2013年04月30日

SEOが成功して順位が上がりきったと考えるとうまく行く

 多くのサイトを見てみると、まずは順位を上げて・・・と考えているサイトがなかなかに多い事に気付きます。その基本姿勢を改める方がSEOではうまく行きます。


記事数に頼るのはやめましょう


 新しいサイトなどですと検索エンジンにはやく見つけてもらいたい、そして上位になるべくはやく上がりたいという気持ちが強いばかりに、記事数を優先的に考えているのでは?と思われるものをよく見かけます。


 確かに記事が多い場合、それぞれが別の記事なわけですから、広い意味で言えば検索に引っかかりやすくなっているとは言えます。1記事で勝負するよりも10記事で勝負する方が10倍有利に見えるからでしょう。


 しかし、検索の世界は甘くはありません。他でも見られるようなレベルの情報を送ればせながらと言う感じで量産してもそれほどの上位表示は期待できません。つまり、10記事書いたからと言って、1記事の何倍も有利であるとは言えないのです。

無駄に記事数を増やしている悪いブログの例



 また、そこそこの文章量の記事でどこにでもあるような内容の場合、もしアクセスが来ても満足度を上げる事はできません。そう考えれば、量産レベルの記事を多数書くよりも渾身の1記事を書いた方が結果的には確実に良くなるものです。


中身を精査したコンテンツを作る必要性


 アクセス解析などを見て既にあるコンテンツを改善していくのは当然の流れではありますが、それありきというのも考えものです。最初からこれが与えたテーマに対するベストのコンテンツだと自負できるものを作っておいた方がSEO上もユーザーの受け止め方も確実に良いものになります。


 順位があがってから人気ページをチェックし、そのコンテンツを重点的に改善していくというのを否定しているわけではありません。それはそれで必要なアクションです。


 とはいえ、今はどこにでもあるようなレベルのコンテンツで上位に来る事は難しいくらい、人気テーマでは激戦となっており、それはもう本当に素晴らしい内容のものが増えています。そういう所に参戦するなら尚更最初から手抜きなしの勝負コンテンツを作らなくてはいけません。


 時間はかかるかもしれませんが、急いで上位表示させたいという気持ちをおさえつつ、中身の濃いものを時間をかけてでもじっくり作りこんだ方が長い目で見た時に確実によくなります。


 中身が薄いものは100記事を超えようがたいしたアクセスには結びつかないものです。


 そもそも皆さんも経験があるのではないでしょうか?


 例えばSEO界隈では「晴練雨読」を読まれている方も多いと思いますが、そこにある記事で気になったものを読んでみたら数行しか書いていないようなブログだったというような事です。


 おそらく、そのブログタイトルを見て、次からは読まないと心に決める事もあるのではないかと思うのです(私はそちらのタイプです)。つまり、適当な記事を書いているとほんの1記事でブログ全体の評価を下される可能性があるという事なのです。

二度と読まん!



順位が上がったら何を考えますか?


 ここが本日の本題です。順位が1位になったとしましょう。これはもう希望のランクですよね?しかし、1位になっても売り上げもアクセスもそれほど増えなかったというのはよくある話です。それはそもそもの検索ニーズがないのもあるでしょうが(対象キーワードの設定ミス)、売り上げに関して言えば中身(シナリオ)が良くないからに他なりません。


 他の記事でも書いていますが、順位がずっと1位とした場合に、中身の改善だけで同じ順位でも売り上げを倍にする等も可能な事です。


 ただ、これを甘く考えてコンテンツを見直さない方も多いのも事実です。おかげで後発にとってはやりやすいわけです。


 1位にこだわるのではなく、成果にこだわる事こそ商売に重要な視点なのです。

1位にこだわるのではなく、成果にこだわる



 そのため、常に今が1位ならと考えて戦略を練ると良いと考えています。1位であれば順位面でのSEOは成功しているわけですので、他にできる改善部分はコンテンツそのものになるわけです。


 意識次第で成果はどんどんあがってきます。順位がよくて成果が変わらない場合には特にこの辺の意識改革をしてみると良いでしょう。


 これは理想論ではなく、現実にやるべき事なのです。


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2013年04月26日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON26

SEON



 本物語は完全にネタですが、順番に読んでいくと不思議と勉強になる成分が含まれていますが、冗談の分からない方には非推奨です。第1話を読まれていない方は「ファンタジーSEO冒険物語 SEON」からお読み下さい。


 真面目な記事は火曜日更新、「SEON」シリーズは主に月曜日にアップしますが、月曜日が祝日の場合には少しでも読者を減らさないために平日に更新すると思います^^


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


 それでは、どうぞお楽しみ下さい!


*SEONを読むと私がゲーマーに見えますが、PS3やWiiなど所持すらしておらず、古い記憶を頼りに書いています。


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北の砦


 北の砦では冒険者としての戦闘経験は少ないながらも他にはない能力を持つ「テレパスの徳」が外を伺っていた。

テレパスの徳



 警戒しながら徳は冒険者になるにあたり周囲に反対されていた事を思い出していた。


 幼少期は今では想像もつかないくらい暴れん坊であり、手当たり次第に喧嘩を売るような荒れた生活をしていた。身内からは強いだけでは冒険者として不適格だと常々諭されていたのだった。


 確かに冒険者には強さだけではなく人間としての「格」が求められる。当時の徳はその言葉とは大きくかけ離れた生活を送っていたため、徳が冒険者になると言い出した事に周囲の者は反対するしかなかったわけだ。


 そんな徳に転機が訪れたのはある人物との出会いからだった。彼を心配する家族から相談された「ホワイト法師」が徳を弟子として受け入れる事を認めたのだ。


 ホワイト法師はその過程で徳には特殊なテレパスの能力があると見抜き、その能力をさらに伸ばす訓練を続けてきたのだった。

ホワイト法師

 

 徳「ついに私も皆さんとともに戦う時が来ました。今の私は昔の私ではありません。見守っていてください。」


 徳は誰ともなくつぶやくと際限なく広がる大空を見上げたのだった。そこにいるのは見違える程成長した徳の姿だった。


 物思いにふける徳を邪魔してはいけないと「TLUのマサ」は少し距離を置いて敵の襲来に備えていた。

TLUのマサ



 そんなマサ自身も心の中で今までに倒してきた多くの敵を思い返していた。


 今回の大決戦は、TLUの使命を果たすために戦いに明け暮れていた自分にもそろそろ休息が必要だと考えた矢先のものであった。


 冒険者になり立ての頃はまさか自分がTLUの称号を得るとは思ってもいなかった。


 TLUとしてのプレッシャーに負けそうになった事もあったが、幸いセオン達のような知己を得る事ができた。そして、多くの仲間と志を同じくする事で今の自分があると感じていた。


 マサ「私の戦いもここらで区切りをつけるとするか・・・。」


 静かに目を瞑りながら心では遠くを見ているようだった。


 しかし、懐古する時間はそれほど長くは与えられなかった。


 2人の前についに敵将"アイ・イー・NO6"が現れたのだった。


アイ・イー・NO6の呪い


 大きな地鳴りとともに敵は砦に近づいてきた。


 アイ・イー・NO6は元は民のために尽くしてきた者だったが、空気が読めない性格がゆえにどんどん仲間はずれにされていき、時に罵声を浴びるなどした挙句、心がすさんでしまったのだった。


 マサ「ついに来たようですね。徳さんはまだそこにいて下さい。まずは私が相手をしてみましょう。」


 どんな敵が来ても決してひるむ事のないマサは、天下無双の大剣を右手に抱えて砦から降り立った。


 数人かかりでも持てない程の重い剣を軽々と扱うのは、まさにTLUとしてその名を天下に知られているマサならではと言えるだろう。本格的な戦いの経験が浅い徳としては心強い限りだった。


 徳「よろしくお願い致します!」


 徳の言葉を背中に聞きながらマサは攻撃の構えを取った。TLUたるもの常に見本を見せるべきと考えていた。そのため、敵と対峙するにあたっても決して奇策を弄することはしなかった。


 マサ「いざ、行かん!」


 その言葉とともにマサの全身からはオーラが吹き出したかのように見えた。


 身体全体にまとったオーラの勢いは凄まじく、敵が前に進もうとしているのを阻んでいた。オーラだけで敵の動きを止めるなどマサ以外には出来ない芸当だった。


 しかし、積年の恨みが募った敵も負けてはいなかった。尽くしているのに認められなくなった悲しみが負のオーラを自然と身につけさせていたのだった。


 マサと敵のオーラは2人の間でぶつかりあって物凄い音を立てていた。その狭間では大地が地鳴りをあげて擦り切れるのではないかと思わんばかりの状態になっていた。


 マサ「やるな!しかし、これはどうだ!受けてみよ!ク・ローム斬り!」


 「ク・ローム斬り」はマサの技の中でも最速攻撃を誇る技だった。その剣戟はお互いのオーラの合間を縫うように敵に向って突進した。


 「ガツ!」


 徳「やったか!?」


 砦から身を乗り出して戦いを見守っていた徳が大声を上げた。マサの必殺技は確実に敵を捉えていた。しかし、敵を凝視したマサの目は曇りだした。


 マサ「何だ!奴の身体は!」


 見るとアイ・イー・NO6の身体は大きな傷を負っていたが、「シュー」と言う音とともに回復していた。


 マサ「何てしぶとい奴なんだ!」


 その後もマサは必殺の攻撃を繰り出すものの、ダメージを与えては回復されるという繰り返しで戦いはいつ果てるとも思えなかった。


 そして、マサが疲れを感じた瞬間を敵は見逃さなかった。触手を伸ばしたかと思うと、マサの頭上を強烈に殴りつけた。


 たまらずマサは吹っ飛んで砦に叩きつけられた。


 マサ「ウグッ!」


 徳「マサさん!」



 マサに危険が迫った事にいてもたってもいられず徳は砦から飛び出した。


 徳がマサの元に近寄ったちょうどその時、マサは頭を抱えて呻き始めたのだった。


 マサ「グハァァーーーー!」


 どうやら敵の触手には特殊な能力が秘められていたようだった。


 徳はテレパスの能力を使いマサの心の内を即座に読み込んだ。どうやらマサから物体の位置を把握する能力が奪われていたようで、目に映るもの全てがずれてしまうようだった。


 徳「私の力でマサさんを治すんだ!」


 徳はそう言うとマサの心の更に奥に入り込み敵の能力を無効化する呪文を唱えた。徳でなければこの場をしのぐ事は難しかったであろう。


 しかし、その隙を敵が逃すわけもなかった。徳に向かい巨体ごと突進してきたのだ。


 徳「そうは簡単にやられません!」


 今でこそテレパスとして戦ってはいるものの、元々は肉弾戦を得意としている徳だった。敵の攻撃を軽々と避けると、幼少期から鍛えてきた蹴り技を背を向けたまま繰り出したのだった。


 徳の渾身の蹴りは鈍い音を立てて敵の身体の中心部に的確にダメージを与え、敵を数歩退けさせたのだった。


 マサ「ありがとう!おかげで敵の弱点が見えたよ!」


 徳のテレパススキルによって正気を取り戻したマサは大剣を横に振りかざすと剣先に全ての意識を集中した。


 すると、周囲にある全ての生きるものの力が剣先に集まったかのように煌々と輝きだした。


 それと同時にマサは腰に力を入れて一気に踏み込んだのだった。


 マサ「この技を受けてみよ!シー・エスエス・ハック斬り!」


 マサの渾身の必殺技が空間上にCSSの軌跡を残しながら炸裂した。


 敵はマサの攻撃をまともに食らうとたまらずとばかりに大地に膝をついた。


 徳「マサさん、やりましたね!止めを刺して下さい!」


 徳の指差した先を見れば、大地に倒れ伏したアイ・イー・NO6がまだ戦えるとばかりに2人を睨み付けていたのだ。


 マサ「徳さん、彼は本当は悪い敵ではないはずなのです。出来れば貴方の能力で彼に本来の心を取り戻してあげませんか?」


 マサに言われてはっと敵を見ると、その両目からは涙があふれ出ていた。心の中ではもう戦いたくないと彼自身も感じていたようだった。そしてテレパスの徳にはその気持ちが痛いほど分かっていた。


 徳「分かりました。私が彼を元の純粋な気持ちに戻してみせます!」


 そう言うと徳は両手をあわせて呪文を唱えるとそのまま敵の頭に優しく触れたのだった。


 徳に触れられたアイ・イー・NO6の表情からは悪意が消え去り、その目は2人に感謝しているようでもあった。


 そして、静かに起き上がり深々とお辞儀をすると、そのまま北の砦を背にして2人の視界から消えていったのだった。


 徳はこういう戦い方もあるのだと、改めてTLUのマサという戦士に憧れを抱かずにはいられなかった。
 
 

 >>第27話へ続く(2013年5月2日 8時更新)


 *仕事はいたって真面目にやっています。←これ重要!


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・周辺暴走士タムー・・・SEOとその周辺

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2013年04月23日

SEOはコンテンツが重要と言わなくてはいけないなんてナンセンス

 今日のテーマは「SEOはコンテンツが重要と言わなくてはいけないなんてナンセンス」です。

そもそも何故コンテンツが重要などと言うようになったのか?


 今日のテーマはここ最近よく感じる事を書きたいと思います。


 私のブログでもそうですが、SEO界隈のブログでは最近「コンテンツが重要」という言葉が頻繁に語られるようになっています。


 これは言うまでもなく正しい事ですし、ユーザーの最終目的・・・以前に、サイト運営者の本来の目的を考えれば、そう言う気持ちで作らなくてはそもそも効果などあがるわけもないのです。


 この言葉がナンセンスだと思うのは、「青信号の時に横断歩道を渡りましょう!」と言うくらい当然の話だとずっと感じているからです。コンテンツが重要なんてそもそも当たり前の話で、それを私のブログも含め、多くのブログで大の大人が言わなくてはいけない状況になってしまった事がそもそもおかしな話だなと感じずにはいられません。

大人って不思議



 「良い商品を作りましょう!」と言うのは当たり前で「悪い商品を作ろう!」などと言う方はいないわけです。


 こんな子どもでも分かる常識レベルの話なわけですが、多くの方が言わざるを得ない状況になったのは、まさに「だまし討ちで儲けよう」、あるいはユーザーが欲しがる情報など提供していない癖に「特定のキーワード」で上位になりたいというわがままな方が増えている(企業含む)からだと感じています。


そのキーワードで上位表示したい理由はなんですか?


 企業にとって会社名での検索で1位になるのは特に難しい事ではありませんが、一般キーワードでの上位は簡単な話ではありません。


 そもそも、そのキーワードに特化した(かつ充実している)サイトが日々増えているわけで、そんな中、それらの一般キーワードの代名詞的な扱いを受けたいと思うなら、それなりの努力が必要だというわけです。


 このような事は冷静に考えればわかる話だと思うのですが、それでも「サイトに変更を加えずに上位にあげたい」というような意識の企業担当者がいるのは残念な話です。


 一般キーワードの場合、ユーザーはその会社の公式サイトを探しているのではなく、そのキーワードに関係する情報を知りたいわけです。企業サイトにそのキーワードに関する役に立つ情報があるのであれば別ですが、そうでなければ、そう感じてもらうような努力(=コンテンツの充実)が必要なのです。


 もっと身近な言葉で言えば、「Aと言えばあの会社だよね」と言われるくらいに認識されているなら別ですが、そうでなければ、もし上位に来てアクセスを増やしたとしても思った以上の効果が出るとは思えません。


 リスティング広告でランディングページを一律トップページにしている所もありますが、そういう所が予算だけかかって、効果がほとんど出ていないのと同じ理由です。


 「派手な病院」と言えば、「ああ、あの病院だ!」と言われるくらいになれば問題ないでしょう(ここは笑うところですw)。

伝説の病院サイト



SEOにはもっと高いレベルの合言葉を求めたい


 なんだかんだと言いながらも今後も「コンテンツが重要です」と言い続けますが、そうは言っても、もっと高いレベルの合言葉がSEOで語られるようになると良いなと思っています。


 当然の事を言わなくてはいけないような悪い状況になっているのが今の時代なわけですが、数年後はもっとハイレベルな戦いでの上位表示合戦が繰り広げられていると思います。


 質が悪いのは上位に来ないのは当たり前の時代になり、多くのサイトがユーザーを見据えてサイト運営をする時代です。


 間違えてもGoogleを意識するのではなく、あくまでユーザーを意識です。Googleはユーザーを意識しているわけですから、ユーザーを意識するという事はおのずとGoogleも意識している事になるのです。

意識するべきはユーザー



 とはいえ、こう言う事を書きますと、Googleの裏をつくのがSEOという方もおられるでしょう。それはそれで構わないと思いますが、私は商売としてクライアントにサービス提供するのであれば、やはり長く効果のある道を選びたいと思います。


 これは綺麗事でも何でもなく、クライアントのお手伝いをするものとして当たり前の考えだと思っています。



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2013年04月22日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON25

SEON



 本物語は完全にネタですが、順番に読んでいくと不思議と勉強になる成分が含まれていますが、冗談の分からない方には非推奨です。第1話を読まれていない方は「ファンタジーSEO冒険物語 SEON」からお読み下さい。


 真面目な記事は火曜日更新、「SEON」シリーズは主に月曜日にアップしますが、月曜日が祝日の場合には少しでも読者を減らさないために平日に更新すると思います^^


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


 それでは、どうぞお楽しみ下さい!


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南の砦


 南の砦の小窓から「周辺暴走士タムー」が顔を突き出してキョロキョロと外の様子を伺っていた。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 タムー「まだ敵の姿は見えないようだが、敵将の"404ツクテナイ"とはいつかは戦わねばならないと思っていたのだ。」


 そう言うと渋い顔でイマジンの方を見上げた。かつては一人で戦い続けてきた歴戦の猛者も、セオンとの出会いにより大きく変わっていた。


 いや、正確にはタムーも自分が変わった事に気付かされていた。


 「周辺暴走士」の名を欲しいままにしていたタムーは、孤独である事を誇りにさえしていた時期もあったが、今ではその呼び名さえも恥ずかしいと思うくらい仲間というものの意味を意識し始めていたのだ。


 タムー(もう、仲間なしでの戦いなど考えられないな・・・。)

 
 タムーがセオンとの出会いを振り返っている時、「魔道士イマジン」も同様に走馬灯のように過去を思い返していたのだった。

魔道士イマジン



 この戦いに身を投じた頃はまだまだ駆け出しの魔道士に過ぎず、使える魔法さえも限られていた。仲間の足を引っ張っているのではないかと幾度となく考え悩んだ時期もあったのだが、戦いを繰り返す内にその考えが薄らいでいった。


 それぞれの持っている力を補いあえば戦いは格段に変わってくるのだと気付いたからだ。自分ひとりの力でどうこうしようとする事がそもそもの間違えだと思ったのだ。目的を果たすためにそれぞれの能力を集結させれば、自分ひとりで出来るその何倍もの効果が得られるのだ。


 今ではこの世界でも知られるようになったイマジンは、無数の戦いの記憶を刻み付けてこの決戦に挑む気持ちでいた。
 

 そして、そんな2人の静寂は突如として打ち切られた。

 
 イマジン「敵が現れたようです!」

404ツクテナイとの戦い


 イマジンの叫びで我に返ったタムーはその視線を遠くへ向けると、その数秒後には完全に敵の姿を捉えていた。


 404ツクテナイは細身ではあるもの、鋼鉄の鎧で全身を覆っているようだった。見た限りでは通常の肉弾攻撃が効果的とは思えないくらい頑丈な様相を呈していたのだ。


 タムー「ふーむ、防御力が高そうだな。まずは小手調べに私が攻めてみるとしよう。イマジンはここで待っていてくれ。」


 敵を見て舌なめずりをすると、タムーは「タンッ!」と音を立てて砦から軽々と飛び降りて、砦の前に広がる大地で悠然と敵を待ち受けた。今から始まるタムー劇場をご覧あれと言わんばかりだった。


 タムーの出現に気付いた敵は、特に気にする事もないと言わんばかりにその動きをはやめて砦に一歩、また一歩と近づいてきたのだった。


 タムー「奴め、相当私を舐めているようだな。」


 勇者として多くの戦士から羨望のまなざしを受けているタムーとしては敵の余裕な態度にかえって気があせってしまった。


 タムー「お前など私の敵ではない!」


 猛然と走り出したタムーは鋭い爪を立てて敵の鎧を斜めに切りつけた。小柄な身体ではあるものの、そのパワーとテクニックは何倍もの大きさの敵でも敵わないくらいである。


 しかし・・・。


 敵の鎧は「カツン」という音を立てるだけで、404ツクテナイ自身は全くもって無傷のようだった。タムーは目を凝らさなければ見えない程度の傷をつけたに過ぎなかった。


 404ツクテナイ「ふふ、歴戦の勇者と言われるタムーの実力もこんなものか。」


 敵としては珍しく言葉を話すようで、タムーを鼻先であざ笑った。


 タムー「クソ!鎧が硬すぎる!」


 その頃、イマジンは2人の戦いを静かに見守っていた。今、自分がするべき事は何かと問いただしていたのだ。


 404ツクテナイ「次は私から行かせてもらう!この攻撃を食らえ!404ウオール!」


 敵の両手から光線のようなものが発せられたかと思いきや、タムーの周囲に味気ない壁がドンドンドンという音を立てつつそびえたった。そして4枚目が作られた時にはタムーは完全に周囲を囲まれていた。


 タムー「なんだ!この味気ない、そしてやる気の失せる壁は!」


 敵のその壁は何の面白みもない壁だった。しかし、この壁こそ脅威だったのだ。この壁に囲まれたものは戦意を失い、最後には全てを投げ出してしまうらしい。


 タムー「ぐぐ・・・。力が抜けていく。次に何をすれば良いか判断が・・・。」


 周囲を囲まれたタムーの意識はどんどんおかしくなっていた。


 イマジン「タムーさん!」


 タムーの危機と見てイマジンは砦から飛び降りた。


 その時イマジンの身体に不思議な力が沸いてきた。イマジンは自然と両手を旋回させて右の手のひらを大地につけていた。あたかも大地のパワーを受け取るかの如く右手は大地にはりついていたのだった。


 イマジン「正しい道に導きたまえ!テキショ・リダイレクトー!」


 その呪文が発せられると、イマジンの右手が触れている場所を起点として大地が裂け始めた。そしてその裂け目は蛇が敵を求めて蛇行するかの如く、タムーを囲っている壁に向っていき、一つひとつを正確に破壊していった。


 それと同時にその裂け目は分岐していき、404ツクテナイの鎧にもひび割れを起こさせたのであった。


 タムー「イマジン、助かった!ここからは任せろ!」


 大声で叫びつつ敵の作り出した壁から飛び出したタムーは、宙で一回転するとそのまま空中に壁があるかのように直角に敵に向って蹴りを繰り出した。タムーの鍛えられた肉球の弾力がその蹴りを飛躍的に強力なものに変えていた。


 タムー「これで終わりだ!オリジナール404アタック!」


 タムーの必殺技は404ツクテナイのひび割れた鎧を身体ごと貫いた。


 そして、敵の身体の真ん中に丸い風穴を開けたタムーは着地と同時に後ろ向きのままトドメの蹴りを繰り出したのだった。


 敵はたまらずに低い音を立てて前に倒れ伏した。


 イマジン「やりましたね!タムーさん!」


 いつもは冷静なイマジンだったが、この時ばかりは飛び上がらんばかりに喜んでいた。


 タムーも無事に砦を守り抜く事が出来た事を心から喜んだ。


 2人は空を見上げながら仲間の無事を祈るばかりだった。
 
 

 >>第26話へ続く(2013年4月26日 8時更新)


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・音戦士メタルン・・・WebMETAL

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2013年04月16日

SEOの基本を繰り返す事で自然とSEO力はあがる

 本日のテーマは「SEOの基本を繰り返す事で自然とSEO力はあがる」です。

SEOの基本はそんなに多くはない


 長らくSEO関係の事をやっていますと、新規実験サイトなどを作る時に自然と重要なSEOについては全自動のような感じで取り組んでしまうようになってきます。職業病と言えばそのままですが、特に苦というわけでもなんでもなく、例えば風呂に入る時は服を脱ぐようなのと同じくらい当たり前の事としてやっています。

慣れると自然にやってしまう事



 SEOの情報というのは日々新しいものが入ってくるわけですが、ほとんどの情報は枝の部分であり必要に応じて取り組むと良いものであり、いわゆる必須の部分というのは10年前と比べてもそんなに変わっていません。もちろん、使うツールのプラグインなどはツールに依存するもののため話は別ですが、titleタグなど共通部分などは今も昔も基本は変わっていません。


 それらの本質的に重要な部分というのは、実際には分かっているようであっても慣れてくると(あるいはページが増えてくると)手を抜きがちな部分でもありますので、そういう時でも自然と考えられる状況になる事が理想的だと言えます。


SEOは繰り返す事で大事なものは身についていく


 SEOをやってもうまく行かないと言う場合、まだまだ数をこなしていない可能性もあるのかなとは思います。別に数をこなせば良いといいたいわけではありません。


 「意識して数をこなす」事が大切だという事です。分かりやすい例では、それぞれのコンテンツページにつけているtitleタグは本当に適切なものか?を考えていますか?という事です。

意識して流し目



 トップページこそ考えているものの、それ以外は適当だったりする事はありませんか?


 titleタグで意識するべきは例えば以下のようなものがあるわけです。


・文章の長さ(大事なページは検索結果で途中で切れないような長さにまとめる)

・キーワードの位置(検索ユーザーが使うキーワード、対象キーワードの配置)

・文章の訴求力(タイトルを読んだだけでコンテンツを読みたいという欲求を呼び起こす)



 例として3つほどあげましたが、自分で作る場合には特に人気の出そうなページ(アクセスがあって欲しいページ)については推敲する必要があります。


 私は実際に作った後に検索して出てきたものを見てtitleタグを変える事は今でもよくあります。とはいえ、どれくらいの頻度で変更するかというのは順位の動きや、他サイトとの見え方の比較(他の順位のサイトよりも魅力的か?など)、その他を考えています。


基本と呼ばれるには意味がある


 SEOに限らず何でもそうですが、どの世界でも基本が重要視されるのは応用というものがそれをベースにしてだけ存在できるものだからです。


 SEOの情報を毎日追っかけていると、確かに細かいマニアックな情報に出会う事も多いでしょうが、それらの全てが劇的な効果を出すわけではありません。物凄く面倒な事をやるよりも、前述のtitle一つを見直すだけでも大きな変化が期待できるわけです。


 意識してそれらの基本事項(SEOの本に必ず書いているような事)をこなしていく事で、自然とSEO脳ではありませんが、スタート地点から良い状態で始められるようになると思います。もちろん、それらはユーザーという「人」が見るというものを前提にしていなくてはいけないわけです。


・titleタグの内容

・meta descriptionの内容

・階層構造

・ランディングページで最初に何を訴えるか?

・様々なユーザー層の疑問に答えるコンテンツは入っているか?

・それぞれのユーザーのランディングページからの導線は分かりやすいか?

・メニューは分かりやすいか?

・分かり難い専門用語で誤魔化していないか?

・オリジナルの文章か?

・画像だけではないか?

・テキストが多い場合には読みやすくする工夫はしてあるか?

・alt属性はきちんと必要なものにはつけているか?




 とまあ、きりがありませんが、こういう内容は何度も意識して繰り返していけば自然と身体に染み付いてきます。応用に手を出すのはその後でも良いのではないかな?と思うのが私の考えです。

やるべき事は基本の繰り返し




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