2012年12月10日

ファンタジーSEO冒険物語 SEON6

SEON



 本物語は完全にネタですが、順番に読んでいくと不思議と勉強になる成分が含まれていますが、冗談の分からない方には非推奨です。第1話を読まれていない方は「ファンタジーSEO冒険物語 SEON」からお読み下さい。


 真面目な記事は火曜日更新、「SEON」シリーズは主に月曜日にアップします。


 *この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません(アイコンで出ている方は許可を取っております)。


 それでは、どうぞお楽しみ下さい!


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グッグルフォラ村が認めた男


 サカノミ村は想像以上に物凄い人だかりだった。


 それもそのはず、SEOの真理を求める全てのグループは、この村の中央に構えているグッグルフォラ村陳情板から自分たちが次に目指すべき所を決めるというわけだ。


 セオン達はその情報を聞くやまっすぐにサカノミ村の中央を目指した。


 すると、全てのものを圧倒するようなオーラをまとった男が掲示板前に佇んでいた。地面まで届くのではないかと思うくらいの大剣を背中に背負っていたが、角度によっては剣のみが立っているようにも見える。


 こんな大きな剣を持つだけでも大変なのに、これを使いこなすというのか?・・・セオンはその思いを隠すことが出来なかった。


 ・・・すると、いつもは猫姿でふらふらしている「周辺暴走士タムー」が驚いて人間の姿に戻った。いや、彼の場合戻ったというよりも、人間の姿に変身したと言う方が正しいのかもしれない。それくらい猫姿が普通になっていた。

周辺暴走士タムー(改)スペシャルエディション



 タムー「もしや、TLUのマサさんではありませんか!?」


 タムーは興奮気味にその大剣を構えた人物に話しかけた。興奮のあまり眼鏡が少しずり落ちている。


 マサ「これはこれは。確かタムーさんではありませんか?」

TLUのマサ


 
 タムーはまさか自分の事をTLUが知っているとは思いも寄らず感激のあまり飛び上がって喜んだ。


 TLUとはグッグルフォラ村に集う戦士の中でもグッグル族が特に認めたものだけに与えている称号だ。特殊なスキルを使えるらしいがTLUの称号を受けたものがそもそも少ないため、そのスキルを見た事があるものもかなり少ない。


 グッグルフォラ村で修行をしていたタムーにとって、そんなTLUのマサに名前を覚えてもらっているというのは物凄く嬉しい事のようだった。


 タムー「マサさんはここで何をされているのですか?」


 興奮冷めやらぬ感で質問するタムーに、おっとりとした感じでマサは答えた。


 マサ「いつまでも続くグッグルフォラ村での戦いを見て嘆いていたのだ。この戦いには終わりはないのかと思うと暗澹とした気持ちになってしまうよ。


 戦いの場に出ると修羅の化身になるとも言われているマサは、その噂とは裏腹にとても優しくおっとりとしていた。グッグル族に認められるには強さだけではなく人柄も関係してくるのであろう。


最初の課題


 5人がじっとマサの言葉を聞いているのを見て、マサはセオン達の目的を悟ったようで掲示板の一点を指して言った。


 マサ「どうやら、君たちはSEOの真理を求める旅を始めたばかりのようだね。それなら、まずはこの陳情を解決してみてはどうだろう?」


 マサが指差した先にはこう書いてあった。


「わが家のサイトーは物が売れません。理由が分かりません。どなたか教えてください。」



 サイトーとは商売を営むものがどこでも商売が出来るように作る空間店舗の事を指している。どうやら来訪者がほとんどいなくて困っているという事だ。


 マサ「この陳情者はサカノミ村の近くに住んでいるようだから一度会ってみてはいかがかな?」


 セオンが答えようとすると、タムーはグイっとマサに顔を近づけて一気にまくし立てた。


 タムー「私めにお任せ下さい!必ずや解決してみせます!」


 タムー以外の4人はそのタムーの勢いにただただ黙って聞いているのみだった。


 5人はマサにそれぞれ丁寧に挨拶をすると、陳情をしているサイトー主に会いに行く事にしたのだった。


独りよがりなサイトー主


 TLUのマサに言われた通り、その陳情のサイトー主は近くに住んでいた。サカノミ村に近いこともあり、たいした敵と遭遇することもなかった。


 「音戦士メタルン」などは弦の予備をあまり持っていなかっただけに助かったと言わんばかりに笑顔だった。一日に何度もチューニングをするのは結構面倒なようだ。音叉をいつかはデジタルチューナーに・・・などという考えが出てきても全く不思議ではない。それを手に入れられれば戦闘でさらに活躍できるようになるのだ。


 いや、そもそも弦が切れなければ・・・とメタルンは思うばかりだった。修行を積むことで敵の探知を別の方法で出来るようになると聞いた事があるが、今のメタルンには全くもってわからなかった。

音戦士メタルン



 セオンら5人はサイトー主の屋敷に着くと入口にあるフォームと呼ばれる呼び具に用向きを書いて家主の登場を待った。


 するとしばらくして家主が現れた。何やら陳情している割に態度が横柄だった。グッグルフォラ村にはたまにこういう陳情者がいるらしいが、これも人間力を鍛える試練だと思う他はない。

 
 サイトー主「お前たちがワシの悩みを解決してくれると言うのかい?見た所、まだレベルの低い冒険者にしか見えんが?」


 じろじろとセオン達を上から下までなめ回すようにして見たかと思うと、そんな失礼な言葉で対応してきた。


 「獣戦士ボルト」などはイラっとして吠え立てた。しかし、言うまでもなくその愛くるしさで怒っているようには見えなかった。尻尾を振っているのがそもそも問題だ。ボルトはまず尻尾の使い方をもっとマスターするべきであろう。

獣戦士ボルト



 セオン「若輩ものではありますが、貴方の役に立てるかもしれません。とりあえずサイトーを見せて頂けませんか?」


 セオンは冷静にそして丁寧に伝えた。真理を探す旅でいちいち腹を立てても仕方ないと思っているのだ。「魔道士イマジン」もセオンの言うのを静かに聞いては頷いていた。

魔道士イマジン



 サイトー主「分かった分かった。それでは来るが良い。ワシのサイトーはあそこの倉の中にある。」


 サイトー主が示した場所には、古臭く手入れのしていない薄汚れた倉があった。通常、サイトーは屋敷内の倉に入れる事になっている。この倉に入れる事でサイトーがどこからでも見られるようになるというわけだ。


 5人が倉の中に入ると、そこには確かにサイトーがあった。しかし5人の誰が見ても、何かを買いたいと思えるものではなかった。商品の統一感はなく、説明も貧弱、さらに言えば、ほとんど写真もなく、何を売っているのかさえ分からないものまである。写真があるものでも古ぼけた、ピントのあまいものばかりだった。


 それを見るとグッグルフォラ村で修行をしていたタムーがズイと前に出てサイトー主に話し出した。


 タムー「貴方はこのサイトーで何を売りたいのですか?貴方がこのサイトーを見た時にこの商品の説明で十分ですか?疑問は生まれませんか?」


 初めて見るタムーの真面目な顔だった。5人はタムーのそんな姿に「たまにはやるな、コイツ」と思ったものだった。


 タムー「貴方が売りたいサイトー以前に、お客が買いたいサイトーでなければいけません。」


 その言葉はサイトー主に刺さったようで、急に丁寧な言葉に変わった。物語の長さを考えればこの短時間で展開するしかないとは言え、あの横柄な人がこんなにすぐに素直になるのは作者の手抜きだろとセオンは思ったが気にしても仕方がない。本来ならグッグルフォラ村は食いさがる人の方が多い気がするが・・・。


 サイトー主「貴方様の言われる通りです。私は周りがやっているからというだけの理由でサイトーを作りましたが、手入れもせずに放置しておりました。そして、いつのまにか、自分の考えだけを押し付けたサイトーにしてしまったようです。これからはお客様が買いたいと思うサイトーを考えてみます。」


 そう言うと丁寧なお辞儀をして、懐から「ケイケン知」と書かれた札を差し出した。SEOの真理を求める冒険者たちはこの「ケイケン知」を集める事でその能力が開花していくらしい。


 5人は最初の「ケイケン知」を無事に得ることに成功したのだった。




 >>第7話へ続く(2012年12月17日 9時更新)


 *仕事はいたって真面目にやっています。←これ重要!


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<第6話出演者のWebサイト一覧(順不動)>

・獣戦士ボルト・・・SEO対策 e-search

・音戦士メタルン・・・WebMETAL

・周辺暴走士タムー・・・SEOとその周辺

・魔道士イマジン・・・SEO Imagination!ブログ

・TLUのマサ・・・モバイルSEOの勧め



揺さBrain!マニアック



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posted by SEMアドバイザー at 09:00 | SEON






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