細かく対象者の気持ちを考えると見えてくるキーワードの癖
リスティングをメインにやられている方ですと、いわゆる潜在系キーワードなどは当たり前の話ですが、SEOの場合、顕在系キーワードを狙う事が多いのはいうまでもありません。
しかし、例えば何かの商品を買おうと思った場合に、必ずしも商品の具体的な名称が思い浮かぶという事はないでしょう。私なども最近は物忘れが多くなり、先日はここ最近使わない事もあって、「そろばん」という単語がなかなか出てこないという事がありました(私がボケているというのはとりあえずそっとしておいて下さい><)。
知っている単語でさえすぐに出てこないのであるわけですので、新しい商品の場合に、具体的なキーワードでの検索ができなくてもおかしくはありません。
お勧めの「言葉のヒントで発想法」
さて、キーワードをいろいろなユーザーの気持ちを考えて想像すると言いましても、キーワードツールだけでは分からないものも多くあります。逆に言えば、そこにあるキーワードは他社もSEOワードとして考えてるものとも言えるため、競合他社に差をつけるにはもう一工夫必要です。
現実には同じキーワードでSEOをしている事は多いわけですが(特にビッグキーワード)、視点を少し変えれば、新しいキーワードを発掘できるのです。
そこで、私がお勧めするのは「言葉のヒントで発想法」です。このネーミングは記事のためにちゃちゃっと決めた適当なものです!(すいません^^;)
言葉のヒントで発想法といかにもそれらしく書いていますが、やり方は至極簡単です。たった一つのルールだけで簡単にできます。第三者にあるキーワードを当ててもらうために、その単語を使わずに説明をする方法です。

テレビ番組でも、よくこういうのを見かけると思います。回答者に対し、チームメンバーがその単語を使わずに、正解を当ててもらうというものです。
例えば、ここに「フケ専用のシャンプー」があるとしましょう。それを例にとってこのゲームを考えてみて下さい。貴方ならどのように説明するでしょうか?
もちろん、シャンプーという単語は使ってはいけません。それはあくまで、単語を知っている方が使う言葉だからですね。
・頭を洗う時に使うもの
・髪から出る白いものに効果的なもの
・髪がすっきりするもの
やや適当な事を書いてしまいましたが、いろいろと出てくると思います。
商品・サービスに当てはめてゲームを実施
今回のゲームはあくまで商品やサービスを知らない方向けにどんなキーワード(潜在系)でSEOを仕掛けるかを考えるためのゲームです。
おそらく同じ会社のメンバーでも、別の表現をすると思いますので、人を変えてやってみてください。そして、皆さんから咄嗟に出てきた説明文をまとめて書いてみてください。時間制限をもうけて実行すると、ひらめきで出てきた言葉が揃うので効果的だったりします。
ただし、ここで注意は、ここで出てくる説明文は基本的にサービスなり商品を提供している側の説明文になります。
ですので、この言葉をユーザーサイドからの「疑問・悩み・ニーズ」などの立場で見直す事で潜在的キーワードが出てくる事になります。

さて、今回ご紹介した発想法は、この記事を読んで「ああ、そうだね」と納得しただけではその効果は全く理解できないと思います。
実際に複数のメンバーでやってみる事で、本当のこのゲームの意味が見えてくると思います。
SEOは顕在キーワードだけで仕掛けるものではありません。人の疑問や悩み、ニーズなどをそのまま検索ワードに入れる方は想像以上に多くいますし、またそれだけ核心にせまったキーワードを使って検索する方ですので、貴社の目指す目的(コンバージョン)に近いユーザーであるとも言えるわけです。
是非、分かったつもりだけではなく、ブレインストーミングの一つとしてやってみる事をお勧めいたします。実際やると、思ってもみない想像力を発揮する方がいて結構笑えるものです^^。
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