2014年02月12日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第18話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


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集団戦開始


 オートパクラーの目の前には巨大な窯が大きな炎を吹き上げながらその存在感を誇示していた。WMTのメッセージそのものは片手で持っても余りあるものであったが、グッグル城が作ったこのメッセージは特殊な素材でできており、完全なる破壊には儀式を行う必要がある。


 モリーノ「うーむ、あの窯の中にメッセージを入れられたら全てが水泡に帰してしまう。さりとて、何も考えずに飛び出しても万が一にも勝ち目はない。何か行動分析の指標になるものが見つかれば・・・。」


 「行動分析士モリーノ」は自分の攻撃開始のタイミングに全てがかかっていると感じると、身体全体に汗がとめどなく湧き出るのを感じずにはいられなかった。魔法を繰り出す両手もいつのまにか震えていた。

行動分析士モリーノ



 ボルト「モリーノ、みんながついています。自分の行動分析能力を信じてタイミングを見極めて下さい。」


 勇気づける「獣戦士ボルト」の小さい身体も恐怖で震えていた。今までにない緊張感が全体に漂っていた。

獣戦士ボルト



 松村丸「モリーノ様、ご自身を信じて下さいませ。どこまでもついていきますぞ。」


 「忍者松村丸」はモリーノの事を疑った事はかつて一度もない。今も、そしてこれからも信じ続けるだろう。忍者の特性とも言うべきか、1人落ち着き払い、懐の手裏剣の感触を何度も確認していた。

忍者松村丸



 モリーノが逡巡していたその時、オートパクラーが大声で号令を発した。


 オートパクラー「皆のもの、破壊窯の前に整列せよ!お前たちの気持ちをこの窯に集中させるのだ!」


 右手にWMTのメッセージを掴んだまま、手下に命令した。その号令を受けて、敵の大群が窯の前へと移動を始めると、その瞬間を待ち構えていた行動分析のプロは一気に集中力を高めた。


 モリーノ「ここだ!行動先が分かった今こそ攻める時だ!」


 モリーノは敵が窯の前に整列しだすのを見ると、いつも以上のパワーを身体に集めるとやおら立ち上がって呪文を唱えた。


 モリーノ「お前たちの動きは読めておる!メイン・ストリーーーム!」


 モリーノの両手から放たれた魔法はいつもの何倍もの光の柱をいくつも作りだし、敵の集団を大きな複数の牢屋に閉じ込めた。


 「ガシャン、ガシャン、ガシャン!」


 鉄が不規則にぶつかる音を鳴り響かせつつ、光の柱は次々と地上に突き刺さった。そして、モリーノの「離脱!」の合図でその内部にいた敵をことごとく殲滅していった。爆破の光があちこちで花火のように光り輝いている。


 セオン「今こそ攻め時だ!みんな行くぞ!」


 反対側にいたセオン達はモリーノの強烈な魔法を認めると、物陰から飛び出して光の牢に入りきらなかった敵の個別撃破を開始した。


脅威!オートパクラー


 オートパクラー「む!あいつらは!お前たち、奴らを倒すのだ!」


 異変を察したオートパクラーと手下たちはすぐさま反撃を開始した。モリーノが魔法で敵の多くを殲滅したとは言え、そもそもの数が多すぎる。


 また、要塞本体の護衛についていた敵はモリーノの魔法から逃れている。それらが大挙して両側面から攻撃を開始したセオン達を迎えうってきたのである。混乱という言葉では生温い地獄がそこに生み出された。


 マサ「タムーさんは右手の敵をお願いします!私は左を倒します!」


 「TLUのマサ」は背中の大剣を軽々と右手で抜くと、さながら木の枝を持つかのように旋回させながら次々と近づく敵を倒していった。マサの進む所、敵の死体の山が築かれていった。

TLUのマサ
 


 タムー「ござんなれ!いくらでもかかってこい!」


 怒りのやり場にこまっていた「周辺暴走士タムー」はここぞとばかりにパワー全開で攻撃を開始していた。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 小ぶりながらもスピードと技の正確性ではマサにも引けを取らない。鉄の爪を右に左に器用に繰り出しながら、敵の急所を的確に突いていった。


 タムーの進む道にもまた、敵の屍が積まれていった。


 しかし、そんな2人でも山のように攻めたてる敵を相手にして無傷というわけにはいかなかった。セオンは回復魔法で仲間を癒しつつ、1歩ずつ前へ進んでいった。


 反対側からはモリーノ、ボルト、松村丸が窯のある方を目指して進んでくる。


 ここに及び、数においては圧倒的優位ではあったが、流れの悪さを感じたオートパクラーもついにしびれをきらした。


 オートパクラー「お前たちなど敵ではない!私の技を食らえ!オートパクリング!」


 中心部を目指していたセオン達の前に大きな光が生まれたかと思うと、セオン達と瓜二つの「敵」が無数に現れたのだった。その数1人2人ではない。


 セオン「これは!」


 流石のセオン達もオートパクラーの技に驚きを隠し切れなかった。


 ボルト「こんなに大量に!」


 それまでは”勝利”の手ごたえを僅かながらも感じていたセオン達は一瞬にして奈落の底へと突き落とされた気分だった。魔法も技も全てが自分たちと完全に同じ敵がそこに立ちふさがっていたからだ。


 もう駄目なのか・・・と思った瞬間、空に紫の雲が作り出された。


 タムー「この雲はなんだ!?」


 原因不明の雲がオチ島の上空を覆い尽くしていた。
 

 
 >>第19話へ続く


 >>SEON2 登場人物紹介はこちら
 


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2014年02月07日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第17話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


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メッセージ奪還作戦


 セオンら6人は「魔道士イマジン」から教えられた日まで静かに潜入を続けていた。夜は順番に寝ずの番をし敵からの襲来に備えていた。

魔道士イマジン



 ブラックハッ党も長らく敵からの襲撃を受けてはなかったのだろう。その事が幸いして、セオン達のいる場所に敵が攻めてくる事もなく無事にWMT破壊式の朝を迎える事ができた。


 セオン「みんな、ついに今日がWMTのメッセージを取り返す最初で最後のチャンスだ。どんな困難が待ち受けているか分からないから気を引き締めて行こう。」


 仲間は頷きつつ作戦の最終確認をする事にした。


 モリーノ「破壊式が行われる時まで要塞付近の敵の出入りが少ないと思われる場所で待機する事となる。何かあった際に取り返しがつかなくなる事態を避けるべく、2か所に分かれて各々待機とする。」


 「行動分析士モリーノ」はそう言いながら地図と実際に見てきた地形を比べながら説明を続けていった。

行動分析士モリーノ



 モリーノ「まず一つ目のチームは要塞東南にあるこの森の中。そしてもう一つのチームは要塞西南の森の中としたい。」


 間違いがないように丁寧に地図上を指示しながらモリーノは念を押して行った。


 モリーノ「さて、どういうチームに分けるかだ・・・。」


 顔をあげて真剣な面持ちで周囲を囲んでいる仲間の顔を見回した。


 マサ「私とタムーさんは何度も一緒に戦っているためお互いの戦い方を知り尽くしています。同じグループが良いかと。」


 こういう作戦ではいつもは控えめな「TLUのマサ」が珍しく最初に口を開いた。セオ村をはじめとする自分達の世界の状況がこの戦い次第で大きく変わる事を危惧していたためと言えるだろう。

TLUのマサ



 タムー「ワシもその方が戦いやすい。是非ともマサさんとは同じチームにしてほしい。」


 腕をいっぱいに組みながら地図に見入っていた「周辺暴走士タムー」が静かに同意した。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 セオン「分かった。他の人はどうだろう?」


 セオンにそう言われて、仲間になったばかりの「忍者松村丸」が手をあげて答えた。

忍者松村丸



 松村丸「私はモリーノ様を守るのが使命ゆえ、その点ご配慮下され。」


 セオン「それは言うまでもありません。よろしくお願いします。」



 セオンは松村丸に軽く頭を下げるとまだ決まってないボルトを見て言った。


 セオン「後は私とボルトだけだな。ボルトはどちらに入る?」


 本当は幼馴染であるセオンと行動を共にしたかった「獣戦士ボルト」ではあったが、この状況でそんな事も言ってられないのは分かっていた。

獣戦士ボルト



 ボルト「僕はモリーノ達と一緒に行くよ。だからセオンはマサさん達の方を頼むよ。」


 セオンはボルトと全く同じ意見だった。


 セオン「分かった。ではマサさんとタムーと私で要塞の西南の森に向かいます。モリーノと松村丸さんとボルトは東南の森にお願いします。」


 6人はお互いの顔を見て頷いた。


 破壊式がどのようなものかは分からないため、現地での行動は各チームでの判断にゆだねるという結論でまとまった。目的はWMTのメッセージを奪う事であり、ブラックハッ党の殲滅ではないという事も各々がその胸に刻んだのだった。


WMTメッセージの破壊式


 セオン達は予定通り、2つのチームに分かれて破壊式の見える場所で待機していた。モリーノの情報違わず、要塞からそれほど離れていないにも関わらず、敵に見つかりにくいという絶好の場所であった。


 セオン「もう一度確認です。WMTのメッセージを取り返す事が最終目的です。メッセージを入手したらすぐに照明弾で合図をし、隠れ家に各自戻って待機とします。」


 マサとタムーは了解とばかりに静かに頷いた。既に多くの戦いを共にしている仲間である。今更細かい指示は不要であった。その頃、モリーノのチームもまた同じように最後の確認を終えていた。


 後はその時を待つばかりだった。


 そして・・・。


 半刻ほど経った頃、周囲はすっかり夕闇に包まれていた。ただでさえ暗闇が支配している地域の夜はさらに暗く感じるとセオンは心の中で思った。


 その時、敵の声が高らかに響いた。オチ島全体に聴こえるのではないかというような大きな声だった。


 オートパクラー「諸君、よくぞ集まった!今日はサカノミ村にトドメをさすべく、WMTメッセージの破壊式を行いたい!」


 その手には明らかにWMTのメッセージが握られているのを確認した6人は、それを奪う機会を狙った。しかし、予想以上の敵の多さに、タイミングを計りかねていた。


 モリーノ「うーむ。しかし凄い敵の数だ。これだけの数を相手となると、行動分析で先を読むのも限界がある。魔法を使えるものがもう1人いれば別だが、イマジンは敵の中にいるから下手な事もできない。どうしたものか・・・。」


 その時セオン達も同じように作戦を考えていた。


 マサ「どう考えても無傷で済むとは思えません。セオンさんは回復魔法に専念をして下さい。私たちが攻撃を開始すれば、イマジンさんも気づくはずです。きっと呼応して何らかの対応をしてくれるでしょう。」


 間もなく要塞攻めの火蓋が切られようとしていた。作戦とも言えぬ作戦しか用意できない歯がゆさを誰もが感じずにはいられなかった。


 後はモリーノに託された先制攻撃を待つばかりだった。


 
 >>第18話へ続く


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2014年02月06日

スマホ時代の動画戦略で気づきにくいこの視点

 本日はふと思いついた話です。ふとと言いつつも、今の時代を考えると「言われてみれば」という視点です。


スマホでの動画視聴は当たり前の時代


 今回の記事ではことさらデータなどを出すつもりはありませんんで(他でいくらでも見ていると思いますので)、ここ最近の一般的な動向を思い出してください。


 スマホやタブレットなどのモバイル端末でインターネットに接続する方が増えているのは言うまでもありません。今まではPC向けに対策してそれと一緒にモバイル向けも・・・という時代だったわけですが、もはや主役はモバイル中心に変わっていると言っても過言ではありません。

時代はモバイル



 特に対象ユーザーが若者であればなおさらこの点を意識しなくてはいけないでしょう。


 また、回線状況もかなり進み、外出先で動画を見るというのはまさに日常の事となったわけです。そのため、各企業とも動画を広報の一つの戦略として使用する事も一般的になったと言えるわけです。


動画公開で気にする点は何か?


 動画を見てもらう時には、内容は言うまでもなく、その長さ(長すぎると見てもらえないなど)、何で視聴されるか、いつ公開するかなどは注意するべき点です。


 SEOの事も言えば、動画のタイトルや説明文なども重要でしょう。


 この辺までは誰もが気にする所だと思うのですが、「いつ」公開すればより多くの方に公開日付近に見てもらえる可能性が高くなるかと考えると、別の視点が必要だという事に気づきました。


 これは「時間」についてではありません。もちろん時間も重要ですが、それ以前に考えないといけない事がありました。


 それが・・・。


 「速度制限」です。


 スマホで閲覧するユーザーが増えているという事は自ずと「速度制限」を受けるユーザーもいるという事です。

速度制限



 例えば、ソフトバンクの場合、下記のような速度制限になっています(引用:ソフトバンク:所定データ量を超えた場合の通信速度制限を確認する)。

4G料金プランおよび4Gパケット定額サービスをご利用のお客さまについて、毎月ご利用のデータ量が7Gバイトを超えた場合、請求月末まで通信速度を送受信時最大128kbpsに低速化いたします。


 他の会社もこの制限と同じ所が多いわけですが、7GBという制限の後は128kbpsという、およそ動画閲覧には向かない速度になる事を忘れてはいけないという事です。


 たいていはこの速度制限は各社とも月単位で実施しています(速度制限がある場合)。となりますと、想像がつくと思いますが、月の後半にはモバイルでのネット環境が著しく悪くなるユーザーが確実に月初よりも多いという事になります。


 動画に関わらず重いサイトを見た場合でも、読み込みをやめる事はよくある事だと思います。動画なら尚更でしょう。いつまでもバッファリング状態が続くのを待ち続けても、本当に面白い動画か分からなければ、キャンセルをしてしまう事は普通に想像できるわけです。


 となりますと、各キャリアの速度制限を考えると動画公開は、月初に近い日付の方がより視聴可能ユーザーは多いと言う事になるわけです。


 もちろん、話題のものであればPCだったり次の月だったり見るかもしれませんが、初動が重要なのは言うまでもないでしょう。


 今後ますます動画を使った広報というのは増えていくと思います。しかし、公開タイミングを間違えると、少なからず、本来は伝わるはずだった方に伝わらないという可能性も出てくるわけです。

 
 時代はモバイル中心に動き始めました。それに関わる周辺の状況も忘れずに意識しておきましょう。


 今回の速度制限は一つの要素でしかありませんが、こういう部分にも目を向けて様々な戦略を立てられると良いと思います。


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2014年02月03日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第16話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


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帰還


 「忍者松村丸」によって危機を脱した2人は新たな仲間を加えてセオン達の元へと急いでいた。

忍者松村丸



 モリーノ「何とか無事に戻れたようだ。」


 セオン達のいる場所が見える所までたどり着くと「行動分析士モリーノ」は安堵の言葉を漏らした。危なく命を落とす所だった事もあり、それ以降は3人とも必要以上の言葉を交わさずに、静かに帰路を急いでいた。

行動分析士モリーノ



 タムー「うむ、ここまで来ればもう安心だろう。敵の姿も全く見えぬようだ。」


 「周辺暴走士タムー」も緊張の糸がほどけたように安心したようだった。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 モリーノ「おお、あそこを見るんだ!」


 モリーノの指した先では心配で様子を見に来ていたセオン達が手を大きく振っていた。ここに来て3人は助かったという実感に浸る事が出来た。いつも仲間に助けられているのだと心から思ったものだった。


イマジンの思慮


 3人が無事に戻ってきた事をみとめるとセオン達は多いに喜んだ。


 セオン「とにかく無事で良かった。爆音が聞こえた時には2人に何かがあったのではと気が気ではなかったんだ。」


 そう言うと他の仲間の方を振り向いた。それに応えるように「TLUのマサ」も口を開いた。

TLUのマサ



 マサ「もう少し戻ってくるのが遅れていたら2人を探しに出る所でした。行き違いにならなくて良かったです。」


 一たび戦場に出れば冷静に状況を判断できるマサだったが、仲間の事となるとそうもいかないようだ。とにかく犠牲を出したくないという思いのようだ。


 ボルト「それはそうと、そこにいる忍者姿の方は?」


 モリーノの後ろに影のように佇んでいる人物に目を止めた「獣戦士ボルト」は疑問を口にしたのだった。

獣戦士ボルト



 モリーノ「この者は私が管轄する忍者組織にいる松村丸だ。危ない所を助けてもらったのだ。彼も貴重な戦力ゆえ手伝ってもらおうと一緒に来てもらった。」


 松村丸は静かに頭を下げた。決して功をひけらかさない人物のようだ。


 ボルト「おお、そうだったのですね。ありがとうございます!」


 尻尾を振りながら笑顔でボルトも挨拶をした。


 セオン「モリーノ、例の爆音は一体全体何があったのですか?」


 事は急を要するためセオンは本題に入った。顔に緊張が走っている。


 セオンの言葉を受けてタムーが自分の番とばかりに前に進み出た。


 タムー「そこはワシに説明させてくれ。ワシらが要塞を樹林の陰に隠れて伺っていると、何とイマジンの奴めが魔法を打ち込んできたのだ。それも数えきれない程にだ。」

魔道士イマジン



 タムーの話を聞いてボルトは疑問を口にした。


 ボルト「何発も?それにしては怪我をしてないようだけど?」


 タムー「ワシらがあいつの魔法になんぞやられるわけはない。距離が遠かったのもあるだろうが、全部避けてやったわ。」



 タムーは自慢げに胸を張った。


 マサ「イマジンさんがそんなに魔法をはずすでしょうか?少し気になる点があります。皆さん、少しおつきあい頂けませんか?」


 マサはタムーの話を聞いても、何かが腑に落ちなかったようだ。数多くの戦いを経験したからこその勘が働いたのだろう。それ以上に仲間を信じ続けたいと思っていたのかもしれない。


 足早に歩きだすマサをセオン達は追いかけた。


 そして・・・。


 「おお!」


 要塞を遠く下に見下ろせる丘まで登った時、誰ともなく大きな声をあげた。

 
 イマジンの魔法によって焼き尽くされた場所には遠くからでなければ分からないメッセージが残されていたのだ。


(月・戌・正刻)



 イマジンは危険をものともせずに敵の中に潜入し、WMTのメッセージを奪う機会を狙っていたのだった。


 マサ「やはりそうでしたか!イマジンさんは敵に潜入し、我らが来るのを待っていたようです。」

 
 マサの顔は嬉しさのあまり紅潮していた。
 


 >>第17話へ続く


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