2011年04月12日

ページランクが低くても何とかなる

 今回のテーマは「ページランクが低くても何とかなる」です。今頃ページランクネタで申しわけないのですが、ご参考までに。


ページランク0だとアクセスはないのか?


 今日はページランク(GoogleツールバーのPageRank)が低いサイトは全く駄目か?という話をするために、頑張って、育てました。記事数は多いのに、ページランクは0のブログです。2年間もかけて、きちんと記事を書きつつも、この数値をキープというのはなかなか気を抜くと大変でした^^;。

ページランク



 下記はページランクの2年間の推移です。一時期「1」を獲得してしまい、気が抜けませんでしたね。

ページランクの推移



 「そんなつまらない実験をするな」と思われるかもしれませんが、やはり、記事が多くても、ページランクが低いままだと、どのように評価されるかというのが気になったわけです。


実験サイトの状況


 まず、この実験サイトはブログです。


 私がやった事は記事を書くのみで、その他はリンク一つつけていません。いわゆる自作の「ステルスモード」にて2年間も記事を書き続けるという、誰もやらないような実験です。


 見事、外部リンクもほとんど獲得せず(RSSでたまに自動取得してリンクするサイトが強敵でした^^;)、今に至ります(Googleのlinkコマンドで無事に0です!)。


 なお、記事の内容はオリジナルですが、誰でもアフィリエイトブログと分かるものにしています。ほぼ全ての記事にアフィリエイトタグがはっているとお考え下さい。


アクセスの流入状況データ


 まずはこのブログのアクセスの流入元の状況を見てみましょう。以下がそのデータです。ただし、下記のデータは、ここ最近約1年のデータです。

流入元データ



 ご覧の通り、検索エンジン経由が89.19%となっています。


 では、実際のアクセス数はどうか?と申しますと、実はこのTwitterでつぶやきまくっている「SEMアドバイザーの揺さBrain!」よりも多くあります(このブログが少ないだろ!という突っ込みはこの際お許し下さいm(__)m)。


 また、たいした金額ではありませんが、毎月、利益を生み出してくれています。


コアに特化したものは強いという例


 実際にはアフィリエイト記事がほとんどですので、本来はそんなに評価されるものではないと思うのですが、このブログについては、記事テーマをロングテールなものに最初から特化させました。


 しかし、リンクするような種類の記事でもないため(中身は内緒です^^)、ほとんど被リンクは増えていません(それを意識はしていますので、当たり前ではありますが)。


 但し、記事そのものはきちんと書いているという事、そして他に狙ったキーワードでの競合がそれ程ない事、さらには、狙っているキーワードの記事があまりない時点で記事を書いていることもあり、Googleが検索結果に出さざるを得ない状況を作りだしています。


ページランクが低くてもアクセスは集められる


 記事の内容を狙い撃ちすれば、ページランクが低くても、外部リンクがほとんどなくても、アクセスを増やす事はこの例にもあるように可能といえば可能です。


 ただ、もちろん、リンクされないようなブログを作る事を推奨しているわけではありません。あくまで、リンクがほとんどなくても、他にはない内容のコンテンツを書いていれば、検索結果にでざるを得ない状況は作る事ができるという事です。


 言い換えれば、上手に宣伝をし、特化したコンテンツであれば(ニーズが少なくともあるもの)、より多くのアクセスを集める事が出来るという事にもつながります。


 ランチェスター戦略ではありませんが、広告費がなくても、検索結果に出ざるを得ない状況を作り出せば、リンクをほとんど得なくてもアクセスは獲得できる(事もある)という例として紹介いたしました。


 なお、リンクが自然と獲得できるような(そしてクチコミされるような)コンテンツである事が望ましいのは言うまでもありません。


 決して真似をしないようにお願いします(絶対にいないと思いますが^^;)





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posted by SEMアドバイザー at 09:00 | SEO






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