2014年02月07日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第17話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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メッセージ奪還作戦


 セオンら6人は「魔道士イマジン」から教えられた日まで静かに潜入を続けていた。夜は順番に寝ずの番をし敵からの襲来に備えていた。

魔道士イマジン



 ブラックハッ党も長らく敵からの襲撃を受けてはなかったのだろう。その事が幸いして、セオン達のいる場所に敵が攻めてくる事もなく無事にWMT破壊式の朝を迎える事ができた。


 セオン「みんな、ついに今日がWMTのメッセージを取り返す最初で最後のチャンスだ。どんな困難が待ち受けているか分からないから気を引き締めて行こう。」


 仲間は頷きつつ作戦の最終確認をする事にした。


 モリーノ「破壊式が行われる時まで要塞付近の敵の出入りが少ないと思われる場所で待機する事となる。何かあった際に取り返しがつかなくなる事態を避けるべく、2か所に分かれて各々待機とする。」


 「行動分析士モリーノ」はそう言いながら地図と実際に見てきた地形を比べながら説明を続けていった。

行動分析士モリーノ



 モリーノ「まず一つ目のチームは要塞東南にあるこの森の中。そしてもう一つのチームは要塞西南の森の中としたい。」


 間違いがないように丁寧に地図上を指示しながらモリーノは念を押して行った。


 モリーノ「さて、どういうチームに分けるかだ・・・。」


 顔をあげて真剣な面持ちで周囲を囲んでいる仲間の顔を見回した。


 マサ「私とタムーさんは何度も一緒に戦っているためお互いの戦い方を知り尽くしています。同じグループが良いかと。」


 こういう作戦ではいつもは控えめな「TLUのマサ」が珍しく最初に口を開いた。セオ村をはじめとする自分達の世界の状況がこの戦い次第で大きく変わる事を危惧していたためと言えるだろう。

TLUのマサ



 タムー「ワシもその方が戦いやすい。是非ともマサさんとは同じチームにしてほしい。」


 腕をいっぱいに組みながら地図に見入っていた「周辺暴走士タムー」が静かに同意した。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 セオン「分かった。他の人はどうだろう?」


 セオンにそう言われて、仲間になったばかりの「忍者松村丸」が手をあげて答えた。

忍者松村丸



 松村丸「私はモリーノ様を守るのが使命ゆえ、その点ご配慮下され。」


 セオン「それは言うまでもありません。よろしくお願いします。」



 セオンは松村丸に軽く頭を下げるとまだ決まってないボルトを見て言った。


 セオン「後は私とボルトだけだな。ボルトはどちらに入る?」


 本当は幼馴染であるセオンと行動を共にしたかった「獣戦士ボルト」ではあったが、この状況でそんな事も言ってられないのは分かっていた。

獣戦士ボルト



 ボルト「僕はモリーノ達と一緒に行くよ。だからセオンはマサさん達の方を頼むよ。」


 セオンはボルトと全く同じ意見だった。


 セオン「分かった。ではマサさんとタムーと私で要塞の西南の森に向かいます。モリーノと松村丸さんとボルトは東南の森にお願いします。」


 6人はお互いの顔を見て頷いた。


 破壊式がどのようなものかは分からないため、現地での行動は各チームでの判断にゆだねるという結論でまとまった。目的はWMTのメッセージを奪う事であり、ブラックハッ党の殲滅ではないという事も各々がその胸に刻んだのだった。


WMTメッセージの破壊式


 セオン達は予定通り、2つのチームに分かれて破壊式の見える場所で待機していた。モリーノの情報違わず、要塞からそれほど離れていないにも関わらず、敵に見つかりにくいという絶好の場所であった。


 セオン「もう一度確認です。WMTのメッセージを取り返す事が最終目的です。メッセージを入手したらすぐに照明弾で合図をし、隠れ家に各自戻って待機とします。」


 マサとタムーは了解とばかりに静かに頷いた。既に多くの戦いを共にしている仲間である。今更細かい指示は不要であった。その頃、モリーノのチームもまた同じように最後の確認を終えていた。


 後はその時を待つばかりだった。


 そして・・・。


 半刻ほど経った頃、周囲はすっかり夕闇に包まれていた。ただでさえ暗闇が支配している地域の夜はさらに暗く感じるとセオンは心の中で思った。


 その時、敵の声が高らかに響いた。オチ島全体に聴こえるのではないかというような大きな声だった。


 オートパクラー「諸君、よくぞ集まった!今日はサカノミ村にトドメをさすべく、WMTメッセージの破壊式を行いたい!」


 その手には明らかにWMTのメッセージが握られているのを確認した6人は、それを奪う機会を狙った。しかし、予想以上の敵の多さに、タイミングを計りかねていた。


 モリーノ「うーむ。しかし凄い敵の数だ。これだけの数を相手となると、行動分析で先を読むのも限界がある。魔法を使えるものがもう1人いれば別だが、イマジンは敵の中にいるから下手な事もできない。どうしたものか・・・。」


 その時セオン達も同じように作戦を考えていた。


 マサ「どう考えても無傷で済むとは思えません。セオンさんは回復魔法に専念をして下さい。私たちが攻撃を開始すれば、イマジンさんも気づくはずです。きっと呼応して何らかの対応をしてくれるでしょう。」


 間もなく要塞攻めの火蓋が切られようとしていた。作戦とも言えぬ作戦しか用意できない歯がゆさを誰もが感じずにはいられなかった。


 後はモリーノに託された先制攻撃を待つばかりだった。


 
 >>第18話へ続く


 >>SEON2 登場人物紹介はこちら
 


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posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEON2






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