2014年08月27日

順位が落ちても必ずしもペナルティではないという実例

 お久しぶりです。ある実験サイトに大幅な順位下落が発生し、記事が書けるような状態になるまで追跡していましたら前回の記事から大分日数が経過してしまいました。


 今回は私の実験サイトでビッグキーワード(キーワードプランナーで月間平均検索ボリューム約37万)で上位から一気に下降したサイトの話をご紹介いたします。


長年上位にあったサイトの突然の急落


 およそ1年半にわたりほぼ上位にあった私の実験サイトですが、ある日を境に急下降致しました。下図がその時の順位の動きです。それまではだいたい4位〜12位あたりにおりました。

順位の急下降



 順位が一時的に下がる事はGoogleにはよくある事ですので落ちてもあまり気にせずに様子をしばらく見るのですが、この時に関しては他のサイトの動き方などをチェックした限り数日で収まるとは直感的に思えませんでした。


 この実験サイトの事を少し書いておきますと、アフィリエイトが全ページにありますが、記事コンテンツはかなり充実していると自負しています。当然ながら私は外部リンクをつけたりしませんので、ついているリンクは全て自然なもののみです。


 なお、この下がっていた期間とその前の期間を同じ日数で比較しますとアクセスなどの減少はひどいものでした。

・セッション 約67%減少
・ユーザー 約71%減少


 
 アクセスを一番運んできていたキーワードでしたが、このキーワードでのアクセスはほぼ皆無になったためです。ただ、ありがたい事に人気の複合キーワードでは1〜2位のままでしたので、ある程度濃いユーザーが確保は出来ていましたのでアフィリエイトの売り上げが「0」になるという事はありませんでした。


 気になるアフィリエイト収益ですが(承認ベース)、約63%の減少となりました。複合キーワードも落ちていたならばさらに落ちていたと思います。セッションが約67%減でしたので、それとほぼ比例するくらい売上も減少した事になります。


順位下落当初にやった事


 まず最初に書いておきますが、私は順位が落ちても即座に「ペナルティを受けた」とは考えません。今回の事例でもアフィリエイトサイトであるもののペナルティを受けるレベルだとは思っていませんでしたので、あくまでアルゴリズムの評価基準変更により私のサイトがそれに伴って落ちた(他が上がった)のだと解釈していました。


 もちろん、思い当たる節がある方は自動アルゴリズムによるペナルティの可能性はありますが、そういうものがなければ「ペナルティではない」可能性が高いと考えても良いと思います。


 とはいえ、ある意味、スパム行為によってウェブマスターツールに通知が来るケースよりもタチが悪いとは言えます。何が原因かさっぱり分かりませんので、自分でいろいろと試すしかないからです。


 この順位下落からは私の手元では1日に何度も気になった事をメモした記録が残されています。実は1日の間でもかなり細かく動いていたためです。少しでもヒントになる事があれば、そこから仮説を立てて何らかの修正をいれようと思っていました。


 そしてやった事は以下の通りです。それぞれ動きが分かるように単独で試しています。なお、下記のアクションは順位が落ちてから4日目から開始しています。最初の3日は何もせずに動きだけ追っていました。

1.サイドバーにある(全ページにある)アフィリエイトバナーをはずす。

2.上位にあったページの下部にあったアフィリエイトテキストをはずす

3.メニューにあったstrongタグをはずす。

4.ビッグキーワードAをさらにバランスよく配置するために、やや数を削る



 このほかにも細かい事はいろいろとやっていますが、大きなものはこれくらいです。結果としてはこれらは全く関係ないようでしたので、最終的には戻しました。


 私自身の信念として「上位に長らくあったサイトが思い当たる節がないのに下がった場合には必ず戻る」というものがあるからです。そのため、落ちる前とほぼ同じ状態に戻して見守る事にしました。


順位に動きあり


 この実験サイトがどうなったかと言えば、順位が大幅下落してから約1ヶ月と3週間程度で下図のような状態になりました。先日起こったGoogleの大波乱にも動じませんでした。

順位の上昇



 そして、よく見て頂くと分かりますが落ちる前よりも順位が上がっています。2位〜6位の範囲で動いています。

アクセスの推移



 アクセスも一気に増えているのが分かると思います。参考までに下図はウェブマスターツールの検索クエリのグラフです。Google アナリティクスと同範囲を設定できないので前後が分かる範囲となります。順位が落ちている間は目もあてられない状況なのが分かります。

WMTの検索クエリ


 こちらも参考ですが、ウェブマスターツールのインデックスステータスの状況です。落ちる前、落ちた後、上がった後の状況です。面白くとも何ともない図ですが・・・。

インデックスステータス



 そしてこちらがウェブマスターツールのクロールの統計情報です。

クロールの統計情報



 順位が戻る前に大きな変化がありますが、これが関係しているかは分かりません。その後でまた下がってしまいましたので^^;


まとめ


 結果としては一時的な順位下落の後に順位が戻ってきました。しかも以前よりも良い順位で戻りました。もし、順位が落ちた場合は全てペナルティであれば、このような動きはしません。


 Googleは200以上のアルゴリズムで順位を決めているわけですが、その調整内容によっては自分のサイトに問題がなくても下がってしまう、あるいは競合が上がってしまう事はあるわけです。


 もし貴方がGoogleが「順位を操作するスパム」として示している行為をしていないのであれば、待つだけで戻るケースも今回の事例のようにあるという事です。


 私自身はSEOについての方法は当初からほとんど考え方を変えていません。リンクをつける時間があれば、コンテンツを作るべきと考えていますし、正直言えば、ユーザー全般がどうこう言うよりも「自分が欲しいと思えるサイト」を作るようにしています。


 そういうものであれば、少なくとも悪い結果にはなりにくいと思っています。もちろん、中身が良くても使い勝手が悪いなどでは意味がありません。


 ユーザーは元より自分でも使いやすく、役立つと思えるものを作る事こそが最大のSEOではないかと考えています。


 ・・・と、この事例を見て少しは安心した方もいるかもと思い紹介させて頂きました。


揺さBrain!マニアック



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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEO






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