2015年03月04日

1ページ1シナリオで考えたら全てうまくいった経験談

 物凄く久しぶりの記事投稿ですが実はこの2年ほどいろいろやっていたので、その事を踏まえ記事を書きたいと思います。久しぶりなのでそこそこ長文ですので読まれる方はそのつもりでどうぞ^^


1ページ1キーワードから1ページ1シナリオへの視点の変更


 1ページ1シナリオへの視点の変更と言いますと、そんなの既に意識しているという方も多いと思いますが、同じような意識でも細かいところで考え方が異なるというのはよくある事です。今回の事例はそんな私の考え方が結果として、そこそこ結果がでましたのでご紹介いたします。


 ・・・と、その前に。


 以前ある方がTwitterで「SEOが得意ならアフィリエイトで自分で稼げばいいだけ」のような事を言っていた事がありました。いろいろ意見はあると思いますが、この言葉を読んだ時「確かに」と思いつつも、正直なところそれが本当の意味で結果として出せるかは自分には自信がありませんでした。言うまでもなく順位を上げる事とアフィリエイトで結果を出すというのは似ているようで違うからです。


 アフィリエイトではまず利益の出る商材探しがあり(これが本当に難しい)、その商材を見つけてから、狙ったキーワードでの上位を狙う必要があります。その上で成果を出さなければいけません。


 私の場合、常日頃からリンクつけとかしませんと言っている手前、そういうところにコンテンツだけで勝負をかける事になるのでとにかく時間はかかるだろうと思っていました。


 とはいえ、そこで引き下がるのも何なので、陰ながらコンテンツだけでアフィリエイトサイト(ブログ)で上位をとって成果を出す実験をしていました。


 結果として最初の3か月目から目に見えて成果が出始め、今も上下はあるものの継続的に成果を出す事に成功しています。どれくらい?というのは書きませんが、某アフィリエイトサービスプロバイダから賞を頂くまでになりました(本名を出していませんので探しても見つけられないと思います)。いろいろやっていたので記事を書くのが遅れましたが、今更ではありますが参考になればと思い、その時のコンテンツを書く時に意識した点をご紹介したいと思います。


結果を出した記事の書き方


 私は以前、キーワードの発想法としていくつか記事を書いています。「SEO向けキーワード発想法」や「幼児式SEOキーワード発想法」がそれらです。


 これらの考え方(特に後者)をコンテンツ作成に活用する事にしました。私が成果を実際にあげているコンテンツの人気ページ(上位ページ)の文字数は既に7,000字近くになっています。ここまで来るのに100回以上更新していると思います。


 その記事を書く時に意識したのが1ページ1キーワードという考え方ではなく、1キーワード1シナリオという事でした。


 1ページ1キーワードと考えるとどうしてもそんなに深いところまではいけません。そこで一つのシナリオとして完結できるようにしました。特に今はモバイル利用者も増えた事もあり、1ページの文字数が多くてもそれほど読むのに抵抗がない方が増えたのもあります。


 箇条書きにすると以下のような書き方です。


1.まずそのキーワードについて一番書きたい事を書く(ほぼ全てのアクセスユーザーが読むであろう部分)

2.上記の文を読んで疑問に思った点を次に書く

3.2で追加した部分について疑問に思った点をさらに書く

4.2〜3を繰り返します。



 記事を書く時には通常は「自分が知っている事」を書くと思います。知っているからこそ書くわけです。しかし、読み手はといえば「知らないから探している」人なわけです。そこに完全なる立場の違いがあります。そのため、「知っているがゆえに気づかない部分」というのが出てくるわけです。


 実はこれが最も懸念されるところです。


 よく考えてみると分かるのですが、私たちが読んでいるサイトから別のサイトへ動くときというのは、読んだサイトに満足してもうお腹いっぱいである時か、新たな疑問がわいた時である事が多いのです。


 つまり、疑問を残しているがゆえに他のサイトへ移ってしまうわけです。ほぼ満足であっても疑問が出てくればやはり他へ行ってしまいます。アフィリエイトでは他のサイトへ行かれた場合にはかなりの確率でそのサイトに成果を持って行かれます。


疑問点を想像する重要性


 疑問点を想像するというのは普段のままの意識だとなかなか良い案が浮かびません。もちろんSEOなどでもよく言われるキーワードツール関連も使いはしましたが、そこで出るキーワードも元は自分が知っているキーワードのため、それほどの飛躍もできません。


 そこで先に上げたように「幼児ならどういう疑問を持つか?」という所まで落としました。


 自分が最初に書いた文章について幼児になった気分で疑問をぶつけていきます。例えば「SEO」というキーワードであれば、「順位をあげると何がいいの?」という疑問も幼児なら出るであろうという事です。これまでの視点であれば、「SEOで順位をあげる」と書けば、それだけで納得するわけです。しかし、幼児の場合、上位になると何がいいの?という疑問も出てくるわけです。


 そのような形で疑問点を生み出していく事でどんどんシナリオが続いていきます。流れがあるので読みやすく自然と読んでもらえるようになります。


 ただ、そうは言っても長い文章では途中での離脱も出てきますので、ヒートマップを確認して離脱が多い所にはアクセントをいれたり工夫をしました。


 細かい話を書くともっといろいろあるのですが、「疑問点を次々に生み出して、同じページ内で解決していく」という考え方にした事もあり、自然と順位もあがりました。自分で驚くくらい上がったと思います。そして結果もついてきました。


 まとめますと、要点は以下の通りです。


1.文章を読み進める事でユーザーが思うであろう疑問点をつぶしていく

2.他サイトへ行かせずに自分のサイトだけで納得させる

3.疑問点に答えていく事で自然とSEOに効果的なコンテンツになる



 という事です。本当にこんなのでうまく行くのか?と思う方がいましたら試してみると良いでしょう。アフィリエイトは商材選びが難しいので、それと出会えるかというのは別途ありますが、それとは関係なくユーザー向けにもSEO向けにも強い文章になるのは間違いありません。


 なお、単純に文字数が多ければ良いという事ではないのでその点は間違えないで下さい。疑問点に答えるにしても、どのような言葉を選んで使うかという事などは当然意識しなくてはいけません。もちろん、長文であるがゆえに文章がよみやすい、ためになるというのも大切です。


 というわけで、長文におつきあい頂いた皆様、ありがとうございました。次回の揺さBrain!更新はまたいつになるか・・・・。



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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEO






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