2013年01月08日

訪問別ページビューから考えるテコ入れ

 本日のテーマは「訪問別ページビューから考えるテコ入れ」です。


訪問別ページビューが少ないキーワードに注目してみる


 Google Analyticsなどのアクセス解析ツールは取得できるデータが多すぎて、いざデータを紐解いて確認しようとしてもたいていは「いつもと同じ所を何となく見てしまう」という流れに陥りやすいのではないかと思います。


 特に現場の実務を兼任している場合など、大事だとは分かっていてもデータを深く見るというのはなかなか出来ないのも理解できます。


 Google Analyticsのオーガニックキーワードをざっと上から見ていく事は多いと思いますが、訪問数の多い上位のキーワードは意識をしている事が大きいため、いろいろと細かい分析をしている事も多いかもしれませんが、今回の記事では「訪問別ページビュー」が少ないキーワードにスポットをあてたいと思います。


 この「訪問別ページビュー」は「1訪問あたりの閲覧ページ数」を指し示しますが、その数値が一定基準以下の場合(これは担当者がどこで区切るか決めて頂ければと思います)、何らかの理由が考えられます。


1.そのキーワードでの検索において少ないページの閲覧で納得できる十分な情報を提供している

2.そのキーワードでの検索において閲覧したページが期待はずれで他のページにも期待できなかった

3.その他(時間がないから見られる範囲だけ見た等)



 まあ、難しく書いていますが、要は納得したかしてないかに大まかに言えば分かれます。納得した方にとっては、期待値が高ければ他のページも閲覧する可能性が少なくとも高くなるわけです。


 そこで、ここでは「参照元」−「検索」−「オーガニック検索」でキーワードを表示し、「訪問別ページビュー」の少ないものをまずは表示させます。「1.0」だけでも構いません。おそらくそこにあるキーワードは普段あまり真剣に見ていないはずですので、そこから何らかの施策へつながるかのヒントを得るためです。


カテゴリを分けて表にしてみる


 さて、それらのキーワードを眺めていてもいつもと同じ「見ただけ」で終わってしまいますのでたまにはアクションを起こしましょう。


 ここではサンプルに私のサイトである「学生募集広報戦略」のキーワードデータを一部抜粋してみました。私のこのサイトへの流入キーワードは大まかにわけて以下のような、

・ノウハウ

・解決策

・情報収集



 という3つのカテゴリに分けられるため、データを下に埋めていきます。

訪問別ページビューが少ないキーワード



 今回はこの記事のために作ったものですので、精査も何もしていませんが、サンプルとして上記のようにいくつか埋めてみました(なお、このデータは記事用のもので正確なものではありません)。左にカテゴリ、上に訪問数を大まかに区切った(つまり、大は訪問数が多いけど、訪問別ページビューが少ないものという事です)ものとしています。


 この表は会社で施策を打ちやすいものであれば何でも構いません。とりあえずはデータを生かすためのアクションを起こす一例としてこういう表にしているだけです。


表として見る事で見える事がある


 さて、こんな表であれば、それほど時間をかけずに作る事が出来ると思います。縦にずらっと並んだキーワードを見るよりも、ずっと具体的なアイデアが出てくると思いませんか?


 例えば、訪問数が多く(ニーズが大きい)、訪問別ページビューが少ないという事は、そのキーワードで用意しているページに問題があるか、あるいはそれだけで納得できるものが用意できているかになるわけです。


 とはいえ、満足をしたとしてもそれで満足していたらコンバージョンには結びつきません。その満足をさらに上のものにするために何ができるかを考えなくてはいけません。特にそのキーワードが関連するコンテンツページの先に企業が目指す目的があるなら尚更です。


 ランディングページのデータなど他のものも見ていく必要はありますが、まずはいつもはあまり気にかけないキーワードを分類する事で改善策を考える事は大切な事です。


 表の中の「小」にあたる部分は訪問数も少なく(ニーズが小さい)、訪問別ページビューも少ないわけですが、そこから何かヒントはないかと考える事ができると思います。


 例えばこの例では、「アメリカの学生募集対策」などはそもそもサイトにも記載はしていませんし、私の中では盲点でした(セミナーで紹介した事はあるのですがサイトには掲載していません)。考えてみれば、学生数が減っている事を考えれば、聞く機会のない海外の事例を知りたいという人がいても不思議ではありません。


 
 今回はアクセスに結びついたキーワードを訪問数だけで見るのではなく、訪問別ページビューもあわせて見る事で改善策のヒントを得るという点について書いてみました。


 同じデータでも視点を少し変えてみる、あるいは何かを足してみるだけで大きなサイト改善のヒントにつながる事もあります。たまにはこういう見方も良いのではないでしょうか?


 結局何が言いたいかと言えば、データは「意識して活用しよう」と思わなければただの数値コレクターで終わってしまうという事です。極端な話、いつもは全くアクセス解析を見ていない方に、一部のデータを印刷して渡して「何かこれを見て思うところがありますか?」と聞くだけでも面白い意見が聞けると思っています。


 
 なお、今回の例については、アドバンスセグメントで「新規訪問」に絞って出したキーワードを使う事をお勧めします。リピーターは既にいろいろなページを見ていると考えられますので、新規ユーザーだけに絞った方がより理解しやすいデータが出るからです。

新規ユーザー



 コンテンツを追加する事でアクセスを増やすのも一つの方法ですが、こういうデータを元に、コンテンツそのものを見直して改善する事で、そのキーワードでの順位などの上昇も考えられますし、そもそもの効果アップも期待できます。



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posted by SEMアドバイザー at 09:00 | アクセス解析






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