今日もSEOの情報は発信される
こういうブログを書いていて言うのもなんですが、日々SEOの情報はかなりの数が発信されています。そういう情報を見て、今後の対策を考えるのだと思います。
常にインプットしていくというのは大事ですね(ちなみにインプットはアウトプットをしないと効果はかなり下がるものです)。
しかし、考えてみてください。皆さんが「今」知る情報というのは、SEO施策をして結果として反映するタイミングは結構後になるものも多くあります。しかも、皆さんが「これは使える!!」と思った特効薬的SEOテクニックなどはペナルティの対象になるものも多くあるわけです。
例えば、リンクだけとってもそうですが、場合によっては、逆効果になるものもあるわけです。はるのは簡単でも、はずす事は物凄く大変なのです。質の悪いものをコストパフォーマンスだけで決めると大変な目にあう場合もあります。実際にそういう目に会った方も沢山いると思います。正直、そのような状態で相談されると切なくなりますね。リンクをはってくれる会社は沢山ありますが、正直、業者によってはり方が相当違うのだけは確かです(リンク購入の良し悪しはここでは付言しません)。

何故追わない方が安心か?
まず、SEO情報の取捨選択がきちんと出来る方は追っても問題ありません。今、効果があるという施策が問題がないかどうか、将来的にどうかという判断が出来ると思いますので問題はないでしょう。
しかし、それに自信がない方は、今まで効果があったSEO施策で今はリスキーなものをいくつか紹介しますので、それを見て、参考にしてください。効果があったもので、今は問題のある事例を見ると、至極当然な中身だと分かるはずです。
SEOで効果のあるものというのは、特効薬的なものは、検索エンジンの隙間を狙ったものが多く、いずれ逆に対策されてSEOに逆効果となるものが多いものです。
効果があったけど今はリスクになるものの例
では、早速、効果のあったもので今はリスキーな施策を例としていくつか紹介します。
・キーワードの連呼
・キーワードを背景色と同色にして埋め込む
・titleタグに地域名を連発(都道府県全て入れるなど)
・alt属性にキーワード連発。しかも画像と関係なし。
・見えないくらいCSSで小さくした文字を埋め込む。
・文字を9999ピクセルなどモニター外に飛ばす。
・一気に外部リンクを増やす(不自然極まりなく)
さて、いかがでしょうか?どう考えても、検索エンジンのアルゴリズムが賢くなれば、対策されてもおかしくないと思いませんか?

昔も今も、検索エンジンが評価しない(あるいは評価を落とす)ものというのは分かりやすいものです。最近良く言われるコンテンツの充実などは、当たり前の話なのです。
そもそもSEO以前に、そんなコンテンツでユーザーを集めてどうするのか?という話なわけです。もちろん、SEOの外部リンク対策のためだけのブログなどもあるでしょう(というか、圧倒的にそういう方が数的には多いでしょうね)。
ただ、中身のないものは早かれ遅かれ対策されると思っています。既に、今回のパンダアップデートで評価を実際に落としているわけです。
リンクは数より質!
これは本当にそうと言えるのですが、数ではありません。サテライトブログを被リンク用などと考えると、全てが変わってきてしまうのです。
中身のないものの量産は面白くもなく、そういう事を仕事にしていない限りはいずれ行き詰るものです。実際には、アクセスしてくれた方が喜んでくれるような質の良いものを作った方が、余程意味があるというものです。
サテライトサイトもメインブログをしのぐくらいの内容に持っていくくらいに気合を入れた方が良いという事です。

つまり、どれもメインという勢いで、それぞれでコンバージョンを取れればそれに越した事はありません。
メインサイトで表現出来ない事、あるいは、サブ的な要素になるものを、サテライトという位置につければ良いわけです。
ドラマで言えば、最近はやりのスピンオフドラマです。テレビのスピンオフでも決して手抜きをしていないと思います。そういうレベルのものを作る気持ちでいけば、量産の必要はありません。
一つのサイトで、100くらいの量産サイトには余裕で勝てます。いや、勝てるはずと思って作りましょう。
これからの検索エンジン対策はまさにその点がポイントだと思っています。
ネタ画像満載で偉そうな事を言うなと言われそうです・・・。
◆コンサルタントのご相談、その他のご依頼はSEMアドバイザーまでご相談下さい。売上げアップのアイデアだしまで幅広くサポートします。
◆公式facebookページ「SEMアドバイザーの揺さBrain!マニアック」でも様々なヒントを提供中!
◆マーケティングを鍛える疑問意識力で現実的なお題に挑戦!