方を拝見しますが、それだけはやってはいけません。但し、その業界でのリーダー的サイトのメニューでの流れを研究し、ある程度似たようなものにするのは構いません(ユーザーがその動きに慣れているからです)。


これだけは意識したいポイント


 やってはいけない編だけで文字が多くなったので、この辺で本題に入ります。


ユーザーを呼び込みたいキーワードを固める(リサーチする)

→ニーズがなければいけません。もちろん、徹底してコアな世界に行くのは構いませんが、それでも、そのコアなキーワードを軸に検索されそうなキーワードをあわせて下さい。

キーワードのチェック



・それぞれのページがトップページになりうるという事を意識して手抜きなしで作る

→ランディングページは多様化しています。トップページのみお洒落でしっかりと作りこんでも、現実には「ランディングページ」が良くなければ先には進んでもらえません


・それぞれのページからのシナリオを考える

→とりあえずは大きくユーザーアクセスを狙う主要ページだけでも構いませんが、そのページにアクセスしてきた方がどういう気持ちでそれを探しているのか、そして次に何を探しているのかのシナリオを考えて下さい。


・使う写真はなるべく新しいもので

→やってはいけない編でも書きましたが、リニューアルの際に差し替えできるものは差し替えましょう。また、「季節感の必要のないページ」で季節感のある服装の写真はなるべく使うべきではありません。


・大きく見せすぎない

→ホームページはいくらでも良く見せようと思えば、デザインの話ですので可能なわけですが、見た目が良くても中身が悪ければ、結局は評判として流れてしまいます。物凄く洗練されたものを目指すよりも、十分に信頼できるデザイン、使いやすいデザインを目指してください(人にも検索エンジンにも)。

大きくみせすぎない



・各コンテンツページは読みやすい本の如く、見出しや写真をレイアウトする

→文字や説明が多くなるほど、最後まで読んでもらうのは難易度があがります。そのため、少しでも多く読んでもらうための工夫をして下さい。


・古いSEOに左右されない

→古本でSEOの本は買わない方が良いと思います。問題ない情報も沢山ありますが、その逆も多くあります。後、個人的には、一般の方が中途半端なSEOの知識をもってやると、大きなスパムを無意識にしている事もあるので、注意が必要だと思っています。


・情報に踊らされない

→SEOの情報は毎日のように沢山出てきますが、踊らされないで下さい。分からないものを無理にする必要はありません。やろうとしている事が、検索エンジンとして問題かな?ギリギリかな?と思ったら、一般の方はやらないに越した事はありません。少しでも怪しいものに手をだして後で痛い目を見るのは勿体無いです。


・ユーザーが動きやすい(かつ理解しやすい)構造を考えて、コンテンツを作り上げて下さい。

→このままです。特定のキーワードでは、次の期待されるキーワードというのは、ある程度は想像つきます。それらの主要な道筋は分かりやすくしておきましょう。


・各ページのタイトルは適切に

→今でも昔ながらの不自然極まりないタイトルをつけたブログ記事なども見かけますが、いくら上位に来たとしてもクリックされない事に気付かなくてはいけません。大事なのは、タイトルにキーワードが入っている事ではありますが、それを含めて、何が書かれているページか「伝わる」事です。


・そして、SEOを意識しすぎない

→これにつきます。SEOを意識しすぎると、文章は不自然になり、また、訳のわからない相互リンクをしあったりなど、おかしな事になってしまいます。そのWebサイトで目指すのはアクセスを増やす事以上に、アクセスしてきた方が一人でも多く満足して、また来たいと思わせる事なのです。その状態ができていなければ、アクセスをいくら増やそうとも、「数だけの満足」でしかないのです。



 本当は正規化とか書くべきなのですが、今回の記事はまさに作ろうとしている人などが対象なので、その前の大事な点を書かせて頂きました。きっと数年後も大丈夫なものです。


 超基本編と書きましたが、その先を書く予定など、全く予定はありません。気が向いたら書くかも・・・。



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posted by SEMアドバイザー at 09:00 | SEO






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