2013年11月01日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第2話

SEONシーズン2



 本物語はSEOに関連した小説ですが、登場する単語や略語などは実在のものと似て非なるものですので、細かい突っ込みはご遠慮下さい。


 なお、SEONシーズン1を読まれてないと人物像などがよく分からない場合もございますので、別途作成しましたSEONシーズン1のPDF版をダウンロードしてご覧頂く事をお勧め致します。


 →「ファンタジーSEO冒険物語 SEON2-第1話」はこちら


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


**********************************


マサとの対面


 サカノミ村を一望できるであろう所まで2人がたどり着いた時、そこには別世界と思える景色が広がっていた。


 セオン「なっ・・・!」


 言葉にならない言葉を発して、セオンは立ち止まってしまった。「獣戦士ボルト」もセオンの横で、何が起こったのかが分からずに茫然と佇んでいた。

獣戦士ボルト



 2人が見たものは、村ではなく樹木だけが残された村だった。言い換えれば、樹木だけは5年前と変わらずにあるが、それ以外の「人工物である村」が見当たらないのである。


 ボルト「一体、サカノミ村に何があったんだ!?」


 考えても仕方ないとばかりに、2人はサカノミ村の入り口あたりまで急いで向かった。そして、そこには地べたにべったりと腰を下ろした「TLUのマサ」が疲労困憊の体でうなだれていた。

TLUのマサ



 セオン「マサさん!」


 セオンの声を聞くと、マサは顔をゆっくりと上げて、力を振り絞ってこうつぶやいた。


 マサ「良かった・・・。君たちに伝わったみたいで・・・本当に良かった。」


 それだけを言うと、気力だけで意識を保っていたマサはそのまま地面に鈍い音を立てて倒れ伏したのであった。


 「マサさん!」


 2人はマサに近寄り、様子を伺った。


 そして、命に別状はなさそうなのを確認するとほっとしたのであった。


 セオン「良かった・・・。マサさんは無事だ。」


 ボルト「マサさんがこんなになるまで疲れ果てるなんて見た事がないよ・・・。」



 ボルトはマサの顔を見つめながらつぶやいた。マサはどんなに多くの敵と激しい戦闘をしても、すぐに次の敵に向かって力を発揮できる猛者である。そのマサが疲れて動けないのだから、相当に疲れているのであろう。


 セオン「無理もないよ。あのTLUの狼煙は広い範囲に知らせる事が出来るらしいけど、確か、2本の剣を繊細にぶつけあう事で空気中のちりを燃やして発生させるらしいんだ。常人のできる技ではないよ。」


 ボルトはそう聞くと、マサの両手に握りしめられている2本の大剣をまじまじと見てはただただ驚くばかりだった。手はマサの血で真っ赤になっていた。


グッグル城の将軍


 マサの様子を2人が見守っているとあたりが急に暗くなった。しかし、実際には大きな影が2人を覆い隠していたのだった。


 セオン「何者!!」


 太陽と自分たちの間にある物体を見定めるために振り向くと、そこには大きな馬に乗った2人の偉丈夫が並んでセオン達を見下ろしていたのだった。太陽の光でそれが誰なのかすぐには分からなかったが、目が慣れるにつれて、その人物が誰かという事は、脳裏にある記憶が蘇らせてくれた。


 セオン「パンダール将軍!ペンギーヌ将軍!」


 2人の元に現れたのは、グッグル城にこの人ありと言われた二大将軍だったのだ。


 サカノミ村の大決戦の後、その軍功を称えられ、セオン達はグッグル城に招待された事があった。


 その時に、グッグル城主の横に微動だにせずに立っていたのが、今ここにいる白と黒の鎧をまとった2人の将軍だった。グッグル城で出会った時は距離があったため気づかなかったが、こうして目の前で見ると、身の丈はそれぞれ2メートル半くらいはありそうな巨体だ。


 ペンギーヌ将軍はグッグル城が誇る女将であり、その強さは男に全くひけを取らないとこの世に鳴り轟いていた。パンダール将軍も悪事を見逃さない徹底ぶりは凄まじいものがあった。


 パンダール「お主はセオンか。遅かったようだな。サカノミ村は我々が制裁を与えた。」


 パンダール将軍の記憶にもセオン達の活躍は残っていたようで、顔を見てすぐに気づいたようだった。


 セオン「制裁!?一体この村がなぜあなた方からの制裁をうけねばならないのですか!?」


 セオンは立ち上がって彼の元に近づいた。ボルトも一緒に問いただす姿勢を示した。


 ペンギーヌ「ホホホ。まあ、そういきり立つでないよ。この村は3年前から悪事に手を染めるようになったのさ。いや、ブラックハッ党の奴らがサカノミ村を蝕んだと言った方が正しいかもしれないね。」


 その言葉を聞くや、セオンは愕然とした。ブラックハッ党と言えば、オチ島(オチトー)やキエ島(キエトー)に行ったことのあるものが結成した闇組織だという事を旅の途中で聞いた事があったからだ。しかし、自分達が旅に出る時にはその影さえもサカノミ村にはなかったのだ。


 パンダール「どうやら、村人が気づかぬようにサカノミ村に入り込んだようだな。お前たちがいなくなった後、大決戦の勇者はほとんどがここを離れていった。そのため、気づくものもいなかったのだろう。結果として、村はいつのまにか悪事に染まり、この結果を招いたというわけだ。」


 ボルト「そんな!一体どうすれば村は元に!?」


 それまで黙って聞いていたボルトはいてもたってもいられずに小さな体からは想像できない程の大声を出したのだった。


 どうすればサカノミ村を元の村に戻せるのか?自分達に出来る事は何なのかをすぐにでも知りたかったのだ。




 >>第3話へ続く


 >>SEON2 登場人物紹介はこちら
 


揺さBrain!マニアック



◆コンサルタントのご相談、その他のご依頼はSEMアドバイザーまでご相談下さい。売上げアップのアイデアだしまで幅広くサポートします。

「学生募集の宝箱」では、教育関係特化のブログ記事を執筆中!

◆公式facebookページのSEMアドバイザーの揺さBrain!マニアックでは、役立つ情報を発信中!
posted by SEMアドバイザー at 08:00 | SEON2






最近の記事